2019年9月プラハ7泊9日の旅②（9月8日午前・カレル橋、旧市街広場など）

2019/09/07 - 2019/09/15

今回プラハを旅行先に選んだのは、割と偶然でした。本でプラハを一人旅した女性の旅行記を読み、プラハいいんじゃない？とまず思い…。調べはじめたら、①ヨーロッパの古い街並みが好き、②迷路のような細い路地を歩くのが好き、な自分にドンピシャ。また、今回個人旅行ということもあり、重いスーツケースを持っての移動はなるべく避けたかったので、「１都市滞在で楽しめる（市内に見どころがたくさんある）」という条件にもピッタリ。近場への日帰り旅行も１～２回はしてみたいし…。


・・・と、こんな理由で選んだプラハでしたが、結果として大正解！プラハという街にすっかり魅了され、まわりにプラハ旅行を勧めまくるプラハ信者になって帰ってきました！あのときプラハを選んだ自分を褒めてやりたい・・・！（言い過ぎ）

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早めに目が覚めたので、朝食前にカレル橋まで散歩。
朝7時前だとさすがに人がいません。

Residence U Černého Orla ホテル

橋のたもとにあった水色の壁と装飾がおしゃれな建物。両側の家もイエローとピンクの壁でかわいい。

壁龕の彫刻や窓辺を飾る花がすてきです。

昨夜の人混みがうそのように人がいない…。

小地区側の橋塔 建造物

チェルトカフカ運河。奥の方に水車が見えます。

マラーストラナ橋塔と丘の上のプラハ城。14世紀に造られた橋が一度も流されず今も現役って、考えてみると（考えてみなくても）すごいですね。日本じゃ考えられない…。

カレル橋 建造物

屋根に金色の飾りのある建物は国民劇場。

カレル橋 建造物

この日はあいにく雲が多く、朝焼けは見れませんでした。残念。

カレル橋 建造物

パワースポットとしても有名なヤン・ネポムツキー像。昼間は人だかりで順番待ちの行列ができますが、この時間は好きなだけさわることができます。

「ヤン」は、英語だとジョン、フランス語だとジャン、ドイツ語だとヨハン。ポピュラーな名前ですね。南ボヘミアのネポムクという町出身なので、「ネポムクのヤン」という意味でヤン・ネポムツキーと呼ばれていたそう。

聖ネポムツキーは頭のまわりにある５つの星が目印なのでわかりやすいです。プラハではあちこちで彼の像を見かけました。

カレル橋 建造物

台座のレリーフはみんながさわるのでピカピカ。

後で知ったのですが、右側のレリーフにはネポムツキーが橋の上から投げ落とされるシーンが描かれていると・・・ほんとだΣ(･Д･;)　怖っっ・・・。左側は告解するソフィア王妃と、ヴァーツラフ王と猟犬。

カレル橋 建造物

橋の上から見るヴルタヴァ川と赤い屋根の家並みとプラハ城。この風景はこの後何度も目にすることになりますが、何度見ても見とれます。

ウェディングフォトの撮影。プラハではよくウェディングフォトの撮影を見かけました。カレル橋や旧市街広場やプラハ城や……写真映えするもんね。人の少ない朝の撮影が多かったです。

旧市街側に近づいてきました。スグラフィット装飾が見事なスメタナ博物館の建物。

カレル橋 建造物

旧市街橋塔

旧市街橋塔 建造物

カレル橋を渡ってくるとまず目につくのは、緑のドーム屋根とピンクの柱がかわいい聖フランシスコ教会とカレル4世像。

カレル4世の像 モニュメント・記念碑

サルバトール教会。石造りの古い建物の前をトラムが走る光景を見ると、ヨーロッパに来たという感慨もひとしお。

聖サルヴァトール教会 寺院・教会

旧市街広場へと続くカルロヴァ通り。直線でなく、ゆったりカーブしているところがいいですよね。

建物もいいけれど、こういうどっしりした重厚な扉もたまりません。
凝った細工や彫像を見ているだけで時間が過ぎてゆく…。

カルロヴァ通りとリリオヴァ通りの角にある「金のヘビの家」。プラハ最初のカフェだったそうです。今は宝石店。こういう紋章を見て歩くのも楽しい。

この娘の像は、プラハの伝説の女王リブシェ…と伝えられているそう。異説あり。

同じくカルロヴァ通りの建物。ホテルらしい。旧市街広場にも近いし、こんなホテルもよかったなあ…。

アウラス ホテル

カルロヴァ通り周辺の建物の紋章や装飾いろいろ。

アーチの中から外を見た景色もいい♪
プラハはとにかくどこを見ても絵になる風景ばかりで、この朝だけで何枚写真を撮ったことやら。

こんな風に曲がりながら奥へ続くアーチも…こういうアーチを抜けていくとたいてい、建物の中にポッカリとあいた中庭に出たり（そこにカフェやレストランのオープンテラスがあったり）、別の通りに出たりします。

