2019/09/13 - 2019/09/22
82位(同エリア392件中)
かぴうささん
今年の夏はどこに行こう?
行きたいところと言えば、遠くて行きにくいところばかり…。
で、今回は思い切って、ずっと行きたかったイースター島へ!
イースター島へは5・6日間でも弾丸で行けますが、何となく昔から「イースター島へ行くなら2週間は欲しい」って思っていて、なかなか行く機会が持てず。
でも、「2週間の休みって、退職後になるんじゃ?」と、ふと思い、「それなら10日間でもいいから行ってみよう!」と決行!
昨年に引き続き、今年もシルバーウィークに夏休みを取ることに。
羽田~ニューヨーク~サンティアゴ、そしてイースター島へと、飛行機に乗っているだけで32時間のフライト。
そんな長時間のフライトよりも、サンティアゴのラタム航空のカウンターで、「許可証がないとイースター島に行けないよ」って言われたのが何よりも辛かった~(T_T)
でも、このカウンターのスタッフのおかげで、何とか無事にサンティアゴを出発!
6時間弱のフライトを経て、ようやくイースター島へ~!
【100チリペソ=約16円(2019年9月 クレジットカードのレート)】
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やっとの思いでイースター島、「マタベリ国際空港/Aeropuerto Internacional Mataveri(IPC)」に到着!
成田を出てからちょうど40時間(;''∀'')
着陸時には、大きな歓声と拍手!
ちょうどこの時は、チリのゴールデンウィーク中(5連休)ということもあって、チリの人が大勢。
国内移動だケド、イースター島は物価が高いし遠いし、チリに住んでいたって中々来れないところ。
皆んな大喜びです!
ここの滑走路は、NASAのスペースシャトル緊急着陸用として、3,318メートルもあるそう。
これって、羽田空港レベルの長さ。 -
青空にチリの国旗が迎えてくれます。
空港は、茅葺き造りで可愛らしい!
イースター島は、チリ本土の海岸からは約3,800キロ、タヒチから約4,000キロ、人が住んでいる一番近い他の島から2,500キロも離れていて、“絶海の孤島”と呼ばれています。
…“地球上で一番孤立した陸地”なんです。
どの国からも遠くて、どこからもすぐに行けない場所、イースター島。
こんなところに、謎のモアイ像があるんです。 -
看板に従って進みます。
って、サンティアゴからは一日1便、タヒチからは週に2便、それ以外の旅客機の発着はないので、迷うような空港じゃありません!
空港も、離陸・着陸時しかスタッフはいません。 -
心配だった「許可メール」。
着いてしまえば何の手続きもいらないみたい。
慌てて申請し直す必要はなかったネ(・_・;) -
滑走路の脇には、イースター島での天地創造の神「マケマケ神」の像。
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こいつは…
神聖とされている渡り鳥のマヌ・タラ(アジサシ)かな? -
イースター島は、島の大部分が「ラパ・ヌイ国立公園/Parque Nacional Rapa Nui」として、1995年に登録されたユネスコの世界文化遺産。
この国立公園に入るには、チケットを購入する必要があります。
ネットでも購入できるそうですが、空港で購入。 -
価格は、20,000チリペソか80USドル。
現金のみでの支払いとなります。 -
チリペソを持っていなかったので、USドルで購入。
立派な地図を貰いました! -
道路側から見た空港。
平屋の素朴な建物です。 -
空港の壁には伝統の絵文字、ロンゴロンゴをモチーフにした絵が。
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空港前にも大きな像。
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あれ?
馬がやってきた… -
空港には、ホテルのお迎えの人たちでごった返しています。
あ、私たちの名前を持った人を発見!
母娘でお迎え。
レイの歓迎(^○^)
ハワイみたい~!
バンに乗って徒歩5分のホテルへ。
あれ?降りるのは私たちだけ?
お迎えはホテルの人ではなく、色々なホテルの送迎を請け負ってくれている業者さんだったようです。
「マラエ プレミアム キャビンズ(Marae Cabanas Premium)」に到着! -
満面の笑みで迎えてくれたマレヴァ(Mareva)さんに案内され、私たちがお世話になるコテージへ。
ここは、3つのコテージがあるだけの小規模なホテル。
私たちのコテージは、その中で一番小さいタイプ。
でも、とっても可愛らしい部屋で大興奮! -
チャンネル数は5つくらいでしたが、テレビもあって。
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キッチンも十分な広さ!
ガスの火はチャッカマンが空だったので、マッチでつけなきゃいけない(怖い)… -
鍋・食器類も十分!
調味料やラップはナシ。
強いて言えば、インスタントコーヒーと紅茶、とそれ用の砂糖(液体のステビア)があるくらい。 -
バスタブがあるのが嬉しい!
