
2019/03/07 - 2019/03/09
1位(同エリア279件中)
コスモスさん
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最近、島をテーマに旅を続けていますが、近くに住みながら一度も足を踏み入れることがなかった「対馬」を訪問することになりました。
きっかけは、同じ町内に住む田吾作さんと宮ちゃんが、町内会の会合で「そろそろ3人トリオでどこか行こうか?」と誘ってくれたことでした。
この3人トリオは同年代でよく旅をしていますが、久々の3人トリオ旅行(四国旅行以来)ということもあり、町内会の議題はそっちのけで、訪問地の話で盛り上がりました。結果、3人とも訪れたことがない場所が「対馬」で、ほぼ「即決」状態で訪問地が決まりました。(町内会の役員決めはなかなか決まりませんが・・・)<笑>
3人トリオの中ではいつも役割が決まっていて、運転は元タクシードライバーの田吾作さん、全旅程決めとチケット等の手配は旅慣れたコスモスが、そして、道中の車内でのBGM係は宮ちゃんとなっています。(宮ちゃんは歌が上手で、敬老会の時にはいつも自慢ののどを披露しています)
準備万端で福岡空港から飛び立ったコスモス一行でしたが、一生忘れられない旅になるとはその時思いもしませんでした。それでは珍道中をご覧ください。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ena(イーナ)
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いよいよコスモス一行は福岡空港から対馬に向けてテイクオフです。同行者の宮ちゃんは海外未経験のトラベラーですが、昨年の敬老の日に、地元の小学生とこの英語の歌を歌ったそうで、車内でその成果を披露してくれました。(発音の良し悪しはわかりませんが、上手でした。」この時以来、私たちは宮ちゃんのことを「がばい(飛んでる)ばあちゃん」と呼んでいます。(笑) その歌とは・・・
です。
「We are the World.」だそうです。
最近の小学校では英語の授業があるそうですね。びっくりです。
(参考)https://www.youtube.com/watch?v=KRhyb2RRRb8
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最近、対馬には多くの韓国人が訪れていて、ちょっとしたいざござが起こっていると聞きます。政治上のことはわかりませんが、戦争のない、平和な関係を、今後の令和時代には築いていってほしいと思います。太平洋戦争を知っているコスモスだからこそ、「孫たちに戦争を経験してほしくない」と切に願っています。まさに 「We are the World!!」の気持ちです。
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時間があったので、田吾作さんと宮ちゃんを展望台に誘いました。色とりどりの航空機が並んでいて、三人のテンションは最高潮に達しました。
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これはカラフルな航空機ですね。まるでコスモスの化粧のように。(笑)
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2020年には東京オリンピックが開かれますね。楽しみです。余談ですが、大昔、コスモスは陸上競技にいそしんでいて、短距離を専門にしていました。(現在の体からは想像つかないでしょ?コスモスは昔アスリートだったんですよ!)<笑>
そういう縁もあり、是非400メートルリレーを見てみたいと思っています。
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ミニーちゃんの笑顔は最高ですね。この笑顔はコスモスの笑顔に引けを取りませんね。(何茶って)
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イチオシ
福岡空港レベルになると、国内線の駐機場だけでも、さまざまな色の航空機が見られます。本当に見てて飽きませんね。(九州のトラベラーの聖地ですね)
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搭乗ゲートからはこのバスに案内されました。コスモスのテンションが一挙に上がりました。ガソリンの値段と一緒です。(笑)
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これがコスモス一行が乗り込む航空機です。コスオスのおなかと一緒で、非常に「スマート」な機体でした。(笑)
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無事離陸完了。でも、30分程度で到着予定なので、機内サービスはなしでした。(涙)
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対馬が見えてきました。海と山のコントラストが最高ですね。もうすぐ着陸です。
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海の美しさがわかりますね。心洗われたコスモス一行でした。
