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2017年11月24日(金)、ブエノスアイレス(Buenos Aires)での2日目。この日の予定は市内をゆっくり回るだけなので、朝もゆっくり。オーナーが送ってくれてたご近所情報に洗濯屋情報があり、8時からやってるとのことだったので、その時間に合わせて起き、まずは洗濯物を持って行く。すぐ近く。全然英語は通じなかったが、洗濯物らしいものを持った東洋人の旅行者がやってくれば、まあ何をしたいかは言葉なくても通じるよね。夕方には出来上がると云うことまで確認できた。<br /><br />ついでに同じくご近所情報に載ってたスーパーで朝食の買い出し。バケットにオレンジジュース、ヨーグルトで、71.85ペソだったので500円足らず。ご近所情報、役に立ったわ。まあ、ホテルならフロントやコンシェルジュに聞けば済む話ではあるが。いったん部屋に戻って買ってきた朝食を食べる(下の写真1)。紅茶はティーバッグが常備されてたのでポットでお湯を沸かして使わせてもらった。私は朝は紅茶派(?)なので気にしなかったが、コーヒーはインスタントがあったかな?<br /><br />9時半頃出発。まずはアパートのあるレティーロ地区(Barrio Retiro)の西側にあるレコレータ地区(Barrio Recoleta)へ。バリオノルテ(Bariio Norte=北の地区)とも呼ばれ、緑が多く、高級マンションやヨーロッパブランドのブティックが立ち並ぶ山の手。これから歩くリベルタドール大通り(Av. del Libertador)は両側に公園、広場、大使館、博物館が並ぶ。なお、レコレータは、18世紀初頭にこの地区に設立されたフランシス会(Franciscan)レコレ(Recollets)派の修道院(Convento de Recoletos Descalzos)に由来している。<br /><br />右手にレティーロ駅(Estacion Retiro)の敷地、左手にビルが連なる通りを20分ほど歩くと、公園地域に入って行き、リベルタドール大通りが東行き専用となり、フィゲロア・アルコルタ通り(Av. Pres. Figueroa Alcorta)が西行き専用に分かれるが、リベルタドール大通りが少し左手に曲がるところにフリオ・デ・カロ広場(Plaza Julio de Caro)があり、カルロス・デ・アルベアール将軍の騎馬像(Monument to General Carlos M. de Alvear)が立っている。アルゼンチン人の軍人で、独立戦争で勝利に大きく貢献し、その後は政治家としても活躍した英雄。フランスで造られ、1926年にこの地に設置された。ちなみに広場の名前となっているフリオ・デ・カロは現代につながるタンゴ楽団のアンサンブルの基礎を作った20世紀のヴァイオリン奏者、作・編曲家、楽団指揮者。1899年生まれで1980年没。25年生きてる期間がオーバーラップしているけど、全く知らない・・・<br /><br />この騎馬像を過ぎたところ、まっすぐ進むフィゲロア・アルコルタ通りの右手にギリシャの神殿のような大きな建物があるが、ブエノスアイレス大学(UBA: Universidad de Buenos Aires)法学部(Facultad de Derecho)の校舎。1821年の創立時に建てられたもので、アルゼンチン映画のロケでよく使われるそうだ。UBAと云えば、現在(19年)、海堂尊さんが執筆中の小説「ポーラスター」の主人公、キューバ革命(Revolucion Cubana)の英雄チェ・ゲバラ(Ernesto &quot;Che&quot; Guevara)の卒業校じゃないか。まあ、UBAは学部ごとにキャンパスが異なり、医学部は2㎞ほど南にあるそうだが、若かりし日のゲバラがこの辺りも歩いていたかもと思うとワクワクする。なお、アルゼンチン人のノーベル賞受賞者5人のうち4人がUBAの学生か教授で、また現時点(19年9月)までの53代(複数就任含む)のアルゼンチン大統領のうち15人がUBA卒業生。さらに、現ローマ法王もUBA出身。<br /><br />UBA法学部校舎からフィゲロア・アルコルタ通りを越えて南側、リベルタドール大通りに面して建つのが国立美術館(Museo Nacional de Bellas Artes)。アルゼンチンに住む芸術家にとって、ここに作品を展示されることほどの名誉はないそうだ。9750平方メートルもの館内の1、2階フロアに収められた絵画、彫刻、タペストリー、オブジェなどは約1万点。国内はもちろん、中世から近世にかけてのヨーロッパの画家、エル・グレコ(El Greco)、モネ(Claude Monet)、ゴーギャン(Eugene Henri Paul Gauguin)、ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)、モジリアニ(Amedeo Clemente Modigliani)などによる作品も多い。入場無料だそうだが入ってない。建物は元々は1870年に排水ポンプステーションとして建てられたもので、1933年から美術館として使われている。<br /><br />国立美術館からリベルタドール大通りを西に歩く。この辺りは広い公園や広場が続き、1ブロックが長い。この前日に歩いたレティーロ地区(Barrio Retiro)のサンマルティン将軍広場(Plaza General San Martin)の説明でも書いたが、ジャカランダ(Jacaranda)の紫の花が満開で素晴らしい。この季節だけなのだが、私のブエノスアイレスのイメージになってしまい、ブエノスアイレスと云えば、この花が頭に浮かぶ。<br /><br />10分余り歩いて国立装飾芸術博物館(Museo Nacional de Arte Decorativo)に到着。1916年に南米の名門エラスリス(Errazuriz)家の邸宅として建てられたフランス古典様式の荘厳な建物。5000点を越える装飾美術品を収集しており、15世紀から18世紀にかけてのタペストリーや18世紀のセーブル焼き(Porcelaines des Sevres)、さらにエル・グレコやマネの絵画、ロダン(Francois-Auguste-Rene Rodin)の彫刻など、粒ぞろいの作品が各部屋を飾り立てている。これらの多くは竣工から2年間で集められたもので、当主が亡くなった後、政府に譲り渡され、37年から美術館として公開されている。19世紀後半から20世紀前半のアルゼンチンの貴族の暮らしの痕跡がそのままに残されているので、彼らの生活を垣間見ることができる。併設のフランス風カフェレストランも人気だそうだが、中には入らず。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2138764416193571&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />レコレータ地区後半へ続く。