しかも、ジャグジーだ(何となく汚れが出そうで不安だったので使用せず)!
でも、カランは付いてないので、シャワーで溜める感じ。 -
空港でいただいたレイ。
赤い花はブーゲンビリア、白いのは木の皮(?)なんだとか!?
コテージの鍵は、モアイのキーホルダー付き! -
荷物を置いたら、敷地内のバーベキューハウスでチェックインの手続きやお会計。
マレヴァさんに、レンタカーで島を周りたい旨を相談すると、レンタカーの広告を出して、営業トーク。
ん?でも、事前に調べていた料金よりも安いっ!
ということで、早速マレヴァさんにお願いすることに。
早速、電話を架けるマレヴァさん。
でも残念なことに、一番安い車は今日は埋まっているとのこと。
明日から借りるか、高い車にするかの選択…
決めかねて迷っていると、マレヴァさんが、「もう少ししたら私の勤務時間が終わるから、一緒に他のレンタカー屋さんに当たってみる?」とのこと! -
15:00。マレヴァさんの勤務時間が終わって、マレヴァさんの車で、ハンガロアの町の中へ。
と言っても、歩いても10分ほど。でも、ありがたい~!
唯一の村であるハンガロアには、宿泊施設やレストラン、スーパーマーケットなど、観光客向けの施設は一通りなんでも揃っています。
レンタカー屋さんもいくつもあります。
大手は、OceanicとInsularの2社で、こちらはメイン通りの中央付近で隣同士にあります。
でも、マレヴァさんの車で連れてってもらったのは、メイン通りにほど近い「AKU AKU」という旅行代理店。
大手2社のHPで事前に調べていた料金よりも安かったので即契約!
マニュアル車ですが、スズキのジムニーが3日間で12万ペソ(17,000円)。
オートマ車だと、1日8万ペソ。3日間で225,000ペソ(33,000円)。
う~ん。
道はボコボコだし、マニュアル車の状態にもよりけりだけど、できればオートマ車をダンナさんは希望。
でも、倍近くも違うならマニュアル車でもいいなぁ?
と、マニュアル車にすることに。
国際運転免許証、日本の免許証、 パスポート、クレジットカードの提示をして手続きは10分程度で完了。
イースター島では車両保険はないので、安全運転で(村内は30キロ、郊外は出せるところでも60キロの制限速度)と念を押されました。
【参考】
Oceanic(https://rentacaroceanic.com)
Insular(https://www.rentainsular.cl)
ネットで予約ができますが、現地で交渉した方が安いのかも?
ただ、現地に着いてからだと車の在庫がない可能性も…
でも、レンタカー屋さん、ホントにたくさんありますので!
24時間単位で借りるのが一般的です。 -
ん?こんなところにニャンコが!
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出発~!
発車するときのギアの入りが悪いけど、何とかなりそ~!
まずは「プナ・パウ(puna a pau)」へ。 -
モアイの頭の上に乗っている帽子(マゲ)のプカオが作られた場所です。
ここの赤い石が、プカオになります。 -
この写真のプカオにある穴は、ヨーロッパ人が入植してきてから羊飼いが風よけ・雨除けに隠れられるように彫ったもの。
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エンドウマメのような…
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全然名前がわからないのが残念だけど、見掛けないお花がたくさん!
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「アフ・アキビ(Ahu Akivi)」
プナ・パウから20分のところにあるアフ・アキビへ。 -
初モアイ~~~~!!!
「モアイに会いに行く」という、長年の夢が叶った瞬間ヽ(;▽;)ノ
しかも一度に7体とご対面できるなんて~
日本を出て30時間以上飛行機に乗り、3つの飛行機に乗り、サンティアゴでイースター島への渡航拒否される事件(?)を乗り越え、苦労が報われました!
このモアイは、7つの部落の7人の酋長の像といわれています。 -
凛々しいお顔!
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イースター島のモアイは、全て内陸を向いて立っています。
これは、神官や権力者の家と向き合う形で置かれたからと考えられています。
ですが、ここのモアイだけは海を向いて立っています!
