１日目　エジプト航空でカイロ空港へ飛び、両替してからアスワン空港へ

2019/10/20 - 2019/10/21

　２０１９年１０月２０日から２７日まで、HISの「エジプトハイライト８日間」というツアーに参加しました。
　まずアスワンへ飛び、アブシンベル神殿を見てからクルーズ船でナイル川を下り、ルクソールで下船・観光後、カイロに飛ぶという日程です。
　往復で利用したエジプト航空は、「お酒が出ない」「映画に日本語字幕がない」「冷房が強い」ということに備えておき、過度な期待をしなければ、普通に過ごせるフライトだと感じました。
　カイロ空港到着が遅れ、アスワン行国内線の搭乗時刻まで１時間を切っていましたが、添乗員さんが焦ることもなく、両替全員をすませて、入国審査を通り、悠々と乗換えができました。

エリア アスワン(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

集合場所として指定された成田空港第１ターミナルKカウンターは、南ウィング一番端にある、旅行代理店が並ぶ一角でした。カイロ行き直行便の出発日なので、他社の看板も大半がエジプト・ツアーでした。

成田空港第1ターミナル 空港

エジプト航空のチェックインはKカウンターの前にあるJカウンターです。長い列の大半は日本人で、４０分並びました。搭乗口は３８番ゲートでした。

機体は従来型のB777-300ERで、エコノミ―席は３+３+３の配列でした。足元の広さは普通でした。枕と毛布は既に席に置かれていました。モニター画面の右にUSBが一つあり、充電ができました。

出発時刻の２０時５５分になっても機体は動きません。機内安全ビデオが始まり、エジプトらしいキャラクターが出てきました。緊急着陸時はホルス神が守ってくれるのかな？

２１時３０分にようやく離陸。しばらくするとアメニティポーチが配られました。白いイヤホンが、この中に入っていました。

離陸から１時間後に夕食になりました。座った席は３２Dと中程の通路側でしたが、ひとつ前でチキンが売り切れ、魚一択でした。隣席の方によると、具が違うだけで味は同じカレーだったようです。テーブルが傾いていて、食べているうちにトレーが膝にずり落ちてくるので、落ち着きませんでした。

座席モニターのリモコンは故障していましたが、タッチパネル操作は可能でした。日本語字幕の映画がないので、機内では寝て、アスワンに着いた直後からの観光に備えることにしました。オーディオのコーランがいい子守唄になりました。

夜食は大福もちとサンドイッチ。お水のサービスはありませんでした。カイロ到着1時間前に朝食になりました（写真のものにパンが付きました）。この時も、油断していると、トレーが膝に落ちてきました。

予定より遅れて午前３時３０分頃カイロ空港に着きました。入国審査の前に両替を勧められました。この銀行窓口は、円なら１万円、ドルなら１００ドル単位でとのことで、やむなく１００米ドルを両替したところ１６１７ポンドになり、２００ポンド札が８枚、１０ポンド札１枚、５ポンド札１枚、そして１ポンド硬貨２枚を渡されました。高額紙幣が多いので、少々戸惑いました。

カイロ国際空港 (CAI) 空港

入国審査と手荷物検査を経て、長い通路を歩きます。既にアスワン行きの搭乗時刻を過ぎていましたが、添乗員さんも現地スタッフも全く急ぎません。

ファイナルコールを５分ほどすぎてから搭乗ゲートに着きました。搭乗券を見せたら、再び手荷物検査です。なかなか搭乗が始まらず、出発時刻の１０分前にようやくブリッジがオープン。添乗員さんが急がなかった理由がわかりました。

１０分遅れの午前５時３０分に離陸しました。フライト中、クッキーと紙パックジュースが出ました。ジュースは何種類かありましたが、CAさんが適当に配り、当方の列はみなグァバでした。隣の人からもらったので２本あります。さるの絵のは子供用だそうですが、味の違いはわかりませんでした。

冷房が強く、フライト中ずっと上着を着ていました。アスワン空港には、午前７時前に到着。成田で預けたスーツケースをターンテーブルから取ったら、ガイドレシーバーを取り出し、いよいよエジプト観光が始まります。

アスワン国際空港 (ASW) 空港