2018/12/01 - 2018/12/15
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さいたまさん
タイのバンコクでは、道路渋滞や大気汚染が深刻な問題となっているため、鉄道等の低炭素かつ大規模輸送を実現する交通インフラの構築が求められています。
バンコクレッドライン計画は、バンコク市中心部のバンスー駅を起点にする北線と西線の新しい鉄道路線です。
レッドラインの北線では日本政府からタイ政府へ供与される円借款を利用し、西線ではタイ政府の自己資金で建設が進められています。
日立製作所は、タイ国有鉄道レッドライン計画用の新型車両を完成させ、笠戸事業所(山口県下松市)から出荷を始めました。
出荷された車両は、今年10月にタイに到着後、2020年1月から走行試験を開始する予定だそうです。
これらの車両は、三菱重工業、住友商事と共同で、タイ国鉄から受注した車両の一部です。
今後、2020年6月までに全25編成(130両)を出荷する計画のようです。
写真は、現在のタイ国鉄北線のバンスー駅の東側に、新規に建設中の新設バンスー駅です。
新規に建設中の駅の名称は、バンスー中央駅に呼ばれるとものと推測しています。以下、本稿では、仮称として新設バンスー駅と記述します。
写真の左側下端の線路は、現在、運行中のタイ国鉄北線のバンスー駅構内の線路で、レッドライン完成後は、新設バンスー駅の線路が、タイ国鉄北線となる予定です。
本稿では、現在、建設工事が進む新設バンスー駅及び線路の状況を、主に紹介します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バンコクのレッドライン用の車両が、タイに向け出荷されたとの報道がありました。
レッドラインの建設も、進捗し、試験運転のための車両の先行納入が開始されたようです。
写真は、車両の製造・納入を担当する日立製作所の笠戸事業所からタイに向けて、輸送される車両です。たい -
タイのバンコクの北側に位置するタイ国鉄のバンスー駅のプラットホームです。
タイの北部、東北部そして南部路線に向かう列車は、バンスー駅を経由します。
車両整備工場も、バンスー駅の北側に隣接していることから、非常に重要な駅です。 -
駅構内やホームに張り出している露店等です。
駅構内は、出入り自由の状態です。
一言でいえば、無秩序の状態です。 -
バンスー駅の東側のホームと線路です。
駅の植栽の東側に、建設中の新設バンスー駅が見えます。 -
先に述べましたが、バンスー駅には、タイの北部、東北部そして南部に向かう列車は、バンスー駅に止まります。
タイの南部に向かう列車は、バンスー駅から分岐し、南部線に入ります。
従って、バンスー駅は、バンスージャンクションとも呼ばれてもいます。 -
面白いことに、バンスー駅から北に向かう列車と南に向かう列車は、同じホームを使用しますが、停車する場所を分けて、運用しています。
バンスー駅の同じホームに、向かう方面によって、別々の停車位置があります。
このため、バンスー駅第1とバンスー駅第2があるのです。
写真は、バンスー駅第2の場所の写真です。
現在は、統一されていますが、駅長も、第1と第2で、別々に任命されていたようです。 -
現バンスー駅の案内所です。
運行本数が少ないので、あまり忙しいようではありません。 -
現バンスー駅の乗車券売り場です。
タイの方針で、国民に安価な交通手段を提供するとの目的で、国が国鉄に補助金を出し、国鉄料金を低く設定しています。
ファランポーン駅まで、民営のMRT地下鉄や高架鉄道BTSだと40~50バーツ取られますが、国鉄だと2バーツ(6円)です。 -
国鉄バンスー駅の入口です。
バンスー駅の構内は、どこからでも入れますので、入口という区画は、不必要なのですが。 -
バンスー駅の北側に記念公園がありました。
タイの鉄道は、鉄道創設の立役者ラーマ5世が、英国の女王から贈られた鉄道模型車両から出発しますが、フランスと英国がタイの領土を蚕食しているため、タイの独立性の観点から、鉄道に関する各種の助言は、中立の立場のドイツ人から得ていました。
ドイツから輸入された機関車が、バンスー駅の北側に展示されています。 -
バンスー駅から北側に向かう線路の横に、ドイツの機関車が展示されています。
