カタール航空ビジネスで飛ぶ　ポーランド・ダーク旅(成田→ドーハ→ワルシャワ編)①　

2019/04/09 - 2019/04/18

若い頃ポーランドは通過したのみで、ずっと頭の中にあった場所・・・それが、アウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所でした。
　家内に話をしたら「行ってくればいいんじゃない !」　あっさり承諾www　今回は、同じ興味を持つ実妹と
行く事になりました。。　妹からのリクエストが、飛行機はまだ乗った事がない「ビジネスクラス」そして、一般的な
　観光地は、ほぼスルー　負の遺産である　アウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所見学をメインに　旧ナチスや
ユダヤ人　ホロコースト関連を巡るプランを立ててほしいとの事

　さっそく、ポーランド関連や航空会社を調べ　エミレーツ航空かカタール航空に絞り、帰りにトランジェットツアーが
　　出来るカタール航空に決定 !!　そして、クラクフでのサポートを「ポーランドなび」を運営されてる
　ポーランド在住の、カスプシュイック・綾香さんにお願いする事にしました。

今回は、ひたすらハードな旅になりました。最初の目的地である
　　「クラクフ」まで飛行機を乗り継ぐ事4回　ポーランド鉄道PKPを
　1回　まさに、ダーク旅にふさわしい長時間のスケジュールです(笑)

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、LCCジェットスターで中部セントレア空港へ飛び　名古屋在住の
　　妹と待ち合わせです。地方に住んでると、成田まで行くのも一苦労(苦笑)
本当は、関空が一番便利なのですが　なんせ　カタール航空便が発着して
　　ないからなんです。。。

初めての、セントレア空港でした。　広いけど、とても分かり易い空港ですね !!

　　ここから、JAL便で成田へ向かいます。

16時過ぎに成田第二ターミナルに到着しました。　前回のインド旅　ANA便
　でしたので第一ターミナルでしたが、今回のカタール航空は
第二ターミナルですので移動無しで楽です(^^♪　そして、往復ビジネスですから
　　ラウンジを使う事も楽しみ・・なんせ　タイトルにある通り「ダーク旅」
なもので(苦笑)　移動手段だけは快適にと云う目論見です

カタール航空のチェックイン時間が、1時間以上早まり早速荷物を預け
　　ファストトラックにて手荷物検査、出国手続きを済ませ
JALのサクララウンジへ～　遅い時間帯でしたので　人もまばらで
　　ゆっくり過ごせました。。。　

トラベラーの皆さんが、よくupされてる　JAL特製ビーフカレーと生ビールを
　　チョイス !　機内食もあるので、味見程度の少な目ですが　確かにコクが
有り美味しかったですね !　もう少し辛味があったら　ベストだと思いました。。

いよいよ、搭乗時間もせまり　81番ゲートへ
　　優先搭乗ですから楽ですね !　

　

入り口で、ボーディングチケットを見せると、担当らしきCAさんが座席まで案内してくれます。座席に座ると改めて担当CAさんからの挨拶そして、ウェルカムドリンクのオーダーを聞かれます !!!!機体はB777-300ERで、シート並びは旧式の2-2-2のつもりでいたら　嬉しい誤算
　なんと、最新式の1-2-1「Q Suite」に変わってました(^^♪
カタール航空初の個室に出来るシートアレンジ可能な様式 !!　
　この座席は、超快適でしたぁ

私達は2人組でしたので、1-2-1の　2シート並び真ん中の席　前後は勿論ですが
　左右も余裕有りすぎで(笑)　話するのも、中腰になって立たないと
会話が出来ないと云う広さで、勿論　フルフラット仕様で寝返りも、うてる
　　快適さでした。　

日本発着の便は、日本語メニューも有りチョイスも楽でした。
　　これから10日間程、和食は食べる事もないかも ?　って事で
和食懐石　銀鮭の柚子味噌風味　そして、朝食は握り寿司の盛り合わせを
　　選びましたが　握り寿司はシャリの感じが微妙です(苦笑)
ドーハからの帰国便にもメニューにありましたが、やめときました・。。。。。

ドーハまでの航路なんですが、随分北よりを飛ぶ航路で　遠回りしてる気が(笑)
　　

食事も済んで、暫くすると担当のCAさんが　マットレスを持って来て　ベットメイキングをしてくれます。　通路ごとに担当のCAさんが決まっていて
　　まず、搭乗したときに自己紹介をしてくれて　乗客は名前で呼ばれるんですねその後、チーフCAさんが挨拶に来るというシステムみたいで　気遣いサービス
　　さすが !　世界でトップクラスのビジネスだって事　実感しました(^^♪

タイトル画もそうですが、夜明け前のドーハ市内の夜景です !　　

