広島に行ってみよう、2つの世界遺産、原爆ドーム、平和資料館、そして宮島の景色も

2019/03/25 - 2019/03/26

袋井市の「葛城北の丸」に宿泊した翌日と翌々日の旅行記となります。
浜松から新幹線で広島に移動。アパホテル広島駅前大橋に泊まりました。

高校の修学旅行以来、何十年ぶりかの広島です。前々から行ってみたいと思っていた町でした。平和公園と宮島に行きました。
街の様子などは高校時代の記憶はなく、初めての感じでした。ただ原爆資料館の展示内容とバスガイドさんが教えてくれた歌はまだ覚えていました。

原爆のことを除けば、明るい風光明媚な街の印象です。

宮島観光をした後は、新幹線で姫路に移動しました。

エリア 広島市(広島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

写真は、浜松での昼食。
宿泊した「葛城北の丸」からJRで浜松に行き、オークラアクトシティホテルの「山里」で古くからの友人とランチ。夫も交えて3人です。31階のレストランは市内が見渡せてよい眺めでした。

この後、友人の車で母の実家に送って行ってもらい、高齢の叔母としばしおしゃべりしてから浜松駅へ。1年ぶりの叔母は元気そうでよかった。
そして、浜松駅から新幹線で広島に向かいました。途中、新大阪で乗り換えです。春休み中のことで、指定席を取ってなかったため座れるか心配でした。とにかく座れたのでほっとしました。

和食堂 山里 グルメ・レストラン

午後6時半頃、広島に到着。
夕方のラッシュ時に広島駅新幹線口を出たあたりで、ホテルはどこだろうと夫と探していると、女性が話しかけてくれ、教えてくれました。こちらから聞かないのに話しかけてくれた親切な方でした。これで広島は好印象となりました。

アパホテルは広島駅前にもあり、駅前大橋と間違えないように気をつけて行きました。駅から大橋を渡って、徒歩4分です。

アパホテル＜広島駅前大橋＞ 宿・ホテル

アパホテルは自動チェックインです。フロントでアパホテルのカードを渡され、チェックインの機械で自分で操作します。クレジットカードで支払うと、ルームキーが出てきます。

翌朝、ホテルの部屋から見た猿猴川と駅前ビル。

部屋はビジネスホテル価格で、2人分の宿泊代合わせても「北の丸」1人分より安い。小さい部屋ながら必要なものは備わっている作りに感心。
これはツインベッドの中央にある時計やモーニングコール、照明のスィッチなど。

広島に来たら広島焼ということで、夕食は駅の方へ行ってみます。
しかし、だいぶ時間を使ってしまいました。目当てはなかったので目についた店に入ればいいと思っていましたが、駅ビル内の広島焼の店の集まっているところになかなかたどり着かなくて、西館なのか東館なのか、通路はあるのか、エレベーターで行けるのかエスカレーターなのか、上がったり下りたり迷うことしばし。
やっと駅ビルアッセの広島焼の横丁にたどり着き（2階なんですよ）、行列の少ない店に座れました。店は「ねぎ庵」。

お好み焼き ねぎ庵 広島駅ビルアッセ店 グルメ・レストラン

目の前で焼いてくれます。初めての広島焼を見て気分があがるわ。

ねぎ焼。全卵のせ。→「黄身だけ乗せ」もあるんです。一口食べて写真を撮ったので見かけがちょっとですが・・。
熱々でそばやお肉がパリパリで、量もたっぷりでおいしかったです。

翌朝、チェックアウト後、街に出かけます。アパホテルはチェックアウトも簡単ですね。ルームカードをフロントの箱に入れるだけですから。
広島駅から広島電鉄の路面電車で原爆ドーム駅まで。

原爆ドームで降りました。相生橋のたもとです。鈴木三重吉の碑がありました。

相生橋 名所・史跡

広島は市内をいくつもの川が流れているんですね。観光船がやってきました。

川岸から原爆ドームが見えます。

旧広島産業奨励館だった建物。この建物のほぼ真上600mで原子爆弾がさく裂しました。1996年、世界遺産に登録されました。

崩れた瓦礫がまだそのまま残っています。

原爆ドーム 名所・史跡

テレビなどで何度も目にしたことのある原爆ドーム。修学旅行でも見ているはずですが、そのときの記憶はないのです。高校時代、何を考えて行動していたんでしょう。でも資料館内部の記憶は鮮明。やはり衝撃的でした。