機関車の整備工場の入口横にあります。 -
国鉄の創始者は、ラーマ5世です。現在の国王は、ラーマ10世です。
一般的に、1世代30年と仮定するならば、5世代で、150年となります。
ラーマ5世の時代ですから、今から約150年前後位の前の機関車でしょう。 -
ドイツから輸入されてから、かなり年数が経っているものと推測されますが、機関車には、まだ、劣化の気配はありません。
手入れが良いのかもしれません。 -
機関車の左は、機関車の整備工場の入口です。
背景には、建設中のレッドラインの高架線路が映っています。 -
機関車の北側にある機関車の整備工場の入口です。
左側の建物が、整備工場です。 -
Bangsue Diesel Locomotive Depot との表示があります。
ジーゼル機関車が主になっているタイ国鉄の特性を、そのまま現しているようです。
高架鉄道BTS、地下鉄BTS、空港鉄道ARLは、電気駆動ですが、現在のタイ国鉄には、空港鉄道を除き、電気機関車は無いはずです。
しかし、今後のレッドラインの建設により、大きな変革の時代を迎えるでしょう。 -
バンスー駅の北側の整備工場の構内の様子です。
機関車や客車の整備がされています。
バンスー駅のホームと異なり、やや雑然とした感じがします。 -
整備工場地区には、現在、活動している機関車や客車が、整備のために置かれています。
背景は、新設のレッドラインの高架線路です。
手前の整備工場地区には、引き込み線や積み上げられた枕木が見えます。
雑草が、かなり成長しています。 -
新設バンスー駅の建設状況です。
新設バンスー駅は、3階建ての計画です。
2018年末の段階で、50%程度の完成状況のようです。 -
新設バンスー駅の駅舎の南側の様子です。
屋根の骨組みが、建設途上のようです。 -
新設バンスー駅の屋根の構造が、よく解ります。
屋根の鉄骨の組み上げが進んでいます。 -
新設バンスー駅の北側の部分の建設状況です。
ちょうど列車が、ホームに入線する付近になると思われます。 -
新設バンスー駅のプラットフォームの付近になる場所の工事状況です。
手前は、現在のバンスー駅の線路横です。 -
新設バンスー駅の低層部の工事中の様子です。
屋根の構造を強化し、中央部の支柱が少なくなっている設計が、判ります。 -
新設バンスー駅の低層部の工事の様子です。
取り付け道路も舗装されておらず、工事はこれからが佳境となる感じがします。 -
新設バンスー駅の工事と手前側の既設の整備工場の建屋の状況です。
新旧の対比が見られる場面です。 -
同じく新旧の対比の場面です。
手前は、既存の現バンスー駅の駅舎で、奥が新設バンスー駅の駅舎になります。 -
レッドラインは、新設バンスー駅から北側の6個の駅までは、高架部分になり、
それ以北は、地上部分となります。
長離用路線と近郊の通勤路線、ジーゼル方式路線と電気方式路線等、多様な路線が入っているため、線路も多様な方式に対応できるように、考えられています。 -
新設バンスー駅から、北側に、延びている屋内部分です。
屋内部分には、入線する列車が入るため、かなりの長さが確保されているようです。 -
新設バンスー駅の駅舎から、線路が延びています。
屋内部分と露天の部分が連接している様子です。
新設バンスー駅の北側に位置する部分です。 -
新設バンスー駅からは、高架の線路が、2層となって、北側に延びて行きます。
完成後は、タイ国鉄の北線、東北線及び南線となります。 -
現バンスー駅の北側の様子と、背景の新設線路の状況です。
整備工場付近には、現在、使用されている機関車の姿が映っています。 -
新設バンスー駅の駅舎から北側に延びている線路の建設工事の状況です。
高架の部分が、逐次、地上へ移行していくものと考えられます。 -
新設バンスー駅の駅舎から北側に延びている線路の建設工事の状況です。
建設中の高架部の様子を、横から見ています。 -
新設バンスー駅から北方に延びる線路です。
長距離路線や近郊の通勤路線用等の線路が、多様な形態で、建設が進められています。 -
現バンスー駅の東側の整備工場の横を、新設バンスー駅から延びる高架線路が建設されています。
両者の間を、建設用の側道が走っています。 -
新設バンスー駅から延びる高架線路が入り組んでいます。