そして、ドーハ・ハマド空港に到着　

　　広いけど、案内板が至る処に有り　迷わずスムーズに進めますね !!
要所要所には、空港職員が立っており　案内役なのでしょう

トランスファー通路の行きつく所が、ここの手荷物検査場になります。
　　この検査場も、エコノミーエリアとビジネス &ファーストエリアは
別になっていて、待たずにすんなり通過できます。

手荷物検査ゲートを抜け、エスカレーターでワンフロア下に降りると、
　出発フロアになり、起点となる処に　黄色いテディベア―のぬいぐるみが
鎮座してます。画像見て来ましたが、実物はかなり大きいです(;'∀')
　　とんでもない位　広いフロアなのですが　このぬいぐるみが　目印にに
　なってますね !　そして、正面左側奥がファースト&ビジネス客専用の
アルムルジャンラウンジがあります。。。

今回は、テーマがダーク一色なので　往復位はせめて観光しょうと計画し
　　行きの待機時間は、アルムルジャンを楽しもうと・・出発ゲートに
降りたら、一目散でこの　エスカレーターへ　
　　このshotには写りこんでませんが、登り口に必ずカタール職員が
立っており、ボーディングパスをチェックしてます。
　　カードの上級会員でも×で、ビジネス &ファーストクラスの客しか
　入れません。　あがった突き当りに、さらにチェックカウンターが
有りパスをチェックされます。出発ロビーの免税店を見に降りたのですが
　　再度　入場する時は　チェック無しで入れました・・多分アジア人少なかった
からかもですが(笑)　　　　　

カウンターを抜けて、まず目に入るのが　この噴水のある無駄なスペース(笑)
　　こんなモンまで作るか !?　ってくらいスペースを贅沢に使ってます。
このフロアーは、ビュフェ方式の軽食と飲み物　セルフで取れるコーナーが
　　数か所設けてあります。　

上記画の噴水奥の階段を登ると、突き当りにオーダーして軽食が食べられる
　　レストランやシャワールーム、クワエットルーム等がありました。
このアルムルジャン内、館内放送は一切ありません。たまに、カタール航空職員
　　が搭乗締め切り間近の乗客名を呼びながら探してるくらいです。
そして、ビックリしたのがトイレ !　専任の係りが常時2～3人居て、手を洗う際には、乾いたハンドタオルを差し出してくれます・・まるで、バーやスナックに
　　行った感じでしたが(笑)　　

ドーハ→ワルシャワ間のトランジェット　4.5時間ありましたが、アルムルジャンラウンジの物珍しさもあって、さほど待ち時間の長さも感じる事も無く
　　次の目的地、ワルシャワへのチェック・イン時間となりゲートNo A-10
へ～　Aで良かったぁ～　と云うのもこの空港 !　後半の旅行記で改めて
　upしますが　恐ろしいくらい広大過ぎて(笑)
機材はエアバスA330-300で、ビジネスは2-2-2の旧式のモノ　でもその分
　　　足元はメチャ広いです。さっそく　担当CAさん(中国系)&チーフパーサー(東南アジア系、メチャ乗りの軽いチーフパーサーでした)　からご挨拶
　　朝っぱらから、ロゼシャンパン(^^♪　妹はオレンジジュース　　

航路はこんな感じです。周辺のアラブ諸国とただ今　カタールは断交状態
　　ですから、迂回して黒海上空を抜け　一路　ワルシャワへ～

朝焼けの、アルムルジャンラウンジから見た　駐機場そして　高層ビル群
　　このビルへは、最終日　カタール航空が主催してる、「ディスカバー・カタールツアー」に申し込み済み・・・ただ、結構このツアー　バスに乗り込むまでが
　　えらい苦労します・・また詳細は、後日up予定です(笑)

