【最終回】おんな、モロッコひとり旅　～ジブラルタルを渡りたい～香港→スペイン→モロッコ篇～（13）

2019/04/26 - 2019/05/06

長かったようで短かったモロッコ＋スペイン。
バルセロナより断然気に入ってしまったマドリード。再訪を誓います！

ダラダラ書いていたら、恐ろしく長くなってしまったこの旅行記も、今回で終わりです。


成田→香港→マドリード→マラケシュ→フェズ→シェフシャフエン→タンジェ新港（MED）→アルヘシラス→マドリード2日目→香港NEW!!

エリア 香港(香港)

ホテルをチェックアウトし、タクシーで空港まで。
市内からは一律30ユーロ（な気がする）。
運ちゃんぶっとばす、ぶっとばす（笑）。15分くらいで空港ついちゃったよ（笑）。

荷物を預け、朝ごはん食べてないから、軽くオレンジジュースで一服。
バハラス空港は、イミグレ通過後、喫煙所ないです！！←ここめちゃくちゃ重要
行きと同じ轍は踏まない。

その後、超絶うまかったシンコホタスを買いにに空港内のお土産屋へ。
高い！　※あとできいたんだけど、空港仕様のは高いんだって。
ただ、人にあげるにはいいかも。ハモンを2箱お買いあげ。

私はハモンだけのセットを購入～。

イミグレからキャセイの登場ゲートまで25minって案内でててびっくり！
え？　なんかの間違いかと思って二度見したけど、間違ってなかった。確かに遠かったから、早めの行動必至ですな。
比較的わかりやすい案内が出ていたので、大丈夫。


帰りも香港経由。
定刻どおり香港着。8時着のため、出国する前にラウンジでひとっぷろ。さっぱりしたあとは、ハンドキャリー分の荷物をジョーダンにある定宿に預け、いざ出発。
あいにく本日の香港は小雨。そしてひどい湿気。

コーズウェイベイのレンクロで、食べ歩きが趣味の友人待ち合わせ。
友人と言っても、正確には友人の息子さん。

この子とは彼が高校時代からの知り合い。ちょうど今、彼が香港勤務なので、彼に食べ歩きに付き合ってもらう予定。

さ、1軒目は行きたかった、ミシュラン掲載のお店
ハッピーバレーにある“いちご酢豚”。「彭慶記 Pang’s Kitchen」。

開店と同時に入店したため、お客は私達だけ。
オーダーはおめあての酢豚に、いか＋たまごチャーハン。
当然ビールも。

彭慶記食家 地元の料理

個人的に酢豚＋パイナップルがあり派なので、難なくクリア。
確かに、パイナップルより甘くないし、いちごの酸味が酢豚の脂のうまみとコクと相まってよくあう。あんは若干甘めですが、それがいいのだ。肉も一口サイズで切ってあって食べやすいし、カリッとあがっている。おいしいーー。
うん。チャーハンもパラっとしてて、いいし、味もしっかりしてておいしい。
幸先のいいスタート。

さ、お次は2店目。
「兩草」
銅鑼灣銅鑼灣道126號
https://www.openrice.com/zh/hongkong/r-%E5%85%A9%E8%8D%89-%E9%8A%85%E9%91%BC%E7%81%A3-%E6%B8%AF%E5%BC%8F-r576671/reviews

今回行きたかったお店ナンバーワン。
街の食堂です。
我々のオーダーは1択。バーベキュー肉チャーハンです。30HKS
他にも小籠包はバクテーなんかもあります。

はい。実食。
をーー。これは親子丼の味わい。
オイスターソースとあまじょっぱいタレのおかげで箸が進む。おいしい。こりゃ人気出るのわかるわ。とにかくここはタレだね。

ただ・・・米が硬くてパサパサしすぎ。私には。
タレがかかるので、あえてこの硬さなんだろうけど、だとしたらかかっているタレの量が足りない（笑）。いえば追加でかけてくれるのかもですが、私はトライしませんでした。テーブルにあったタレとはまた違うから注意！

味はおいしいので、米と具の配分さえ間違わなればGoodです。

さ、小雨の中スターフェリーでカオルーンサイドに移動します。

次のお店に行くまえに、ちょっと休憩。
スターフェリー乗り場の眼の前、ハーバーシティにあるラルフカフェでコーヒーを買って一休み。
前回行ったとき美味しかったので、今回も利用しました。

一休みのあとは、ここも前回行っておいしかった「富記美食」。

「富記美食」
香港油麻地廟街36-40號地下D號鋪

この春に友人たちと来たときに見つけたお店なんだけど、家族で経営している小さな食堂で、ここがまぁうまい！
まだどこのガイドブックにも載ってないし、日本人も皆無。
「美都餐室」の近くです。

今回の旅行記で、教えたいけど教えたくない。でも仲良しの子には教えたいお店ナンバー1ですよ。

どれを頼んでも美味しいですが、オススメは「ししとうの肉詰め」。
私は全然辛くないですが、あまり得意じゃない子は、めちゃくちゃ辛いって言ってたので、ご注意あれ。
大根餅は、短冊斬りされた大根がザクザク入っています。

そして、大・大・大！！　オススメがこれ。
「マーラーカオ」。香港や台湾でいろいろ点心食べているけれど、甘さ、食感どれとっても素晴らしい。毎回熱々で出てくるのもポイント高し。
これのために香港いけるわ。

