2019/06/17 - 2019/06/17
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j-ryuさん
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☆イタリア~ドロミテ、チロル、チンクエテッレ絶景紀行へ行ってきます。
22年も前のこと、世界の絶景写真集の中の1枚の写真に一目惚れし、いつかは行ってとみたいと思っていたイタリアのドロミテ地方のサンタマッダレーナにようやく行けることになりました。
毎年行っているリペ島旅行をやめれば行ける値段ですが、やはり大のお気に入りのリペ島は外したくないし、
予算も休日的にも両方叶えるとなると相当厳しいのでずっと二の足を踏んでしました。
昨年、介護していた老父を見送り1周忌も済ませたし、
ようやく念願がかないます。
理想的には個人手配で好きな場所に好きなだけ滞在したいところですが、
ドロミテ地方は交通の便が良いとは言え無し、限られた休日で見どころを効率良く見学するにはツアーが最適だと判断し、久しぶりに添乗員付きツアーに参加することにしました。
若い頃は計画を立てること自体も楽しみでしたが、歳をとると個人手配はけっこう面倒だし、一人旅となると体力も気力も相当必要になってきます。
今の自分の歳を考えたら体力も気力も温存できる上げ膳据え膳の添乗員付きツアーがベストだろうと悟りました(^^ゞ。
個人旅行の醍醐味は無いけれど、な~んにも考えず、ただぼ~っと絶景を見る旅もいいんじゃないかと思えるようになりました。
(※表紙写真はWikipediaから拝借しました)
では、行ってきま~す。
※滞在ホテルで時間が取れればLiveで更新しようと思います。
j-ryu
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
☆おおよそのスケジュール (阪急交通社利用)
〇6/18(火) 福島→新幹線→成田前泊
〇6/19(水) 成田空港12:35(AZ0787)→ミラノ18:15
ミラノ泊
〇6/20(木) ミラノ→レヴァント(世界遺産チンクエテッレ観光)
→パルマ泊
〇6/21(金) パルマ→ドロミテ (サンタマッダレーナ村観光)
→オーストリア・インスブルック観光・泊
〇6/22(土) インスブルック→ドロミテ(ドッピアーコ湖、
ミズリーナ湖、トレメチディラヴァレード観光)
→コルチナダンペッツオ泊
〇6/23(日) コルチナダンペッツオ→ドロミテ街道(ボルドイ峠
カレッツア湖観光)→ガルダ湖観光→コモ泊
〇6/24(月) コモ→ポンダルダントレーベ(モンテビアンコ観光)
→アオスタ観光・泊
〇6/25(火) アオスタ→チェルビニア→モンテチェルビーノ観光
→ハイキング→コモ湖観光 コモ泊
〇6/26(水) コモ→マッジョーレ湖3島巡り→コモ泊
〇6/27(木) コモ→ミラノ空港 15:25(AZ0786)→機中泊
〇6/28(金) →成田空港 10:35→新幹線→福島
※写真はサンタマッダレーナ村 Wikipediaより。 -
☆イタリア北部地図 (※Google Mapに加筆)
主な訪問地は
リビエラ海岸の世界遺産『チンクエテッレ』以外は殆ど
イタリアとオーストリアの山岳地帯の観光です。 -
☆ドロミテ地方地図 (※Google Mapに加筆)
22年前、世界の絶景写真の中で一目惚れしたサンタマッダレーナ村と
ドロミテ山塊(ガイスラー山群)でしたが、当時はこのサンタマッダレーナ村に行くツアーは殆ど無かったような記憶があります。
あっても秘境専門の旅行会社で値段もとても高く手が手が出なかったのかも。
今回は旅行社への支払いが¥370950で国内の交通費や
成田前泊などを含めると約¥400000だから決して安くはないけど
普段は質素な生活で何とか工面してみました(^^;)。 -
☆モンテチェルビーノ (Wikipediaより)
モンテチェルビーノとはマッターホルンのことで
モンテビアンコはモンブランのこと。
どちらもスイス側からは見たことがあるのでイタリア側も楽しみです。
※旅行中にもブログのチェックはしようと思いますが新規投稿やレスポンスはお休みするのでご了承下さい。
では、行ってきま~す。
j-ryu -
☆6/19(水)
多くの皆様、ご丁寧にお見送りコールありがとうございました。
定刻通りAZ-0787ミラノ行きは12:35に成田空港を飛び立ちました。 -
☆6/19(水) AZ機内食
AZ-0787,1回目の機内食はラザニアかスキ焼きの選択で
