ヨーロッパ・駆け足10日間の旅（８日目）ユングフラウヨッホからベルンまで

2019/05/31 - 2019/06/09

10日間のヨーロッパの旅に出た。
ドバイ経由、かつほぼ毎日移動という、ハードなスケジュールのため、
バルセロナからミラノまではJTB主催のバスツアーを利用。
概ね天候に恵まれ、アイガー山麓のトレッキングも含め、旅の目的を達成できた。

5/31(金)　羽田⇒ドバイ（トランジット観光）⇒バルセロナ(泊)
6/1(土)　　バルセロナ観光(泊)
6/2(日)　　バルセロナ⇒フィゲレス⇒アヴィニョン(泊)
6/3(月)　　アヴィニョン⇒ポン・デュ・ガール⇒エクサン・プロヴァンス⇒ニース(泊)
6/4(火)　　ニース⇒エズ⇒モナコ⇒ミラノ(泊)
6/5(水)　　ミラノ⇒グリンデルワルト(泊)
6/6(木)　　グリンデルワルト近郊散策(泊）
6/7(金)　　グリンデルワルト⇒ユングフラウヨッホ⇒ベルン(泊)
6/8(土)　　ベルン⇒チューリッヒ⇒ドバイ
6/9(日)　　ドバイ⇒成田