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対馬空港は、正確には「対馬やまねこ空港」と言います。韓国からの航空機も乗り入れているようで、意外と活気がありました。
ちなみに、2018年10月28日までは「ANA B737-500(ANAドルフィン号)」も一部福岡空港から乗り入れていましたが、冬スケジュールからは、すべてご覧のプロペラ機のみでの就航になったそうです。(涙)
海外を知るコスモスにとっては、30分程度の飛行時間では物足らない気分でした。乗った気になれませんよね。 -
対馬ヤマネコがマスコットのようです。そのまま空港名になったようですね。猫が大好きなコスモス一行は、一目でこの空港(対馬ヤマネコ空港)が好きになりました。(コスモスは、ネコで有名な相島〈福岡県〉を2月に訪問したばかりでした。)
(参考) https://www.jalan.net/news/article/224762/ (じゃらん) -
レンタカー屋さんでこの車を借りました。運転は、もちろんタクシーの運転歴40年の「田吾作」さんです。田吾作さんの運転は非常に丁寧で、安心感抜群です。田吾作さん、運転お疲れ様でした。道中は、宮ちゃんのBGMが終始流れており、リラックスした旅となりました。宮ちゃん、お疲れ様でした。
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空港の近くにパチンコ屋がありました。対馬は南北に非常に細長い島ですが、空港は最南端にありますので、航空機の便の出発時間およびレンタカーの返却を考えれば、かなり余裕を持って戻ってきておく必要があるそうです。そのため、考えようですが、早く戻りすぎた場合に時間調整でここで時間をつぶす人も多いのでは?と経験豊富な田吾作さんは話してくれました。道をよく知る田吾作さんならではの助言に感銘を受けました。
ちなみに、世界のみなさん、ここだけの話ですが、(ある事情により、コスモス一行は帰路3時間以上も前に空港に着いちゃったので、田吾作さんの助言通り、ここで休憩をしました。宮ちゃんとコスモスは生まれて初めてのパチンコ体験でしたが、2人で5000円も勝っちゃいました。(これは絶対に秘密ですよ。)
まさに、ビギナーズラックですね。人生、なんでも体験すべきですね。
一方、田吾作さんはというと・・・「3000円負けたそうです。」あまりに
かわいそうだったので、宮ちゃんとコスモスが勝った分(5000円)を「運転代」ということで、すべて田吾作さんに渡しました。(We are the World.ですからね。)←これも良い思い出となりました。 -
田吾作さん運転の車に揺られること2時間半、対馬最北端に位置する「韓国展望所」へ到着しました。
周りを見ると、90%以上が韓国人旅行者たちでした。飛び交う言葉はハングル語ばかりでした。韓国大好きなコスモスは「アンニョンハセヨ!!」と話しかけて、一緒に写真まで写っちゃいました。身近な国際交流に一役買ったコスモスでした。 -
天気が良ければ韓国釜山市の街並が望め、「国境の島」であることが実感出来る数少ないスポットです。対馬訪問時にはお勧めの訪問場所です。
この展望所はその地理的にも深い関係にある韓国の古代建築様式を取り入れて建造されており、展望台についてはソウルのパゴダ公園にある多目的施設を、ゲートについては韓国国際ターミナル(釜山)の入口ゲートをそれぞれモデルにしているといわれています。 -
これが展望台です。色合いが美しく、写真撮影に没頭していたコスモスでしたが、突然田吾作さんがコスモスに話しかけてきました。
「コスモスさん、このデータローミングってなんじゃろうか?」
今回参加した3名のスマホのキャリアは皆「ソフトバンク」でしたが、島の北部では全くデータ通信が行えませんでした。逆に韓国の通信業者に自動で携帯が接続してしまうのを防ぐために、初期設定ではデータローミングがoffになていますが、それをonに切り替えるようにとの韓国の通信会社からのコメントでした。
釜山までわずか40キロしか離れていないという事情もあり、このような現象に直面したのかもしれませんが、それ以上に、電話の着信があった場合い海外通話になってしまうので、着信にも莫大な料金が発生してしまうので宮ちゃんにも田吾作さんにも電源を切るよう伝えました。国内と言いながら、地理的には非常に韓国に近いというのを実感しました。 -
美しい海に心癒され、しばしここで休憩したコスモス一行でした。韓国から来られた方々も気持ちは一緒のようで、海を指さしながら綺麗ね!!とハングル語で言っているのがわかりました。
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当日南部にある「東横イン」に宿をとっていたので、車で戻る途中に「異国の見える丘展望台」に立ち寄りました。
訪問者たちはコスモス一行だけで、ここでものんびり海を見ていました。普段、旅行の時は分刻みの行動をしていますが、今回の旅行は「のんびり、まったり」といった感じで「風の吹くまま、気の向くまま」といったのんびりした旅行となりました。 -
綺麗なな海でしょ。!上から見下ろすという意味では、グアムの恋人岬とシチュエーションは似ていると思いました。
