San Francisco/Los Angeles　その2　ブラブラ、初めてのバークレー

2019/05/27 - 2019/06/07

49年前はヒッピーやレズ・ホモの中心地、映画「ミルク」にも出てきたカストロへ
F-TrainでそのままFisherman's Wharfへ
そりゃもちろんボウディングでクラムチャウダーを！
そして、定番のギラルデリでのサンデー！

夜は友人夫妻二組と、ピアニストと共にバークレーへ食事に！
こんな良い街なんだったら、もっとバークレーにも遊びに来れば良かった！

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日Walgreensで買ってきた甘いオレンジと、大きなマフィンで朝飯代わりにして、明日出かけようとしているSanta Rosaへ向かうためのバス停を確認にいきます。
　そのバスというのはGolden Gate Transitの27番のバスで、MissonとFremontの角近くにあります。

38番のバスがバンバン通るGeary通りを東へ歩きます。このあたりはブランド店ばっかり。それにしてもイブ・サン・ローランの店、なんでこんな合板の黒塗りなんだ？！

Market St.に出てきたら居酒屋なんてのもあるんだけれど、「Japanese Sweets Minamoto」なんてのがあって、五月人形が飾ってある。怪しいなぁと思ったら、「源吉兆庵」だったのだよ！アメリカにまで出店してんだね。と思ったら、冗談じゃない、世界中に出店してんだって。売れるのかなぁ。

源 吉兆庵 (マーケット ストリート店) スイーツ

ここに映っているのが見たこともない、つい最近できたボストン・プロパティーズの2017年に完成した61階建てのビル。命名権でSales Force Towerと命名されているそうです。サンフランシスコで最も高いビルになったそうです。愛宕ヒルズみたい。

　このビルの前の公開スペースに2-3台のケイタリングトラックが来ていて、そのうちの一台がこのラーメン屋。アメリカでは本当にラーメン大流行だからね。でもこの車、良く見ると随分遠くの住所が書いてあるんだ。

F-Trainは西の終点がCastroになっています。だから、これに乗りっぱなし、終点まで乗っていれば、あの街へいくことができます。

　これです！これが伝説の映画館、CASTROです。テレビでしか見たことがないけれど、何度も何度も見たことがあるから、なんだか懐かしい。
　しかし、なんで49年前にここへ来なかったんだろうか？

カストロストリート 散歩・街歩き

　お～っ！これだ！これ！

綺麗だなぁ。NHKのテレビで見た通りだぜ！

しかし、実に静かなんだよね。実にこの辺静かなんだよね。お土産屋さんとカフェくらいしかないものなぁ。でも、土産物屋で楽しかったんだよ。

　この横断歩道を見よ！楽しいなぁ。この発想がすごいよね！

F-TrainのCastro終点はぽかぽかの陽気の中、やることがない、あるいはやることを見つけられないおじさんたちがのんびりしています。

　古いトラムだから乗っているとブレーキが急激にかかるし、前後に踏ん張っていないと疲れます。そりゃしょうがない。

乗ってくるのは爺さん、婆さんが中心なのは東京のバスト大差ない。なにしろシヴィックセンターあたりを通ると、今でも、妖しい雰囲気の連中がワンワンしています。SFPDの大きな車が停まっていたりして、さすがの私もこの辺は歩きたくない。

　Ferry Building経由でゆったりとCruise Terminalなんぞを見ながらFisherman's Wharfへ行きますが、今回はPier 39なんぞ見向きもせず、直接Boudinへ行っちゃいます。

　とにかく来たぞ、というわけでBoudinの一階でサワーブレッドに入ったクラムチャウダと蟹のサンドイッチ。う～む、どうもHPにアップされている写真とはちょっと異なる部分が見られるような気がしてなりませぬ。

　6年ぶりでございますが、多分これで4回目じゃないでしょうか。最初にこれを食べたのは1972年年末にJALパックで来たときかも知れません。
　しかしながらクラムチャウダそのものについてはやっぱりBostonの方が美味しいような気がしますがどうでしょう？

ボウディン ベーカリー アンド カフェ パン屋

　なにしろBoudinは大きな店で、横にはオープンなテーブルも拡がっています。カモメもサワーブレッドを食べているんだろうか！

　そしてGhirardelliに向かって歩いて行きます。そのためにBoudinで少なめに食べました。あ、このIN-N-OUTは入ったことがあるなぁ。

　というわけで予定通りにGhirardelliのカフェにやってきました。同じところを同じように歩いてみると6年前に比べて明らかに歳をとったんだなぁということを実感しますね。前は跳ねるように坂をあがったのにね。

　Hot Fudge Sundae ＄13.49でございます。良い値段するんだよねぇ。それでもこの界隈ではこれは小さい方でございますよ！皆さん驚くようなものを食べておいででございます。

　上のNorth Point St.を30番のトロリーバスが来るので、これでホテル方向へ帰ります。このバスはStockton St.を通るので、窓から中華街が見えます。

ギラデリ スクエア ショッピングセンター

　さて、友人夫妻がアレンジをしてくれて、在住のピアニストと中央区在住の友人夫妻、そしてコンヴェンションでやってきた立川在住の夫妻、そして私たちふたりの7名でバークレーのレストランに食事に来ました。ピアニストの車に女性陣が乗り、男三人はBARTでDowntown Berkeley Stationへ向かいます。私はもちろんClipper Cardです。

　実は立川からの夫妻は私たちが来ていることを知らないで合流したものだから、それはそれは驚いてましたよ！アハハ！

そしてやってきたのがこの洒落たレストラン。
なんでも中央区の夫妻が友人のお嬢ちゃんに紹介されたんだそうです。
次から次にお客さんがやってきて、なかなか予約が取れないんだそうです。
なんと20:45というセカンドラウンドの予約。
地元産の有機栽培食材を用い、『カリフォルニア料理』と呼ばれる料理を創作したことで有名だと書かれているChez Panisseという店でミシェランにも載っているらしい。

シェ パニース アメリカ料理

アミューズなんか出てきちゃって。あ、そうか、今日はお任せコース。なんか苦手なものがあるかと聞かれたので、「メニューにあるラムがダメ」と伝えたら、alternativeはサーモングリルだという。もうどこへ行ってもそうです。ラムの代換えはだいたいサーモン。

　4人にこのパン。どうする？知っている同志だから全然気を遣わないんだけれど、それほど親しくない人たちだったらどうするだろう。オーガニックなんだったらオリーブ油が出てきたりしないかなぁと思ったんだけどね。

　サーモンのカルパッチョです。この辺からやっぱりイタリアンっぽいなぁと。

　私だけのサーモングリル。ただ付け合わせはみんなと一緒。グリーンアスパラガス。

デザートでございます。なんだった？

　つれあいがハーブティーを頼んだら、なんとなんと、南部鉄瓶で出てきちゃったの。サービスしてくれた兄ちゃんに「これは日本の伝統的なものなんだよ、知っている？」って云ったら「保温効果がありますね」と答えたのさ。そうだったの？

　私はもっぱらカプチーノでございます。
　帰りは駅まで友人の車で送ってもらって、つれあいと二人でBARTで帰ってきました。途中のMacArthurで乗り換えたんだけれど、時間が時間だったので、若い女性が私たちのそばに座りに来ました。そうそう、やっぱりちょっと用心しないとね。

一日で14,000歩歩いちゃいました。