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2017年11月24日(金)、ブエノスアイレス(Buenos Aires)での2日目のお昼前、レコレータ地区(Barrio Recoleta)の観光を終え、南側のセントロ(Centro)西部、サンニコラス地区(Barrio San Nicolas)に進む。この地区の東側のフロリダ通り(Calle Florida)を中心とする繁華街は前日に歩いた。西側は世界一幅の広い7月9日通り(Av.9 de Julio)が南北に走り抜け、文化都市ブエノスアイレスを感じるさせるエリア。<br /><br />11時50分頃、レコレータ墓地(Cementerio de la Recoleta)から約20分余り歩いてセルバンテス劇場(Teatro Nacional Cervantes)に到着。1921年にスペインの演劇人兼実業家によって建てられたアルゼンチン唯一の国立劇場。スペインのバロック様式(Baroque Architecture)で、外壁の精微な彫刻や大広間が美しい。と云っても外壁は修復中で覆われてたし、中には入ってない。コンサートから前衛的な芝居までさまざまな出し物が上演されている。61年に火災にあったが、元の設計通りに復元され、68年に再オープンした。劇場の名前はスペインの伝説的な小説家であり劇作家のミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)に敬意を表して命名された。<br /><br />セルバンテス劇場の2ブロック南がコロン劇場(Teatro Colon)。ミラノ(Milano)のスカラ座(La Scala)に次ぐ世界第2の大きさで、パリ(Paris)のオペラ座(l&#39;Opera)と合わせて世界三大劇場とされている。ナショナルジオグラフィック(National Geographic)によって世界で最も優れた10のオペラハウス(Ten Best Opera Houses in the World)の1つと見なされており、音響的には世界で5つの最高のコンサート会場の1つと見なされている。5月から11月のシーズン中にはオペラ、バレエなど100以上のプログラムが上演される。なお、シアターとしては1年を通じて上演が行われている。劇場の名前はコロンブス(Cristobal Colon)から。<br /><br />1889年に着工し、19年後の1908年に完成。5月25日にこけら落としが行われたので、それ以来、毎年5月25日をシーズンの幕開けとして、大統領も臨席して初日が行われる。ルネッサンス様式(Renaissance architecture)の劇場内は1階の椅子席と6階までの桟敷席があり、通常2800人、立ち見を含めると4000人もの観客を収容できる。設計を行ったのは、大統領府(Casa Rosada)の拡張工事でも知られるイタリア人建築家フランチェスコ・タンブリーニ(Francesco Tamburini)で、彼の死後は、弟子で、のちに国会議事堂(Congreso de la Nacion Argentina)などの設計も手掛けたビットーリオ・メアノ(Vittorio Meano)が引き継いだ。2006年10月から改装が行われ、2010年5月に再開した。<br /><br />劇場内を見学するツアーもあるそうだが、入らなかった。なお、ここはアルゼンチン最初の鉄道駅があった所で、1857年8月29日、機関車「La Porte」号が引くアルゼンチン初の列車がここから出発した。<br /><br />コロン劇場の東側は7月9日通りに面しているが、この通りは片道8車線で最大幅約140mあり、世界一幅が広いと云われている。地下鉄C号線(Subte Linea C)とほぼ重なっており、レティーロ(Retiro)駅からコンスティトゥシオン(Constitucion)駅の間約4㎞続いている。通りの名前は独立記念日に基づいている。<br /><br />その7月9日通りのすぐ南にあるのがオベリスク(Obelisk of Buenos Aires)。67mの白い塔は156人の人夫により、31日と云う速さで1936年にブエノスアイレス建都400年を記念して完成した。ブエノスアイレスのシンボルとなっている。ここは1812年にアルゼンチン国旗が初めて掲揚された記念すべき場所でもある。さらに18世紀後半にサンニコラス教区教会(Iglesia de San Nicolas de Bari)が建てられた場所で、この教会の名前がこの地区の名前となっている。<br /><br />オベリスクからはブエノスアイレスのブロードウェイ(Broadway)、コリエンテス大通り(Av. Corrientes)を西に向かうが、1本北のラバージェ通り(Calle Lavalle)を曲がり市立公園(Plaza Lavalle)に寄ると国家最高司法裁判所(Corte Suprema de Justicia de la Nacion Argentina)が公園の西側にある。1910年から建築が開始され、42年に完成したもの。また、詳細は分からないが、南東角の公証人ビル(Escribania Machiavello)もなかなか立派(下の写真)<br /><br />コリエンテス大通り(Av. Corrientes)に出て、5分ちょっと歩くとあるのがサンマルティン文化センター劇場(Teatro General San Martin)。1950年開業の市立劇場。13階建てのモダンな建物で、内部には3つのパフォーマンスステージ、いくつかの展示ホール、映画館などがある。最大のホールの収容人数は1049人。劇場の名前は「祖国の父」、サン・マルティン将軍(General San Martin)から。その少し先(西)にあるのがアルベアール大統領劇場(Teatro Presidente Alvear)。42年オープンの劇場で861人を収容できる。こちらは20世紀初頭の第20代大統領の名前。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2138776872858992&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />セントロ西部(後半)へ続く。

ブエノスアイレス セントロ西部(Barrio San Nicolas, Buenos Aires)