ラザニアを選択。
中間におにぎりorサンドイッチの提供があり
到着前にハム&サラミの軽食がありました。
残念だったのは12時間以上ものフライトなのに
機内のシートTVが故障で全席使えませんでした。
こんなこと飛び立つ以前に分かっていると思うけど
日本では修理できなかったってことなか・・・・(--〆)。 -
☆6/19(水) 18:15 定刻通りミラノ空港に到着。
日本との時差は7時間なので日本なら深夜1:15。
ミラノは予想以上に蒸し暑いです。
今日は空港近くのホテルで寝るだけ、観光は明日からです。
では、おやすみなさい。 -
☆6/20(木) チンクエテッレ(ヴェルナッツァ)
イタリア絶景紀行の2日目はリビエラ海岸の東端に当たる
世界遺産の観光をしてきました。
チンクエテッレとは『5つの村』の意味で
断崖沿いにある為、昔は外界とは孤立した陸の孤島として
独自の文化風習が息づいた村々だそうです。
そのうち今回は2つの村を断崖沿いを走る電車に乗って
ヴェルナッツァ村とマナローラ村を下車観光しました。
一つ目はヴェルナッツァ村。
海は毎年のようにリペ島の美しい海を見ているので
ま~ま~かなって印象。
こんな狭い入り江の小さな村に観光客がウジャウジャ。
私的には1回見れば十分って感じ(^^;)。 -
☆6/20(木) チンクエテッレ(マナローラ)
2つ目に下車観光したのがマナローラ村。
ここはチンクエテッレの顔とも言える海と断崖とパステルカラーの旧家が
とてもフォトジェニックな村です。
他の3つの村の内一つは海に面していなく
他の2つは車窓からも見えます。
やはり一番絵になるのはマナローラ村なので
もっと時間が欲しかったのですが朝ミラノの高速で渋滞にはまり
見学時間が全般に押せ押せになってしまいました(--〆)。 -
☆6/20(木) チンクエテッレ(マナローラ)
マナローラの断崖に咲く野生のシロタエギク(白妙菊/キク科 /セネシオ属)
寒さに強いので日本でもよく見る園芸種シロタエギクの原種です。
別名:ダスティーミラー、セネシオ・シネラリア(セネキオ・キネラリア)
さすが地中海沿岸が原産地なだけあって野生種はたくましく美しいですね。
いよいよ明日21(金)は恋焦がれていたドロミテノのサンタマッダレーナ村散策ですが、天気予報は晴れのち曇り一時雷雨。
う~ん、一番見たい場所だっただけに・・・・・
せめてガイスラー山塊が雲に覆われませんように(-"-)。 -
☆6/21(金) ドロミテ(サンタマッダレーナ村)
私にとって今回の旅行の最大のメインイベントが憧れのサンタマッダレーナ村散策です。
パルマからトレントくらいまでは晴れていましたが
ボルツァーノの辺りから曇り空。
運悪く天気予報が当たりのようです。
このままではサンタマッダレーナ村辺りでは雷雨の可能性もありました。
サンタマッダレーナ村に到着したら雨こそ降っていませんでしたが、
憧れのガイスラー山塊は雲の中(--〆)。
レストランで食事の後に天気が少しでも回復することを願い
レストランから片道30分ほどかけてサンタマッダレーナ教会を見下ろせるビューポイントへ一か八かで登ってみました。
そうしたらどうでしょう、
なんと運良く雲が切れ始め教会の向こうに
ガイスラー山塊が見えてきました(^^♪。 -
☆6/21(金) ドロミテ(サンタマッダレーナ村)
理想的な青空の下のサンタマッダレーナ村とガイスラー山塊ではありませんでしたが標高3000mもの山々は下界から年中見えるはずもないので、
最低限の目標はなんとか達成できました。
このツアー参加者は私よりご年配の方が多いので
このビューポイントまで登ってきたのは私だけで
殆どの方は教会で折り返しました。
ほんの10分ほど山塊が望めたと思ったら予想通り雷鳴が響き始めたし、
下りにまた30分近くかかるので後ろ髪を引かれる思いで下山。
途中ではついにポツリポツリと雨が落ちてきました。
たいした雨にはなりませんでしたが
ビュースポットからなんとかガイスラー山塊が見られて良かった良かった。
贅沢を言えば切りがないので良しとしましょうかね(^^ゞ。 -
☆6/21(金) ドロミテ(サンタマッダレーナ村)
ビューポイントからひたすら牧草地の中の農道を下り
スタート地点の村のレストランに到着した頃,
ふと山の方を望んだらいつの間にか魔法のように
山塊を覆っていた雲が無くなっていました。
う~ん、本音ではビューポイントでこの絶景を見たかったんだけど
最後の最後に全貌が望めて嬉しかったです(^^♪。 -
☆6/21(金) ドロミテ(サンタマッダレーナ村)
