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2019年、さくらの名所を巡る旅・第1弾!<br />今回は3泊4日の日程で、中国・近畿地方の気になる桜スポットを訪ねてみることとし、島根県の松江の次に訪れたのは、中国山地の内陸部・美作国18万6000石を治めた津山藩の城下町・津山へ。<br /><br />江戸時代初期に築城された「津山城」の城跡は「鶴山公園」として整備され、今も残る豪壮な石垣群とともに、例年4月上旬に見ごろを迎える約1,000本もの桜が公園全体を彩り、石垣と桜の競演が繰り広げられるとのことですが、さて、どんな光景が待ち受けているでしょうか。。。<br /><br /><br />〔2019さくらの名所を巡る旅 アウトライン〕<br />●Part.1(1日目①):松江城/松江城山公園(日本100名城/さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11478799<br />●Part.2(1日目②):松江城下町(堀川めぐり)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11480502<br />●Part.3(2日目①):津山城/鶴山公園(日本100名城/さくら名所100選)<br /> 【この旅行記】<br />●Part.4(2日目②):中山神社(美作国一之宮)/城東(重伝建地区)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11491168<br />●Part.5(3日目①):姫路城①(日本100名城/さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11593194<br />●Part.6(3日目②):姫路城②(日本100名城/さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11601496<br />●Part.7(4日目①):大和郡山城(続日本100名城/さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11613989<br />●Part.8(4日目②):奈良公園(さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11615907<br />●Part.9(4日目③):大神神社(大和国一之宮)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11618583<br /><br />〔日本100名城登城記〕<br />●水戸城(常陸国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11472788<br />●上田城(信濃国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11516270<br />●高知城(土佐国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11567369

2019 さくらの名所を巡る旅《Part.3》 ~津山城&城下町探訪① 豪壮な石垣群と1,000本の桜の競演~

66いいね!

2019/04/06 - 2019/04/09

38位(同エリア355件中)

葵

葵さん

この旅行記のスケジュール

2019/04/06

2019/04/07

この旅行記スケジュールを元に

2019年、さくらの名所を巡る旅・第1弾!
今回は3泊4日の日程で、中国・近畿地方の気になる桜スポットを訪ねてみることとし、島根県の松江の次に訪れたのは、中国山地の内陸部・美作国18万6000石を治めた津山藩の城下町・津山へ。

江戸時代初期に築城された「津山城」の城跡は「鶴山公園」として整備され、今も残る豪壮な石垣群とともに、例年4月上旬に見ごろを迎える約1,000本もの桜が公園全体を彩り、石垣と桜の競演が繰り広げられるとのことですが、さて、どんな光景が待ち受けているでしょうか。。。


〔2019さくらの名所を巡る旅 アウトライン〕
●Part.1(1日目①):松江城/松江城山公園(日本100名城/さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11478799
●Part.2(1日目②):松江城下町(堀川めぐり)
 https://4travel.jp/travelogue/11480502
●Part.3(2日目①):津山城/鶴山公園(日本100名城/さくら名所100選)
 【この旅行記】
●Part.4(2日目②):中山神社(美作国一之宮)/城東(重伝建地区)
 https://4travel.jp/travelogue/11491168
●Part.5(3日目①):姫路城①(日本100名城/さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11593194
●Part.6(3日目②):姫路城②(日本100名城/さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11601496
●Part.7(4日目①):大和郡山城(続日本100名城/さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11613989
●Part.8(4日目②):奈良公園(さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11615907
●Part.9(4日目③):大神神社(大和国一之宮)
 https://4travel.jp/travelogue/11618583

〔日本100名城登城記〕
●水戸城(常陸国)
 https://4travel.jp/travelogue/11472788
●上田城(信濃国)
 https://4travel.jp/travelogue/11516270
●高知城(土佐国)
 https://4travel.jp/travelogue/11567369

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
交通
3.0
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 旅行記Part.2では、島根県の松江市にある桜の名所「松江城山公園」を散策し、さらに水の都の風情を味わうべく、今も市街を流れるお堀を巡る「松江堀川めぐり」の小型遊覧船に乗り、船から松江城と桜を眺めてみました♪

