2019/04/09 - 2019/04/18
231位(同エリア1078件中)
マーさん
ポーランド・ダーク旅(苦笑) 後半は、クラクフ最後の夜からスタートです。 まったく、一般的な観光は
2日目に出掛けた「ヴェリチカ岩塩抗」のみと云う、マニアックな個人ツアーでして
中央広場、聖マリア教会、織物会館・・これらは、明るい昼間には結局行ってないと云う そして、ヴァヴェル城に
至っては、4日目プワシュフ強制労働収容所跡を訪ねる時に車窓から見ただけ でした。
そして、4日振りに戻った ワルシャワでも、ショパン関係まず完全スルーし(ショパン大好きな方からすると信じられないかもですが) 勿論、戦後復興した「旧市街」の街並み見学も今回は無しにしました。
いちばん訪れたかったのが、タグにもありますが「闘争と殉教の霊廟」と云う名称の博物館でした。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所は、当時の記録映像、写真 そして数々の映画の題材にも取り上げられ
情報量は数多く、見学する前からある程度判ってはいましたが、この博物館は例外でした。
小さな施設なのですが、受けた衝撃が余りにも凄すぎて言葉をなくしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- タクシー 徒歩
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-
オスカーシンドラー博物館からUberを呼んで、ホテルに帰り着いたのが
19時半過ぎ、この日も15キロ近く歩いてました(笑)
夕食は近くで済ますつもりで、ホテル斜め前のポーランド料理店へ行こうと
入り口見てたら20名位のグループがゾロゾロと((;'∀')
ダメ元でホールに居た女性に聞いてみると、1時間後だったらOKとの事 !
じゃぁその間に、妹の提案で、フロリアンスカ通りの「カリメロ」までチョコ
を買いに(2日目の夜、試食用にバラ買いして食したら激ウマ)
-
自宅用に購入した、色んな洋酒がブレンドされてる詰め合わせ
しつこくない甘さが絶妙です。ちなみに1箱25粒入り800~1000円弱
日本で買うと3~4倍のお値段です。
妹は5箱位、買ってましたね(笑) -
ほどよい時間になりましたので、レストランへと
ドア開けて、ビックリ(@_@) 博物館かと思いました(笑) -
後で調べて見ると、結婚式披露宴のパーティとかの会場もある
ポーランド料理店で、レストランは左手 男性客が出てくる場所
が入口です。 -
妹がオーダーした、オニオンスープ 普通でしたらベーコンなどが入って
いそうで聞いてみたら 肉類は一切入ってませんよ って返事
迷わず オーダー(笑) 味も? ポーランド料理ってスープだけは
ハズレはないみたいですね (^^♪ -
滞在中、サーモン三昧の妹でしたぁ(笑)
付け合わせの、ポテトがメチャ美味しかったです -
ワタシのオーダーは、トマトスープ(絶妙な味付け)
メインはこれ ! ポーク・チョップ 大きさにビックリしましたが
難なく完食出来ました。豚肉は硬くもなく味付けもあっさりで
食べやすかったです。 -
クラクフでの最後の日 ! やっと、見れた朝日
なんとも皮肉だなぁ
-
日差しはありますが、風が冷たいのは相変わらず・・・・
-
午前9時台のペンドリーノでワルシャワへ向かいます。所要時間2時間20分
-
ワルシャワ⇔クラクフ間 往復しましたが、ホントに真っ平ら !
「平原の国」って云われてるのを実感しました。 -
イチオシ
妹が車窓から撮った1shot(^^♪
何回かに分けて、北海道に旅行してる妹曰く
風景はホント ! 北海道に似てる感じだそうです。 -
12時前に、ワルシャワ中央駅に到着 大通りに出てUberを呼びホテルまで
最初はUber不安もあったのですが、慣れてくるとホント便利でした。
交通量の多い大通りの方が、待機してるクルマも多くすぐ手配出来るし
何よりもタクシー使うより安いしボッタクリにあう心配も
ありません。 -
2泊する「ゴールデンチューリップホテル」です。設備やアメニティ等
4星ですので、クラクフで滞在したホテルより良かったです。
後は、立地も良く 中央駅の1つ手前の駅からでしたら徒歩5分位です。 -
同じビル内で、手前は3星ホテルと云う変わった建物でした。
個人客がメインなのか !? レセプションも小じんまりとしてましたね
気取ってるかな ? って思いましたが、意外とフレンドリーな応対も◎でした。 -
ホテル前の様子、この陸橋を渡るとすぐ左手が駅になります。
鉄道博物館が右手の目の前にありました。 -
チェックインの時間には少し早くてとりあえず荷物だけでもと思ってたら
大丈夫との事 ! 早速、部屋に荷物を入れ ホテル前から
また、速攻でUber手配 ワルシャワに戻って来たのが4/14日曜日で
月曜が休館日の博物館が多い為、一番メインの場所 !
