2011/08/07 - 2011/08/07
74位(同エリア384件中)
MIUMIUさん
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初めてのフランスは、先ず北部!と、計画を練り、真夏のフランスへ!
フランス、そしてパリが日本人にダントツ人気というのも納得できるなぁ!
と思える驚きの多い旅になりました。
=== 全日程 ===
2011年
◇8/5(金)
10:55 関空発 フィンランド航空
↓
15:10 ヘルシンキ バンター空港着
16:05 ヘルシンキ バンター空港発
↓
18:10 パリ シャルルドゴール空港着
【1】 https://4travel.jp/travelogue/11508390
◇8/6(土)
《 パリ街歩き① 》
シャンゼリゼ→コンコルド→バスティーユ→マレ地区
【2】 https://4travel.jp/travelogue/11508394
◇8/7(日)、8 (月)
《 ロワール地方→モンサンミシェル→オンフルール バスツアー 》
【3】 https://4travel.jp/travelogue/11508409 ←今ここ
【4】 https://4travel.jp/travelogue/11508410
◇8/9(火)
《 ヴェルサイユとパリ街歩き② 》
ヴェルサイユ宮殿と庭園→パリ オペラ地区
【5】 https://4travel.jp/travelogue/11508413
【6】 https://4travel.jp/travelogue/11531480
◇8/10(水)
《 パリ街歩き③ 》
エッフェル塔→パシー地区→モンマルトルの丘→ルーブル美術館
【7】 https://4travel.jp/travelogue/11508415
◇8/11(木)
《 パリ街歩き④ 》
シテ島→パンテオン→サンジェルマン・デ・プレ→オルセー美術館→リュクサンブール公園→ムーランルージュ
【8】 https://4travel.jp/travelogue/11508417
◇8/12(金)
12:20 パリ シャルルドゴール空港発
↓
16:15 ヘルシンキ バンター空港着
17:20 ヘルシンキ バンター空港発
↓
◇8/13(土)
8:55 関空着
2023.09.02 EDIT
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【8/7】
今日から2日間はエミトラベルの《フランス三大世界遺産を巡る旅》という
日本人だけを対象にしたバスツアーに参加する。
集合場所はパレ・ロワイヤル広場、集合時刻は6:45で出発は7:00。
二人とも遅刻する悪夢にうなされたが、何とか6時過ぎにホテルを出た。
ホテル近くのメトロの改札が閉まっていたが、くぐって通過していく人達を見習って無事通過…(ワケわからんが、まぁいいや)
昨日確認しておいた「パレロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル駅」で下車すると
すぐパレロワイヤル広場だ。
6:15頃なので、まだ薄暗くて誰もいない。
写真はメトロを出たところ。左側がルーブル美術館。パレ ロワイヤル ミュゼ デュ ルーヴル駅 駅
-
周りを見回すと、一件だけこのカフェが開いていたので入った。
入った途端、パンを焼く香ばしい香りに包まれたので即、ここで朝食にすることに。
焼きたての大きなクロワッサンと熱いコーヒーだけのこの朝食、本当に美味しかった。 -
クロワッサンとコーヒーでスッキリ覚醒し、カフェを出ると
しらじらと明るくなり始めていた。
そして少しずつ人が集まり始め、どんどん増えていく。
しばらくしてバスが何台か立て続けにやってきたので、すごい人数になるなぁ!
と驚いていたが、モンサンミシェル日帰りツアーのバスもあるとのこと。 -
私達のバスはこれ。
予定通りきっちり、7:00に出発した。 -
セーヌ川を横ぎって朝陽のさすパリの街をどんどん抜けていき、
-
あっという間に高速道路に出た。
先ず、シャルトル大聖堂に向かいます。 -
車が殆ど走ってないし、今日は快晴!
快適なドライブになりそう! -
一般道に入ってしばらくいくと、遠くにでっかい教会らしきものが見えてきた。
-
これがシャルトル大聖堂!?
大きいとは聞いていたが、ここまで大きいとは!!