ブエノスアイレス レコレータ地区(Barrio Recoleta, Buenos Aires)

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2017/11/24 - 2017/11/24

697位(同エリア742件中)

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ちふゆ

ちふゆさん

2017年11月24日(金)、ブエノスアイレス(Buenos Aires)での2日目。この日の予定は市内をゆっくり回るだけなので、朝もゆっくり。オーナーが送ってくれてたご近所情報に洗濯屋情報があり、8時からやってるとのことだったので、その時間に合わせて起き、まずは洗濯物を持って行く。すぐ近く。全然英語は通じなかったが、洗濯物らしいものを持った東洋人の旅行者がやってくれば、まあ何をしたいかは言葉なくても通じるよね。夕方には出来上がると云うことまで確認できた。

ついでに同じくご近所情報に載ってたスーパーで朝食の買い出し。バケットにオレンジジュース、ヨーグルトで、71.85ペソだったので500円足らず。ご近所情報、役に立ったわ。まあ、ホテルならフロントやコンシェルジュに聞けば済む話ではあるが。いったん部屋に戻って買ってきた朝食を食べる(下の写真1)。紅茶はティーバッグが常備されてたのでポットでお湯を沸かして使わせてもらった。私は朝は紅茶派(?)なので気にしなかったが、コーヒーはインスタントがあったかな?

9時半頃出発。まずはアパートのあるレティーロ地区(Barrio Retiro)の西側にあるレコレータ地区(Barrio Recoleta)へ。バリオノルテ(Bariio Norte=北の地区)とも呼ばれ、緑が多く、高級マンションやヨーロッパブランドのブティックが立ち並ぶ山の手。これから歩くリベルタドール大通り(Av. del Libertador)は両側に公園、広場、大使館、博物館が並ぶ。なお、レコレータは、18世紀初頭にこの地区に設立されたフランシス会(Franciscan)レコレ(Recollets)派の修道院(Convento de Recoletos Descalzos)に由来している。