「闘争と殉教の霊廟」博物館 へ急ぎました。
-
場所はワルシャワの官公庁街と云ったところで、現在はポーランドの文部省が
ある建物(ナチスが占領当時は、建物全部をゲシュタポ本部として使用)
ショパン像があるワジェンキ公園からすぐ近くにあります。
-
表の門を入るといかにも、お役所って感じの建物があります
-
左側に「闘争と殉教の霊廟」という名の博物館のパネルがありました。
-
これが、博物館入り口
基本的に月曜休館で、その他の曜日が10時~17時開館してます。
このドアを開けると、すぐ左側に小部屋があり1人10PLNを支払い
地下へと降りて見学です。 -
地下へ降りると、歴史やここで亡くなった方の氏名とかがプロジェクター
で映しだされます。空気はひんやりした感じでした
ただ、センサー感知で映写が始まるのではなく 係員のおじぃさんが
スィッチを押すと云うアナログでした。 -
突き当りスクリーンの右手に細長い廊下が続いておりその奥、鉄格子の向こう側
で男性の影が蠢いていました。
思わず ! ギョッとしました。 -
ナチスの占領時このゲシュタポ本部の少し北側に「パヴィアク刑務所」が
あり1939年10月2日以降、ポーランドの政治犯(反ナチ派)を収容する
施設として1944年8月21日ワルシャワ蜂起が起きるまで、のべ約10万人の
ポーラント人が収容されて(コルベ神父もここに収監されアウシュヴィッツへ送られました)パヴィアク刑務所とこのゲシュタポ本部地下の取調べ室(拷問部屋)
で37000人ものポーランド人が殺されたと記録に残ってます。
残りは、ワルシャワ蜂起で解体される前に各地の絶滅収容所へ送られたそうです
-
この通路には、等間隔にモニターが設置され当時の状況やここで取調べの
挙句、拷問によって亡くなった方達のプロフィールが閲覧出来る
ようになってました。 -
この女性は、享年23歳 保育士をされてた方で、レジスタンス地下組織の
メンバーということで、ゲシュタポに逮捕され、パヴィアク刑務所内
で絞首刑により亡くなってます。 -
薬剤師をされてた30歳の女性です。
やはり地下組織のメンバーとして逮捕されこの地下の取調室(拷問)で
頭部や腹部を投打され亡くなってます。
刑務所内で銃殺や絞首刑そして拷問を受けた末亡くなった方達ばかりで
余りの悲惨さに途中から読めなくなりました。。。 -
この映像は、天井に設置されたプロジェクターからのモノですが
リアル過ぎます。うめき声を上げながらヨロヨロと立ち上がり
そしてまた、へたり込んだり・・当時の収監者を再現してるとの事
そして、細長い廊下中に革靴の乾いた音が響き渡りその合間に
男性収監者と女性収監者の拷問を受けて、あげてる悲鳴が響き渡るの
です。徹底してリアルに再現してます
こんな博物館見学は初めてで言葉が出て来ませんでした。。 -
並行して、さらに狭く細長い廊下があります。見学するのは、この2本の
通路だけなので所用時間はたいして掛かりませんが
インパクト有り過ぎです。そして復元ではなく全て実際に使われていた
施設なんです。 -
まず最初の部屋が取調室です。
ナチの制服を着せてあるマネキンが優しそうなのは皮肉でしょうか ?
