大津祭　2019

2019/10/13 - 2019/10/13

久しぶりに大津祭を観に行った。
お祭りは人が多いので、人混み嫌いの私は普段からほとんど行かない。
トシ爺（本物の祖父になり年金をもらうようになったので、主人の呼び名も昇格改名）が、「今日のウォーキングは大津祭りを観に天孫神社まで行こう」というので付いて行った。
台風の影響で宵宮は中止になったけど、台風一過の秋空の下で、華やかに本祭が開催されていた。

余談ですが…
あまりの暑さに、8月はウォーキングを全くしなかった。
すると8月下旬のコレステロール値が、7月下旬より30以上アップしていた。
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！ﾔﾊﾞｲ
8月下旬のコレステロール値は、会社の健康診断で出されたもの。
主治医はこれを知らない。
10月末の検査に向けてただ今、食事制限＆ウォーキング強化中。

エリア 大津(滋賀)

大津市民になって40年近くなるが、大津祭を観に行くのはこれが3回目。

まずは家から曳山展示館まで歩いた。
トシ爺の足が速いので、既に心拍数が上がっていた。
いい感じ♪

展示館はアーケード街にある。
いつもは人影まばらな商店街も、この日はにぎわっていた。

大津祭曳山展示館 美術館・博物館

展示館前の壁。

展示館の中にあった曳山。
桃が割れて童子が現れるからくり。

後ろ側にある見送り幕。

この曳山は、西王母山の模型だそうだ。
今日は本物に出会えるかな？
ワクワク♪

商店街を歩いていくと、前から曳山がやって来た！
巡行の時刻を調べていなかったのに、なんというタイミングの良さ♪

西行桜狸山は、大津祭り最初の曳山。

屋根の上に狸がいる。
塩売治兵衛が狸のお面を被って踊ったのが発祥。
西行法師と桜の精が問答をする、からくりが見られる。

祇園祭の長刀鉾と同じで、くじ取らずの先頭となる。

外国の人も、お祭りに参加していた。

西行桜狸山の後姿。

次にやって来たのは、孔明祈水山。

孔明とはもちろん、諸葛孔明のこと。
湧き出る水を見た孔明が、喜んで扇を振るからくりが見られる。

孔明祈水山の車輪。

曳山の後ろには、このようなものが付いていく。

次にやって来たのは、西宮蛭子山。

西宮蛭子山のからくりは、鯛を釣る蛭子さん。

次は郭巨山。
郭巨は中国の後漢の人で、二十四孝の一人。
郭巨の家は貧しく食べるものもままならず、老いた母親は自分の食べる分を減らしていた。
それを見て郭巨と妻は、食いぶちを減らすために生まれた子供を埋めようとした。
お、お、恐ろし～～～い。(~_~;)
しかし、昔にはそういうことも行われていたのだろう。
子を埋めようと穴を掘ったところ、なんとそこから黄金が出てきたそうだ。

からくりはもちろん、郭巨が黄金を掘り当てるもの。

ん～～～、このお話は、考えさせられるものがあるなぁ。

郭巨山が、アーケード街に消えていく。
見送り幕には、漢字がいっぱい書かれていた。

次にやって来たのは西王母山。

展示館にあった曳山は、これの模型だ。
桃が見える。

石橋山がやって来た。

石橋山のからくりは、唐獅子が岩から出てきて遊び、また岩の中に戻っていくというもの。

石橋山の後姿。

ここでいったん、天孫神社に行く。
屋台もいっぱい出ていた。

天孫神社 寺・神社・教会

拝殿にあった御神輿。

神社の外に出ると、民家のわきにプチスカーレットの世界が。

2日前にここを通った時、白いシートをかぶされた曳山がここにあった。
鍛治屋町なので、西行桜狸山の曳山だと思われる。

月宮殿山。

見送り幕は西洋の図柄だ！
ゴブラン織りかな？

お祭りのあの音色。
よく響く。

この先は、路面電車が走っている通りだ。
曳山はその線路と並行して進む。
その長さは100メートルほど。
電車の来ない時間を狙っているのか、曳山は渋滞状態。

見物の人を追い抜いて先に進む。

西王母山と再会する。

何やらにぎやかになったと思ったら、

粽がまかれていた。
粽が飛ぶ。

手ぬぐいも飛ぶ。

路面電車の通りを曳山と一緒に上っていくと、

商店街に入ろうとする曳山が。

ここの電車通りは向かって右の方に上り勾配があり、アーケードに入る道はアーケードに入った途端急に下りとなる。

曲がるのが難しい場所なのだろうが、見事通過した。

ここでお祭りの見学は終了。
家に帰ってお昼ご飯を食べなくっちゃ。

そうそう…
渋滞中の曳山のそばを歩いているとき、何かが前を歩くトシ爺の肩に当たり、それが私の目の前に落ちた。
粽だ！！
うぉ～～～、ラッキー♪
粽ゲット！！
これに今年も厄除けをしていただこう。
友人から毎年粽をいただくので、今年はダブル厄除けになる。
鬼に金棒。(*´艸`)

