2019/04/09 - 2019/04/18
70位(同エリア385件中)
マーさん
この旅行記のスケジュール
2019/04/12
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バスでの移動
クラクフ中央駅 バスターミナル08時05分 発 オシフィエンチム行き
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終日、アウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所 見学
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅は、まずここを訪れる事これを
1つ目のテーマに決めて 計画がスタートしました。
この旅行記を読んで下さる方は、御存知だと思いますが ポーランドの地図に アウシュビッツ・ビルケナウ
と云う地名は存在していません。これは、大戦中 ナチスドイツが自分たちが呼びやすいように
勝手にドイツ語表示に変えた地名で、アウシュヴィッツ=オシフィエンチム ビルケナウ=ブジェジンカになります
クラクフを出発するバスも行き先は、オシフィエンチムと表示され 近年見学者の増加に従い行き先名の下に
(アウシュヴィッツ ミージアム)の表示になってました。
第1収容所(アウシュヴィッツ)の展示物(遺品)ですが、今まで行かれたトラベラーの方達が沢山upされてますので
印象的だったものを1点だけにしました。
タイトル画の収容者の靴 ですが 多分に意図的に置かれてる気がしまた。。 女性物の赤いハイヒールが片方だけ
ポツンと置かれてる構図 何か? あの映画の影響もあるのかもと思いましたが・・真意は判りません
後は、撮影禁止になっていた 2トンを超す女性の毛髪の山・・・なんとも言いようが・・・・・・・・
建造物関係を主に紹介したいと思います。 それから、他のトラベラーさんの画像でもよく拝見していた
イスラエル国旗をまとって見学に来てる集団・・・この方達(多分イスラエルの学生達かな)に
とっては、お墓参りの意味合いもあると以前聞いてた事がありますが・・・・・そんな態度ではありませんでしたね
見学者グループの中で、一番マナーが悪いのがこの集団でした。たまたま、このグループだけだと思いたいのですが
騒ぐは、大声で歌をうたったり、挙句 1か所の見学施設を大勢で長時間占拠して 他の国の見学者
まったく見る事出来ず 博物館ガイドのツアーもこの場所だけ飛ばす始末 正直 ! 怒りさえ覚えました。
この他にも、一番やったらマズイ事も このグループやらかしてましたが これは画像と一緒に紹介しょうと思います
この件以外は、本当に色々な事を考える機会になった 非常に有意義な時間でした。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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早朝、起きたらイヤな予感的中 やはり雨 でも、考えてみるとさわやかな
青空の下、見学するよりふさわしい空模様かもと思えて来ました。
バスターミナルを8時05分発のライコニックバスで出発 1人15PLN
街中の渋滞を抜け、バスは高速道路を走ります。所要時間 1.5時間です -
途中、高速を降り バスは小さな町に 数か所 停車し 地元の方々を
乗せたり降ろしたりが続きます。 -
それから暫く走ると、見えてきました オシフィエンチムへの
道路標識が、だいぶ近づいてきたようです。 -
そして、見えてきました。道路と並行してる 今は使われてない 線路跡が
-
これが、入り口 「ミージアム・アウシュビッツ」の 表示があります。
-
施設内一角にある、終点であるバス停で降車 その寒さクラクフ市内より
さらに気温が低く 3℃前後さらに雨もパラつき 風もあり体感温度
は氷点下でした。4月も中旬に入ろうとしてるのに・・・・・
まだ、9時半だと云うのに 大型バスが30台近くは停まっており
改めてその見学者の多さに驚きました。駐車場だけでもかなりな広さが