    旅行記Part.2では、島根県の松江市にある桜の名所「松江城山公園」を散策し、さらに水の都の風情を味わうべく、今も市街を流れるお堀を巡る「松江堀川めぐり」の小型遊覧船に乗り、船から松江城と桜を眺めてみました♪

  • ●新見駅<br /><br />「松江駅」14時59分発の特急やくも22号に乗り、中国山地へと縦断する伯備線の「新見駅」へ到着。<br />ここからさらに、向こうのホームに停車中の姫新線のローカル線(やっぱり1両編成・・・)に乗り、次の目的地である「津山」を目指します。<br /><br />公共交通機関で松江から津山まで行く方法をいろいろ考えたんですが、結局このJR西日本の伯備線→姫新線を選択。<br />新見駅発の姫新線は本数が限られている(1日8本!)ため、新見駅16時53分発の津山行きにうまく接続する特急を探し、それに合わせて松江の観光時間を調整し・・・と、いかにうまくこの列車に接続させるかの勝負でした(^_^;)

    ●新見駅

    「松江駅」14時59分発の特急やくも22号に乗り、中国山地へと縦断する伯備線の「新見駅」へ到着。
    ここからさらに、向こうのホームに停車中の姫新線のローカル線(やっぱり1両編成・・・)に乗り、次の目的地である「津山」を目指します。

    公共交通機関で松江から津山まで行く方法をいろいろ考えたんですが、結局このJR西日本の伯備線→姫新線を選択。
    新見駅発の姫新線は本数が限られている(1日8本!)ため、新見駅16時53分発の津山行きにうまく接続する特急を探し、それに合わせて松江の観光時間を調整し・・・と、いかにうまくこの列車に接続させるかの勝負でした(^_^;)

    新見駅

  • ●津山駅<br /><br />ほぼほぼ席が埋まった列車は、予定通り18時31分に「津山駅」へ到着。<br />駅舎を出ると、すでに夕闇が迫っている時間になってしまいました。

    ●津山駅

    ほぼほぼ席が埋まった列車は、予定通り18時31分に「津山駅」へ到着。
    駅舎を出ると、すでに夕闇が迫っている時間になってしまいました。

    津山駅

  • ●ホテルアルファーワン津山<br /><br />ということで、駅前にある「ホテルアルファーワン津山」にチェックインし、明日に備えることにしましょう。<br /><br />ホテルの部屋はまあ普通のビジネスホテルの広さ・設備ですが、清潔感がありますし、大浴場もついてます。<br />また、朝食付にしたところ、主食を和・洋食、フレンチトーストから選び、他にも黒カレーなどをいただけるミニバイキング形式になっており、なかなか充実してました。

    ●ホテルアルファーワン津山

    ということで、駅前にある「ホテルアルファーワン津山」にチェックインし、明日に備えることにしましょう。

    ホテルの部屋はまあ普通のビジネスホテルの広さ・設備ですが、清潔感がありますし、大浴場もついてます。
    また、朝食付にしたところ、主食を和・洋食、フレンチトーストから選び、他にも黒カレーなどをいただけるミニバイキング形式になっており、なかなか充実してました。

    ホテルアルファーワン津山 宿・ホテル

    津山駅前に建つ便利なビジネスホテル by 葵さん
  • 翌朝、早々に朝食を食べ、8時ごろにホテルを出発。<br />吉井川から向こう岸を眺めると、ビルとビルの合間からピンク色に染まったところがありますね~。<br />もちろん、目指すスポットはあそこです(*^^*)

    翌朝、早々に朝食を食べ、8時ごろにホテルを出発。
    吉井川から向こう岸を眺めると、ビルとビルの合間からピンク色に染まったところがありますね~。
    もちろん、目指すスポットはあそこです(*^^*)

  • ●津山観光センター<br /><br />駅前からてくてくと10分ほども歩くと、「津山観光センター」の前へ。<br />案内が出ているとおり、ここから「津山城(鶴山公園)」へと入っていきます。