写真中央の高架線路の横を、交差する入れ替え高架線路と思われる線路が、併せ建設されています。 -
新設バンスー駅から、北側に進むと、主として垂直の支柱が建設されている区画になります。
水平の高架の線路が乗せられている部分は、あまり多くありません。
垂直の支柱に比して、工事用の車両が、大きく見えます。 -
新設バンスー駅から、かなり北側に進んだ場所の建設工事の状況です。
晴天にも拘らず、工事用道路が濡れている部分が見えます。
湿地帯があるのかもしれません。
撮影時期は、12月なので、バンコクは、乾季の時期です。 -
新設バンスー駅の次の駅かもしれません。
写真左側の線路の高架の部分が、高くなっている感じがします。
右側の線路の高さと比較すると、その差異が目につきます。 -
高架の線路が、現在の既設の線路上を跨いでいます。
いずれかの場所で、連接されるものと思われます。
レッドラインの新設の線路の期間幅は、現在の線路の幅と同じ、1.000mのメートル軌です。 -
写真右側は、既設の整備工場地区です。
写真の左側の線路は、高架の線路となっていますが、橋桁は、西側のみ設置されています。東側の橋桁は、まだ設置されていません。
工事中なので、どのような線路の構成になっているかは、まだ、一般には、開示されていないようです。 -
高架の線路で、支柱の上に、水平の橋桁が乗せられている部分と、垂直の支柱のみの部分が、混在しています。
いずれにしても、少なくとも4線路、多い場合は6線路の線路が、できることでしょう。 -
新設バンスー駅から南側に延びる部分です。
現在の既設の地上部分に連接するため、徐々に高さを減じていくようです。
さらに南側で、現在の地上線路と合体、連接することでしょう。 -
新設バンスー駅から南側のファランポーン方向に延びている部分の線路です。
逐次、左側の既設の地上線路に近づくとともに、高さも、地上に近くなるはずです。 -
新設バンスー駅から、南側に新設の線路が延びています。
写真の左下に既設の地上線路が見えています。ポイント切り替えの施設も見えます。
新設線路は、南側で、既設の地上線路と合体します。 -
左側の既設の地上線路に近づくとともに、高さも、地上に近くなって来ています。
この先、南に進むと、左側の地上線路と合体します。
完成後の線路は、新設バス―駅に繋がります。 -
既設の地上線路の奥に、新設バンスー駅へ繋がる工事部分が見えます。
現在は、既設の部分と新設の部分が並行して設置されています。
新旧線路が繋がる時期が待ち遠しいです。 -
新設バンスー駅の地上部分の工事に併せて、地下部分も建設が進んでいます。
地下部分の暗渠の工事のようです。
いろいろな部分の工事が、同時並行的に進められています。 -
新設バンスー駅の地上部分の工事が、やや先行して進んでいますが、暗渠を始めとする地下部分の工事も進められています。
現在、バンコクは、乾季ですが、雨季になると雨水や流水の影響で、工事が難渋するものと予想されます。 -
新設バンスー駅の近傍には、並行して走る高速道路の建設工事も行われています。
写真の左側には、整備工場地区も見ることができます。 -
手前の高速道路と並行して、レッドラインの路線工事が進められています。
複数の線路が、入り組んで並行しています。
横方向に連接するための保持部分の穴が見えています。建設工事の進捗とともに、横側に、新たな線路が連接されるのでしょう。 -
高架の線路は、高速道路と交差するための高低差が設けられているようです。
水平方向に橋桁を延ばすための赤色の横出し移行押し出しブームが見えます。
垂直の支柱が完成した後の水平の橋桁工事のためのものでしょう。 -
水平方向に橋桁を延ばすための赤色の横出し移行押し出しブームが延ばされている場面です。
垂直の支柱が完成した後、水平の橋桁を支柱に載せていくための工事でしょう。
徐々にですが、工事が進捗している様子が解ります。 -
新設線路の支柱の上に、水平の橋桁を設置するための橋桁保持用の赤色のトラス型のブームが延びている状態です。
横から見ると、橋桁の設置の要領が良く解ります。
水平方向の橋桁設置のための工法の一端です。
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