2019/09/13 - 2019/09/22
92位(同エリア401件中)
かぴうささん
今年の夏はどこに行こう?
行きたいところと言えば、遠くて行きにくいところばかり…。
で、今回は思い切って、ずっと行きたかったイースター島へ!
イースター島へは5・6日間でも弾丸で行けますが、何となく昔から「イースター島へ行くなら2週間は欲しい」って思っていて、なかなか行く機会が持てず。
でも、「2週間の休みって、退職後になるんじゃ?」と、ふと思い、「それなら10日間でもいいから行ってみよう!」と決行!
昨年に引き続き、今年もシルバーウィークに夏休みを取ることに。
イースター島4日目の今日は、実質最終日。
日課となった(?)アフ・トンガリキでの朝日観賞もこれが最後。
今日は天気に恵まれたので、再度、島内のモアイたちにご挨拶!
【100チリペソ=約16円(2019年9月 クレジットカードのレート)】
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6:10に起床。
お世話になっているホテルというか、コテージというか、キャビン。毎日キレイに掃除をしてくれるのですが、タオルを床に置いてもなかなか換えてくれないので、「タオル換えてください」のメモを残しました。 -
7:10にレンタカーで出発!
まだ暗い道。
他の車は全く見当たらないけど、制限速度の30~60キロを守って「アフ・トンガリキ」へ向かいます。
道端に放し飼いにされている牛・馬や野良(?)犬たちが飛び出して来ないか心配(^◇^;)
7:45「アフ・トンガリキ」に到着。
分厚い雲があるけど、雲と地平線の間には、かろうじて雲はないよね~
いい感じに見えるかなぁ? -
寒いよぉぉぉぉぉぉ~
イースター島はいつでもどこでも、ものすごく強い風が吹いています。
その風のせいもあって、なおさら寒い。
周りはダウンやコートを着ている人が大半。
私は長袖と言えば、(薄手の)カーディガンと(薄手の)パーカーと(薄手の)ジャンパー。それを全部着ても寒いっ( ノД`)
こんなに寒いとは思わなかった… -
あれ?
太陽さん出ないまま、明るくなっちゃったね~。
しかも雨降ってきた…
今日の朝日はダメだったね~
残念。
寒いし、車に戻ろっか。 -
えっ?
太陽だ!?
慌ててモアイの前へ! -
8:23。
日の出です。
雨降ってきたし、今日は見れないかと思っていました~ヽ(;▽;) -
雲がちょうどない~!
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ポイケ半島からの日の出です。
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今日、車を返すので、この景色が見られるのはこれで最後。
しっかりと目に焼き付けます。 -
一刻一刻と、見える景色が変わります。
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見る角度によって、太陽が昇る場所が変わります。
ちょうど真ん中から昇るの図。 -
運んでる途中で壊れちゃったモアイ。
ラノ・ララクという、モアイを切り出した石切り場から運ぶ途中で、首が折れちゃった模様。
モアイはアフに立てる前に壊れたらパワーを失うので、ただの石となったモアイは放置… -
「ラノ・ララク」を眺めます。
後ろに見える山が、ラノ・ララク。
ここで、ほとんどのでモアイが造られました。 -
「モアイ・ホトゥ・イティ(MOAI HOTU ITI)」
1982年にエキスポランド(大阪)で開催された「謎のイースター島巨石像展」で日本にも来たことがあるモアイ。
他にも、他国への渡航経験もあり。
通称「トラベルモアイ」。 -
こっちのアングルも捨てがたい~
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車に戻って朝食!
ダンナさん特製のサンドイッチと、昨日スーパーで買ったクリームパン(とワイン)。
一見、じゃがいもが丸々入っているかと見間違えるほどのクリーム。
このクリーム、ほんのり栗味がして美味しい! -
と、車の外にはワンコ。
「何かちょ~だい」っていう、ウルウルのお目目。 -
これで「アフ・トンガリキ」は見納め。
名残惜しいけど出発! -
あ、仔牛だ!
