エミレーツ航空ファーストで行く東欧の大国ウクライナと火の国アゼルバイジャン1人旅 その5：イヴァノ・フランキフスク編+チェルニウツィ編

2019/06/19 - 2019/07/08

JALマイルを利用して，エミレーツ航空のファーストクラスに乗ることを第1の目的としてウクライナをメインにイスタンブール，アゼルバイジャンとアブダビを巡ってきました．チェルノブイリなども感じるものがありましたが，最も印象に残ったのはウクライナの物価の安さでした．安く東欧と西欧を感じたければ，ウクライナはオススメの国です．また，ウクライナでは人生初の夜行列車にも乗り，中々趣があって面白い移動手段でした．
宿泊した都市はイスタンブール(トルコ)，リヴィウ，イヴァノ・フランキフスク，ルーツィク，キエフ，オデッサ(以上ウクライナ)，バクー(アゼルバイジャン)，アブダビ(UAE)です．
都市間の移動には飛行機，列車，バスを，都市内の移動は主に徒歩，地下鉄，トラム，トロリーバス，バスを利用しました．都市間移動の飛行機と列車は，すべて日本で予約していきました．
ルート概要は成田→ドバイ(乗継のみ)→イスタンブール→リヴィウ→ドロホブィチ→リヴィウ→イヴァノ・フランキフスク★→チェルニウツィ★→イヴァノ・フランキフスク★→リヴィウ(経由のみ)→ルーツィク→愛のトンネル→ルーツィク→キエフ→チェルノブイリ原発→キエフ→オデッサ→バクー→アブダビ→ドバイ→関空 です．

その5：イヴァノ・フランキフスク編+チェルニウツィ編 7,8日目
7日目：ホテルで朝食後，チェックアウト．UBERでリヴィウ駅に行き，10:21発の列車でイヴァノ・フランキフスクへ向かいます．イヴァノ・フランキフスク駅到着後は歩いてホテルに行き，チェックイン．少し休憩後，昼食？をUrban Space 100にていただきます．昼食後はイヴァノ・フランキフスク市内を散策，市庁舎，救世主復活大聖堂などを見学して，ホテルに戻ります．夕食はFamiliyaでいただきました．
8日目：ホテルで前日に購入した朝食をとり，チェルニウツィへ行くためイヴァノ・フランキフスク駅へ向かいます．7:48発の列車でチェルニウツィへ．到着後，徒歩でブコヴィナ・ダルマチア府主教の邸宅として世界遺産に登録されているチェルニウツィ大学を目指します．チェルニウツィ大学を堪能した後は，市内を散策．昼食はC.o.t.t.eでいただき，聖霊大聖堂，聖ニコラス大聖堂などを見学してチェルニウツィ駅へ．15:37発の列車でイヴァノ・フランキフスク駅に戻り，夕食をFamiliyaでいただきました．

観光ルートは下記の通り．
7日目：ホテル→リヴィウ駅→イヴァノ・フランキフスク駅→ホテル→Urban Space 100（昼食？）→市役所(外観)→フォーマーアルメニア教会→市庁舎(塔含む)→救世主復活大聖堂→ウクライナ最古の公衆浴場→Adam Mickiewicz公園→Nezalezhnosti St.→ホテル→Familiya（夕食）→ホテル．
8日目：ホテル→イヴァノ・フランキフスク駅→チェルニウツィ駅→チェルニウツィ大学→市庁舎前広場→聖霊大聖堂→C.o.t.t.e（昼食？）→フォーマーアルメニア教会→Vul Kobylyanskoi→市庁舎前広場→聖母被昇天大聖堂→聖ニコラス大聖堂→聖ニコラス木造教会(外観)→トルコ広場→チェルニウツィ駅→イヴァノ・フランキフスク駅→Familiya（夕食）→ホテル．

表紙は正門前から撮った世界遺産チェルニウツィ大学．

その1：往路+イスタンブール編 https://4travel.jp/travelogue/11532859
その2：リヴィウ編① https://4travel.jp/travelogue/11532871
その3：リヴィウ編② https://4travel.jp/travelogue/11532951
その4：ドロホブィチ編+リヴィウ編③ https://4travel.jp/travelogue/11535782
★その5：イヴァノ・フランキフスク編+チェルニウツィ編★←本旅行記
その6：ルーツィク編+愛のトンネル編 https://4travel.jp/travelogue/11535916
その7：キエフ編① https://4travel.jp/travelogue/11538727
その8：チェルノブイリ編 https://4travel.jp/travelogue/11538866
その9：キエフ編② https://4travel.jp/travelogue/11538889
その10：オデッサ編 https://4travel.jp/travelogue/11541606
その11：バクー編 https://4travel.jp/travelogue/11541702
その12：アブダビ編+復路 https://4travel.jp/travelogue/11541750

エリア その他の都市(ウクライナ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リヴィウ5日目(全行程7日目)．
本旅行記はホテルの朝食からスタート．温野菜にチキンピカタ？など中々種類豊富です．
朝食後はホテルチェックアウト，リヴィウ駅へ向かいます．