シャルトルはパリから南西80キロほどの街で、車では1時間半ほどかかる。
大穀倉地帯ボース平野の中にそびえ立つシャルトル大聖堂、
その姿には圧倒される。シャルトル大聖堂 寺院・教会
-
シャルトル大聖堂から少し離れたところでバスを降り、
徒歩で大聖堂に向かった。 -
こじんまりしたシャルトルの街の中を歩いていく。
-
見えてきました! 左右非対称の2本の尖塔が特徴的。
-
着きました。 近くで見ると、本当に迫力がある。
フランスで最も美しいゴシック建築と言われる世界遺産。
1145年から建築が始まったが、1194年の大火災(街が全焼)で一部だけ残り、
その後再建し1220年頃に完成した。
僅か20年ほどで再建したというのは、当時100年以上かかるのはざらだった事を考えると、驚異的な速さだという。
街が全焼して希望を失いかけた市民たちが、大聖堂の再建に唯一希望の光を求めたのかも… -
周りはこんな歴史ある落ち着いた街並み。
-
正面に向かって左側(北側)の塔がゴシック様式の新鐘楼、
右側がロマネスク様式の旧鐘楼と呼ばれているそうだ。
右側(南側)の塔は103mの高さがあり、1194年の大火災で奇跡的に残った。 -
ゴシック様式の塔にはガーゴイルがたくさん突き出している。
-
入場。 正面の主祭壇。
天井の高さにいきなりビックリ! 37mの高さがある。(ビル10階以上)
全長113m、幅32m。 -
主祭壇上のステンドグラス。
ステンドグラスは176ヶ所にある。 -
後方のバラ窓。
-
他には類を見ない深い青のステンドグラスは
シャルトルブルーと呼ばれる別格の美しさ!
キリストの生涯が描かれている。 -
百年戦争、宗教戦争、フランス革命、第一次と第二次の世界大戦の戦火をくぐりぬけ、市民たちによって守りぬかれたステンドグラスだ。
世界大戦の時には市民たちはステンドグラスを取り外して疎開させていたというから、このステンドグラスを聖母マリアの化身のように崇めていたのだろう。 -
今日は晴れているのでひと際きれいにクッキリと見える。
-
北側の巨大なばら窓。巨大さが写真ではわかりにくいですが…
-
中心に、幼子イエスを抱く聖母マリアが描かれている。
全てのステンドグラス一枚一枚に深い意味があるんですね。 -
南側のバラ窓とステンドグラス。
ヨハネの黙示録に従ってキリストを称えている。
色によって光の通し方が違うそうで、計算されつくした美しさは見事。 -
中央のステンドグラスは、最も貴重で最も有名なもので、幼いマリア様が母親に抱かれている姿が描かれている。
-
「柱の聖母マリア」 と呼ばれるマリア像は梨の木で造られている。
1570年頃に造られたという。 -
床は石畳。
最前列の椅子だけ、なぜ後ろ向きなのかな? 質問すればよかった…(^^; -
内陣。
1594年、アンリ4世がここで戴冠式を行った。
長い宗教戦争を終わらせる為、プロテスタントのアンリ4世はカトリックに改宗し、
戴冠式を行ったという。
シャルトル大聖堂は聖母マリアの教会、つまりノートルダム大聖堂。
ノートルダム大聖堂といえばパリの大聖堂が最も有名ですが、
シャルトル大聖堂はパリのノートルダム大聖堂とは比べ物にならないほど超別格なんだそうです。
ノートルダム聖堂はフランスの街に必ずひとつはあるという。
ガイドさんの話では…
元々教会は巡礼者の為のものであり、
遠方からやってくる巡礼者たちの皮のサンダルが、シャルトルに着くころにはボロボロにすり切れてしまうので、シャルトルではなめし皮の職人が増えた、という。
この女性のガイドさん、説明が詳しく、とてもわかりやすい。 -
この柵の中には、有名な「聖なる衣」が保管されている。
聖なる衣とは、受胎告知のときに聖母マリアがまとっていたベール。
876年、フランス王により寄進されたもので、様々な試練を乗りこえて存在していること自体が、聖母マリア信仰に繋がっているのだそうで。