-
取調べに使った、数々の拷問道具です。
ここまで、出来るんですよね・・人間って !? -
こちらは、通称「トラム」と呼ばれていて 自分の取調べの番が来るまで
何日でも待たされていた部屋です。
その間、話しすることは勿論寝てもいけないし同じ姿勢のまま待っていないと
いけなかったそうです。これを破ると、さらに酷い拷問が加えられた
そうです。 -
この画像はフラシュ使用してのshotで明るく写ってますが、通常は上記の
画像の薄暗さです。正面のマークと文字ですが、これもまたプロジェクター
によって投影されてるものです。収監者が最後の抵抗だったのでしょうか !?
壁の至る処に、メッセージが書かれてます。
-
収容者の独房です。畳にすると2畳もありませんでしたね
粗末な藁クッションが置いてあるだけのベッドです。 -
各独房にも、様々なメッセージが残されていました。
-
この独房に至っては、ベッドもなく床に固定された足枷かな!? あるだけ
多分、自白させるための拷問部屋として使われたのかもです -
各独房の明り取りの為の小窓です。
この画像は壁が判るように、明るさをやや強めに画像加工しましたが
実際はホントに暗かったです。 -
出口近くの独房には慰霊碑が。。。。
-
見学を終えて、中庭から見た 独房の小窓です。
逃げられるワケでもないのに鉄格子が・・・・・
この博物館は、お勧めとは言いません。ショパン関係や旧市街等を
観光したついでにと 、いく場所ではないからです。
展示内容や、見せ方の演出 かなりショックを受けると思います。
ワタシ達2人もアウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所見学より
受けた衝撃は大きかったです。 -
「闘争と殉教の霊廟」博物館の衝撃を引き摺ったまま、通りに出てUber手配
近くに超有名な「ワジェンキ公園」が有る為、付近に待機してるのか ?
すぐ掴まりました。この場所から真っすぐ歩いて陸橋の階段上れば
目の前だよ !的な説明してくれたんだって思いましたが、聞き取れず
メチャ遠回りする羽目になりました(;'∀') -
日本では、何かイベントとか工事現場等でよく見かける簡易トイレ !
デザインが判り易くて洒落てましたのでつい1shot(^^♪ -
目指したのは、ここ ! 国立軍事博物館です。
明日は休館日だったので、ここも今日のウチに見ておきたかったんです。
でっ ! 大失敗やらかしましたぁ(;'∀') -
しょっぱなから、テンションup♪
実機のMIG29戦闘機 見るの初めてでしたので~ -
ポーランドは長い間、社会主義国でしたから旧ソ連関係の軍事物が
多いです。 大戦時、旧ソ連を代表する T-34戦車 -
そして、アメリカのM4シャーマン戦車
妹自身は興味は無いのですが、旦那さんがミリタリー関係大好き
みたいで(笑) 結構撮りまくってました。 -
ナチス・ドイツのⅣ号駆逐戦車
意外と小型なのにビックリしました。 -
後部を見て、さらにビックリ 対戦車砲かT-34辺りに破壊されたのか
大穴が空いて大破してます。搭乗してた兵士は即死だったのかも。。。 -
攻撃型ヘリの名機と云われてる
Mi-24 ハインドD 別名 空飛ぶ装甲車とも云われる位、防弾装備が
厚く 映画やゲーム等でも頻繁に登場してます。 -
他にも、野ざらし展示の戦車や軍用車両 大戦当時のプロペラ戦闘機など
沢山有り 撮るのに夢中になって、オマケに閉館時間17時のつもりで
いたらナント16時 !! チケット売り場へ向かったのが15時半
この時間じゃダメだと入館拒否されました。
マジかよ~って思いましたが・・・30分内に見終わる施設では
ありませんでしたので、撮影後回しで先に入館するんだったと
2人で溜息(苦笑) -
Uber呼ぶ程の距離でも無かったので、散策がてら中央駅まで戻る事にしました。
戦後、造り直された街なのでとにかく道路が広すぎ(;'∀')
クラクフの落ち着いた佇まいの方が良かったね ! と2人の感想でした。
いちばん便利だったのが、この地下にあるカルフールでしたね
品数も多く見てても面白いし、この日の夕食は、惣菜コーナーの
テイクアウトや調理パン等買い込んで、早めにホテルへ帰りました。
次回でポーランド旅編も最終です。
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