「響け！ ユーフォニアム」がラッピングされた京阪電車が走っていた。
前は全然興味なかったけど、あの事件以来見るたびに切なくなる絵。
あの方たちが描いたんだろうなぁ。
かわいい絵と悲惨な事件は、無縁のように思えるのに…。

大津祭はそれほど、人ごみにもまれることはなかった。
せっかく大津にいるのだから、来年も観に行ってみようかな？

この旅行記へのコメント （8）

• bettyさん 2019/10/15 16:40:45

  秋祭りの季節ですね❗

  ホーミンさん、こんにちは🎵
  パソコンに変なものが出るのできょうはスマホからです！
  
  10月はどこも秋祭りですね❗以前住んでいた所も今は祭一色だと思います。
  結婚してすぐに祭の役が回ってきてワケわからない私は大変でしたね。
  それから32年間は秋になると祭のことで忙しかった。
  
  だけど、今は離れて気楽になりましたよ❗
  祭の時期やねって話す程度です。
  
  大津のお祭りは規模が大きいですね❗
  さすが人口34万人だと思いました。
  以前の町は12万人ぐらいかな？
  今は3万人ぐらいです。
  
  曳きものも立派だしね❗
  ちまきを撒かれるなんて凄い⤴️⤴️わ
  
  きっと色々と準備が大変だったと察します。
  
  あ！トシ爺と名前が可愛くなりましたね(^_^;)
  一時は太公望さまとなっておられた時期もありましたよね("⌒∇⌒")
  うちの爺も孫は可愛くてたまらないようです。
  
  婆さんは色々大変だけどね(≧▽≦)
  
  
  betty

  ホーミンさん からの返信 2019/10/15 22:22:28

  RE: 秋祭りの季節ですね❗

  bettyさん
  
  こんばんは。(o^v^o)
  大津祭の旅行記を読んでくださってありがとうございます。
  投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
  
  打ちにくいスマホから、長文を打ってくださってありがとうございます。
  
  > パソコンに変なものが出るのできょうはスマホからです！
  
  変なもの？
  何だろう…。
  
  お祭りの継承は、どこも大変みたいですね。
  嫁入り先に大きなお祭りがあると、お嫁さんは大忙しです。
  bettyさんもお疲れさまでした。
  そうやってその土地の、押しも押されもしない一人前のお嫁さんになるのだろうなぁ。
  
  > あ！トシ爺と名前が可愛くなりましたね(^_^;)
  
  フォーリーブスみたいだね。
  (*´艸`)
  あれはトシ坊か…。
  
  > 一時は太公望さまとなっておられた時期もありましたよね("⌒∇⌒")
  
  いつの間にか、もう釣りもしなくなりました。
  今は年に一度行くか行かないか・・・。
  完全に仕事を辞めたら、福井で釣り三昧をしたいそうです。
  空き家でも借りて長期滞在し、毎日釣りをするってのもいいですよね。
  暑い夏の間北海道で家を借りて、長期滞在しようという計画はあるんですよ。
  北海道より福井の方が、実現がしやすそう。
  家でなくても、それこそ車中泊とかテントとか。
  民宿でもいいかな。
  
  あれあれ、お祭りの話だったのに、釣りの話から長期滞在旅行の話になってしまいましたぁ。
  f(^^;
  
  

• のんき茂野さん 2019/10/14 06:30:13

  おはようございます！

  御昇進おめでとうございます。
  トシ爺＆？（〇〇バアばあ）なのでしょうか？
  のんき茂野にとっては、何時までも『アッシ～』
  ですが・・・
  
  曳山は京都の影響がおおきいのでしょうね～？
  一般には山車とよぶのでしょうか？
  日野町もたしか山車だったような・・・？
  
  播州播磨は屋台のみですが・・・
  京の都界隈の国々と田舎の国では異なるのですネェ～
  
  がんばって！血中値を改善してくださいね～
  
  　　　　　　　　　　　のんき　

  ホーミンさん からの返信 2019/10/14 10:41:51

  RE: おはようございます！

  のんきさま
  
  こんにちは。(o^v^o)
  いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
  投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
  
  > 御昇進おめでとうございます。
  
  これも息子夫婦のおかげです。
  有難いことです。
  
  > トシ爺＆？（〇〇バアばあ）なのでしょうか？
  
  りぃちゃんにとっては、大津のバァバです。
  ネットではホ―ミン婆とでもお呼び下さいませ。
  
  > のんき茂野にとっては、何時までも『アッシ?』
  > ですが・・
  
  うふふ(*´艸`)
  そんなことを言って下さるのは、のんきさまだけですよぉ。
  有難いですね。
  アッシー婆かな？
  それを訳すと、お嬢さんばあさん？
  わけわかりませんね。
  （^m^）
  