そして、このシャルトル大聖堂は爆破の危機も回避している。
ノルマンディー上陸作戦の時、ここにドイツ軍が潜んでいるということで爆破されそうになったが、アメリカ人大佐が命がけで確認に行き、その事実はないとわかり、
爆破は中止されたのだ。
シャルトル大聖堂は運がいい! なので、奇跡の大聖堂なのだ。
大聖堂の外側は細かい彫刻がすばらしく、もっとじっくり見たかったけど
これで見学は終わり。
観光客も結構少なく、充実した1時間ほどの見学でした。 -
次は、ロワール渓谷に向かった。
ロワール地方はフランス西部に位置し、大西洋に面する地域で
面積は約32000平方キロ、関東地方と同じくらいの広さだ。
フランス中央高地を源とし大西洋に注ぐロワール川(全長1012キロ)の流域を、ロワール渓谷と呼ぶ。
「フランスの庭」とも言われ、気候が温暖で風光明媚なので、王侯貴族達に愛され続けた地域だという。
中世期からルネッサンス期にかけての古城が300以上遺されており、
中流域200キロの140の古城が点在する地域は世界遺産に登録されている。シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 城・宮殿
-
11時頃、ソローニュの森にあるシャンボール城の近くに到着。
徒歩で城に向かいます。シャンボール城 城・宮殿
-
どこを見ても絵のような風景…
-
ジャーン! シャンボール城です!
ん? なんか…思ってたよりも小さい…と思ったが、これでもロワール渓谷で一番大きな城だとか。
敷地面積5500㎡、建物の幅156m、高さ56m、奥行き117m。
そして屋根の複雑なつくりが印象的!
古典的なイタリアの構造に、フランス中世の様式を取り入れたフレンチ・ルネッサンス様式の城ということで、特殊な造りになっているそうです。
16世紀初頭、フランソワ1世が狩猟小屋として建築。
フランソワ1世はブロワ城と、この後行くアンポワーズ城を居城としていた。 -
手前に運河(池のような)があり、その運河越しの城を眺めるように、と言われた。
え?! 入城しないんだ・・・ザンネン!
(スケジュールをよく見たら「外観のみ」と書いてありました…(--;))
ここには、心ゆくまで城をながめたい人の為に、ひな壇のような長椅子が置かれている。 -
ツアーのメンバーで和気あいあいと写真を撮り合いました。
(入城しないなら、これくらいしかすることないというか・・・)
城内の、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した二重の螺旋階段が有名とか。 -
屋根左半分のアップ!
まるで、凝った作りの小さな塔の競演?!
色のバランスも品があるというか、絶妙な美しさ!
こんなにも装飾的なのは、この城が防衛を目的として建てられていないからだろう。 -
右半分のアップ!
見れば見るほど面白い。
今も修復中の塔があるが、きっとメンテナンス大変だろうな。 -
美しくのどかな風景がどこまでも続いている。
-
30分ほどで引き上げる時間となった。
たくさんの観光用ボートがあり、のんびりと舟遊び?を楽しんでる人も結構いました。 -
次々と観光客がやってきて、入城する人達は右側にある出入口に向かっている。
ロープが張られているので芝生には入れず、
運河越しに城を見る人達は要領よく誘導されます。 -
バスに向かう途中、やけに屋根が低く、とても古そうな建物があった。
-
お次は、アンボワーズ城に向かう為に西へと走る。
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古い水道橋かな?
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これも城に見えるけど、違うのかな?