でも、ここで一つ驚いたことがありました。誰もいないのに、公衆便所が非常にきれいに整備されていたことです。「さすが日本だわ!!」と宮ちゃんと一緒に感動しました。 -
旅行2日目、まず第一に「万関橋」に立ち寄りました。この橋は、浅茅湾と三浦湾の間に開削された万関瀬戸と呼ばれる運河に架かる橋で、昔々に、日本海軍が水雷艇を対馬海峡東水道に出撃させるために、万関瀬戸を開削させた際に造ったそうです。
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行き交う車も少なく、自由に写真が撮れました。満足度をさらに高めてくれた場所です。超お勧めスポットです。
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橋の半ばで撮影。本当に綺麗な場所です。
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何度も書きましたが、眼下に見える水がこんなに澄んでいるんですよ。まるでコスモスの瞳のように!!←これは言い過ぎました。ごめんなさい。
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反対側も撮影。写真映えする場所の一つです。
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次に「和多都美神社」を訪問しました。
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イチオシ
この神社は、海幸山幸伝承と竜宮伝説に彩られた、海の女神・豊玉姫を祭る古社です。海に沈む鳥居を見ていて、宮島にいる気分になりました。
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本殿正面の5つの鳥居のうちの2つが海中にそびえ立っており、潮の干満により、その見え方が異なります。何か、遠く神話の時代を偲ばせる神秘的な雰囲気を漂わせてくれています。
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イチオシ
神話の里自然公園を訪問しました。とても美しい景色で、ここでも心癒されました。ここは、キャンプ場を併設していて、この時も韓国人の大学生たちがキャンプをしていました。
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少し風が強くて寒さも感じましたが、韓国の方からすると、若干暖かいようで、キャンプ場も盛況なようです。
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綺麗な花ですね。シャッターチャンスを逃さないコスモスです。みなさん、ほめてくださいね。(冗談ですよ。)
この後、一路、烏帽子岳展望台を目指しました。 -
烏帽子岳からの景色です。展望台まで自家用車で登ることができます。訪問しやすいので、お勧めスポットといえます。
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見てください。素晴らしい景色ですね。「最高!!」と大声で叫んじゃいました。
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イチオシ
これも一押しです。ただ、韓国のPM2.5の影響からか、若干空がくすんで見えます。
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韓国を訪れるたびに、飛行機の中(上空)から対馬を拝んでいましたが、正直来てよかったと思いました。心の癒しは上空からは感じられません。まさに、百聞は一見に如かずですよね。
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このショットも素晴らしいですね。
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午後、ガイドブックに載っている「鮎もどし自然公園」を訪れました。
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この鮎もどし自然公園は、現在でも美しい自然を残しているので「国定公園」の中でも特別保護区に指定されています。また、その盆地内を西に向かって流れる清流「瀬川」は、川全体が天然の花崗岩でおおわれていて、全国でも珍しい景観となっています。
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この橋を渡って、水場に降りて行きます。写真撮影はコスモスの専売特許です。3人の代表として水辺の写真撮影に挑みました。
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こんな景色です。夏場は、水場で遊ぶ子供たちも多いようです。
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滑らないように注意しながら、水場まで降りて行きました。
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水の色がきれいでした。なぜこんな色になるのかしら?