Swiss-Hotel ホテル

こちらのダニール・ロマノヴィチ王の像前から，UBERでリヴィウ駅へ．

この日は駅から徒歩5分くらいのところで降ろされました．

リヴィウ駅に到着．

リヴィウ駅 駅

リヴィウ駅ホームをパシャリ．

10:21発のこちらの列車でイヴァノ・フランキフスク駅へ向かいます．

今回も寝台列車仕様の車両です．
列車は定刻に出発．

イヴァノ・フランキフスク1日目(全行程7日目)．
途中20分くらいの謎の停車を挟みつつ，定刻の10分ほど遅れ，13:20頃にイヴァノ・フランキフスク駅に到着．約3時間の鉄道旅でした．

ホームから駅舎をパシャリ．

駅舎内の様子．

駅舎から出てパシャリ．

駅舎はこちら．

こちらの公園を通って，ホテルを目指します．

イヴァノ・フランキフスクでのホテルはこちら，Nadiya Hotelです．

客室の様子．
少しだけ休憩して街の散策へ．まずは昼食へ．

昼食はこちら，Urban Space 100でいただきます．

ご飯をいただこうと思っていたのですが，2時も過ぎていたのでデザートのみにしました．
ストロベリーチョコレートチーズケーキとジンジャーストロベリーレモネードをいただきました．

こちらはイヴァノ・フランキフスク市役所．

続いてフォーマーアルメニア教会．
1761年にアルメニア人コミュニティにより建てられたバロック様式の教会．

フォーマーアルメニア教会のファサード．

入口側から見たイコノスタシス？側．

見事な天井画．

イコノスタシス？

イコノスタシス？側から見た入口側．

説教壇．

ルィノク広場に到着．

広場の真ん中には市庁舎があります．
アールデコ様式の建物で，122段の階段を持つ塔に上ることができます．

それでは中に入って階段を上っていきます．

らせん階段を上ります．

こちらが最後の階段．

市庁舎の展望台からの風景．
左上：西側の風景，右上：東側の風景，左下：北側の風景，右下：西側の風景．

それでは塔から降ります．

1Fまで戻ってきました．

1Fには少しだけ博物館のようなコーナーもあります．

市庁舎を退場．ルィノク広場には暑さ対策のミストシャワー．

続いてはこちら，救世主復活大聖堂．
18世紀半ばに建設されたシンメトリーなバロック様式のギリシャカトリックの教会．

入口側から見たイコノスタシス？側．

見事な天井画．

イコノスタシス？

イコノスタシス？側から見た入口側．

左上：入口上のステンドグラス，右上：右側廊，左下：左側廊，右下：説教壇．

大聖堂から出てパシャリ．

奥にはプレカルパティアン美術館．

こちらの通りに行きます．

ウクライナ最古の公衆浴場”ネプチューン”．

Adam Mickiewicz公園で少し休憩．

街の目抜き通りであるNezalezhnosti St.を通って，ホテルに戻ります．

ホテルで少し休憩して，駅まで歩いて何分かかるか確認のため再始動．

駅に到着，早足で10分ほどでした．

ホテル付近に戻ってきて夕食をこちら，Familiyaでいただきます．

いただいたのは，サーモンサラダにグリーンボルシチ．これがボルシチかと聞かれると？ですが，サラダもボルシチも美味でした．他にもりんごにんじんジュースをいただきました．
この後は，明日の朝食をスーパーで購入してホテルに戻り，この日はおやすみなさい．

イヴァノ・フランキフスク2日目(全行程8日目)．
この日はホテルの部屋での朝食からスタート．
朝食付きのホテルなのですが，チェルニウツィ行きの列車が朝早いため，ホテルの朝食を食べていると間に合わない可能性があるので，昨日の購入品をいただきます．
朝食後は世界遺産のチェルニウツィ大学を訪れるため，イヴァノ・フランキフスク駅へ．

イヴァノ・フランキフスク駅に到着．

それほど列車が多くない駅ですと，このように全列車の案内表示があります．

屋根もないホームをパシャリ．左に見えているのが駅舎です．

7:58発のこちらの列車でチェルニウツィ駅へ向かいます．

この車両も寝台列車仕様です．列車は定刻に出発．

定刻の10:20頃にチェルニウツィ駅に到着．約2時間半の鉄道旅．

駅舎内の様子．

チェルニウツィ駅を外からパシャリ．それではチェルニウツィ大学へ歩いて向かいます．

あまり整地されていない坂道を上っていきます．

奥に見えてきました．

斜め後方からのチェルニウツィ大学．

こちらが正門です．
チェルニウツィ大学は，ブコヴィナ・ダルマチア府主教の邸宅として世界遺産に登録されています．1864～82年にかけてチェコ人建築家ヨセフ・フラヴガにより建設された，当時のブコヴィナ府主教たちの住居や聖堂，修道院，庭園からなる建築群とのこと．