調べたけど、わからず… -
アンボワーズ市内に入った。
あの大きな建物がアンボワーズ城かな。アンボワーズ城 城・宮殿
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アンポワーズ市は、アンボワーズ城の麓の小さな城下町だ。
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ロワール川に架かる古い橋。
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絵画のような風景だ。
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これも城のような建物だ。
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橋を渡ります。
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ロワール川沿いでバスを降りると、すぐにバスはどっかへ…
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街の中心部まで歩く。
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こじんまりしたこの広場でガイドさんから手作りマップを受け取り、
フリータイムとなった。 -
この辺りのカフェでランチすることにした。
正面は下を通過できる古い時計塔。 -
中に入ると、なんかイメージちゃう・・・
けど、時間が勿体ないので、もぅここで簡単にすませようということに。 -
レタス、トマト、チキン、ハム、チーズなどのバゲットのサンドイッチとドリンクで
さっさとランチタイム終了。 -
早速アンボワーズ城に向かう。
急に晴れてきた! -
アンボワーズ城は小高い丘にあるのでなだらかな坂道を上っていく。
-
入城チケットはガイドさんから受け取っていたが、チケット売場にはかなりの列ができていた。
こんな回転扉を通過し、 -
進んでいくと…
-
アンボワーズ城が目の前に現れる。
-
城の周りには広々とした庭園が広がっている。
-
ぶどう畑もある。
-
ここには古代から要塞があり、15世紀末にシャルル8世がルネッサンス様式の華麗な宮殿に改築。
その後、歴代のヴァロア朝の国王が居城としたが、
特にルネッサンス文化が大好きなフランソワ1世がこの城をこよなく愛し、
ここに宮廷を開いたという。
フランソワ1世は、シャンボール城・アンボワーズ城・ブロワ城を行ったり来たりして人生を謳歌していたのか…? -
城の庭園から見下ろすロワール川とアンポワーズの旧市街。
-
素晴らしい風景!
-
元々は貴族の館?
-
城内は撮影禁止。
フランソワ1世はルネッサンス文化に魅了されていたので、イタリアの芸術家をよく招待したという。
その中の一人レオナルド・ダ・ヴィンチはアンボワーズが気に入り、
64才から亡くなる67才までこの地に住み、このアンポワーズが終焉の地となった。
ダ・ヴィンチはフランソワ一世から、この城から500mも離れていない場所にある館を与えられ、その館はクロ・リュセと呼ばれている。
一般公開されているので、内部を見学したかった!
仕事場だった書斎や食堂、寝室も見ることができるそうだ。 -
城へはここから入る。
-
バスからも見えていた城の側面。
-
アンボワーズは今はこのようなかわいい雰囲気の街並みだが、悲惨な歴史を持つ。
1560年宗教戦争の頃、1500人ほどの新教徒が仲間の裏切りを理由に惨殺され、
あまりにもむごい殺し方だった為、その後そこには誰も寄り付かなかったという。
「アンボワーズの虐殺」として今でも語り継がれているそうだ。 -
サン・テュペール礼拝堂。
サン テュベール礼拝堂 (レオナルド ダ ヴィンチの墓) 寺院・教会
-
城の敷地から突き出すように建てられている。
-
サン・テュペール礼拝堂は開放されているので入ってみた。
-
礼拝堂の中。
-
みんなが何を見ているのかというと…
-
レオナルド・ダ・ヴィンチの墓です。
1519年にクロ・リュセの寝室で67才で亡くなったが、
フランソワ1世に敬愛された、幸せな人生だったと思う。 -
そろそろ旧市街におりていこう。
坂道もきれいに整備されている。 -
傷みがひどいようだけど、おそらく中世期の小さな教会かな。
-
商店街のような通りにはお菓子や土産物の店が並んでいる。
チョコレートの店も多い。 -
アンボワーズはにはレベルの高い菓子店が多いそうで…
しばらくショーウィンドーを見て歩く。 -
ホールケーキも独創的。
-
エクレア美味しそう!
-
メレンゲのお菓子でしょうね。
アンボワーズは、眺めても歩いてもとてもステキな街でした。
この後、集合場所へ。
予定の時間になってもバスがなかなか来ないので、焦るガイドさんは電話片手に橋を行ったり来たりアチコチに大奔走! その動きの速さ、機敏さにビックリ!
やっとバスが来たが、ドライバーは涼しい顔。
そして、何事もなかったかのようにバスはシュノンソー城に向かった。 -
バスはロワール川沿いを離れて南下していき
このような林のそばで下車。 -
林の中の美しい並木道をどんどん進む。
-
林を抜けると、城が見えてきた!