    ●津山観光センター

    駅前からてくてくと10分ほども歩くと、「津山観光センター」の前へ。
    案内が出ているとおり、ここから「津山城(鶴山公園)」へと入っていきます。

    津山観光センター お土産屋・直売所・特産品

  • 「津山城」の城跡に整備された「鶴山公園(かくざんこうえん)」には、約1,000本もの桜が植えられており、”日本さくら名所100選”に選定されている西日本でも有数の桜の名所。<br /><br />例年、桜の見頃は4月上旬で、このタイミングに合わせ、ご覧の通り「津山さくらまつり」が開催され、2019年は3月29日~4月14日の間となっています(^o^)

    「津山城」の城跡に整備された「鶴山公園(かくざんこうえん)」には、約1,000本もの桜が植えられており、”日本さくら名所100選”に選定されている西日本でも有数の桜の名所。

    例年、桜の見頃は4月上旬で、このタイミングに合わせ、ご覧の通り「津山さくらまつり」が開催され、2019年は3月29日~4月14日の間となっています(^o^)

    津山さくらまつり 祭り・イベント

  • まだ8時台のため観光センターは開いておらず、そのまま公園内へと入っていくことにしましょう。<br />立ち並ぶさくらまつりの幟とぼんぼりが、期待感を高めてくれますね~。

    まだ8時台のため観光センターは開いておらず、そのまま公園内へと入っていくことにしましょう。
    立ち並ぶさくらまつりの幟とぼんぼりが、期待感を高めてくれますね~。

  • ●津山城跡(鶴山公園)<br /><br />階段を上ったところにあった津山城跡全体の地図がこちら。<br /><br />城跡は、本丸・二ノ丸・三ノ丸を階段状に配した”一二三段”と呼ばれる縄張りになっています。<br />また、右側の”花の見ごろ”にあるように、桜をはじめ紅葉などの花の名所になっており、さくらまつりの他に”もみじまつり”も開催されているそうです。

    ●津山城跡(鶴山公園)

    階段を上ったところにあった津山城跡全体の地図がこちら。

    城跡は、本丸・二ノ丸・三ノ丸を階段状に配した”一二三段”と呼ばれる縄張りになっています。
    また、右側の”花の見ごろ”にあるように、桜をはじめ紅葉などの花の名所になっており、さくらまつりの他に”もみじまつり”も開催されているそうです。

  • さくらまつり開催中の休日とはいえ8時台なので、人出もまだまだまばらなよう。<br />まぁ、この数時間後にはお花見客で埋め尽くされるのですが。。。

    さくらまつり開催中の休日とはいえ8時台なので、人出もまだまだまばらなよう。
    まぁ、この数時間後にはお花見客で埋め尽くされるのですが。。。

  • 城内に入る手前あたりには、津山城跡に関する説明や銅像などが並んでいます。<br /><br />一番手前には、1603年に美作国津山藩森家18万6500石の大名として入部し、この津山城を築城した森忠政の銅像が建っています。<br />入部した1603年から13年の歳月をかけ、1616年にこの津山城が完成したとのことで、忠政の築城に対する情熱が伝わってきます。

    城内に入る手前あたりには、津山城跡に関する説明や銅像などが並んでいます。

    一番手前には、1603年に美作国津山藩森家18万6500石の大名として入部し、この津山城を築城した森忠政の銅像が建っています。
    入部した1603年から13年の歳月をかけ、1616年にこの津山城が完成したとのことで、忠政の築城に対する情熱が伝わってきます。

  • その隣には、「鶴山公園」が”日本さくら名所100選”に選定されたことを示す記念碑(記念プレート)も。<br />ちなみに、さくらまつりのHPでは、2019年は4月5日に満開を宣言しており、この日は4月7日なのでちょうど見頃のはず♪

    その隣には、「鶴山公園」が”日本さくら名所100選”に選定されたことを示す記念碑(記念プレート)も。
    ちなみに、さくらまつりのHPでは、2019年は4月5日に満開を宣言しており、この日は4月7日なのでちょうど見頃のはず♪

  • さらにその隣にあった津山城の復元図(かなりボロくなってますが・・・)<br /><br />津山城は梯郭式平山城で、外郭を含めると姫路城をしのぐ77棟の櫓が建ち並ぶという巨大城郭だったものの、明治の廃城令で建物群は破棄され、当時の石垣が残るだけでしたが、平成に入ってからは、復元計画に基づき備中櫓などが復元されています。