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2017/11/24 - 2017/11/24

696位(同エリア741件中)

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ちふゆ

ちふゆさん

2017年11月24日(金)、ブエノスアイレス(Buenos Aires)での2日目のお昼前、レコレータ地区(Barrio Recoleta)の観光を終え、南側のセントロ(Centro)西部、サンニコラス地区(Barrio San Nicolas)に進む。この地区の東側のフロリダ通り(Calle Florida)を中心とする繁華街は前日に歩いた。西側は世界一幅の広い7月9日通り(Av.9 de Julio)が南北に走り抜け、文化都市ブエノスアイレスを感じるさせるエリア。

11時50分頃、レコレータ墓地(Cementerio de la Recoleta)から約20分余り歩いてセルバンテス劇場(Teatro Nacional Cervantes)に到着。1921年にスペインの演劇人兼実業家によって建てられたアルゼンチン唯一の国立劇場。スペインのバロック様式(Baroque Architecture)で、外壁の精微な彫刻や大広間が美しい。と云っても外壁は修復中で覆われてたし、中には入ってない。コンサートから前衛的な芝居までさまざまな出し物が上演されている。61年に火災にあったが、元の設計通りに復元され、68年に再オープンした。劇場の名前はスペインの伝説的な小説家であり劇作家のミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)に敬意を表して命名された。

セルバンテス劇場の2ブロック南がコロン劇場(Teatro Colon)。ミラノ(Milano)のスカラ座(La Scala)に次ぐ世界第2の大きさで、パリ(Paris)のオペラ座(l'Opera)と合わせて世界三大劇場とされている。ナショナルジオグラフィック(National Geographic)によって世界で最も優れた10のオペラハウス(Ten Best Opera Houses in the World)の1つと見なされており、音響的には世界で5つの最高のコンサート会場の1つと見なされている。5月から11月のシーズン中にはオペラ、バレエなど100以上のプログラムが上演される。なお、シアターとしては1年を通じて上演が行われている。劇場の名前はコロンブス(Cristobal Colon)から。

1889年に着工し、19年後の1908年に完成。5月25日にこけら落としが行われたので、それ以来、毎年5月25日をシーズンの幕開けとして、大統領も臨席して初日が行われる。ルネッサンス様式(Renaissance architecture)の劇場内は1階の椅子席と6階までの桟敷席があり、通常2800人、立ち見を含めると4000人もの観客を収容できる。設計を行ったのは、大統領府(Casa Rosada)の拡張工事でも知られるイタリア人建築家フランチェスコ・タンブリーニ(Francesco Tamburini)で、彼の死後は、弟子で、のちに国会議事堂(Congreso de la Nacion Argentina)などの設計も手掛けたビットーリオ・メアノ(Vittorio Meano)が引き継いだ。2006年10月から改装が行われ、2010年5月に再開した。

劇場内を見学するツアーもあるそうだが、入らなかった。なお、ここはアルゼンチン最初の鉄道駅があった所で、1857年8月29日、機関車「La Porte」号が引くアルゼンチン初の列車がここから出発した。

コロン劇場の東側は7月9日通りに面しているが、この通りは片道8車線で最大幅約140mあり、世界一幅が広いと云われている。地下鉄C号線(Subte Linea C)とほぼ重なっており、レティーロ(Retiro)駅からコンスティトゥシオン(Constitucion)駅の間約4㎞続いている。通りの名前は独立記念日に基づいている。

その7月9日通りのすぐ南にあるのがオベリスク(Obelisk of Buenos Aires)。67mの白い塔は156人の人夫により、31日と云う速さで1936年にブエノスアイレス建都400年を記念して完成した。ブエノスアイレスのシンボルとなっている。ここは1812年にアルゼンチン国旗が初めて掲揚された記念すべき場所でもある。さらに18世紀後半にサンニコラス教区教会(Iglesia de San Nicolas de Bari)が建てられた場所で、この教会の名前がこの地区の名前となっている。

オベリスクからはブエノスアイレスのブロードウェイ(Broadway)、コリエンテス大通り(Av. Corrientes)を西に向かうが、1本北のラバージェ通り(Calle Lavalle)を曲がり市立公園(Plaza Lavalle)に寄ると国家最高司法裁判所(Corte Suprema de Justicia de la Nacion Argentina)が公園の西側にある。1910年から建築が開始され、42年に完成したもの。また、詳細は分からないが、南東角の公証人ビル(Escribania Machiavello)もなかなか立派(下の写真)

コリエンテス大通り(Av. Corrientes)に出て、5分ちょっと歩くとあるのがサンマルティン文化センター劇場(Teatro General San Martin)。1950年開業の市立劇場。13階建てのモダンな建物で、内部には3つのパフォーマンスステージ、いくつかの展示ホール、映画館などがある。最大のホールの収容人数は1049人。劇場の名前は「祖国の父」、サン・マルティン将軍(General San Martin)から。その少し先(西)にあるのがアルベアール大統領劇場(Teatro Presidente Alvear)。42年オープンの劇場で861人を収容できる。こちらは20世紀初頭の第20代大統領の名前。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2138776872858992&type=1&l=8a89379cb0


セントロ西部(後半)へ続く。

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