これが最後かも知れないなぁ　San Francisco/Los Angeles　その1　懐かし

2019/05/27 - 2019/06/07

　サンフランシスコに初めて降り立ってからもう49年になります。

1968年に渡米したピアニストのアパートに転がり込んでいました。今から考えれば、なんとぶしつけな。
その彼がとうとう日本へ帰ろうというのです。
ならば、その前に遊びに行こうと衆議が一決。
サンフランシスコは、1970、1972，1980、1985、2008、2015と来て、今度が7回目になるらしい。
その帰りに同じカリフォルニア、Los AngelesのTorranceに暮らしている友人のところにも。

ダウンタウンはもう正に様変わりです。

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもの儀式です。近所の大好きな蕎麦屋へいって天せいろ上海老二本+盛り一枚を二人で食します。ま、旅の無事を祈る、とでもいいますかね。

いやぁ、綺麗に咲いています。留守にしている間に散っちゃうんだろうな。

さて、いつものように京成スカイライナーで贅沢を致しました。一度これに乗っちゃうと、普通の特急じゃ我慢が出来なくなっちゃうんですよねぇ。

本日は成田より（といってもこれまで羽田から出発したのって、二度しかないなぁ）ユナイテッド航空の838便でございます。ウェブチェックインをしようとするとどうしてもできない。どういうこと？と思うんだけれど、この辺は米国航空企業は信頼できないですね。デルタに至ってはiPad用アプリを突然止めてしまったりしています。
　
　空港のエコノミー用セルフチェックインをしてみると、777-300ERなのでプレミアム・プラスがあって、空いているのか「買わない？」と聞いてきます。買ってみました。

　セキュリティー・チェックが新しくなっていて、外からも見えて、とっても明るくなっています。トレイが手前カウンター下から出てくるのは考えたなぁとは思うんですが、かなり使いづらい。

成田空港第1ターミナル 空港

ゲート35番に着いている777-300ERを見ていると、この扉からどんどん清掃を担当している作業者の方々が手に手にビニール袋を持って降りてきます。その数たるや半端ありません。ひょっとすると40名くらいいるんじゃないのか、というくらい。ところがこれが全員外国人の若い人たちです。日本を垣間見たような気がします。

もちろんスターアライアンスですから全日空との共同運航便です。全日空は5分遅れのフライトを飛ばしています。こっちはタイ航空と共同運行。

プレミアム・プラスですが、貰った席が真ん中の4列シートの真ん中でした。たわむれにカウンターにいって通路側は開いてないの？と聞いてみたら、一番後ろの右側2列シートの通路側（22J)に換えてくれました。
　ところがこれがつれあいの逆鱗に触れ、「じゃ、私は？」というのでもう一回カウンターにいったら、おばさん係員が「もうありません！」とにベもありません。端末もチェックせずに。あきらかに「そうは甘くないぞ！」表明です。

ひとり4万円でグレードアップして、三列しかないプレミアムプラスです。通りかかったCAに「私のパートナーが真ん中に埋もれているんだけれど、通路側は開いてないの？」と聞いたら、なんと真ん中4列の左端（22D)に換えてくれました。
　すると、今度は22Gを持っていた米国人のおばさんが「換わってあげますよ」と！とても友好的な方で助かりました。これで通路を挟んで隣り合わせということになりました。
　このシートは若干ですが、前後も広く、フットサポートも出てくるので、これまでのエコノミーに比べると快適です。787には設定されていないのが大変残念ですが。

肘掛けになっているところからテーブルが出て参ります。モニターもかなり大きくて、中国語訛り英語のCAさんもご丁寧でした。これはお勧め。

つれあいはそれでなくても小さいのですが、フットサポートが大層気に入ったようです。

これが一食目ですが、明らかにエコノミーと異なります。
なんでも全日空は今度からエコノミーとプレミア・エコノミーで金を払えば、もう少しマシな食事を出します、を始めるそうです。