待っているから、ゆっくり渡ってね~ -
あ、こっちにはお馬ちゃん。
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風が強くて、海岸にザッパーンって波が打ち付けます。
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「アフ・ナウナウ(AHU NAU NAU)」
お天気が良いので、もう一度モアイ巡りデス! -
このモアイたちは砂に埋まっていたので、保存状態がすこぶるGOOD!
しかも、プカオ(帽子に見えますがマゲと言われています)を乗せたモアイが4体も!
プカオを乗せたモアイは、イースター島内に6体しかいない(あとは、アフ・トンガリキとアフ・コテリク)ので、とっても貴重! -
後ろに回ると…
アフ(土台。祭壇です)に顔が…
これは古~いモアイ。
古いモアイを、アフとして再利用したんです。 -
こっちのアフには「トカゲ人間(タンガタ・モコ)」の彫刻。
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「アフ・アトゥレ・フキ (AHU ATURE HUKI)」
ポリネシアから2隻のカヌーでイースター島に初めて入植した、初代の王「ホトゥ・マトゥア」がモデルのモアイではないかと言われています。
顔が潰れたような感じですが、初期の頃のモアイ。 -
「アフ・ナウナウ」から少しだけ離れて、一人ぼっちで立っています。
でも、お馬ちゃんもいるから淋しくないかな? -
「アナケナ・ビーチ(Anakena Beach)」
「アフ・ナウナウ」の後ろには、キレイなビーチ!
イースター島は周囲が断崖になっている場所がほとんなので、ビーチは珍しい~
このビーチから、イースター島に人類が上陸しました。
ダンナさんにワンちゃんがずっとお供しています。 -
ここが遊び場のワンちゃん。
毎日毎日、誰かが来るのを待っているんだろ~な~ -
ビーチと「アフ・ナウナウ」はこのくらいの距離。
って、モアイどこにいるか、わかりますか?? -
風が強いせいか、ぐにゃっと曲がりながらも、キレイな花を咲かせていました!
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小さなヤシの実が落ちていました。
ここにはたくさんのヤシの木が生えていますが、これらのヤシは1960年にタヒチより移植されたもの。
かつてはイースター島の70%はヤシに覆われていましたが、人口増加とモアイ造りのため(石切り場の確保・完成したモアイを運ぶため・その道の確保等)に伐採され続け、1本も無くなってしまったそうです。
そのために食物が育たなくなり、部族間で争いが起き、モアイ倒し戦争へと発展していったのです…。 -
「アフ・ナウナウ」の受付の屋根にはソーラーパネルが。
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デイゴの花がとってもキレイ!
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「アフ・アキビ(AHU AKIVI)」に到着。
雨が降ってきた~ -
でも、モアイの裏側から見るとこんなに青空!?
イースター島は、刻々と天気が変わります。 -
なので、少し売店で雨宿り。
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10分後、晴れました!
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イースター島のモアイは、全て内陸を向いて立っています。
これは、神官や権力者の家と向き合う形で置かれたからと考えられています。
ですが、「アフ・アキビ」のモアイだけは海を向いて立っています.
上陸をしてきた人たちの故郷を向いているという説や、ここから海の間に村があった説等様々。
でも、確かな事として、春分と秋分の日の太陽はこのモアイが見つめる方向に沈むそうです。
とっても不思議。
モアイに関しては謎だらけです。 -
「オロンゴ儀式村(ORONGO)」へ。
昨日は、強風でクローズでしたが今日はどうだろ?