乗り込んで、タキシング状態からメイン滑走路までの混雑具合　
　　本当に(@_@)　まず　日本では絶対有り得ないだろうって位の　
カタール機が、列をなしてタキシングしてます(笑)　メイン滑走路と並行して
　なんと !　このshotで上方に2本、ワタシ達側に2本　4本のタキシング通路に
数珠つなぎ状態(;'∀')　
　

このshotは、ワタシの座席から撮った　モノですが　なかなかこんなshotは
　　撮れませんよね(笑)　ラウンジの卓上モニターで出発便が確認出来るのですがなんと、5分おきに　同時刻　離陸が最低でも3～4機居ます
　　多い時間帯は、5～6機ってのもありましたから　こうなるのも当たり前かぁ管制官　超忙しい気が・・・・・(;'∀')　　

譲り合いの精神で・・てっなわけゃ勿論　ありませんが(笑)　
　　離陸ダイヤ当然、決まってるんでしょうがそう考えたくもなるほどの混雑具合　　

ドーハ・ハマド空港を離陸し、まず見えたのが　この街並み　ドバイに来てるのか ??　って　勘違いしそうな位似てる造りしてます。
　
　このヨットハーバーやショッピングモールはまた後日　見学します(^^♪　　　

埋め立てが終わり、これからビル建築が始まるであろう　トコ !　
　なんで??　こんな形が好きなんでしょうか ??

さすがに、中距離路線ですから　食事のメニューも若干　品数は少なくなって
　　ました。　時間的には、朝食でしたので　軽めに　ビーフサンドで済ませ
早々にフルフラットにして熟睡してました(笑)

目を覚ましたころには、既に黒海上空を抜け　ポーランド上空に～
　　ホントになだらかな山らしいものが　何もない土地・・・・

ドーハの巨大な空港を見てからの、ワルシャワ・ショパン空港ですから
　　こじんまりと感じました。ボーディングブリジッの本数が
少ないから、かなりの機体は沖留めです。

ワタシ達の便も、ターミナルからは遥かに離れた場所に停められました。
　当然、タラップ降り　まず　機外出たら　「さむーい」の一言　
この時の気温　8℃位　ワタシの地方とは　10℃程違いました。
　
　　でも、ワルシャワの気温でもマシな方だと　後で思い知らされたのですが・・

先に、ビジネス客から降ろされて　大型のリムジンバスでターミナルへ
　　向かい　優先的に入国審査ゾーンを通ります　「ジンドブレ」(こんにちは)
と挨拶し若い女性の審査官にパスポートを渡すと、笑顔で何の質問も無しで
　　ほぼスルーパス状態(笑)　ジンドブレ　後は英語で「良い旅を」と
返してくれて　無愛想なインドとはえらい違いだなぁ～と(^^♪　

そして、ここから難関(;'∀')　タクシー拾ってワルシャワ・セントラル駅まで
　　行くのは簡単なのですが・・・なんせ両替レートが空港や駅は極端に
悪い国なんです。成田でも両替出来ますが(一部の銀行のみ)　もっと悪いです。
　パックツァーの方で成田からポーランドPLNズロチに替えられる方も
いらっしゃるみたいですが、やめた方が無難です。　レート悪すぎます
　ワルシャワやクラクフの街中には、Kantorカントルと云う両替所が
結構あります。こちらの方が有利なレートで日本円→ズロチへ取引出来ます
　　日本人ガイド　綾香さんのHPを読んで確認してましたが　現地へ飛び
経験してみると、まさしくその通りでして　ホントに綾香さんのHPには
　助けられました。　最低限の切符代だけズロチに両替し、自販機もなんとか
クリアー(笑)　これは、75分間有効のチケットです。

距離では無くて、近郊のローカル電車は時間で料金が違います。
　そして忘れてはいけないのが、乗りこんだら出入り口近くにある　刻印機に
チケットを入れ時間を印字します。これやり忘れると、車掌の検札の際
　罰金を払う羽目になります。ワタシ達の乗車した車両の刻印機　壊れてて
出来ず　乗り合わせた現地の女性の方から私の荷物見といてくれれば
　　隣の車両で私が刻印してきてあげるからと・・一気にポーランドの好感度
upしたのは言うまでもありませんでした(^^♪