インスタ映えしそうなお店と車。

夢にまで見た旧市街広場（…本当は見てないけど。すみません）

旧市街広場 広場・公園

天文時計もこの時間は人が少なくて写真撮り放題。

天文時計 建造物

ゴシック様式の尖塔が目をひくティーン教会。正式名称は「ティーン（税関）の前の聖母マリア教会」と長い。

ティーン教会 寺院・教会

聖ミクラーシュ教会。マラーストラナにも「ミクラーシュ教会」があるので、初めのうちはよく混同しました。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

旧市庁舎を広場側から。

プラハ旧市庁舎 建造物

広場を通る子午線。

旧市街広場 広場・公園

天文時計の並びにある建物。塔への入口とチケット売り場はこの建物の3階にあります。

プラハ旧市庁舎 建造物

市庁舎の並びにある、スグラフィット装飾が目を引くこの建物。「一分の家」という名称だそうですが…なんで？

一分の家 (ミヌタ館) 建造物

オープンテラスの机や椅子って、使っていないときはこんな風にチェーンで縛ってあるんだなあ…と。

ホテルに戻って朝食。1階のレストランが朝食会場。バイキングではありませんが、コンチネンタル、イングリッシュなど6種類から選べて、この日はまず「チェルネホ・オーラ・スペシャル」にしてみました。

フレッシュオレンジジュース、コーヒーか紅茶、パン盛り合わせがつくのは毎朝同じ。スペシャルはソーセージ、ハッシュドポテト、焼きトマト、クリームチーズ、炒めた野菜に半熟卵を乗せたもの…などなど。アプフェルシュトゥルーデルも。おいしかったし量もたっぷりで満足です♪

Residence U Černého Orla ホテル

朝食後、さて観光にと繰り出したらいい天気。朝は上着がないと寒かったけど、晴れて日が照っていると半袖一枚でもいいぐらい。服装の調節がなかなか難しいです。

青空にカレル橋の石像が映える映える。

カレル橋 建造物

ネポムツキー像前には順番待ちの行列が。

聖ヤン ネポムツキー像 モニュメント・記念碑

何度見ても美しい。

再び旧市街広場へ。ネットでもよく見かけた巨大パンダや白熊の着ぐるみが。

この日は12時に市民会館のガイドツアーを予約していたので、旧市街を中心に観光しました。

旧市街広場 広場・公園

ティーン教会入口。中は撮影禁止なので写真はありませんが、黒と金を基調にした装飾が美しかった。

ティーン教会 寺院・教会

こういうアーケードも、趣きがあっていいですね。

旧市街広場 広場・公園

旧市街広場には装飾の美しい建物がたくさんあります。これは広場南側の建物。

旧市街広場 広場・公園

旧市街広場から市民会館へと続くツェレトナー通りへ。この通りにも重厚な扉がいっぱい。

ツェレトナー通り 散歩・街歩き

キュビズム建築の「黒い聖母の家」。キュビズムというとピカソの絵を思い出しますが、建築物として残っているのはプラハだけだそう。どこら辺がキュビズムなのかイマイチわからないけど、アールヌーボーが優美な曲線が基調なら、キュビズム建築はなんかカクカクした直線でできてる…って感じでいいのだろうか。

黒い聖母の家 建造物

名前の元になった黒い聖母像は建物の2階角にあります。

黒い聖母の家 建造物

内部のらせん階段も有名。2階のグランドカフェ・オリエントでお茶したかったけど、結局できずじまい。

黒い聖母の家 建造物

1階のカフェの椅子もキュビズムっぽいΣ(ﾟдﾟ)

黒い聖母の家 建造物

火薬塔が見えてきた…！

火薬塔 (火薬門) 建造物

プラハ市内ではこんなクラシックカーをよく見かけました。旧市街の風景によく似合ってます。最初は置いてあるだけかと思ったら、ちゃんと走ってる…！観光用みたいですね。グループだったら、こんな車で観光もいいかも♪