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

一日、待った甲斐があった。
朝から快晴だ。

駅前のバスターミナル。
覆い被さるようにアイガーがそびえる。

ユングフラウヨッホへの運行は大丈夫！
早めに行ったので、朝一番の登山電車に乗れた。

素晴らしい天気。

谷合いには結構家が並んでいる。

乗換駅のクライネシャイデックに近づいてくると、雪がまだ残っていた。

登山電車を乗り換えると、殆どがトンネル内走行に。
中間駅があって、５分ほどの停車。
外が見える所があり、雪山が目の前に見えた。

こんな荒荒しい景色も。

ユングフラウ鉄道の終着駅で下車。
エレベーターで上がると、ユングフラウヨッホの展望台。
ガラス越しに外が見えるが、外にも出られる。

外に出るとこの景色。
目の前の山はメンヒ、4107mだ！

ここに立って名峰を見られた事に感謝！
何週間も前から天気をチェックし、一喜一憂していた。
昨日来る予定だったが、今日に賭けて大正解だった。

3500mからの展望は素晴らしい。
富士山頂とあまり変わらない高さだ。

トンネル内を移動し、ユングフラウ側の展望台にも行ってみる。

こんな展示もあった。
氷で出来たイルカとエスキモー小屋だろうか。

ユングフラウ側の屋外展望台。
残念ながら殆ど見えない。
風が強いので、直ぐに退散。

展望台の写真（ポスターから）
よくぞ造ったものだ。

登山電車でアイガー・グレッシャー辺りまで降りてきた。
振り返ると、ユングフラウヨッホの頂上らしきものが見える！

登山電車はアプト式。
線路の間にギザギザが見える。

山の中腹を走る登山電車が見える。

登山電車の乗り換え拠点、クライネシャイデック。
赤い電車は今まで乗ってきた、ユングフラウ鉄道。

この辺りはロッジなどの建物がある。

一般的には、ここからヴェンゲンアルプ鉄道に乗り換え、グリンデルワルトに下る。
そこを僕らは2駅程トレッキングで下る。

パノラマ写真

トレッキングコースの始まりはこのゲートから。
これが今回の旅行の一大イベント。

アイガーに沿って下っていく。
雪は無いとの情報だが、果たしてどうだろうか。

周りは雪景色だが、道には確かに雪は無い。

下るに従って、周りの雪が少しずつ消えてきた。

雪解けと同時に、花が咲き出している。

近くで見ると、クロッカスのような可愛い花だ。

紫色の花もある。

振り返ると、山頂付近はまた雲の中。
尖った白い山はシルバーホルンだろうか。

随分と雪が消え、のどかな山道となってきた。

可憐な黄色の花、何だろう。

こんなに天気がいいのに、歩いている人は殆どいない。

水場があった。
牛も一緒に飲むのだろうか。

珍しく標識があった。
確認したが、ルートは正しかった。
まあ、間違えようが無いが、、。

トレッキングしている人はまだまだ少ない。
登ってきた人に写真を頼まれた。
お返しに僕らも撮ってもらった。

アイガー北壁、シュレックホルン、ミッテルホルン。
山というより壁だ。

暫く歩くと、小屋見えてきた。
人が住んでいる気配は無く、夏の作業小屋だろう。

全山お花畑という訳では無いが、所々に花の群落がある。

振り返るとユングフラウヨッホの辺りは雲の中。

建物が増えてきた。
チーズの作業小屋だろうか。

雪解け水が勢いよく流れる

登山道が車道のようになっている。
雪山を見ながらゆっくり歩く。

紫色の花がぽつんと咲いている。
マツムシソウの花の色に似ている。

山腹を登山電車の軌道が横切っている。
かなりの斜度だ。

この先、登山電車の軌道を渡るようだ。

今度は線路の山側を歩く。
気持ちいい道だ。

花畑の先に残雪の山々。
憧れていた景色だ。

紫色の可憐な花。
日本のハクサンコザクラのようだ。

黄色い花が絨毯のようだ。

トレッキングも終盤だ、
初めてレストランに出会う。

テラス席からの眺めが素晴らしい。
あまり時間が無いので、飲みものを買って、駅に向かった。

線路が見えてきた。
もうすぐ駅があるはず。

アルピグレン駅。
カラフルな登山電車が降りてきた。
乗車するのは僕ら二人だけ。

ヴェンゲンアルプ鉄道は、行きと違ってガラガラ。
眺めを楽しみながら、グリンデルワルトに下る。

車窓からの眺め。
緑の絨毯が美しい。

グリンデルワルトに無事に戻ってきた。

ホテルまで行き荷物を受け取る。
コープでサンドイッチを買い、駅まで戻る。

ユングフラウヨッホ行きの電車に乗った証明。
これは日本語版。

グリンデルワルトから、インターラーケン・オスト経由でベルン駅に着いた。
この駅は大天井のターミナルでは無い。

駅前はトラムの停留所。
ガラス屋根がカッコいい！

ホテルは駅前のCity Am Bahnhof.
日本のビジネスホテルのよう。

街歩きに繰り出す。
トラムがカッコいい。

駅の近くの路面店。
あまり賑わっていないようだ。

天井の低いアーケードが続いている。
そこにか様々なお店があった。

微妙にデザインは違うが、同じような建物が並んでいる。

道路は狭いが、ここにもトラムが走っている。
この街では車は脇役だ。

ちょっと怪しが地下のお店へ入口。
カフェや床屋など、何件もお店があった。

建物をアーチ状のトンネルで抜ける。
歩行者に優しい街だ。

からくり時計。
流石にスイス、時計の国。

観光名所のアインシュタイン・ハウス。
ここに住んでいたらしい。

中に入ってみる。
ベルンの一般的な住宅なようだ。

一時期、ベルンにあったスイスの特許庁に勤めていたという。
仕事の合間に様々な数式を発見したらしい。

街の先端に向けて歩いていく。
商店がなくなり、住宅街になった。

ミュンスタープラットフォルムという、眺めの良い公園にでた。
ベルンの街は川がUの字に曲がっている内側にある。

旧市街は丘の上にある。
川まではかなりの高低差だ。

高低差を巧み利ている。
長年の知恵と努力の賜物か。

よく見ると、段差を利用して畑まである。

驚くほど水量が多い。
川のそばにはとても住めないと思うのだが。

水面ギリギリの建物もある！
と言うか、川面に家が建っているように見える。

橋も美しい。
数年前に行った、スペインのポルトを思い出した。

ベルンの大聖堂は公園の隣に建っている。

公園には卓球台もある。
結構人気だ。

街中には水が出る場所が幾つもある。
これが都市としてのシンボル。

街の先端、川がUターンしている所に向けて歩く。
両側にアーチ型のアーケードがある。

橋に繋がる道から、住宅地の屋根を見下ろす。
スイスだからか勾配が急な気がする。

ニーディック橋までやって来た。
水量の多さが分かる。

橋を渡り、熊の公園まで来た。
旧市街の大聖堂の塔が見える。

川が曲がっている様子がよく分かる。

川沿いのブルワリーでビールを飲む。
眺めもいいし、ビールもうまい！

一旦ホテルまで戻り小休止。
再び、夕食のために街へ出る。
何故かスイス国旗を揚げている。

時計のある風景。
水場もある。

この自転車の多さも、ヨーロッパの都市ならでは。

アーチ天井の下はワインバー風のレストラン。
今夜の夕食はここで。

地元のワイン、結構美味しい。
イタリアン系の食事もレベルが高かった。

食事を終えて、トラムに乗って駅前まで戻ってきた。
最後の夜、ホテルに戻って、ゆっくりしよう！