山の天気は変わりやすいと言いますが
サンタマッダレーナ村に到着してから目まぐるしい天気の変化です。
帰りのバスに乗り込む直前にはMt,Grobe Fermeda(2873m)に陽射しまで射しこんできました。 -
☆6/21(金) オーストリア/インスブルック
サンタマッダレーナ村を後に国境を越えてオーストリアのインスブルックヘ。
インスブルックと言えば2度の冬季オリンピックの開催地としても有名ですが
オーストリア帝国のハフスブルグ王朝の古都としても美しい旧市街が見どころです。
旧市街地に到着時に路面はかなり濡れていて相当雨が降ったようです。
天気が良ければ市街地を取り囲むように3000m級のオーストリアアルプスが見えますが残念ながら山頂周辺は雲の中でした。
スイスアルプスを源流としドナウ川の支流であるイン川のほとりにある
インスブルック。
「ブルック」とは「橋」という意味で「イン川にかかる橋」というのがこの都市の名前の由来だそうです。
イン川は急激な雪解け水とここの所の大雨で氾濫寸前だったそうですが
なんとかギリギリで回避できたようです。 -
☆6/21(金) オーストリア/インスブルック
インスブルックは取り囲むアルプスの素晴らしい景色も含め
古都だけあって想像以上にとても美しい街です。
今回は時間が無いので旧市街地の1時間ほどの散策観光でしたが
もう少しのんびり滞在するのも素敵だなと思いました。 -
☆6/22(土) ドロミテ/ドッピアーコ湖
今日はオーストリアのインスブルックから再びイタリアのドロミテ地方に入り
ドッピアーコ湖やミズリーナ湖の観光です。
しかし朝から生憎の雨模様(--〆)。
まず訪れたのがドッピアーコ湖。
ドロミテ山塊と神秘的な青い湖のコラボが美しいのですが
ご覧のように到着したら一旦止んでいた雨が再び降りだし、
傘を差しながらの撮影になってしまいました。
低い雲が立ち込め幻想的とも言えますが、
やはり青空の下で見たかったです。 -
☆6/22(土) ドロミテ/ミズリーナ湖畔の高山植物
次はミズリーナ湖。
しかしここでも雨模様、さらに湖の向こうに聳える名峰トレチーメも全く見えず、
最悪のコンデション。
途中から雨は止みましたが雲は晴れず湖とドロミテ山塊のコラボは全く見えずじまい(--〆)。
でも救いだったのは湖畔の高山植物が丁度見頃を迎え、
遊歩道から様々な山野草を見ることができました。
キンポウゲの仲間やリュウキンカ、フウロソウの仲間やオグルマの仲間など、
山野草好きの私にとっては収穫もあったのが救いでした(^^;)。 -
☆6/22(土) ドロミテ/コルチナダンペッツオ
午後はドミテイ観光の拠点でもあるコルチナダンペッツオで昼食、散策、宿泊です。
ここでも到着時は小雨が降り、昼食後は雨こそ一旦止んだものの
厚い雲に覆われコルチナダンペッツオを取り囲むドロミテ山塊は殆ど見えませんでした。
町の中心部を散策後はホテルでくつろいでいる間は強い雨が降り続き
外出どころではありませんでしたが午後7時近くになって雲が切れ、
晴れ間が広がり周囲の山々が見えてきたので再び散策に出ました。 -
☆6/22(土) ドロミテ/コルチナダンペッツオ
コルチナダンペッツオと言えば1956年に冬季オリンピックが開催されたことでも有名ですよね(私が生まれる前ですが・・・)
回転では猪谷千春氏が日本人(=アジア人)として初めて銀メダルを獲得しました。
2026年にはミラノと共同開催で2度目の冬季オリンピックを開催するべく、
誘致運動をしているようです。
数日後、ミラノ&コルチナダンペッツオの冬季オリンピック共同開催が正式に決定しました。 -
☆6/22(土) ドロミテ/コルチナダンペッツオ
コルチナダンペッツオはとても小さな街で街の至る所から。
ドロミテの山々が見えるとても風光明媚な街です。
朝から雨に見舞われ最悪の展開でしたが、
最後になんとかドロミテの山々が微笑んでくれ、
めでたし、めでたしでした。 -
☆6/23(日) ドロミテ/コルチナダンペッツオ
昨夜も一雨ありましたが明け方はご覧のような青空が広がりました。
滞在したホテル・デラポステは街の中心部にあるコルチナダンペッツオ最古のホテルですが部屋の窓からはコルチナダンペッツオを取り囲む山々が望め、
今朝は神々しいモルゲンロートのドロミテ山塊が見えました(^^♪。
今日はボルドイ峠を経てカレッツア湖やガルダ湖などを見学し、
コモ湖へと向かいます。 -
☆6/23(日) ボルドイ峠(2,239m)
3000m級の山々に囲まれたボルドイ峠(2,239m)では1時間ほどの