    さらにその隣にあった津山城の復元図(かなりボロくなってますが・・・)

    津山城は梯郭式平山城で、外郭を含めると姫路城をしのぐ77棟の櫓が建ち並ぶという巨大城郭だったものの、明治の廃城令で建物群は破棄され、当時の石垣が残るだけでしたが、平成に入ってからは、復元計画に基づき備中櫓などが復元されています。

  • ここから先の公園内は有料(料金は大人300円)となります。<br />ちなみに、開園時間は通常8時40分からですが、さくらまつり期間中は7時30分からとかなり気合が入っています(*^^*)<br /><br />ではでは、この”表門”から城内へと登城していきましょう♪

    ここから先の公園内は有料(料金は大人300円)となります。
    ちなみに、開園時間は通常8時40分からですが、さくらまつり期間中は7時30分からとかなり気合が入っています(*^^*)

    ではでは、この”表門”から城内へと登城していきましょう♪

  • ついつい桜に目がいってしまいますが、津山城はこの石垣群もすごいんです!

    ついつい桜に目がいってしまいますが、津山城はこの石垣群もすごいんです!

  • ”表門”からU字型に曲げられた石段を進むと・・・。

    ”表門”からU字型に曲げられた石段を進むと・・・。

  • ●津山城三ノ丸<br /><br />まずはお城の”三ノ丸”へ。<br />このあたりには売店や酒販店が並んでいましたが、さすがにまだ営業開始前のよう。

    ●津山城三ノ丸

    まずはお城の”三ノ丸”へ。
    このあたりには売店や酒販店が並んでいましたが、さすがにまだ営業開始前のよう。

  • この上にあたる”二ノ丸”の高石垣の前に、記念撮影スポットも。<br />ちなみに外国の人って、桃太郎を知っているんですかね???

    この上にあたる”二ノ丸”の高石垣の前に、記念撮影スポットも。
    ちなみに外国の人って、桃太郎を知っているんですかね???

  • その右隣には、”二ノ丸”へと続く巨大な石垣と整然と続く石段が!<br /><br />当時、ここには横幅が約32メートルもある2階建て櫓門・表中門が建ち、その石垣の幅は城内最大で、全国でも有数の規模だったんだとか。<br />いくら美作国一国の国持大名とはいえ、頑張り過ぎのような気が。。。

    イチオシ

    その右隣には、”二ノ丸”へと続く巨大な石垣と整然と続く石段が!

    当時、ここには横幅が約32メートルもある2階建て櫓門・表中門が建ち、その石垣の幅は城内最大で、全国でも有数の規模だったんだとか。
    いくら美作国一国の国持大名とはいえ、頑張り過ぎのような気が。。。

  • 広い石段の途中から、右手にある”二ノ丸東曲輪”へ抜けられるようになっており、こちらへと寄り道してみましょう。

    広い石段の途中から、右手にある”二ノ丸東曲輪”へ抜けられるようになっており、こちらへと寄り道してみましょう。

  • 東曲輪の西南端にあたる”見付櫓”があったあたりからは、桜に包まれた二ノ丸の高石垣と津山城のシンボル・備中櫓のコラボ(*^^*)

    イチオシ

    東曲輪の西南端にあたる”見付櫓”があったあたりからは、桜に包まれた二ノ丸の高石垣と津山城のシンボル・備中櫓のコラボ(*^^*)

    津山城(鶴山公園) 名所・史跡

    豪壮な石垣群と1,000本の桜の競演が楽しめます♪ by 葵さん
  • 石段の向こう側、高石垣の上に並ぶ桜も見事!

    石段の向こう側、高石垣の上に並ぶ桜も見事!

