憧れの温泉民宿でお泊り 湯野上温泉編その1

2019/08/12 - 2019/08/13

10年以上前からずっと気になっていた民宿があった。
ネットでは予約できず、電話してもいつも満室。
なかなか泊まることができなかったが、ようやく3カ月前に電話して、空いている日を教えてもらい、そこに予約を入れることができた。
予約を入れてから、休みを取り（笑）、この日を中心に他の旅行計画を立てた。

とっても楽しみにしていた東北旅行の第1日目。
はじまりはじまり！

エリア 湯野上温泉(福島)

お盆前の連休の日。
東北自動車道は浦和インターに入った途端に渋滞だった。
あれ？
昨日、高速混んでるかなぁ？渋滞かなぁ？と言ったら、夫が大丈夫だよ、連休はじまりの日が渋滞ピークってニュースで言ってたからと、答えた。
そうか！そうだよね～^_^
とまるっきり信じていたのだが、なんだ、この渋滞は！？

そんなこんなで普通なら2時間半くらいで着くはずの会津湯野上温泉に、5時間以上かかってたどり着いた。
疲れた～。

でも、ようやく着いた湯野上温泉で、宿が見つからない。
あれ？
グーグルではこっちだし、ナビではこっち行けって言ってるし？
この案内看板に宿の名前はあるものの、肝心の場所が書いてない。
地図の赤丸が場所なんだろうけど、どの赤丸がどの宿なのか書いてないから全然わからないよ～。

ようやく見つけた蕎宿湯神。
こんなに細い道の先にあったとは⁈

昔から常連さんたちのブログなどで拝見していた宿が目の前に⁈
ちょっと感動してしまった。

民宿だけど、立派な造り。
夫が車から降りてくるのが待ちきれない。

この看板の文字も味がある。
さて、玄関を開けてこんにちはーと声をかけると、すぐ宿の方が笑顔で対応してくれた。

こちらは駐車場。
我が家が一番のり！

案内されたのは長寿庵というお部屋。
予約の時、メゾネットのお部屋か和室にベッドのお部屋かどちらがいいですか？と聞かれたので、和室にベッドのお部屋がいいです！と答えていたのだ。

お部屋のドアは襖。
基本、中から鍵をかけるタイプだけど、部屋の外からもかけられる。

写真はお部屋に入ってすぐのダイニング。
ここでご飯を食べる。

大きくて立派なのダイニングテーブルの奥の障子は雪見障子になっていて、開けると坪庭風になっている。

逆から見た写真。左側の襖が、廊下に出る襖。
右側の襖の奥は洗面所、トイレ、温泉風呂がある脱衣所。

立派なダイニングテーブルの下には、新しく床を貼った後が。
ここは常連さんたちのブログなどを見ると、小さな囲炉裏があったところ。
囲炉裏じゃなくなったのは残念。

テーブルの上にはお茶菓子のくるみ羊羹。
意外なくらいあっさりとした甘さで、美味しかった。

お茶は、そば茶が用意されていた。
そば茶、香りが良くて、何杯も飲んじゃった。

お茶の用意だけでなく、氷入りの冷水もあって、暑い日だったので、思わず気が利いてる！と嬉しかった。
でも、各客室に温泉がついているから、はじめから冷水の用意があったのかも。

ダイニングルームの隅に、衣紋掛けが。
これ、何気に便利だった。

ダイニングテーブルの上には、お飲み物のお品書きが。
夕食の時に何飲もうかな？とあらかじめ見ておくことができて便利だったけれど、夕食を待たずに、お風呂あがりにでも注文すれば持ってきてくれたんだと思う。

お飲み物のお品書きと共に置いてあった、夕食の絵と説明書き。
この絵がまた素晴らしくて。
これを描いた人は、描くことをお仕事にされている方なのかも⁈と勝手なの想像をしてしまった。

夕食の絵の裏にあったお手紙文。
きっとこの方は常連さんなんだろうなぁ。
ステキな感謝のお手紙。
こんな風にお手紙をかけたら本当に素敵なんだけど。

こちらはダイニングルームにある冷蔵庫と、ポット。
冷蔵庫は空っぽなので、買ってきた飲み物を入れた。

ここはダイニングルームの隣の寝室。
和室の一角の床をフローリングにしていて、
オシャレなテーブルと椅子を置いている。
夫はここが気に入ったようで、いつもここにいた。