休憩が取れるはずでしたが途中の村の村祭りやツールドの影響で道路が渋滞。
時間が押したため僅か30分に短縮(--〆)。
素晴らしい眺めだけに他でやり繰りしてでももう少しゆっくりしたかったです。 -
☆6/23(日) ボルドイ峠(2,239m)
-
☆6/23(日) ボルドイ峠(2,239m)/ゲンチアナ・ベルナ(リンドウ科)
峠の草原ではたくさんの高山植物が咲き乱れてまさにお花畑。
6月下旬は丁度1000m~2000m辺りが花の見頃のようで、
車窓からも美しいお花畑を次から次に眺めることができました。
ただ、ややスモーク気味のガラス窓からでは思うような写真が撮れずヤキモキ。
団体ツアーではビューポイントで小まめに車を止めて写真タイムを設けるのは困難なのかも(--);。
写真はコバルトブルーが美しいボルドイ峠の
ゲンチアナ・ベルナ(リンドウ科)の仲間です。 -
☆6/23(日) ボルドイ峠(2,239m)
プルサチラ・アルピナ・アピフォリア(キンポウゲ科オキナグサ属) -
☆6/23(日) カレッツア湖
ボルドイ峠を下って次に立ち寄ったのはドロミテの青い宝石とも称される、
カレッツア湖です。
限りなく透き通ったコバルトブルーのカレッツア湖の向こうには槍のような峰が林立する名峰ラテマール山群(標高2846m)も望めました。
ギザギザの山頂はわずかに雲がかかっていましたが、穏やかな水面には逆さラテマールが映り込み最高の眺めでした(^^♪。 -
☆6/23(日) カレッツア湖
まさにドロミテの青い宝石、澄み渡ったカレッツア湖。 -
☆6/23(日) カレッツア湖
湖畔のゲラニュムの仲間。
ドロミテでもアオスタでも湖畔に限らずやや湿った場所で
たくさん咲いていました。
日本のハクサンフウロに良く似ています。 -
☆6/23(日) ガルダ湖/シルミオーネ
イタリア最大の湖ガルダ湖に盲腸のように突き出した細長い半島がシルミオーネ。
古代ローマ時代から別荘地として繁栄してきた湖畔の高級避暑地です。
半島の入り口には13世紀に建築されたスカラ家の風格ある城塞があり、
半島内部にはお土産さんが連なり観光客でごった返し。
半島先端まで行ってみましたがどうってことのない風景で、
駐車場からもけっこう歩くし、
私的にはスカラ家の城塞を見て引き返すだけで十分かなという印象でした。
ただ観光バスの運転手には厳格な労働条件があるそうで、
走行距離や走行時間などを厳守するためシルミオーネでの1時間休憩が必要だったのかな。
できればカレッツア湖→コモ湖間はトイレ休憩だけで、
残った時間をボルドイ峠などで有効に活用して欲しかったところですが
24名の団体ツアーだと全員の意見を取りまとめたり、
レストランの予約時間の変更などをしたりと、
そう簡単に変更はできないのかも(-"-)。
ガルダ湖の面積は370?で琵琶湖の半分強。
イタリア一番の湖がガルダ湖だから、そう考えると琵琶湖って案外大きいかも。 -
☆6/24(月) クールマイヨール/モンテビアンコ(モンブラン)
イタリア北部の絶景紀行6日目はアオスタの谷からモンテビアンコ(モンブラン)の麓クールマイヨールへ。
今日はお天気に恵まれポンタルダントレーブから素晴らしいモンテビアンコを見ることができました。
モンテビアンコはフランス語ではモンブラン、
そうあの栗風味のケーキのモチーフとなったアルプスの名峰で
イタリアから見ればモンテビアンコです。
標高は4810m、この写真では右側の雪や頂いた山です。
左側の先鋒はA・Noire du Penterey(3773m)かな。 -
☆6/24(月) クールマイヨール/ダン・デュ・ジュアン
モンテビアンコの右側に連なるのがダン・デュ・ジュアン(4013m)。 -
☆6/24(月) クールマイヨール/グランジョラス
ダン・デュ・ジュアンの右側に聳えるのはグランジョラス(4208m) -
☆6/24(月) クールマイヨール/グランジョラス
昼食をとったレストランの前から望んだグランジョラス(4208m) -
☆6/24(月) アオスタ/ローマ遺跡とグラン・コンバン
アオスタはヴァッレ・ダオスタの州都でフランスとスイスへの道が
ここで分岐することから古代ローマ時代に交通の要所として
『アウグスタ・プレトリア』という街をつくり、
現在でもモンテビアンコなどイタリアアルプスの観光拠点になっています。 -
☆6/25(火) ブルー湖とモンテチェルビーノ(マッターホルン)
観光7日目はアオスタからモンテチェルビーノ(マッターホルン)を間近に望む、
チェルビニア村へ。