  • 眼下にはさっき通ってきた”三ノ丸”エリア。

    眼下にはさっき通ってきた”三ノ丸”エリア。

  • 少し東側へと目を移すと、藩校を移築したという”鶴丸館”も。

    少し東側へと目を移すと、藩校を移築したという”鶴丸館”も。

  • 最後、備中櫓をアップ気味に。。。<br /><br />このあたりは桜と備中櫓を狙える撮影スポットらしく、既に三脚を持ったカメラマンが何人もいました。<br />そこそこ広く、いろんな角度から撮影できるので、お気に入りを探してみるのもいいかと思います。

    最後、備中櫓をアップ気味に。。。

    このあたりは桜と備中櫓を狙える撮影スポットらしく、既に三脚を持ったカメラマンが何人もいました。
    そこそこ広く、いろんな角度から撮影できるので、お気に入りを探してみるのもいいかと思います。

  • そして、先ほどの”二ノ丸”へと続く広い石段へと戻り、その1番上から見下ろすと、再度石垣の高さと石段の幅の広さにビックリ。

    そして、先ほどの”二ノ丸”へと続く広い石段へと戻り、その1番上から見下ろすと、再度石垣の高さと石段の幅の広さにビックリ。

  • 桜に包まれた備中櫓♪<br />ここから左へと進み、”二ノ丸”へと入っていきます。

    桜に包まれた備中櫓♪
    ここから左へと進み、”二ノ丸”へと入っていきます。

  • ●津山城二ノ丸<br /><br />”二ノ丸”の入口には、当時”四足門”が建っており、現在は美作国一の宮「中山神社」へ移築されているとのこと。<br />なお、城内の要所にこのような写真入りの解説があり、イメージしやすかったです。

    ●津山城二ノ丸

    ”二ノ丸”の入口には、当時”四足門”が建っており、現在は美作国一の宮「中山神社」へ移築されているとのこと。
    なお、城内の要所にこのような写真入りの解説があり、イメージしやすかったです。

  • ”二ノ丸”から先ほど寄った”二ノ丸東曲輪”を見下ろすと、こちらにもけっこう高い石垣が連なっているのが分かります。

    ”二ノ丸”から先ほど寄った”二ノ丸東曲輪”を見下ろすと、こちらにもけっこう高い石垣が連なっているのが分かります。

  • ”備中櫓”の下から見上げた絵。<br />漆喰の白にピンクの桜が映えますね~。

    ”備中櫓”の下から見上げた絵。
    漆喰の白にピンクの桜が映えますね~。

  • さらにここから”本丸”を目指し、一直線に延びた桜のトンネルを歩いていきましょう。

    さらにここから”本丸”を目指し、一直線に延びた桜のトンネルを歩いていきましょう。

  • お、ちょうど人通りが途切れたシャッターチャンス(^o^)<br />昨日訪れた「松江城」もそうだったですが、桜の名所の公園では、この形のぼんぼりをよく見かけまね。。。

    イチオシ

    お、ちょうど人通りが途切れたシャッターチャンス(^o^)
    昨日訪れた「松江城」もそうだったですが、桜の名所の公園では、この形のぼんぼりをよく見かけまね。。。

  • その先、本丸の入口にあたる”切手門”あたりから振り返って1枚。<br />このあたりからも備中櫓を狙えます。

    イチオシ

    地図を見る

    その先、本丸の入口にあたる”切手門”あたりから振り返って1枚。
    このあたりからも備中櫓を狙えます。

  • 本丸も間近ということもあってか、導線の石段も鍵形に曲げられているなど、防備も万全の体制に。

    イチオシ

    本丸も間近ということもあってか、導線の石段も鍵形に曲げられているなど、防備も万全の体制に。

  • もちろん、桜の咲きっぷりも万全なよう(*^^*)

    もちろん、桜の咲きっぷりも万全なよう(*^^*)

  • 石段を上りそのまままっすぐ進むと、城の東側が開けています。<br />眼下を流れる吉井川支流の宮川を天然の堀とし、丘陵の天然の断崖の上に城が建っており、こちら側の防御も堅固そのもの。

    石段を上りそのまままっすぐ進むと、城の東側が開けています。
    眼下を流れる吉井川支流の宮川を天然の堀とし、丘陵の天然の断崖の上に城が建っており、こちら側の防御も堅固そのもの。

  • 城の東側・城東地区には、今も昔ながらの町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。<br />なので、お城の次はあの辺りを散策してみようかなと。

    城の東側・城東地区には、今も昔ながらの町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
    なので、お城の次はあの辺りを散策してみようかなと。