20分強で、ワルシャワ・セントラル駅に到着し　クラクフ行きのホームを
　　確認　意外と分かり易い構造になってます。

PKP　インターシティ　ペンドリーノ(ポーランドの新幹線)　15時47分発で
　　クラクフへ向かいます。
この時、アジア人の女の子(中国系一人旅)が　不安気に自分のチケットをもって
　ワタシにここで間違いないですか ?　って聞いて来ました
こっちも、初めてなんですけど(;'∀')　チケットを見せて貰うとワタシ達が乗る
　　ホームの反対側　15時43分発のベルリン行きでしたので　あなたの
乗る車両番号はこれでこの位置に居ればいいよ !　って説明　安心したのか
　　メチャ素敵な笑顔で　ありがとう !　って挨拶　アジア人同士だから
聞きやすかったのかも(^^♪　　でも、ホントに日本人は皆無だしアジア人
　も殆ど見かけませんでした。　

まだ、発車まで時間があるので　妹と交代でトイレタイム　ただし有料
　　このワルシャワ・セントラル駅が一番高くて　3PLNでした(;'∀')
後で判ったのですが、駅裏手の巨大なショピングモールにはタダトイレが
　　完備されてます(笑)

妹がタバコも吸っておきたいって云うので、上記階段画のイチバン降りた場所に
　　喫煙場所が・・・でも、この灰皿って下に落ちて火が点かないんだろうかと
思いましたが(苦笑)　ポーランドって云う国　タバコを吸う方によっては
　実に過ごしやすいトコです。街中の至る処に、ゴミ箱と灰皿がセットになって
ます。そのかわり　建物の中は絶対禁煙とメリハリがハッキリしてる国なんだなぁと、そして女性の喫煙率がメチャ高い　咥え歩きタバコや飲食しながら歩いてる
　　姿が当たり前のお国柄、ちょうどこの地点で　メチャ美人がリンゴ丸かじり
しながら歩いてる姿には、のけぞりそうになりましたが(笑)

そして、先程の階段あがって　少し歩いたら　見えてきました　
　スターリンの要らない贈り物「文化科学宮殿」が・・・・これは、これで !

　　　ワルシャワをイメージすると　真っ先に浮かんでくる　モノでそう悪い
感じはしないのですが　それは　旅行者だからかもですね。

　街歩きには、目印になって便利でした(笑)

　また、クラクフ編は次回　up致します。

この旅行記へのコメント （2）

• ホーミンさん 2019/04/21 22:33:21

  危険なゴミ箱

  マーさん
  
  またまた、こんばんは。(o^v^o)
  
  わ～い、懐かしいカタール航空やラウンジが出てきて大喜びです。
  また乗りたくなりましたが、高い確率で二度目はないと思われます。
  シュン・・・。
  
  何度も乗り次いで、ポーランドに着くまでが遠かったですね。
  でも豪華な飛行機で、道中は楽々だったのではないでしょうか。
  エプロン上で珍しい写真が撮れましたね。
  （◎o◎）
  この構図は、見たことないですよ。
  
  ドバイ似のドーハの街、夜景も素敵ですね。
  
  ワルシャワのゴミ箱のお写真を見て、私も「危ない！」って思いました。
  火事にならないのが不思議です。

  マーさん からの返信 2019/04/22 14:59:18

  Re: 危険なゴミ箱

  おつかれさまです。ホーミンさん(^^♪　
  　
  　　いいね !　そして、コメントありがとうございます。。
  今回は内容が、観光旅行と呼べるようなモノではなかったので
  　　せめて飛行機ぐらいはと、奮発し往復ビジネスとなった次第です(笑)
  
  　ドーハ空港の過密ダイヤ・・中途半端じゃありませんよね(;'∀')
  　　　よく事故らないもんだと感心しました
  　　旅の最終日、ドーハ市内も観光・・と、云っても　ほぼ
  　　　「夜景を眺めるツァー」でしたが、またラストにupしますね
  
  　　また、同じポーランドでも　ワルシャワとクラクフでは
  これが、同じ国なの ??　って位　雰囲気がまったく違うのも
  　　面白い発見でした(^^♪　画像の枚数が膨大な為
  upは少しずつですが、覗いてみて下さいませ～