正門を入ってパシャリ．見てているのは府主教の邸宅．
ちなみに入って右側の守衛室？に入場料を支払います．敷地内はOKだけど，建物内はダメ的なことをウクライナ語で言われた気がしますが，最終的に入っちゃいました．

ブコヴィナ ダルマチア府主教の邸宅 建造物

正門から見て左手側には旧神学校とその付属聖堂である三成聖者の聖堂．

旧神学校の入口．鍵はされていなかったのですが，入っていません．

三成聖者の聖堂ファサード．

こちらは府主教の邸宅．

府主教の邸宅の屋根．
この建築群全体に言えることですが，屋根に独特の幾何学模様の装飾が施されています．

府主教の邸宅入口の装飾．
こういった装飾に少しイスラムの香りを感じるのは私だけでしょうか．

正門から見て右手側には修道院．

府主教の邸宅と修道院の間のこちらの門から，府主教の邸宅裏の庭園に出ることができます．

府主教の邸宅裏に．

庭園には建築家のヨセフ・フラヴガの胸像．

さらには井戸もあります．

しばし庭園を散策．

府主教の邸宅を庭園から．

府主教の邸宅に入ってみました．こちらは2Fの廊下．

こちらは1Fホール．
建物内はダメ，と言われた気がするので，さすがに各部屋内に入ることはできませんでした．

窓やドアなども特徴的で，それぞれ違うデザインになっています．

正門側に戻って，府主教の邸宅前から正門側をパシャリ．

修道院を正面からパシャリ．

三成聖者の聖堂に戻ってくると，扉が開いていましたので入場．

入口側から見たイコノスタシス？側．

イコノスタシス？

天井の装飾．

イコノスタシス？側から見た入口側．

最後に正門を中からパシャリ．

さらに外から正門をパシャリ．

こちらのバスで街の中心まで行こうと思っていたのですが，運転手さんが休憩中？でいつ出発するかわからないので，徒歩で中心部へ．

なんかイイ感じのレストラン？の横を通り過ぎつつ…

市庁舎前の広場に到着．

そして聖霊大聖堂．
19世紀半ばに建てられた東方正教会．

入口側から見たイコノスタシス側．

イコノスタシス側の部屋．

ドーム天井．

説教壇．

イコノスタシス．

イコノスタシス側から見た入口側．
これにて聖霊大聖堂を退場して，昼食へ．

この日の昼食はこちら，C.o.t.t.eでいただきました．
入口はこちらですが，店内に入ることはなくオープンテラスでいただきました．

食事をしようと思っていたのですが，目ぼしいものがなくまたデザートの昼食．
ベルギーワッフルとレモネード，カプチーノをいただきました．

こちらはフォーマーアルメニア教会．
チェルニウツィ大学と同じくヨセフ・フラヴガによる建物とのこと．

中には入れなかったのですが，掃除のおばちゃんが入口からの撮影はOKしてくれました．

続いてチェルニウツィの目抜き通り，Vul Kobylyanskoyiを行きます．

市庁舎前の広場に戻ってきました．まだ列車の出発まで時間があるので，駅と逆方向に歩き出します．

こちらは聖母被昇天大聖堂．

入口側から見たイコノスタシス？側．

イコノスタシス？

説教壇．

イコノスタシス？側から見た入口側．

聖母被昇天大聖堂横の天使像．

そしてこちらは聖ニコラス大聖堂．
こちらの大聖堂は，14世紀に建てられたルーマニアのクルテア・デ・アルジェシュの王室教会のコピーで1930年代に建設されたそうです．

入ってパシャリ．
ファサードから入って右手側にイコノスタシスがあるという，不思議な造りになっています．

イコノスタシス．

後ろに下がってイコノスタシスをパシャリ．

イコノスタシスと反対側に聖歌隊席と思われる場所．

ドーム天井．

同じ敷地内のお墓？と鐘．
それではゆっくりと駅の方へ戻っていきます．

こちらは聖ニコラス木造教会．
残念ながら入ることはできませんでした．

日陰でネコさんがくつろいでおられました．

こちらはトルコ広場．

謎の戦車のモニュメント．

チェルニウツィ駅に到着．

駅舎内の様子．

15:37発のこちらの列車でイヴァノ・フランキフスクに戻ります．

今回も寝台列車仕様の車両．列車は定刻通りに発車．

定刻から10分ほど遅れて，18:30頃にイヴァノ・フランキフスク駅に到着．約2時間45分ほどの鉄道旅でした．

駅からそのまま夕飯を食べに行きます．

夕飯はこの日もこちら，Familiyaでいただきます．

この日はミックストマトにBBQポークをいただきました．

そして喉が乾いていたので，飲み物に1Lのコンポート．
食事もドリンクも中々美味でした．

ホテル前の像．

ホテル横の噴水，虹がかかっています．
この後はホテルに戻り，おやすみなさい．

本旅行記はここまで．続きは↓
前→その4：ドロホブィチ編+リヴィウ編③ https://4travel.jp/travelogue/11535782
次→その6：ルーツィク編+愛のトンネル編 https://4travel.jp/travelogue/11535916