  • ●津山城本丸<br /><br />最後に”表鉄門”を抜けると、ついに津山城の”本丸”へ到着!<br />建造物は残されておらず広場のようになっており、この日は”津山さくらまつり”の各種イベント会場の1つになっていました。

    ●津山城本丸

    最後に”表鉄門”を抜けると、ついに津山城の”本丸”へ到着!
    建造物は残されておらず広場のようになっており、この日は”津山さくらまつり”の各種イベント会場の1つになっていました。

  • ここにあった解説(右側)のとおり、当時の本丸には御殿などの建物が所狭しと建ち並んでいたそうです。

    ここにあった解説(右側)のとおり、当時の本丸には御殿などの建物が所狭しと建ち並んでいたそうです。

  • 先ほどからちらちら見えていましたが、本丸南側の備中櫓の並びに木組みの藤棚があり、桜を見下ろす絶好のビュースポットに♪

    先ほどからちらちら見えていましたが、本丸南側の備中櫓の並びに木組みの藤棚があり、桜を見下ろす絶好のビュースポットに♪

  • お城の南側には、ここに来る際に渡った吉井川の本流が流れており、これを外郭として取り入れた構造になっています。

    お城の南側には、ここに来る際に渡った吉井川の本流が流れており、これを外郭として取り入れた構造になっています。

  • アップでの1枚。<br />高石垣も桜で覆い尽くされてますね~。

    アップでの1枚。
    高石垣も桜で覆い尽くされてますね~。

  • いや~~~、平山城の城跡一面が桜に包まれる光景は圧巻そのもの(*^^*)<br />お天気もよく、絶好のお花見日和となりました。

    イチオシ

    いや~~~、平山城の城跡一面が桜に包まれる光景は圧巻そのもの(*^^*)
    お天気もよく、絶好のお花見日和となりました。

  • ●備中櫓<br /><br />そのまま本丸南側に再建された「備中櫓」へと入っていきます。<br />櫓の名前の由来は、初代藩主・森忠政の娘婿である鳥取藩主・池田備中守長幸が、ちょうど津山城を訪れたタイミングで櫓が完成したため、名付けられたとの伝承があるそうです。

    ●備中櫓

    そのまま本丸南側に再建された「備中櫓」へと入っていきます。
    櫓の名前の由来は、初代藩主・森忠政の娘婿である鳥取藩主・池田備中守長幸が、ちょうど津山城を訪れたタイミングで櫓が完成したため、名付けられたとの伝承があるそうです。