チェルビニア村の中心地に入る少し手前にあるのがブルー湖(ラーゴブルー)。
湖には周回の遊歩道がありますが、
なんと逆さモンテチェルビーノが望めるビューポイントが放牧牛がいるために
進入禁止のロープが・・・・
あちゃ~、ここまで来て快晴なのにブルー湖とモンテチェルビーノ(マッターホルン)が見えないなんて最悪なのでロープをまたぎ通せんぼしていた牛を避けながらビューポイントへ(^^;)。
放牧牛はブルー湖周辺で牧草を喰みブルー湖で水分補給をしているようです。 -
☆6/25(火) ブルー湖とモンテチェルビーノ(マッターホルン)
牛に遊歩道を通せんぼされていますが、
牛を迂回しながらなんとかビューポイントヘ。
酪農家には申しわけないけれどみんなで渡れば怖くない状態。
他の観光客も次々続きます。
(添乗員のIさんは困惑していましたが・・・・)
お陰でこれぞブルー湖と逆さモンテチェルビーノの絶景を堪能することが
できました(^^♪。
ここにはあと1時間いてもいいくらいでしたが
さらにモンテチェルビーノに近づくため村の中心部へ向かいます。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)山群
ブルー湖から車で5,6分走ればチェルビニア村の中心部です。
村の中心部にはホテルや飲食店が集中していますが、
盆地のような谷間はぐるっとモンテチェルビーノ(マッターホルン)の山塊(山群)が
望めます。
もちろんモンテチェルビーノも見えていますが
周辺の標高3000級の山群も負けてはいません。
どこをどう切り取ろうがフォトジェニックで感動ものです。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)山群
モンテチェルビーノ山群にはたくさんのピークがあり
名前が全然分かりません。
他の山脈ならみな主役級のピークですが
ここではみなモンテチェルビーノの引き立て役です。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)山群
この日は今回の旅行で最高の青空が広がりました。
旅の前半は雨や曇天で意気消沈気味でしたが、
ここでその憂さが一気に晴れました(^^♪。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)山群/アグロステンマ
アグロステンマはムギナデシコあるいはムギセンノウといい、
ヨーロッパでは麦畑に生える草花として知られています。
線が細く可憐なイメージの草花ですが、性質は丈夫で育てやすい花です。
日本に導入され広まったのはピンクや白ですが
青い花色は初めて見ました。
この群生が野生種なのか移出植物なのかは不明です。
和名の「ムギナデシコ」は、長い葉が麦の葉に花がナデシコに似ているところから付けられたもので、アグロステンマとも呼ばれています。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
村の中心部からもモンテチェルビーノは間近に見えていますが
ホテルなどが構図に入るのでさらに標高の高いビューポイントを目指し、
片道50分ほど山道を登ります。
登るほどにモンテチェルビーノ(マッターホルン)が激迫し
何処をどう切り取っても素晴らしい絵葉書の世界です。
標高は既に2000mを越えています。
息を切らしながら登りようやく目標のアルビーニ教会が右手に見えてきました。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
アルビーニ教会の丸太を組んだ大十字架。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
24名の参加者の殆どが私より年上ですが
みなさん頑張って登られました。
皆さんお元気です(^^ゞ。
アルビーニ教会に到着したらそれぞれ自由行動です。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
チェルビニア村滞在中はずっと雲一つないスカッ晴れ状態(^^♪。
身も心も洗われるとはこのことでしょうか。
あ~来て良かったと強く強く実感&感動しています。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)/チャボリンドウ
チャボリンドウはヨーロッパアルプスの草原に生える小型のリンドウで、雪解け後に大きな青紫色の花を上向きに咲かせます。
花そのものは日本のエゾリンドウなどと似ていますが