年月を経て劣化した部分の修復も大切。

動員学徒慰霊塔

たくさんの千羽鶴が奉げられていますね。ずっと長い間続いているのでしょう。

英語、中国語、韓国語の説明パネル。平和公園を訪れる外国人は日本人よりも多いくらいでした。

原爆の子の像。

像の下には金色の折り鶴

折り鶴で書かれた平和の文字。今でも世界中から折り鶴が届けられています。平和が続きますように。

原爆死没者慰霊碑。中には29万人を超える死没者の名簿が納められいる。

平和の灯と平和記念資料館。

資料館に入ります。中の展示はどうでしょうか。入館料は200円。

広島平和記念資料館 美術館・博物館

中の見学者は外国人がほとんどでした。みな一様に真剣な表情で話し合いながら見学しています。英語ボランティアガイドの人たちもいて、積極的に話しかけては説明していました。
海外の人も原爆の恐ろしさを知っているからこそ見学に来たのだと感じました。こうして外国の方がたくさん見学してくれるのは核兵器廃絶のためにも大切なこと。世界中に広島のことを知ってほしいと思います。

やっとの思いで1枚シャッターを切ったという、その写真を撮りました。中は撮影OKでしたが、撮る気にはなれません。

平和公園から宮島へフェリーで行く航路がありました。川のそばに発着所があります。

1時間に2～3本出ているようです。川岸で宮島行きチケットを買いました。
片道2,000円は鉄道より高いのですが、船で行くコースは楽しかったです。

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

これに乗ります。乗船時間は40分間。

川を行く間はデッキに出られます。川から見た原爆ドーム。

海に出ると、スピードが出て風も強く、デッキでは危なくて立っていられません。この日は風が強かったのか、波が船に当たる音がガツンガツンと響いて、まるで岩にでもあたっているかのようです。

だんだん島が近づいてきて、宮島に到着。

桟橋を行きます。

宮島全体が神の島として崇められています。

宮島 紅葉

先の厳島神社まで歩いていきます。風光明媚な場所ですね。

日本三景、1996年に世界遺産登録の厳島。

おや、鹿がいますね。子どものうれしそうな顔！餌をやってはいけないそうです。

休息中。

石鳥居

有名な朱の大鳥居！

厳島神社 寺・神社・教会

海の中の厳島神社の社殿。平家の栄華を物語る。
宮島自体が神の島なので、陸は畏れ多いと海中に社が建てられたのだそうです。

受付所の行列に並んでチケットを買いました。窓口が多いのですぐに買えました。参拝入り口。

海の中、潮の流れもある中で、木造の建物を維持するのは大変そうですね。

今は引き潮？

左側は本殿、右に高舞台。

鏡の池。もっと水が引くと湧水が見られるそうです。

回廊。向こうに五重塔も見えます。

回廊を行きます。

御本社です。

祓殿。

高舞台。

干潮時には、あの大鳥居まで歩いて行けるそうですね。そんな時に行ってみたいものです。社殿から沖合200mのところに立ってます。

西廻廊の学問の神様・菅原道真を祀る天神社。

天神さまの社が、ここにもあるんですね。　

反橋。かなりの急こう配。室町時代後期に建築されたもの。勅使だけが渡るように作られているそうです。

大鳥居。高さ16.6m。重さ60トン。現在のものは8代目。

宮島はあなご飯が有名なようですね。昼ご飯は、ちょうど目についた店に入りました。名物のあなご飯をいただきました。
すぐに出てきたのですが、あなごはなんだかぱさぱさ。期待外れでした。他の店のあなごを食べていないので何とも言えませんが、あなごとはそういうものなのか、この店だけなのか…。

細い路地の階段を上がっていくと多宝塔がありました。蕾のたくさんついた桜がありますが、まだあと一息といったところ。

安芸勝山城跡から見た大鳥居。

ここは枝垂れ桜がきれいに咲いていますね。

宮島はしゃもじが有名なんですね。

三翁神社の前から見た厳島神社。

枝垂れ桜がきれい。

これから広島駅に戻って、新幹線で姫路に行きます。宮島桟橋から、フェリーで対岸に渡ります。

対岸の宮島口までは10分という近さ。

宮島が離れていく。
まだ見足りないんですが、姫路のホテルに予約を入れてあるので、夕方までには到着したいのです。宮島は見所が多いので1泊してもいいくらいです。

対岸の宮島口桟橋に到着。

宮島口のフェリー乗り場駅。

JR山陽本線の宮島口駅。在来線に乗って約30分で広島駅でした。
広島駅から姫路行きの切符を買い、山陽新幹線自由席で行きました。時間が読めなかったので、指定席は取っていませんでした。指定を取ってしまうとその時間に縛られてしまうので。

宮島口駅 駅

午後5時頃、姫路駅に到着です。今夜はダイワロイネットホテルに宿泊します。
姫路での観光は次の旅行記にします。

姫路駅 駅