最後はバンコクの公共交通を活用する方法です。バンコク市内は意外に狭いのですが、地下鉄やバスを乗りこなすと行動範囲がぐっと広がります。今回はその辺をレポートします。<br />

2019 バンコク小旅行 05 バンコクのバスや電車を乗りこなせ

17いいね！

2019/09/11 - 2019/09/18

9751位(同エリア22960件中)

エリア

バンコク(タイ)

さて、バンコクの地下鉄、モノレールを使うには、このプリペイドカードが便利です。一日チケットもありますが、ICカードが格段に便利です。

右がモノレール、左が地下鉄のカードです。購入に50Bほど必要です。不要になったカードは返却すると50Bが戻ってきます。

注意はオレンジ色のモノレールのカードはチャージする際に、旅行者はパスポートの提示が必要な点。この場合、パスポートを普段から持ち歩くのはリスクが高いので、パスポートのコピーを携帯すると良いです。パスポートのコピーはホテルのフロントで無料でできるので、コピーの携帯をお忘れなく。

ちなみに1年ぐらいなら未利用でも再利用できるみたいです。私は前回の旅行で購入したものを再利用しました。
モノレールの車内。優先席がドアの近くにあります。

ちなみにバンコクは今空前のLINEブームです。
車内の様子。普段はこんな感じでガラガラですが、、、、、
通勤帰宅時間は結構込み合います。
一方、地下鉄の乗り場はこんな感じ。乗客人数に比べて機会がとても少ないのですね。機械の反応も悪いようです。どこでも渋滞しています。

その意味でも、ICカードは便利です。
地下鉄の場合チャージする際にパスポートの提示は求められませんでした。モノレールとは違いますね。

地下鉄の料金は区間制、行きたい場所がどの区間か？によって料金が異なります。先に料金を入れ、次に区間を選びます。すると切符の代わりに丸いボタンのようなトークンが出てきます。これが切符になります。
そして切符を買う渋滞の先に待っているのはこのゲートの問題。むしろこちらの方が問題が大きいです。
ゲートの手前でトークンをかざす場所が有ります。そこにトークンをかざすとゲートが開きます。この「かざす」が微妙で、日本の鉄道のような素早い反応はしません。

日本は非接触機器なので、完全に接触させなくても反応します。しかしバンコクの危機は「完全接触1秒間停止」のような感じ。とにかく認識する速度が遅いのです。
そのため、電車が到着すると、最初は流れが良いのですが、、、、、
すぐに出口が詰まってしまい、、、、、
最後はこんな状態になります。日本だったら大問題になりそうな、なんだか不思議な仕組みです。
一方国鉄といいますか、ローカルな長距離列車はこんな感じです。バンコク中央駅のチケット売り場。どのカウンターでも受け付けてくれます。英語は大体通じます。
ここでチケットを購入すると、こんな感じのチケットが手渡されます。
指定席とか自由席とか色々有るようですが、流れに任せて楽しみましょう。途中でチケット確認がなされるので、チケットは無くさないようにしましょうね。
列車の中には様々な売り子が乗ってきます。飲み物や食べ物は比較的売れ行きが良い感じ。飲み物もちゃんと冷えていて結構便利です。
大体車内は満席状態です。皆さん譲り合って座っています。ローカルな感じ満載です。
こちらは地方へ行く巨大なバスターミナル。迷子になるくらい巨大です。
案内コーナーはありますが、各方面毎に建物が違うなどするので、利便性は悪いです。早い、安いなど利点は多いのですが、目的のバスを見つけるのが大変です。

またバスは、公共バスではないので、呼び込みが激しいです。声に負けて乗り込むと、満員になるまで待ち状態、なんてことは当たり前です。長距離バスは難しいです。
一方市内を縦横無尽に走るバス。これは慣れると使い勝手が良いです。先述の通り、HPを活用すると、利便性が一気に高まります

https://www.transitbangkok.com/
バス停には大抵、到着するバスの号車が表示されています。これを目安にすると良いです。
バス停の案内はいろいろなものが有ります。
これは日本のバス停と同じような縦看板です。この先バスがどちらに進むのか、号数毎に効率よく記されてます。これに従い、大まかな方向へ行くのも良いです。
車内はいろいろなパターンが有ります。市内を巡回するバスは、大抵エアコンが付いていないので窓全開でガンガン走ります。
きれいな車内もありますが、、、、、
ひどい車内もあります。汚いわけではありませんが、古さが想像を超えています。
車内に乗り込むと、チケット販売のお姉さんが近づいてくるので、降りる場所を伝えます。正確な表現は不要で「チャイナタウン」とか「BTステーション」なんて表現で十分です。

値段も距離により違うのですが、大抵10B、15Bなので小銭があると良いです。

お姉さんのチケットの売りが絶妙で、見ていないようで見ている。お金を入れる筒状の入れ物が素敵、チケットの切り方が絶妙、、、、などバスは楽しいです。
バスを降りるときはブザーを押します。このブザーが曲者で、古いバスになると、降り口に一か所しかブザーが無く、結構大変です。

まあ、とんでもない方向へ連れていかれないように気を付けながら利用しましょう。バスは頻繁に走っているので、行き過ぎたら戻れば良いです。

勇気をもって楽しみましょう