  • 通常、櫓の内部は板敷きもしくは土間ですが、「備中櫓」は御殿の一部としての機能もあったためか、総畳敷きになっています。

    通常、櫓の内部は板敷きもしくは土間ですが、「備中櫓」は御殿の一部としての機能もあったためか、総畳敷きになっています。

  • 櫓の窓からのぞいた本丸の高石垣。<br />当時、藤棚があるあたりは”長局”が建っていたそうです。

    櫓の窓からのぞいた本丸の高石垣。
    当時、藤棚があるあたりは”長局”が建っていたそうです。

  • 櫓は2階建てで、その2階には”御上段”を設けているなど、かなりの高級感が。。。<br />1階にはお茶室もあり、これはもう戦闘用の櫓ではないですな。

    櫓は2階建てで、その2階には”御上段”を設けているなど、かなりの高級感が。。。
    1階にはお茶室もあり、これはもう戦闘用の櫓ではないですな。

  • ここ「備中櫓」で”日本100名城スタンプ”を押印。<br />櫓に入ってすぐ右手にカウンターがあり、ここに置いてあります。

    ここ「備中櫓」で”日本100名城スタンプ”を押印。
    櫓に入ってすぐ右手にカウンターがあり、ここに置いてあります。

  • 「備中櫓」を出て、引き続き天守台のある”天守曲輪”へ。<br />この石垣に囲まれた細い通路が続く”五番門”の先にあります。

    「備中櫓」を出て、引き続き天守台のある”天守曲輪”へ。
    この石垣に囲まれた細い通路が続く”五番門”の先にあります。

  • 手前に”太鼓塀”とその奥に”備中櫓”と、ともに復元された建物。<br />これらを支える石垣も美しい曲線美を描いています。

    手前に”太鼓塀”とその奥に”備中櫓”と、ともに復元された建物。
    これらを支える石垣も美しい曲線美を描いています。

  • ●津山城天守台<br /><br />そして振り向くと、五重の天守を支えていた、高さ約6メートルの天守台が今も残されています。

    ●津山城天守台

    そして振り向くと、五重の天守を支えていた、高さ約6メートルの天守台が今も残されています。

  • ということで、天守台に上るべく、この”六番門”から中心部へ。

    ということで、天守台に上るべく、この”六番門”から中心部へ。

  • 細い通路を何回か廻り込み、最後に石段を上り天守台へ。<br />真ん中に空間があるのは、当時ここに地階(穴蔵)があったからのよう。

    細い通路を何回か廻り込み、最後に石段を上り天守台へ。
    真ん中に空間があるのは、当時ここに地階(穴蔵)があったからのよう。

  • その地階のどこかに、こんなハートマークの石垣が(*^^*)<br />まぁ、案内板も出てるのでどこにあるかすぐ分かると思いますが、確かにハートの形に見えますな。

    その地階のどこかに、こんなハートマークの石垣が(*^^*)
    まぁ、案内板も出てるのでどこにあるかすぐ分かると思いますが、確かにハートの形に見えますな。

  • 天守台の案内板(左)には、在りし日の津山城天守の写真も。<br />五層の塔層型天守で、石垣を含めた高さはおよそ28メートルあったそうですが、明治期に廃城・取り壊しの運命となりました。。。

    天守台の案内板(左)には、在りし日の津山城天守の写真も。
    五層の塔層型天守で、石垣を含めた高さはおよそ28メートルあったそうですが、明治期に廃城・取り壊しの運命となりました。。。

  • もちろん天守台からは360度の眺望が確保されてます。<br />こちらはさっき通ってきた南側。

    もちろん天守台からは360度の眺望が確保されてます。
    こちらはさっき通ってきた南側。

  • 今日何度目かの「備中櫓」の裏側(本丸側)と桜(^_^;)

    今日何度目かの「備中櫓」の裏側(本丸側)と桜(^_^;)

  • そして北側には、まだまだたくさんの石垣群が残っているよう・・・さすが名城に相応しい規模感ですねぇ。。。<br /><br />とりあえずの目的としてた「備中櫓」にも行けましたし、城の中心にあたる天守台にも登れ、ちょうど区切りがいいので、ここでいったん旅行記を中締めとします。<br /><br />それにしても、立派な天守台や高石垣などに圧倒されつつ、かつ公園内に約1,000本ある桜も満開で、まさに石垣群と桜の競演って感じで目を離せませんでした(^o^)<br />また、要所に地図や写真とともに発掘調査の知見が解説された案内表示があり、これも個人的に評価が高いと思います(文字だけのはよく見かけますが、シロウトにはなかなかイメージしずらいんですよねぇ)。<br /><br />ということで、Part.4では引き続き鶴山公園内を散策していくとともに、時間が許す限り津山の城下町を巡っていく予定です。<br />最後までご覧いただき、どうもありがとうございましたm(_ _)m

    そして北側には、まだまだたくさんの石垣群が残っているよう・・・さすが名城に相応しい規模感ですねぇ。。。

    とりあえずの目的としてた「備中櫓」にも行けましたし、城の中心にあたる天守台にも登れ、ちょうど区切りがいいので、ここでいったん旅行記を中締めとします。

    それにしても、立派な天守台や高石垣などに圧倒されつつ、かつ公園内に約1,000本ある桜も満開で、まさに石垣群と桜の競演って感じで目を離せませんでした(^o^)
    また、要所に地図や写真とともに発掘調査の知見が解説された案内表示があり、これも個人的に評価が高いと思います(文字だけのはよく見かけますが、シロウトにはなかなかイメージしずらいんですよねぇ)。

    ということで、Part.4では引き続き鶴山公園内を散策していくとともに、時間が許す限り津山の城下町を巡っていく予定です。
    最後までご覧いただき、どうもありがとうございましたm(_ _)m

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