右手にレティーロ駅(Estacion Retiro)の敷地、左手にビルが連なる通りを20分ほど歩くと、公園地域に入って行き、リベルタドール大通りが東行き専用となり、フィゲロア・アルコルタ通り(Av. Pres. Figueroa Alcorta)が西行き専用に分かれるが、リベルタドール大通りが少し左手に曲がるところにフリオ・デ・カロ広場(Plaza Julio de Caro)があり、カルロス・デ・アルベアール将軍の騎馬像(Monument to General Carlos M. de Alvear)が立っている。アルゼンチン人の軍人で、独立戦争で勝利に大きく貢献し、その後は政治家としても活躍した英雄。フランスで造られ、1926年にこの地に設置された。ちなみに広場の名前となっているフリオ・デ・カロは現代につながるタンゴ楽団のアンサンブルの基礎を作った20世紀のヴァイオリン奏者、作・編曲家、楽団指揮者。1899年生まれで1980年没。25年生きてる期間がオーバーラップしているけど、全く知らない・・・

この騎馬像を過ぎたところ、まっすぐ進むフィゲロア・アルコルタ通りの右手にギリシャの神殿のような大きな建物があるが、ブエノスアイレス大学(UBA: Universidad de Buenos Aires)法学部(Facultad de Derecho)の校舎。1821年の創立時に建てられたもので、アルゼンチン映画のロケでよく使われるそうだ。UBAと云えば、現在(19年)、海堂尊さんが執筆中の小説「ポーラスター」の主人公、キューバ革命(Revolucion Cubana)の英雄チェ・ゲバラ(Ernesto "Che" Guevara)の卒業校じゃないか。まあ、UBAは学部ごとにキャンパスが異なり、医学部は2㎞ほど南にあるそうだが、若かりし日のゲバラがこの辺りも歩いていたかもと思うとワクワクする。なお、アルゼンチン人のノーベル賞受賞者5人のうち4人がUBAの学生か教授で、また現時点(19年9月)までの53代(複数就任含む)のアルゼンチン大統領のうち15人がUBA卒業生。さらに、現ローマ法王もUBA出身。

UBA法学部校舎からフィゲロア・アルコルタ通りを越えて南側、リベルタドール大通りに面して建つのが国立美術館(Museo Nacional de Bellas Artes)。アルゼンチンに住む芸術家にとって、ここに作品を展示されることほどの名誉はないそうだ。9750平方メートルもの館内の1、2階フロアに収められた絵画、彫刻、タペストリー、オブジェなどは約1万点。国内はもちろん、中世から近世にかけてのヨーロッパの画家、エル・グレコ(El Greco)、モネ(Claude Monet)、ゴーギャン(Eugene Henri Paul Gauguin)、ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)、モジリアニ(Amedeo Clemente Modigliani)などによる作品も多い。入場無料だそうだが入ってない。建物は元々は1870年に排水ポンプステーションとして建てられたもので、1933年から美術館として使われている。

国立美術館からリベルタドール大通りを西に歩く。この辺りは広い公園や広場が続き、1ブロックが長い。この前日に歩いたレティーロ地区(Barrio Retiro)のサンマルティン将軍広場(Plaza General San Martin)の説明でも書いたが、ジャカランダ(Jacaranda)の紫の花が満開で素晴らしい。この季節だけなのだが、私のブエノスアイレスのイメージになってしまい、ブエノスアイレスと云えば、この花が頭に浮かぶ。

10分余り歩いて国立装飾芸術博物館(Museo Nacional de Arte Decorativo)に到着。1916年に南米の名門エラスリス(Errazuriz)家の邸宅として建てられたフランス古典様式の荘厳な建物。5000点を越える装飾美術品を収集しており、15世紀から18世紀にかけてのタペストリーや18世紀のセーブル焼き(Porcelaines des Sevres)、さらにエル・グレコやマネの絵画、ロダン(Francois-Auguste-Rene Rodin)の彫刻など、粒ぞろいの作品が各部屋を飾り立てている。これらの多くは竣工から2年間で集められたもので、当主が亡くなった後、政府に譲り渡され、37年から美術館として公開されている。19世紀後半から20世紀前半のアルゼンチンの貴族の暮らしの痕跡がそのままに残されているので、彼らの生活を垣間見ることができる。併設のフランス風カフェレストランも人気だそうだが、中には入らず。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2138764416193571&type=1&l=8a89379cb0

レコレータ地区後半へ続く。

  • 朝食

    朝食

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