おんな、モロッコひとり旅　～ジブラルタルを渡りたい～香港→スペイン→モロッコ篇～（5）

2019/04/26 - 2019/05/06

夕方8時。モロッコの空はまだ明るく、日本の夕方的な感じ。
フナ広場の屋台も続々と組み立て→準備　をしていました。

さ、ケーキが残念だったこともあり、いい加減おなかが空いてきた。
待ってました。もぐもぐタイムです。
屋台が出揃うまで待てなかったので、レッツ検索！

エリア マラケシュ(モロッコ)

Googleで近所、ロンプラとトリップアドバイザーで口コミを調査。
くいしん坊の勘でリヤドへ帰る途中にあった、インテリアがかわいいカフェに入ってみることに。

マラケシュでまともな食事の1回目。
非常に大事だし、大切な1回。私は滞在日数と実際の食事の回数があわない人なので、今回の旅行も「食」はおおいに期待しておりました。
なんせ、タジン、ミントティーくらいしか知らない未知のジャンル、イスラム食文化。
選んだメニューは、
ホブス（モロッコでは定番のパン）とひよこ豆とベジタブルタジン。
食後にミントティー。

当然アルコールは飲めません。
修行だ。修行。
モロッコ旅行中の食事で気軽に酒が飲めないのは、本当にキツかった。

さて、肝心のお味のほうですが、これモロッコ料理全体の話になりますが、やはりお酒と一緒に食事を食べる文化がないせいか、どれも味は薄め。濃い味が好きな人には物足りないかも。※ただケフタタジン系は別
でも、一緒にワインやビールが飲めないから、普段ははっきりした輪郭のある味が好きな私でも、このくらいの味付けくらいで美味しいと思った。
ここのカフェは当たり。幸先のいいスタート。

腹ごしらえしたあとは、いよいよ屋台へ！


え？　


あ、そう思いますよね。
これ、通常運転です（笑）。


どうしても食べたかった、じゃがいもたまごサンドイッチ。
ガイド本には屋台ナンバー「49」ってあったけど、「50」だったよ。
「CHEZ ADIL」がお店の名前かな？
めちゃくちゃ混んでました。5分くらい待ってやっと座れる感じ。
お店が混んでいるのに食べ終わった後、いつまでも座ってる人ってなんでしょうね。日本でも時々みかけますが、さっさと席をあけていただきたいものです。

屋台の中で手際よく、ボブスと同じ原料のパンに、フィリングをガシガシお兄さんがつめていきます。この流れるような一連の動作、見事です。

フィリングは、ゆでたじゃがいもをつぶして、ゆでたまごとまぜたもの。
これも薄く塩、胡椒してあります。じゃがいもは若干水っぽいですが、パンがボソっとしてるのでちょうどいい。よくできてます。
最後、アルガンオイルをかけて完成。
お兄さんから、「チリソースかける？」って聞かれましたが、私はまずはプレーンでたべかったので、「ナシ」で。


実食！

をーー。思った以上にじゃがいもゴロゴロ。たまごも荒くておいしい。そして、この写真で見えるかな。なんと、クリームチーズまで入ってました。
※おそらくパンの奥に最初に入れて、そのあと、具を入れてるかと。

これは美味しい！　個人的にはもう少し塩コショウあったほうがいいけど、でもおいしい。なるほど、チリソースをかける意味がわかった。

半分くらいまで食べ進めると中から出てくるクリームチーズの塩気が絶妙。
これはイケてるね。いい。

お客さんの大半は地元の人。
オーダーの言語も通じてるんだか通じてないんだかわからない。
けど、大丈夫。ただサンドだけか、ミントティーつきか。それだけです。
お値段、サンド＋ミントティーで8DH。激安です！
ここはおすすめですね。屋台番号「50」です！

相変わらず混んでいるので、サクっと食べて、はい次！

うーん、うーんと、屋台をウロウロするもなかなかピンとくるお店と出会わず。。。
3周くらいしても心が決まらなかったのと、パラパラと雨も降ってきたので、この日はこれにておひらき。

マラケシュのリヤド。お部屋も広くリネンも清潔。移動の疲れもでていたのか、この日はぐっすりだったなぁ。