-
おーーー!シュノンソー城だ。
13世紀に元々製粉所があったこの場所にブロワ伯の命で着工され
その後4世紀に渡って増改築が繰り返されたそうだ。
従って、ゴシック、ネッサンス、古典様式など様々な建築様式が混在。
また、7人のフランス王と6人の王妃が住んだ城であり、
「6人の女の城」とも呼ばれている。
王家にとって最も重要な城のひとつだったということ。シュノンソー城 城・宮殿
-
城からほんの少し離れた位置に、ルネッサンス様式のマルクの塔がある。
16世紀後半、元々マルク家が所有していた製粉場の跡にシュノンソー城が建てられた。 -
童話に出てきそうな塔だなぁ
ちょっと小雨がパラパラ… -
一部改修中。
-
早速入城。 ここは撮影OK。
-
入ったらすぐ「衛兵室」がある。 王の近衛兵が使用していた部屋だ。
左下で手を挙げているグリーンの服の女性が私達のガイドさん。 -
壁には、16世紀フランドル派の見事なタペストリーが並ぶ。
城の生活の様子などが描かれているそうだ。 -
隣は「礼拝堂」
-
ロワール川の支流、シェール川をまたぐ形で建てられている。
-
ここにも観光用のボートがたくさん浮かんでいる。
-
シェール川にかかる橋の中はこのような回廊「ギャラリー」になっている。
元々ここは舞踏会用のスペースだったとか。
全長60m、幅6m、18ある窓からの陽射しが明るい。
天井の横梁が木組みになっている斬新なデザインだ。この上にも部屋がある。 -
ギャラリーの両端にあるルネッサンス様式の暖炉。
-
ここに住んだ王族たちの肖像画や絵画。
-
この城では、代々6人の女性達の愛憎劇が繰り返されていたようで…
中でも16世紀中頃の王アンリ2世の時代の逸話はフランス史に残る三角関係として有名とか!?
アンリ2世は正妻であるカトリーヌと仲が悪く、20歳年上ながらも美貌を誇る愛妾ディアーヌとの関係が若い頃から続いていた。
ディアーヌはアンリ2世の家庭教師だったという事で、きっと知性も溢れていたのだろう。
このシュノンソー城もアンリ2世がディアーヌに贈った城だ。
政略結婚させられたカトリーヌはお気の毒としか言いようがないが
アンリ2世の死後、カトリーヌはディアーヌを追放し、自分が城主となった。
積年の恨みを晴らしたというわけですね。
…とここで気づきました。少し前にBBCの連続ドラマでコレやってましたね。
また「世界ふしぎ発見!」でも取り上げていたそうです。
この肖像画は「狩りの女神ディアナの姿をしたディアーヌ」 -
フランソワ2世とメアリー女王の結婚祝いとして贈られたという
16世紀頃のイタリア製キャビネット。 -
「ルイ14世のサロン」
1650年にルイ14世が城を訪問した記念に贈られたコレクションが飾られている。 -
「厨房」
食料倉庫や職員用のダイニングルームも併設されている。 -
製麺機?
-
調理台と包丁。
-
パンなどを焼く窯。
-
たくさんの銅製調理器具がきれいに保管されている。
-
窓から釣る瓶を利用して水を汲んでいたのかな?
…というか、橋の下で2隻のボートがにっちもさっちも行かなくなって揉めていた。この後どうなったんでしょうねぇ -
分厚い壁!
-
最上階あたりからの窓からの景色。
さっきパラパラと小雨が降りだしていたけど、もう晴れてきた。 -
マルク塔。
-
テラスから庭園が望める。これはディアーヌの庭。
-
庭園の端にある小さな家は庭師の家?
-
よく見たら結構立派! 王妃たちが庭を散策して休む為の家かな?
と思ってたら違いました。
「管財人の家」とのこと。 -
本当に優雅な美しさ!
