おんな、モロッコひとり旅　～ジブラルタルを渡りたい～香港→スペイン→モロッコ篇～（7）

2019/04/26 - 2019/05/06

いよいよ、モロッコ、2つ目の都市、古都フェズです。

早朝の列車にのり、マラケシュからカサブランカ経由でフェズまで。
私、列車に乗るまでカサブランカ通過すること知らずでした（笑）。
カサブランカは今回のルート決めの際、真っ先にはずしたので、駅だけでも見れたのはよかった。

エリア フェズ(モロッコ)

直進で進むとばかり思っていたけれど、カサブランカをぬけて、フェズ行き。
確か、この列車の１つ前の時間に出発するものはカサブランカまでしかいかず、乗り換えだったはず。意味がわかった（おせーよ。ですが、まぁ、いかに輪郭しかきめていない旅だということが露見されましたね・・・）

朝6時マラケシュ発。
ここからモロッコ最古の都市、フェズまで正味6時間。列車の旅です。

座席は1等。チケットはマラケシュ到着日に駅で購入しておきました。
※私は安全をお金で買うタイプです
（購入の様子は、旅行記（３）にて。https://4travel.jp/travelogue/11491404）

当日、1等は満席だったので、早めに買っておいて正解だった。
フェズまで合計３回、検札に来ました。多いよね。

コンパートメントは3列向かい合いで一部屋6席。
座席の上に荷物が載せられます。
シートは日本の新幹線より少しゆったり目。向かい合わせの距離も膝がぶつかるどころか、その間を余裕で人が一人通れるほどスペースゆったり。
快適！　座面も深い。

切符にあった車号の「12」は関係なくて、座席番号だけを探せばよかった。
窓側は25、26。座席にも番号ついてます。

私のお隣はカリフォルニアから旅行で来ているご夫婦の奥さんでした。

定刻から10分ほど遅れて、出発。30分ほどすると、景色が変わってきます。

余談ですが、出発が早朝だったこともあり、私はリヤドから駅まで、前日にタクシーをお願いしていました。リヤドを出たのは5時30分。でも外は真っ暗です。タクシー乗り場にタクシー数台あった気がしますが、安全のために少々高額でも早朝の場合は迎車をおすすめします！

車内販売もありました（笑）。ジュースやお菓子、簡単なサンドウィッチなど。どんなもんかと、私もハム・チーズのバゲットを。

こういうのは万国共通だね。中の下でした。
昨日購入したアーモンドをポリポリかじりながら、日本にいるときにアマプラからDLしてきた映画を消化。
大沢たかおさんの「藁の盾」「ウォーキング・デッド」など。

ここ数年、本当にアマプラは私のひとり旅を大いにサポートしてくれています。今回も10本くらい映画やドラマをDLしてきました。

6時間は長いなぁと思いつつも、映画見たり、うたた寝してたらあっという間でした。

30分遅れでフェズ到着。


ここも駅からリヤドまで送迎を頼んでいたのですが、どうやら列車が遅れたせいでドライバーは帰ってしまったよう（笑）。近くのドライバーに聞いたら、そう言われた。

仕方なく、別のタクシーを捕まえ交渉。20DHで手打ちしたんだけど、車まで行ったら先客がいる。なんだよ。乗り合いかー。だったらもっと安くしろよー。

リヤド近くのバブ（門）まで連れてきてもらい、ここを曲がったらすぐだよと教えてもらい、いざ。

街全体が静かで落ち着いていおり、マラケシュのエネルギッシュさが嘘のよう。
どことなしか時間もゆっくり流れている感じがする。
路地に入ると日陰がひんやりして気持ちがよく、自分がリラックスしていくのがわかる。

あ、私この街好きかも。

これが、この街への第一印象。

ちょっと早いけれど、荷物をリヤドに預けるため、チェックイン。


！！

リヤドが恐ろしく素敵だった件。

イスラム建築、これだから困る。ゼリージュが素敵すぎる。

Welcome！

リヤドの主人も陽気で気さく。お世話になるオーナーに日本土産を渡して、ルームクリーニングの間、しばし一緒にお茶を飲みながらおしゃべり。
オーナーが言うには、このリアドは人気があって、もう11月まで予約がいっぱいだそう。いやぁー。わかりますわ。

リヤドの中も静寂に包まれていて、ひんやりしている。この【しん】とした感じがとても心地いい。

フェズのリヤドといえば、「リヤドフェズ」が有名ですが、ここ、個人的にめちゃくちゃオススメです（立地的にも）。そういえば日本人の女性2人組も滞在していました。

「リヤド　SARA」
http://www.riadsarafes.com/


これは良い滞在になりそう。
長距離移動の疲れが癒されました。

さぁ、お楽しみ街歩き＆腹ごしらえに出発。

Riad Sara ホテル