とにかくここの点心はシュウマイも蒸しチャーハンも、米肥も全部うまい。おかゆもひっきりなしに地元の人がテイクアウトしていく。
こういうお店大好きなんだよなぁ。

ささ、甘いもの、甘いもの。デザート別腹。
ふらふら散歩してたらちょうど「義順牛奶公司」があったので、休憩。
安心・安定のおいしさ。
小豆とコーヒーを。

港澳義順牛奶公司 (油麻地店) スイーツ

彼が行ったことないと言うので、そのままジョーダンで「澳洲牛奶公司」も。
定番のたまごと牛乳。
ここも安定の美味しさです。朝はめちゃくちゃ行列ができるようになってしまったここですが、お昼すぎならスイスイですわ。

澳洲牛奶公司 地元の料理

そして、ディナーは、これまた定番「四季煲仔飯」。
ボージャイファンは冬がいいけど、まぁ、この季節もいいね。
ただ！！

この日、オープン同時に入店したんだけど（PM6時）、クオリティがまったくよろしくない。

四季保仔飯 中華

これ、昨年行った際のもの。

おこげがうまいのに、土鍋が温まってないからか、全然おこげができず不発。
こちらのお店は、早めに行ってはダメということがわかっただけでも、よかったとしましょう。

ボージャイファン食べてこの日はお開き。
お気に入りのダックや中華はまた次回。
何度も来ている香港だけど、どんどん物価が上がっていって気軽においしいレストランに入れなくなっています。
ホテルも数年前まで定宿にしていたところは高くてひとりで泊まれなくなってしまったし・・・。
気軽に行けなくなってきたなぁと感じます。



こうして長かった私の初北アフリカ上陸、ジブラルタル海峡を船で渡る旅も、無事帰国できたことで、終了となりました。

今回は大きめのリュックで移動したので、お土産少なめ。
これの他にスペインでのいろいろや、モロッコでの陶器などもありますが、割愛。

以下、実際に行かなければわからなかったこと。★は今回の旅を通じて感じたアルトベンリ。


★トイレットペーパー（モロッコで大活躍。ほとんどトイレには紙があったけど、いろいろな場面でお役立ち）
★携帯用ファブリーズ。
★ジップロック。
★イージーラッパー（重ねるだけでくっつく風呂敷）。瓶ものや割れ物、タブレットを包むのに超ーー便利でした。
★折り紙、日本のお菓子

●スパイスは強烈な匂いがします。預け入れ必至（笑）。
●思ったよりモロッコは安全。
●思ったより日本人多い。
●お酒好きな人は、ステンレスボトル持参がオススメ。そこにワインやアルコール入れるべし。
●正露丸は瓶ごと持っていったけど、1粒も飲まず。モロッコ大丈夫。
●スペインのレストラン（テーブルクロスがあるようなところ）はチップのご用意を。
●スペイン空港はイミグレ抜けると、喫煙所ナシ。
●スペインのフライングタイガーの調味料シリーズは優秀。
●スペインのフライングタイガーの老眼鏡は優秀（笑）。


●ひとりたびは最強で最高！！！

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まさかこの旅日記がこんな長くなるとは。
もっと効率よく回ったり、安く行けるルートもあると思いますが、私は今回旅行記のようなルートでまわりました。

成田→香港→マドリード→マラケシュ→フェズ→シェフシャフエン→タンジェ新港（MED）→アルヘシラス→マドリード→香港→成田

ひとりで自由きままに行きたいときに好きな場所に行く。時間を全部自分のために使える。
なんて贅沢なんだろう。旅行に出る度に思います。
今回は自分的にお初なことも多かったので、各国のひとたちとのコミュニュケーションのおかげで、本当に安全で楽しい旅行になりました。
モロッコのハマムで全裸で外交（違）したことや、ノーパンで宿まで帰ったこととか、ツアーに入りそびれたとか、いろいろありましたが、全部楽しかった（https://4travel.jp/travelogue/11495467）。
念願の、船で国境を渡るミッション（https://4travel.jp/travelogue/11501809）もクリアしたしね。
こうして無事帰国し、この旅行記を書きながらいろいろ記憶を掘り起こす作業も、なかなか楽しかったですわ。


ってことで、最後になりますが・・・。
モロッコ、いいですよ。オススメです！　全然怖くない。
旅慣れてなくても、十分楽しめる。マラケシュの屋台「4」は奇跡のフリットだし。
食べ物は以外とおいしいので、そこも心配無用。
ただ、マドリードでシンコホタスのハモンも食べていただきたい（笑）。日本からモロッコへの直行便もないし、ぜひスペイン経由もご検討あれ。
シンコホタス・・・・あれは生きているあいだにもう一度食べたい。
マラケシュ「4」の屋台も。

いつも「いいね」ありがとうございました。こんなひっそりと書いているものなのに、めちゃくちゃ嬉しかったですわ。

2019年7月12日

この旅行記へのコメント （2）

• ぷにゃこさん 2019/07/14 14:33:48

  お疲れ様でした

  シリーズすべて楽しく読ませていただきました^ ^
  
  完結お疲れ様でした！

  sakuraさん からの返信 2019/07/16 12:05:54

  Re: お疲れ様でした

  わー。ありがとうございました！！
  こんなとりとめもない、走り書き＆とんでもなく長いものを・・・