こちらはチキンソテー+バターライスです。

夜中に提供されたサンドイッチですが、こりゃまたただただ冷たくて、何を食べているのかわからないくらいで、半分残しました。

到着前の食事です。オムレツとソーセージ。フルーツが美味しうございました。日本で積んでますからね。

空港からは出たところにあるshuttle serviceの島へいって、ホテルをいうと、任せてねと胸を叩いてくれました。彼が日本人だと認識したので「なぜわかるの？」と尋ねると、はっきりはいわないのですが、感じるらしいです。Union Square近くのホテルだというとふたりで34ドルだというのでキリの良いところで、運転手には40ドル払いました。
　ホテルのフロントはtrainingのバッジを付けた若い女性で、かなり融通が利きません。正午前に到着したにもかかわらず、部屋は準備できていると。カギを貰ってみるとなんと13階。珍しいよねぇ、アメリカで13階のあるホテル。エレベーターで一緒になった米国人が「13階があるの？」というので「私は13日の生まれだしね」といったら「私は今日が誕生日だよ！」というのでエレベーターの中で「はっぴぃばぁ～すで～とぅ～ゆ～?」

チャンセラー ホテル オン ユニオン スクエア ホテル

豪州じゃあるまいし、なんでボトルブラッシュが咲いてンの？！って、これそこら中に咲いています。

Clipper Cardを造りにEmbarcaderoの駅構内にあるというClipper Card Customers CenterまでMartket St.を歩きます。南側の開発はどんどん進んでいて、見たことのない背の高いビルがニョキニョキ建っています。浦島太郎だな。

今日はメモリアル・デーなのでどうかと思ったら、ちゃんと窓口にお嬢さんがおられて、無事シニアーカードを作りました。
　ほとんど関東でいうところのSUICAと同じです。まず30ドルを積みました。このカードのすごいところは全ての公共交通機関（バス、BART、メトロ、F-train、ケーブルカー、フェリーまでも！）をシニアー料金で乗れる、というところです。日本にはあり得ないですね。私は8日間の間にもう10ドル乗せましたけれど、つれあいはほぼぎりぎりで賄ったそうです。この中にはCharles M. Schulz Museum行きも含まれています。
　ただ、このsenior cardをすぐに入手するには直接Clipper Card Customers Centerに行くしかありません。Ferry BuildingにもCenterがあるのですが、どちらかというとこちらは売店という雰囲気で、Embarcaderoのcenterの方が間違いがありません。
　通常のcardは駅にあるClipperのベンディング・マシーンで入手できます。

さっそくこのカードでF-trainに乗ります。これなら、全線ひとゾーンなので、乗る時にピッとやるだけです。F-trainは年寄りと移民ばかりです。

今日は一日が長いので、段々眠くなります。
PowellとMarketのあたりにあるWestfieldの地下にフードコートがあるのは昔から知っていました。そうだ！今日はPanda Expressじゃないか！というので早速。

　このあたりにTargetの袋を持って歩いている人がかなりいるので、探しました。大きな店があります。

　一番奥にelectrnicsの売り場を発見！若い男性店員に、pre-paidの携帯が欲しいと行ったら、彼が最も安いのはこれ、といって出してきたのが、これ！
Tracfone Prepaid Alcatel Myflip (4GB) 。セールの時は10ドルくらいらしい。これに利用分を載せます。多分今回は全部で30ドルくらい。
　にいちゃんが「設定して欲しい？」って聞くので「うん」といったら「あの女性がやるから待っててね、ふたり待っているけど」というんです。このふたりがまた長いんだ！ようやく順番が回ってきたら、この女（すでにばかやろ雰囲気）がパッケージを乱暴に開ける。そこへお婆さんが来た！するとこの女の目が潤みがち。傍でさっきから遊んでいるこいつの友達に「私のマミーなのよ！」といった。
面倒くさそうにパソコンを叩いたなぁと思ったら、突然「できない！」という。
「なんで？！」と聞くと、「知らない！」という。こいつやる気ない！
「自分でやれ」といった。ばかやろうふざけんじゃねぇよ、こっちはいつから待っていたと思ってんだ、今すぐ、ちゃんとやれ！」といいたくても英語が出てこない！悔し云っちゃありゃしない。するとこの女、バキバキにしたパッケージをざぁ～ッと袋に入れてつきだした。ばかやろぉぉぉぉ！すぐさまおふくろと抱き合うバカ女！
さい先良くねぇなぁ。

　しかしホテルに帰ってiPadでやってみるとあっという間に設定完了。もういちど、ばかやろぉぉ！

ターゲット (サンフランシスコセントラル店) その他の店舗