草丈が5cmほどと花の大きさに比べかなり小さいのが特徴です。
葉は堅く、つやがあり、数枚を地に伏せるように広げた姿(ロゼット)をしています。春から初夏に、その中心を盛り上げるように、蕾をもった短い花茎が伸びて、大きな青紫色の花を咲かせます。
花後、ロゼットは枯れ始めますが、わき芽を伸ばし、地下ではランナーを伸ばして株を広げ、冬までには次のロゼットを完成させていきます。
秋も深まるころには芽の成長は止まり、中心に花芽を抱いた冬芽をつくり、ロゼットの状態で越冬します。
ヨーロッパを中心に数種が見られますが、いずれも形態はよく似ています。欧州の愛好家の間では白花や花色変わりの個体も選別されて、マニアの関心を集めています。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
遅い春がようやく訪れ中腹の草原は一面のお花畑です。
黄色い花の多くはキンポウゲの仲間。
他にもアルペンローズやリンドウ、アネモネ等々様々な高山植物が
出迎えてくれました。 -
☆6/25(火) モンテチェルビーノ(マッターホルン)
モンテチェルビーノ(マッターホルン)の標高は4478m。
ちょうど雪解けの季節なので山腹の至るとろに滝ができています。
スイス側から見るマッターホルンはもっとスラっとした先鋒に見えますが
イタリア側から見るモンテチェルビーノはややどっしりと見えます。
昼食は村の中心部で取りますが、できれば草原で足を伸ばしながら
オニギリが食べたかったな~(^^;)。
欧州の大都市なら近年はお寿司はもとよりオニギリも売られていますが、
さすがにチェルビニア村ではおそらく手に入らないでしょう。
以前やはり阪急のツアーで行ったペルーマチュピチュ紀行では
道中最高地点のラヤ峠(標高4,335m)越えではオニギリのお弁当が出て
ツアー中一番美味しい昼食だったのを思い出しました。 -
☆6/25(火) コモ/ドゥオモ(大聖堂)
この日のメインイベントであるモンテチェルビーノ(マッターホルン)観光後は、
再びコモに戻りコモ湖畔と旧市街の観光です。
コモはイタリア北西部のミラノ近郊、古くからの高級シルクの産地で、コモ湖の観光拠点となっています。中世の佇まいの残る町コモ旧市街地にあるドゥオーモ(大聖堂)。この建物は、マエストリ・コマチーニ(コモの親方たち)と呼ばれた技術者集団により、1396年に着工した。彼らはその技術を秘伝として各地を渡り歩きながら、ロマネスク様式の時代を切り開いたといわれます。 -
☆6/25(火) コモ/ドゥオモ(大聖堂)
1770年、この建物はクーボラ(丸屋根)を載せることで完成しました。
ドゥオーモの前にはドゥオーモ広場があり、旧市庁舎などの建物もあり、
広場の小さな回廊にはおしゃれな商店やレストランが軒を連ねています。
◇「ドゥオーモ」は「神の家」という意味のラテン語を語源とするイタリア語。
司教座のある大聖堂(カテドラーレ、Cattedrale)を「ドゥオーモ」と呼ぶところがあり、イタリアには数え切れないぐらいのドゥオーモと呼ばれる大聖堂があります。 -
☆6/26(水) マッジョーレ湖3島巡り/ベッラ島
イタリア9日目、イタリア北部の絶景紀行の最終日はオプショナルツアーのマッジョーレ湖3島巡りです。
マッジョーレ湖3島巡り(22000円)に参加しない人は終日自由行動です。
滞在したクルーズホテルがコモ旧市街地なら街歩きも素敵だと思いますが、
中心部へ歩いて行くには厳しい郊外にあり、近くに大型スーパーこそありますが、
まさか終日買い物している訳にもいかないので、
自然志向派の私からすれば正直あまり食指が進まない観光です(--〆)。
まずはコモから車で1時間半ほどのマッジョーレ湖南西部のストレーザへ。
マッジョーレ湖はイタリア北西部、ロンバルディア州とピエモンテ州、スイスのティチーノ州にまたがる南北65kmの美しい湖です。
湖の広さは212.2km2で、同国では2番目に大きい。
ちなみに我が福島の猪苗代湖の約2倍、
琵琶湖の1/3ほど。
コモ湖の西40kmにある氷河湖で、アルプスの美しい景観からコモ湖同様、
古くから王侯貴族の別荘地となってきました。
現在、湖畔はリゾートホテルや別荘が立ち並ぶリゾート地、避暑地となっています。
観光拠点は、湖の西岸にあるストレーザ(Stresa)の町で、ここから遊覧船が発着している。この湖には3つの小島が浮かんでいるが、そのうち一番大きなベッラ島には、この一帯を支配していたボッロメオ家の宮殿があります。
写真はそのボッロメオ家宮殿の花と彫刻で演出された美しい階段状のバロック庭園です。 -