シュノンソー城は「橋の上の城」とも呼ばれている。
興味が尽きないロワール地方の古城めぐりもこれで終わり。 -
城に向かって左側の「ディアーヌの庭」は、アンリ2世が愛妾ディアーヌの為に造った庭で、中央に噴水がある。
が、アンリ2世死後ディアーヌを追放したカトリーヌは、対象的な位置に自分の庭園を造ったという。
両方ともフランス式庭園。 -
城に向かって右側のこの庭園が「カトリーヌの庭」だそうで…
ここには噴水はなく、池がある。
まぁ、特に中世の時代にはこのような愛憎劇はどの王族にもあったことなんでしょうね。
シュノンソー城をじっくりと見学した後、ロワール地方を西に走り抜け、
一路、モンサンミッシェルへ。 -
19時半頃にモンサンミッシェル近くに到着。
モンサンミッシェルに近い(でもモンサンミッシェルは見えない)小さなホテルが今夜の宿。
通りに面した窓が、めちゃくちゃちっさー!(笑) -
狭いけど、まぁ何となく落ち着く感じかな。
モンサンミッシェルが望める部屋なんて、格安バスツアーでは無理に決まってるんでしょうね。 -
清潔感もある。
-
小さいけどバスタブもある。
-
部屋に荷物を置いたら、ホテル内のレストランでツアーメンバー全員揃っての夕食。
前菜のテリーヌ。 -
これはなんだっけ…? 魚を使ったメイン料理だったような。
-
写真撮り忘れたが、あとデザートとコーヒーだったような。
こじんまりとしているが、いい雰囲気のレストランだ。
ちょっとだけワインをいただく。(二人で一杯) -
三階建てのほんとに小さなホテルですね。
夕食後、すぐにバスでモンサンミッシェルの夜景観光へ出発! -
すぐに海岸付近に到着。
バスを降りると、夜空に浮かび上がるモンサンミッシェルが見えた!
ここから堤防を歩いていくと、どんどんモンサンミッシェルが近づいてくる。
が、風も強いしとにかくサムイ!!
分厚いフリースを持ってきてて助かった。
モンサンミッシェルは、ノルマンディー地方の南端にあるサン・マロ湾の小島に築かれた修道院。
708年、何もなかった岩山に小さな礼拝堂が造られたのが起源だとか。
今では世界じゅうから愛される超有名観光地となっている。
1979年に世界遺産となったそうです。
因みに、広島の廿日市市は姉妹都市なんだとか。
そぅ、宮島に厳島神社があるのがその理由。 知らなかった。モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡
-
アップ! まさに、闇夜に浮かぶ不夜城!
さほど期待してなかったけど・・・感動してしまった!
今まで見たことのない光景なので。。。 -
更にアップ!
この近くに泊まれば、この凄い景色を目の当たりにできるというわけですね。 -
島に着いて狭い通りを歩いていくと
モンサンミッシェルをこんなふうに見上げることになる。
幻想的な別世界に迷い込んだかのよう… -
昼間のモンサンミッシェルを見てないので
これはいったい何? というような不思議な感覚になる。 -
まるでハリポタのセットの中にいるような…
-
今でも巡礼者たちにとって極めて神聖な場所なんですね。
-
しばらく散策して、バスに戻る為に堤防に出た。
この堤防は1877年に造られたが、潮の干満の障害となり潮流を妨げることになった為、次第に土砂が堆積し、急速な陸地化が進んでしまったという。
元々、このサン・マロ湾は潮の満ち引きが激しく、修道院を目指す巡礼者たちの命を守る為に造られた堤防だった。
かつての姿を取り戻すべく2009年から堤防の撤去が始まっており、
この時も撤去作業中だったが、まだ何とか通れていたというわけです。
2014年には、全長760mの橋(遊歩道)が完成している。 -
明日また再訪するので、宝石のような不夜城に別れを告げてホテルに戻った。
今朝は体調がイマイチで不安だったが(妻だけ)バスの乗り心地もよく殆どストレスがなかったからか、次第に体調も良くなってきて無事に一日を過ごすことができた。
明日はバスツアー2日目、モンサンミッシェルを見学してからノルマンディー地方を周ってパリに戻ります。
22時半頃、就寝。
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