ありましたが、この施設が稼働してる時代は強制労働が行われてた
資材置き場だったそうです。 -
そして、バス停側で 綾香さんと合流 列に並んでセキュリティチェック
及びチケットをスキャン 綾香さん曰くこの時間にしてはまだ少ない方
ですよ ! との事 10時スタートのポーランド語ツアーに入ります。
有名なゲート前広場から見た、入り口付近ですがツアー客がぞくぞく
と入場していくのが見えました。 -
ゲート前、大きな厨房跡の建物があります。
この旅行記を書いてる途中、アウシュヴィッツ博物館HP内にあるチケット予約
状況を見てみると、当然ながら5月上旬までのチケットは無し
6月でも時間帯によっては、すでに予約できる表示枠がかなり少なく
なってました。 ワタシ達もこのアウシュビッツ入館チケットとオスカーシンドラー博物館は2月に手配済みでした。 -
今まで、ネット画像でしか見た事の無かった。 入口ゲート
何か ? 不思議な感覚がしました。なんとも言いようのないものが・・・
このゲートは2009年 盗難に遭い 3分割されたうえ折り曲げられて
発見されたらしく、そのご修復され 本物は保管され これは
レプリカとの事 -
30棟 ある内 見学出来る 施設は 5棟のみです。 案内マップの赤い
ラインに沿って進みます dが入口ゲートになります。
6.5時間のスタディツアーは これ以外の各棟 国別の資料展示も見学
出来るようです。 -
ゲートを抜けるとすぐに、2重に張り巡らされ 高圧電流が流れてた柵が
-
そして、右手には 収容者で編成されてた 楽団が演奏をしてた場所が
新しい収容者が入って来る時は、軽快な楽しい曲調で、毎朝強制労働に
出る収容者達には、行進曲をといった具合に その都度 曲調を
変えさせて 演奏させていたらしいのですが・・・・
それが、何の慰めになったのでしょうか ?? -
この24号棟前を通り
-
突き当りのコンクリート製のフェンス前まで、歩きます。
-
これは、公開はされてない3号棟なのですが、ここまで歩きながら
各棟を見てくると1階部分と2階部分のレンガの色が違う棟が
あるのに気が付きます。これは、1940年5/20開所されてから以降 収容者に
平屋だった棟を2階建てに増築させたものです。 -
この4号棟から見学開始です。「殲滅」
ここに、連れてこられた経緯や地域など 基礎的な事の説明を受けます。
ただ、この棟に入ってからポーランド語ツアーのグループは先に
行ってしまいこれから以降は 綾香さんによる個人ガイドになりました。
ワタシ達もむしろその方が、展示物を充分時間を掛けて見学する事が
出来ました。 -
4号棟の窓から見る隣の3号棟です。これは、ワタシの感じたあくまでも
私見ですが・・この第1収容所(アウシュヴィッツ)のツアー パックツアー
で行かれる方は仕方ないと思いますが、個人で時間に余裕のある方には
早朝8時台までの個人ツアーをお勧めします。
博物館専属のガイドツアー ですが とにかく後のグループも迫ってるから
なのか ? サラッと説明して先を急がせます。毎日、同じこと説明してる
せいもあるのか ? それは、理解出来ない事ではないのですが
やっつけ仕事感を感じイヤな印象でした。 -
アウシュヴィッツ収容所では、この方の亡くなられた場所も必須の見学に
決めてました。
「マキシミリアノ・コルベ神父」です。
他の収容者の身代わりを申し出て、ここで亡くなった方です。
「コルベ神父」に関しては、カスプシュイック綾香さんの HP
「ポーランドなび」で紹介されてますので そちらをご覧ください
http://witam-pl.com/2019/04/13/nagasaki-kolbe/ -
この小さな紙片は、ナチスドイツが発行した偽の列車チケットです。
東方に新天地を与えるからとの移住せよ との命令で 発行された
アウシュヴィッツ行きのチケット -
収容所 開所時当時からピークを向かえる 1943年以前までは こうやって
収容者の個人カードが作製されていたらしいです。
こういう細かい処は、いかにもドイツらしいですよね -
それが、毎日大量の人が送り込まれるようになると追いつかなくなり写真は
