ウクライナの愛のトンネルをキエフから日帰りで

2019/08/17 - 2019/08/17

一年ほど前に『死ぬまでに見たい世界の絶景』http://yuhkawasaki.com/archives/2768
というウェブサイトで知った愛のトンネル

それまでもなんとなく見たような記憶がありましたが旅の候補地として考えることはありませんでした

ウクライナにあって首都のキエフからは約350キロ離れていて、これは名古屋-東京間と同じ

ネットで調べてみるとリヴィウという街から行くルート、より近いリヴネという町から行くルートが紹介されています
鉄道も調べましたが調べ方が良くないのか18時間掛かる、そう出てしまいます

その時に南米の旅で利用したGetYourGuideという現地ツアーを思い出しました
調べてみるとちょっとお高くなりますがキエフからの日帰りツアーがあるとの事
愛のトンネルだけでリヴィウもリヴネも今回は不要
そう考えると交通費や移動時間、宿泊などを考えるとお高くてもいいかなと決定しました

エリア その他の都市(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

GetYourGuideでは1.2万円ちょいからと出ていますが一人単独だとその二倍となります

前日にメールが入り『トヨタのカムリで迎えに上がります』との事
南米で利用した際のように車に乗って大きな集合場所に行き、大型の車に乗り換え

そんなつもりでいたら貸し切りと判明
運転席にウクライナの気のいいあんちゃん、助手席には奥さん
後部座席を私が占領、そんな感じです

愛のトンネルはクレーベンという小さな町の町外れ
2回ガソリン補給兼トイレ休憩がありました
高速では180キロほど出してかっ飛ばして走ります

到着
左右が駐車場
と言っても20台ほど

道は未舗装
空の青さが名古屋では考えられない

入り口には増えてきた観光客目当ての売店

右手前にレールが見えますが、これが愛のトンネルの線路

上の画像の反対方向を撮影

売店側から駐車場側

入り口には近くの人が出店を出しています

そして、テーブルには殺虫剤が

愛のトンネルで検索すると夏は蚊がとんでもなく湧いて来る
そう誰もが書いています

私も虫除けスプレーと虫刺され痒み止めを日本から持参しました
虫除けをたっぷり塗ります
この日は8月17日
日本では夏真っ盛りですがウクライナでは秋が始まってました
前日の最低気温が8度

なので結果的に蚊はいなくはなかったですが、ほんの僅かでした

もう入り口からどおおんとこんな感じです

ちょっと木の繁り具合が足りないかな
そんな感じ

団体客はいませんでした
カップルと家族連れや友人同士

100メートルほど線路上を進むと

愛のトンネル！

縦バージョン　（スマホ閲覧用）

夏の土曜日で混雑していると覚悟していたのですが思いの外に観光客はいません
アジア系は私だけでした

たまにすれ違う程度

そんなすれ違う人にお願いしてスマホで撮ってもらいました

確認すると
うーーーん、木立で影ですね

で、更に歩いて木漏れ日が入る場所を発見

そこで待機してまた別の観光客の方にお願いして撮影

入り口の売店まで戻りました

飲料や簡素な食べ物が用意されています

その道を挟んで隣にはもう少し本格的なカフェが

『昼食を食べたい』（スマホアプリで会話を翻訳）と伝えると・・・

『食事するなら、こっちへ』
そう告げられてカフェの左奥へ案内されます

この門扉から中へ

するとこんなお洒落なオープンエアの場所が

ここはまだ設置途中で来年（2020年）から本格的にカフェとして稼働させるとのことです

オープンエアの向かいの平屋の建物
ウクライナの水色とレモンイエローの国旗がはためいています

ここの左半分がレストランとカフェ
右半分がホテルとなってます

建物外観や場所柄全く期待をしてなかったのがこんなに素敵な内装

紅葉の愛のトンネルの壁

そしてそれに向かう実物の線路がガラス張りの床下に

正面から見るとガラス張り下の線路が壁の線路に真っ直ぐ繋がるように配置されていてセンスの良さを感じました

ウクライナボルシチ60フリヴニャ（約240円）と食後のコーヒーを注文
ボルシチには左上のサワークリームと左下のバターにミントを付けた黒パンが付いてました

観光地価格なんでしょうが物価が安い！

そして美味しい！
ボルシチはロシア料理として有名ですが元々はウクライナ料理なんだそうです

駐車場に戻ると車は半分くらいに減っていました

『時間は何時間でもいいですよ』
そう運転手さんが言ってくれてたので歩くと、こんなカラー舗装されている歩道が駐車場の裏に

歩道を入るとすぐにこんなモニュメント椅子が

歩道はけっこう続きます

あずま屋のような建物もいくつか

引き返し駐車場の向かいにあるインフォメーション

トイレは設置されてません
簡素な案内と簡素な売店です

カムリに戻り一路キエフまで
高速では150キロ平均、たまに180キロで走ります
350キロの距離はグーグル先生の情報では高速利用しても車で4時間ちょいと出ています

しかし180キロの速度なので2時間半で到着

ホテルの入口どころか玄関先（後ろのドア）まで送ってくれました

高速道路途中ではブルーベリー系の木の実が路上販売されていて、それを奥さんが買い私にも分けてくれました

手配会社に支払ったお金以上に大満足
チップをちょっと多めにお渡ししました

愛のトンネル、カップルはもちろん単独でもオススメです

ウクライナの次はとっても内容が濃かったチェコなんですが、画像と思い出が多すぎてまだ作成できていません