寝室。
和室に２つベッドを入れている。
ベッドはダブルベッドで、ゆったり寝ることができた。

寝室の床の間にテレビや金庫、電話、鏡台代わりの鏡などがあった。

床の間にこんなものも。
カメムシ君からのお手紙「嫌われ者のカメムシからのお願い」なんて、切ないなぁ。
かと言って、本当にカメムシが出たら嫌なんだけど。
夏場の今回は全く出なくてほっとした。

そして、床の間に温泉の成分表もあった。

寝室の押入れの一角が、クローゼット風になってた。
浴衣の用意もあって、嬉しかった^_^

こちらがこのお部屋、長寿庵の温泉風呂。
源泉掛け流し。
なんて贅沢！
大人二人が入れる大きさ。
もう本当にめちゃくちゃ気持ち良くて、何度も入っちゃった。

お風呂の備品は、シャンプー、コンディショナー、ボディソープに、洗顔石鹸が二種類。
シャンプー、コンディショナーも使った後は髪がサラサラツヤツヤになったので、シャンプー類に強いこだわりがなければ、女性でも安心して使えると思う。

洗面所はこんな感じ。
オシャレな陶器の洗面ボウル。
水道の角度が変えられるので、使い勝手は良かった。

洗面所に温泉化粧水が置いてあった。
使ってみたけど、なかなかいい。
歯磨き用コップは２つ。
ドライヤーもストレスなく使えた。

洗面所の下の彫刻が凄い。

脱衣所に手作りしたのかな？と思った大きな棚があって、これまたなかなか便利に使わせてもらったのだが、そこに用意してあったのは、バスタオルと湯神の名前入りフェイスタオル、歯ブラシ。

脱衣所にはマッサージチェアーも。
お風呂あがりに缶ビール片手に、ここに座って寛げた！
最初は使い方がよく分からなくて、いろいろいじってたら、そのうちちゃんと動いてくれた。

トイレは安心のウオッシュレッド。

さて、長寿庵の部屋のすぐ近くは、会津鉄道の線路で、踏切のカンカンカンカンが聞こえると、程なく電車が通るのが見える。
それがなんだか面白くて、鳴るたびにニンマリしてしまった。

早くにチェックインしたので、少し周辺を散策することにした。
湯神に来るのに、道がよく分からなかったので、ちょっといろいろ見て確認したいという気持ちもあって。

湯野上温泉駅の方に行ってみよう！と張り切って出かけ、この写真の風景を見てテンションが上がったが、直に暑くて行くのやーめた！
湯神の周りのお散歩にする！

勝手な言動の私に、はいはい、と付き合ってくれる夫。

会津鉄道の電車、来た！

一両車輌⁈
珍しい⁈

なんの絵が描いてあるんだろう⁈

自然の風景の絵⁈
でも電車の前に描いてあるのは動物⁈

後ろの絵はお猿さんかな？
さよーならー。
でも、次の停車駅は湯野上温泉駅だよ！

湯野上温泉の民宿が集まる地域。
ほのぼの通り。
誰が名付けたんだろう？

街灯にも、ほのぼの湯の道とある。
確かに、町の雰囲気はほのぼの。

そして町のいたるところに、100万年ウオーキングコースの看板が。
これ、なんだろう？

可愛い⁈うさぎさん達発見！
最初は神社かと思ったら、足湯だった！

誰も入ってないんだけど、入っていいんだよね？
タオルを持っていなかったので、入らなかったけれど。

ちゃんと温泉成分表も貼ってあった。

カラフルな蔵を発見！
…鮎だよね？

こちらもなんか凄いイラストのお家⁈を発見！
お家…なのかな？
会社…？

こちらは、湯神の裏の線路。
踏切の真ん中に立って写真撮るなんて、初めての経験。
因みに線路はこれだけ。
上り列車と下り列車が交代で使っているのかな？