おろか台帳も作られなくなり 腕に通し番号の入れ墨だけ
これは、その際に使用されたインクと先に針はないのですが入れ墨を
施したペンです。 -
収容者の姿をブロンズ像で表現してありました。
何か ? 悲しみしか 伝わってこない像に 胸が詰まりそうになります。 -
4号棟を出て、遺品の展示されてる5号棟 収容者の写真が廊下の壁一面に
展示されてる6号棟 生活の様子を展示した7号棟 を順に
見学して行きます。 -
収容棟の一番奥まった所に、10号棟と11号棟があります。
10号棟は生体実験が行われた場所で、主に女性収容者を対象に
断種実験が行われました。
内部は公開されてませんが、画像で見る限り がらんどうの空間に
柱が残されてるだけで、内部は何もありません。 -
11号棟は、収容所の監獄として使われ地下で最初のガス殺が行われた
場所でもあります ポーランド人政治犯やソ連兵捕虜850名が犠牲に
なりました。ただ、ツィクロンBガスの抜けが悪かったり 死体を地下ですので
搬出に手間取り行われなくなったようです。 -
入ってすぐの部屋が、名ばかりの「ドイツ緊急裁判」が開かれた場所です。
ただ単に銃殺しては、後に戦争犯罪に問われるので 適当な罪名を
付けて 有罪にし判決は死刑と云う 茶番ですね やる事が・・・・ -
判事側の壁に、総統の写真が・・・・・・・・・・・・
-
薄い毛布がひいてあるだけの、収容者の部屋
壁に掛けてある写真は、ソ連が開放したとき 放置されてた遺体だそうです
-
同じく収容者の部屋、木製の3段ベットに藁製敷き布団が
でも、これでも第2収容所 ビルケナウにの環境に比べると
遥かにマシだなって思えます。 -
見学路通路 中庭に出る通路前にこの部屋が
死刑判決を受けた、女性収容者が銃殺になる前に服を脱がされた
場所です。子供もここで服を脱ぐように命じられてたそうです。
その時、身に着けていた服は また新たな収容者に与えるため 全裸で
銃殺したとの事 -
そして、中通路を挟んだ反対側に男性収容者の脱ぐ部屋が、やはり死刑判決
を受けたのは圧倒的に男性の方が多かったのでしょうね かなり広めの
スペースがありました。
なお、この両更衣室の中通路を奥に進むと コルベ神父が亡くなった部屋を
はじめ 狭い地下牢がならんでます。この地下スペースは、撮影禁止に
なってます。 しかし 撮影可であっても レンズを向ける気には
ならなかったと思います。 とにかく空気が重苦しく陰湿な場所でした。 -
中通路を抜けると、通称「死の壁」と云われる銃殺刑の執行場所が
1944年初めに、証拠隠滅の為にナチスドイツが解体してしまった
ものを、戦後復元したそうです。 -
敷地内の至る所に この看板が・・・・・
-
この高圧電流流れてる、鉄条網見ると「絶望」しかなかったのかもですね
-
雨に濡れてる 碍子
-
ここで、イヤな出来事が、初代所長であるルドルフ・フェルディナント・ヘス
が、1947年4月16日 死刑判決を受け 絞首刑になった場所
なのですが、冒頭で場所を占拠して動こうともしない一団がここだったのです。
ワタシはお構いなしに、中に割り込んで見学しましたが、どうも引率が
話してるのが、処刑についての話ではないようで延々とユダヤ人迫害関係
みたいで・・・この場所でする事か ?? 帰りのバスの中でもやったらどうなの ?君らは、公共のマナーは無いんだね って思いましたが 他の見学グループ
まったく見れないで 隣のガス室跡へ行ってます。そうとう長時間ここを
占拠してました。綾香さんに聞いてもまずここで、集団で話す事など
無いし初めて目撃しましたとの事 ビルケナウではもっと酷い事
してましたが(;'∀') -
処刑台を正面に、右手奥を見ると 数百メートル先に、ヘス一家が所長時代に
暮らしてた家が残ってます。 家族は果たして何も知らなかったの
でしょうか ? ヘス自身も処刑される時に、かつて自分が暮らしてた
家も見えてたハズ 何を想ったのか気になりました。
さて、後半のブジェジンカ(ビルケナウ編は一緒にすると画像枚数が多くなってしまいますので ) 別にup致します。
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