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この角度も素晴らしいですね。対馬は全体的に水がいい仕事をしていると思いました。
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イチオシ
非常に浅い川なので、子供たちを自由に遊ばせることができます。
夏場に対馬を子供連れで訪れる方は、キャンプを兼ねてここを訪問するのもいいかもしれませんね。 -
その後、対馬の南西端に位置する豆酘崎を訪問しました。ここは岬の先端部まで遊歩道が整備されているということで、足の悪い三人でしたが、訪れることにしました。
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イチオシ
所々で菜の花が咲いており、非常に心が癒されました。最高の景色に出会えました。(ここでも韓国人の方の写真撮影を頼まれました。)
韓国(釜山)からは、フェリーを利用すると、片道2500円程度で対馬に来ることができるそうです。観光客が多いのも頷けます。 -
先端部からは、海蝕による断崖、海と空をつなぐ180度の水平線、古来より海の難所として知られた潮流、海に浮かぶ灯台など、訪問者の心を解放してくれる雄大な光景が広がっています。
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もうすぐ最先端に到着です。コスモス一行は、一番遅い人に歩みを合わせることにしています。概して宮ちゃんの歩調に皆が合わせている状況です。
(ちなみに、コスモスは毎日1万歩を目標にウォーキングをしているのでいつも先頭を歩きながら写真を撮っています。) -
途中から綺麗な道が整備されています。この路面の色を見ると、心の中に燃えるものを感じますね。思わずスキップしちゃいました。(笑)
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田吾作さん撮影。コスモスも元気いっぱいです。
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最先端から撮影。海中から顔を出している燈台が印象的でした。この後ホテルに戻りました。
その晩(夜中)のことですが、コスモスの身体に異変が起こりました。血圧が上昇し、頭痛もひどく、急きょ田吾作さんに頼んで、市内にある対馬病院に連れて行ってもらいました。もちろん、大事には至ることなく、薬を処方されると、すぐいつもの元気いっぱいのコスモスに戻ったわけですが、その時の若い(夜間)担当医の勧めもあって、朝まで入院して様子を見ることになりました。
(旅慣れていたコスモスですが、こんなことは初めての経験で、無理は禁物ということを身をもって体験しました。当日の万歩計では20000歩を超えていましたから。) -
これが対馬病院です。それにしても、対馬が日本でよかったと思いました。日本の保険証が使えますからね。もちろん、お薬手帳も持参していたので、その分、診断が早く出ました。
みなさん、旅行時には保険証だけでなく、お薬手帳も持参したほうがいいと思います。 -
久々に病院のベッドで一夜を過ごし、すっかり元気になったコスモスでしたが、看護師さんとの会話の中でわかったことが一つありました。医師および看護師が不足です。離島の対馬は、新任の医師が赴任してきても2~3年で本土に戻っていくそうです。離島が抱える問題ですね。状況が良くなればいいのにと心の底から思いました。
このように、やさしいお医者さんと看護師さんに対馬で出会えたことに感謝しきりのコスモスでしたが、朝10時過ぎに宮ちゃんと田吾作さんが車で迎えに来てくれた時に、さらに思わぬ出来事が起こりました。それは愛孫からの電話でした。
(孫)「お婆ちゃん、お婆ちゃん、朗報だよ!!合格したんだよ!国立○○大学医学部医学科に合格したよ!! 将来お医者さんになれるんだよ!今掲示板で確認したから間違いないから。」
(コス)「え?本当?本当に合格したの?おめでとう!本当におめでとうね!」
(孫) 「ありがとう。とりあえず報告だからね。気をつけて戻ってきてね。」
これは、嘘のような本当の話です。コスモスにとって、一生忘れることのできない最高の旅行になりました。(宮ちゃん、田吾作さんと看護師さんも一緒になって喜んでくれました。) -
これが孫娘です。何度も旅行記に登場していますが、本当にお婆ちゃん思いの優しい愛孫です。将来は人の気持ちに寄り添うことのできる、患者さんから信頼されるお医者さんになってほしいと思います。頑張ってね!!
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