今日も、結構な風。
お、開いている! -
見渡す限り、ここよりも高いものはなく、青い海と空と草原。
何とも言えないキレイな遊歩道。 -
「鳥人儀礼」という儀式が行われた島。
これは、各部族から選ばれた一人が、沖に浮かぶ3つの島のうち一番遠い1.5キロ離れたモトゥ・ヌイまで泳ぎ着き、マヌ・タラ(渡り鳥)の卵を持って戻るというもの。一番早くに戻って来た者の首長が、1年間権力を握ったそう。
潮の流れが速く、サメもいて、命を落とす者も多かったそうです。 -
泳ぐ前に、この崖を降りることすらムリ。
下を覗くことすらできないほどの恐怖(><)
この「鳥人儀礼」は、モアイ倒し戦争が起こった1700年頃から行われるようになりました。
「戦争ではなく、競技で勝者を決めるこの儀式の方が平和だ」と、賛同したんだと考えられています。 -
復元された51ものの住居が並んでいます。
儀式の期間中は、部族の首長・参加者の親族・審判などがここで生活をしていました。
これらの住居は、儀式が終わった後には取り壊されました。 -
住居は、テホという薄い石を積み重ねて造られています。
常に吹く強い風を防ぐために、このような形になりました。
下にある小さな四角い穴が入口で、一つの岩屋に20人ほど入れるそうです。 -
オロンゴ儀式村からも、ラノ・カウのカルデラ湖が見えました。
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深さは4~5m。葦の島がたくさん浮いています。
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「オロンゴ儀式村」の入口にあった岩。
魚のような鳥のような…? -
イースター島の道路事情。
道は一応ありますが、アスファルトの道も、そーじゃない道も、落とし穴のような穴だらけ。
穴に落ちないように車を蛇行運転。
結構深い穴も少なくないので、タイヤへのダメージも不安。 -
ビワかなぁ?
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ランチは一昨日行った「クラブ・サンドイッチ」へ!
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「COMOTE FRITO(5,000ペソ)」
サツマイモのチップス。
甘くて美味しい! -
私は、「ITALIANO HUMBURGER(6,000ペソ)」と「レモンストーン(2,000ペソ)」。
パテに、トマト・アボカド・マヨネーズが挟まったバーガー。
先日食べたのは、「ITALIANO BEEF BURGER(5,500ペソ)」。
違いは、パテか焼肉かの差。
どっちも好き~!
レモンストーンは、アルコール4%のお酒。
とっても飲みやすいけど、ちょっと甘いかなぁ? -
アップでド~ンっ!
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ダンナさんは、「BULGARO HUMBURGER(6,500ペソ)」と「コーラ(1,500ペソ)」。
ジューシーなパテに、チーズ・ベーコン・アボカド・マヨネーズが挟まっています。
本当は、目玉焼きとフライドオニオン等が挟まっているのをオーダーしたのですが、違うのが届きました。
残念…。
でも、美味しいっっっ!
ここに来てやっぱり正解っ!
「なおさら注文したのを食べたかった~」とダンナさん。 -
これは何だろ?
タイとかでよく見るロンガンじゃないよね~?
…それなら食べたい。 -
ガソリンスタンドへ。
島内には、少なくても空港前の通り2カ所にガソリンスタンドがあります。
片方はセルフ式。
もう片方はセルフじゃないスタンド。
セルフの方がお安いかなぁ?
でも、返却の時間は迫っているし、チリペソを持っていないので万が一カードが使えないとかだと面倒なので、セルフじゃない方へ。
人に給油してもらうなんて久しぶり!
21Lで19,000ペソ。1L=904ペソ(134円)。 -
ホテルに戻って荷物を降ろして、15:00ちょうどにレンタカーを返却。
とっても親切にしてくれた「AKU AKU」のスタッフさんと記念撮影!
スズキのジムニー(マニュアル車)が3日間で12万ペソ(17,000円)でした!
ちょっとギアの調子が悪かったケド、無事にドライブできました(o^^o) -
ここからは歩いてハンガロア散策です!