上陸をしてきた人たちの故郷を向いているという説や、ここから海の間に村があった説等様々。
でも、確かな事として、春分と秋分の日の太陽は、このモアイが見つめる方向に沈むそうです。
とっても不思議。
モアイに関しては謎だらけです。 -
モアイが眺めている海。
とってもとっても風が強く、いつも高波。
イースター島は、いつでもどこでも風がものすごく強いので、日差しが強くても、雨が降っても、とても傘がさせるような所ではありません。
なので、帽子やカッパ等は必須です! -
近くでは、お馬さんが放牧されていました。
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イースター島の至る所に、モアイに「触らない」「登らない」の看板が立っています。
数年前までは近くまで寄ることもできたそうなのですが、余りにも「触る・登る」観光客が多いため、柵が設けられるようになりました。
2003年には日本人がモアイにサインを掘って逮捕されたそう…
せっかくイースター島の人たちが日本人に好感を持ってくれているのに、残念です。 -
初期のモアイのため、プカオ(マゲ)を乗せていません。
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あ~もぅ嬉しすぎて、とりあえず…
弓を引くポーズ! -
も~何だか私たち、変なテンション(^_^;)
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晴れてくれて、ホント良かった!
青空の下でモアイが見れて大満足!
白いマーガレットのようなお花が咲いていました。 -
ピンクのお花も~
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ずっとこのまま見ていて、感動に浸っていたい…。
何度も何度も振り返って、次のスポットへ。 -
デイゴだっ(*‘∀‘)
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「アフ・ピナプ(Ahu Vinapu)」
ここには、イースター島最古のアフ(モアイが立っている台座)が建っています。
アフは祭壇であって、とっても神聖なもの。
モアイが造られるずっと前から、アフは存在していました。
もう17時過ぎ。
17:30にクローズなので急がなきゃ!
アフの前にモアイが! -
このアフは875年ころのもの。
それなのに、隙間なくピッタリとはまった石。
これって、ものすごい技術。
ペルーのインカ文明やメキシコのマヤ文明とかと何か関係があるのかなぁ?
クスコ、マチュピチュやメキシコの遺跡でも同じように精巧に組まれた石壁を見たような… -
ついでにこれが、ペルーのクスコで見た石組み。
インカの石組で一番小さな石なんだそうです。
こんなにピッタリと石を切る技術、そっくり! -
とっても珍しい女性のモアイ!
女性のモアイはプカオと同じ赤い石で作られています。
風化してしまって、単なる棒にしか見えないので、見落とし注意です! -
モアイの顔だけが仰向けになっています。
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倒れたモアイが…
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こっちにも…
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マレヴァさんに教えてもらったスーパーへ。
スーパーは村のあちこちにありますが、ここは比較的大きいスーパーです。 -
品数が少ないのは否めませんが、数日の滞在なら問題ナシです。
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野菜はこのように冷蔵庫の中で売られています。
茄子があったのですが、かなりシナシナ… -
野菜は、さっきの冷蔵庫と、この写真で全て。
あとリンゴやスイカなどのフルーツも数種類ありました。 -
「タハイ儀式村(Sector Tahai)」
ここは、ハンガ・ロアの中心地から歩いて10分程のところにある、1960~1970年代に復元された昔の村の跡地です。
タハイは、イースター島で一番のサンセットポイントとしても有名です。
たくさんの人・犬が集まってきました。
でも、モアイが大きいこともあって、人が邪魔になることはありません! -
「アフ・バイ・ウリ(Ahu Vai Uri)」
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「アフ・コテリク(AHU KOTERIKU)」は、唯一眼が入ったモアイ像。
逆光で全く顔が分かりませんが、眼は複製されたもので、フランスの雑誌社が撮影のために入れたものなんだそう。 -
右側に一人ぼっちでいるのが「アフ・タハイ(AHU TAHAI)」。
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夕日をバックにたたずむモアイ像は、神々しくて言葉を失うほど…。
あの水平線に沈む太陽が、日本では朝日になって昇るんだと思うと、とても不思議な気分。 -
本日、スーパーで買った品々!
チリ本土の1.5~3倍の値段(・_・;
モノにもよりますが、日本と同じか少し安いかなっていう印象です。
円換算はおよその額です。
ぜひ、イースター島の物価の参考にしてください!! -
モアイのラベルが貼られたビール「MAHINA」。
瓶底に白いものが沈殿していましたが…でも、せっかくイースター島にいるので!
気にしない気にしない!
「MAHINA」は、ハンガロアのビール工場「セルベセリア・ラパ・ヌイ」で作られています。 -
さぁ~夕食を作るゾ~!
広いキッチンなので、二人で作業~ -
じゃ~ん!
イースター島初日の夕食です!
牛のステーキ、マッシュルームと玉ねぎ炒め、ヒマワリの種入り食パン+クリームチーズ、ワイン(ダンナさんはコーラ)です。
ダンナさんはその他に、持ってきたインスタントラーメン(卵入り)、私は春雨スープ。
イースター島に来れて良かったね~
しかも無事に車も借りられて、早速モアイも見ることができたし。
お天気もいいし。
ハァ~本当に来れて良かった。
明日は、朝日見るから早起きだよぉ~(*´ο)ゞ
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