☆6/26(水) マッジョーレ湖3島巡り/ベッラ島
階段状のバロック庭園は世界刻々の植物で演出され独特の景観を演出しています。 -
☆6/26(水) マッジョーレ湖3島巡り/ベッラ島
紫陽花で埋め尽くされた美しいアプローチがありました。
まるで壁に張り付いたハンギングバスケットのような状態なので
この季節だけ鉢植えで装飾しているのかなと思ったら
どの紫陽花は地植えされていました。
まるで蔓植物のように壁面に沿って剪定されていて、
紫陽花が壁にへばりつくように花を咲かせます。
アジサイは日本原産ですがシーボルトによってヨーロッパにもたらせてから
次々に新しい豪華な品種が開発され庭園を華やかに演出しています。
日本では見られないとてもユニークな見せ方ですが、
やはり故郷は日本なので雨の少ない初夏の欧州で日中の紫陽花は
ばて気味です(^^;)。 -
☆6/26(水) マッジョーレ湖3島巡り/ペスカトーレ島
マッジョーレ湖3島とはベッラ島、マードレ島、ペスカトーレ島、のことで
ストレーザの街のすぐ沖合にあります。
3島の中でもボッロメオ家宮殿のあるベッラ島は、好みはともかく見どころ満載ですすが、マードレ島は上陸するほどの見どころは無いし、
ペスカトーレ島は島全体が素朴なイタリアの田舎村って感じ。
自然好きの私が22000円も出して再訪するかと言えば
1回見れば十分って感じのオプショナルツアーでした(^^;)。
これで★イタリア~ドロミテ、チロル、チンクエテッレ絶景紀行へ+Liveバージョンはお終いです。
今日はこの後、ミラノ15:25発の飛行機で成田に向かいます。
ダイジェスト版でしたが最後までご覧くださりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
帰国後、なるべく早く旅行記本編を投稿したいところですが
2月に行ったリペ島旅行記がまだ1/3くらいしかUPできていない状況なので
イタリア北部の絶景紀行がいつ完結できるのか全く見通しが立ちません。
楽しみにされている方はそう多くはないと思いますが
どうか辛抱強くお待ちして頂ければ幸いです。
PS,今回の旅行で親切丁寧にサポートしてくれた添乗員のIさんをはじめ、
ツアー中仲良くさせていただいた旅仲間に心から御礼を申し上げたいと思います。
どうもありがとうございました。
またどこかへの旅行でご一緒する機会があれば素敵ですね。
皆様それまでお元気で!!
グラッツェ!!
チャオ!!
j-ryu -
※おまけ
☆6/28(金) 成田空港
10:35定刻通りAZ786は成田空港到着。
皆さん元気に無事帰国しました。
税関を出た所で
『YOUは何しに日本へ?:テレビ東京』のロケをしていました。
この右側のYouがもしオンエアーされたらこの髪色からして
絶対忘れられないキャラです(^^ゞ。
その後、私は無事福島の自宅に帰りました。
お疲れ様でした。
j-ryu
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この旅行記へのコメント (8)
-
- 働きマンさん 2019/06/18 12:34:18
- Wikiのお写真だなんて・・・珍しいと思ったら♪
- j-ryuさん
こんにちわ!
表紙のお写真・・・素敵ーーでも・・・j-ryuさんが海外の山なんて珍しいな・・・
と思っていたら・・・
Wikiのお写真でしたか?
とは言えj-ryuさんが撮ったらもっと綺麗な写真が撮れそう♪(Wikiのカメラマンさん・・・ごめんなさい。。。(笑))
イタリアにこんな素敵な絶景ポイントがあるんですね?
22年前から行きたいと思われていたなんて凄いですね!
是非、楽しんできてください♪
多分・・・そこでj-ryuさんが撮った写真はどこかのサイトか雑誌に使われる事と思いますが・・・(笑)
まあ、それも楽しみですね!
働きマン
- j-ryuさん からの返信 2019/06/18 19:13:45
- Re: Wikiのお写真だなんて・・・珍しいと思ったら♪
- 働きマンさん、こんばんは。
ご丁寧にお見送りコールありがとうございます。
今は成田のホテルからカキコです。
>Wikiのお写真でしたか?
≫イタリアは初訪問なのでイタリアのWikiなどから拝借し
コラージュしてみました。
>j-ryuさんが撮ったらもっと綺麗な写真が撮れそう♪
≫もっと綺麗な写真が撮れそうかどうかは天気次第ですね。
青空の下の山々を撮りたいです。
>22年前から行きたいと思われていたなんて凄いですね!