「民芸品市場(MERCADO ARTESANAL)」 -
小さなお土産屋さんがたくさん入っています。
お土産屋さんのフリーマーケットのよう? -
木や石のモアイ像のほか、木彫りの彫刻、Tシャツ、貝やサメの歯のアクセサリーなど、手作りのものが売られています。
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「ハンガロア教会(IGLESIA HANGA ROA)」
「民芸品市場」の隣には小さな教会が。
島民の70%がカトリックだそうで、毎週日曜日にはミサのために多くの人が集まってくるそうです。 -
壁画が可愛い!
イースター島ならではのデザイン! -
プロビデンスの目だ。
思わず、フリーメイソンを思い浮かべてしまいました。 -
中はとってもシンプル。
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キリストの頭上には、精霊の鳩。
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こっちにもキリスト像。
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こっちのキリストの頭上には、マヌ・タラ(渡り鳥)が。
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トロピカルな感じ!
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魚はキリスト教徒のシンボル
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おっ!
WIFIスポットを発見!
今回、WIFIルーターを借りて、日本から持って行ったのですが、ほぼほぼ使えズ…
例えば、何とかYahoo!のトップ画面になっても、ニュース記事をクリックすると固まってしまう、といった状態でした。
ホテルの無料WIFIも同じ状況…
でも、比較的明け方は、遅いながらも繋がってLINEが送れたりもできたのですが、飛行機のチェックインだなんて夢の話…
イースター島は電波状況が非常に悪いみたいだし、ここもムリなんだろ~な~
ダメ元で繋いでみよ~ -
おっ!!
WIFI、何とか繋がる~
とりあえず、明日の飛行機のチェックインしよ~
…座った途端ワンちゃんが足元に来て、お昼寝しちゃったZzz… -
村のあちこちにモアイ。
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「ラパ・ミュージック」
ここにもモアイ!
可愛いロゴ!
空港にこのお店が出店していて、このロゴのTシャツを売っていました! -
サッカー場の向こうには2体のモアイ。
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養蜂場
イースター島では養蜂も盛ん。 -
ホテルに戻ると、ドアにヤモリが。
開けたら入っちゃいそ~で、開けられない(・_・;
少し休憩をして、19:00にタハイ儀式村のサンセットを目指して出発! -
「レイミロ(Reimiro)」の石像
「レイミロ」は、木彫の伝統的な女性用胸飾り。
イースター島の旗(「ラパ・ヌイの旗」・「パスクア島の旗」)のモチーフにもなっています。
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円形のお堀りみたいなトコが…
何なんだろ?
何かのモニュメント(?)もありました。 -
「タハイ儀式村(SECTOR TAHAI)」
さっき、週に2便のタヒチからの便が到着したせいか、人が多い!
昨日までは、日本人は全然見なかったのに、ツアーバッチを付けた日本人がたくさん。 -
ちょっと雲が邪魔だね~
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少しだけ夕日っぽくなってきたけど…
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これが限界。
イースター島最後の夕日。
う~んイマイチだけど、雨がやんでくれただけでもいいか! -
戻って夕食の準備デス★
今夜は、イースター島の名物、マグロのセビッチェ作り!
といってもレシピは不明(ネットで調べたかったけど、全然繋がらず)なので、マヨネーズ+バルサミコ酢+(持ってきた)マジックソルトで適当に味付け。
お?
でもそれっぽいお味だゾ!?
マグロ、どこにでもあるかと思っていたのですが、スーパーでさえ置いているところが少なくて、ようやく冷凍ものをゲットしました。 -
じゃ~ん!
今夜は、マグロのセビッチェ・骨付きチキンのハーブソテー・アボカドのディップ・マッシュルームとタマネギ炒め・エンパナーダです! -
エンパナーダ
スーパーで購入(1,990ペソ)。
大きな揚げ餃子のようなパン。サクッとした皮の中に色んな具が詰まっています。
チーズ入りのエンパナーダには、ホロホロした牛肉とチーズが入っていました。
明日、とうとうイースター島を出発です。
お風呂に入って、赤ワイン飲みながらダラダラと荷造りをして、0時半に就寝Zzz…
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