  > 曳山は京都の影響がおおきいのでしょうね?？
  
  その昔、祇園祭を見て感動したお偉い人が、パクリをしたのかな？
  (*´艸`)
  祇園祭の有名具合いには負けますが、大津祭も盛大で見ごたえたっぷりです。
  押し合いへし合いにならないのもよかったです。
  お祭りを観てるのか人を見てるのかわかんないのも疲れます。
  
  お祭りと言えば、今月の22日は時代まつりですね。
  初孫りぃちゃんの1歳の誕生日でもあります。
  高速ハイハイが出来るようになり、歯も生えてきました。
  毛はまだ乏しい状態です。
  父親のイヤホンを振り回すのに、最近は凝っている様です。
  
  血液検査の結果にはびっくりしました。
  食生活は緩めてなかったのに、運動しないだけであんなに増えるとは！！
  あと二週間で、正常値まで戻すぞ〜〜〜。<(｀^´)>
  

• ｍａｒｓｙさん 2019/10/13 23:50:06

  台風の被害もなく

  ホーミンさんご無沙汰しております、marsyです。
  台風19号もこの地方は大きな被害もなく、ありがたいことでした。
  
  で、本日は天候も回復し大津祭りも無事開催されたようですね。
  長浜の曳山祭りもそうですが、大津祭りの山車は何台あるか存じませんが、
  豪華な飾り等の維持や、当日山車を動かす人がいないとか、
  地元の方は負担も大きくかなり大変らしいですね。
  
  京阪電車は、路面区間は安全上の関係で
  山車運行時間は運航を休止されたそうですね。
  本当にお祭りを開催するのは大変ですね。
  
  では失礼いたします、ホーミンさん旅行記にぽちっとな。。
  
  

  ホーミンさん からの返信 2019/10/14 10:28:13

  RE: 台風の被害もなく

  marsyさん
  
  こんにちは。(o^v^o)
  こちらこそご無沙汰しております。
  そちらも台風の被害がなかったようで何よりです。
  去年の台風は、マジで怖かったです。
  
  > 大津祭りの山車は何台あるか存じませんが・・・
  
  13台です。
  祇園祭のより小ぶりですね。
  商店街のアーケードが高いのも、お祭りのためだったんですね。
  
  > 豪華な飾り等の維持や、当日山車を動かす人がいないとか、
  > 地元の方は負担も大きくかなり大変らしいですね。
  
  そうみたいですね。
  ボランティアも募集されてたみたいです。
  
  > 京阪電車は、路面区間は安全上の関係で
  > 山車運行時間は運航を休止されたそうですね。
  
  そうだったのですか！
  結構な時間、運航されないことになりますね。
  大勢の方に協力いただかないと、お祭りも開催でいない時代ですね。
  何でも古いものを守るのは大変です。
  
  旅行記を読んでくださってありがとうございました。
  投票と掲示板への書き込みもありがとうございました。
  
  

• ムロろ～んさん 2019/10/13 22:14:22

  御祭り(^_-)-☆

  こんばんは、ムロろ～んです。
  大津で行われているお祭りの旅行記を拝見しました。
  
  大津祭は聞いたことがなかったのですけれど、ホントに大きな山車が出るのですね(^_-)-☆。
  しかも路面電車が走るなんて知りませんでした(^_^;)。
  そこを山車が通る！
  大丈夫なん？？？って思っちゃうくらいです。
  でもそこをテクニックでカバー！それがすごいと思うんです。
  地元の方だからこそできるんでしょうね。私なんかできないや(笑)。
  
  ラッピング電車のこと、亡くなられた方にとってこうしていろんな形で作品が見られて、別の形で生かされているのは良いことだなぁって思います(^_-)-☆。
  また京都でアニメ制作が活発になることを心から願っていますよ。
  
  
  ムロろ～ん(-人-)

  ホーミンさん からの返信 2019/10/14 10:14:17

  RE: 御祭り(^_-)-☆

  ムロろ〜んさん
  
  こんにちは。(o^v^o)
  いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
  投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
  
  台風一過で昨日晴れたと思ったら、今日はまた雨です。
  
  > しかも路面電車が走るなんて知りませんでした(^_^;)。
  
  京阪電車の三井寺・浜大津間と、浜大津・上栄間の二区間だけです。
  距離にして１キロもないですよ。
  線路の上は車が走れますし、線路のそばは車道です。
  というか、車道と線路は一体化。
  
  曳山を坂道で暴走させちゃいけないし、ご苦労は多いと思います。
  上に乗ってる人は、坂に差し掛かるとひやひやするかもしれませんね。
  
  私は京都アニメーションの存在を、あの事件で初めて知りました。
  皮肉なことです。
  ラッピング電車を見るたびに事件を思い出し、ご冥福を祈っています。