是非、楽しんできてください♪
≫想い焦がれている場所は他にもたくさんあるので
できるなら節約しながら一つずつ叶えていければと思います。
>どこかのサイトか雑誌に使われる事と思いますが・・・
≫リペ島はライバルが少なかったからで、ドロミテは素晴らしい写真がたくさんあり呼びじゃないと思います(^^;)。
では、行ってきま~す。
j-ryu
-
- シナモンロールnekoさん 2019/06/17 21:50:04
- 絶景のイタリアへ行ってらっしゃいませ!
- j-ryu様
ツアーもいいですね。
要所をしっかり押さえ効率よく回ってくださり
時期によりますが予算も個人で行くより費用を抑えられます。
のんびり絶景を楽しんで来て下さい。
行ってらっしゃいませ!
シナモンロールneko
- j-ryuさん からの返信 2019/06/18 05:11:25
- Re: 絶景のイタリアへ行ってらっしゃいませ!
- シナモンロールnekoさん,おはようございます。
ご丁寧にお見送りコールありがとうございます。
>ツアーもいいですね。
要所をしっかり押さえ効率よく回ってくださり
時期によりますが予算も個人で行くより費用を抑えられます。
≫そう思います。
リゾート地ならマイペースで楽しめますが
初めての土地で交通の便が良くない場所を
効率良く巡るにはツアーが最適なので
多少の窮屈感は我慢です(^^;)。
では、行ってきま~す!
j-ryu
-
- ドロミティさん 2019/06/17 09:19:35
- Bon voyage☆
- j-ryuさん、はじめまして。
いつもありがとうございます。
ドロミテ、チンクエテッレ北イタリアの絶景旅、羨ましいです^^
お気を付けて行ってらしてください。
今から旅行記を楽しみにお待ちしています♪
ドロミティ
- j-ryuさん からの返信 2019/06/17 15:35:26
- Re: Bon voyage☆
- ドロミティさん、こんにちは。
ご来訪&いいね&メッセージ&
お見送りありがとうございます。
>羨ましいです^^
≫何をおっしゃいます。
ドロミティさんはハンドルネームからしてドロミテのスペシャリストじゃありませんか。
ドロミテさんの素晴らしい写真を拝見し、
あんな美しい写真が撮れたらどんなに素敵だろうなと。
ただドロミテさんは苦労したからこそあの絶景が撮れたと思うので
通常の観光コースではあそこまでの絶景は期待できないでしょう(^^;)。
せめて恋焦がれていたサンタマッダレーナ村だけは
青空に栄える写真を撮りたいです。
2月のリペ島の旅行記さえ完結できていないので
今回のイタリアの旅行記がいつ仕上がるか分かりませんが
なるべく速報版くらいはご覧いただけるよう頑張ります。
では行って参ります。
j-ryu
PS,今更ながらですがフォローさせてくださいね。
- ドロミティさん からの返信 2019/06/18 00:34:41
- Re: Bon voyage☆
- j-ryuさんへ
素晴らしいお写真を撮られるj-ryuさんに私の拙い写真なんかを
褒めていただくと、穴を掘って入らなくてなりません(汗)
リペ島初めて知りましたが、美しい海に目が釘付けになりました。
またゆっくり拝見させていただきますね。
今回の旅程、これ以上はないくらいの見所がギュッと詰まった
魅力的なコースですね。
絶景を楽しんでらしてください♪
ドロミティ
- j-ryuさん からの返信 2019/06/18 05:27:26
- Re: Bon voyage☆
- ドロミティさん、おはようございます。
さらなるお見送りをありがとうございます。
>素晴らしいお写真を撮られるj-ryuさんに私の拙い写真なんかを
褒めていただくと、穴を掘って入らなくてなりません(汗)
≫ご謙遜でしょ、素晴らしいの一言です。
>リペ島初めて知りましたが、美しい海に目が釘付けになりました。
≫アホみたいに9年連続、来年も予約済みなので10年連続です(^^;)。
海の写真は晴れてナンボなので乾季のベストシーズンに訪れば
誰が撮ってもキレイな海だと思います。
>これ以上はないくらいの見所がギュッと詰まった
魅力的なコースですね。
絶景を楽しんでらしてください♪
≫まるで修学旅行みたいですね(^^;)。
ビギナーには丁度いいと思うので
頭を空っぽにし、ただただ絶景を楽しめたらと思います。
では、あらためて行ってきま~す。
j-ryu
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