早朝、渡月橋から竹林の道を歩き、トロッコ列車に乗って保津川下りを楽しむ日帰り旅

2019/04/06 - 2019/04/06

日帰りとしていますが、実は前泊して早朝から行動しています。

というのも、日中はこの界隈すごく混んでいまして、1週間前に昼過ぎに行ったところ渡月橋、竹林は外国人旅行者でいっぱいで落ち着いて見て歩くことが出来ませんでした。

そこで朝なら空いているだろうと思い、7時半に到着する計画を立てたのですが、ちょっと寝過ごし8時過ぎ着。それでも昼間よりはだいぶ人が少なくて、のんびり歩くには良かったです。

ただ、お店は開いていませんので（9時からオープン）、買い物や食事は保津川下りから帰ってからとしました。

桜も見頃で、お天気も良く、楽しい京都の旅でした。それにしても外国人観光客の多さには驚きました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

スタートは阪急嵐山線の嵐山駅。8:11に着いて、ここからゆるやかな坂を下ってまずは嵐山公園（中ノ島）へ向かいます。徒歩5分ほどです。今日は20℃まで上がるそうですが、朝はまだひんやりとしていて気持ちよかったです。

阪急嵐山線 乗り物

嵐山公園（中ノ島）はのんびりと川や橋を眺めたり、温泉や食事処もあったりと好きな場所です。枝垂桜は満開でした。

嵐山公園 公園・植物園

公園から眺めた渡月橋。人はそれほどいなさそうです！

渡月橋 名所・史跡

人力車はもう営業開始でしょうか？

昼間と全然違う！朝は人が少なくていいですね！

渡月橋より上流を眺める。ほんのりピンク色。

いろいろな色が混ざって綺麗です。

渡月橋を渡った所から撮影。もう少し早く来ればもっと空いていたかも。

竹林の道へやってきました。朝でも観光客はいました。みんな考えることは一緒か(笑)　8時では遅いかもです。まったく人がいない時間って何時？

それでも奥のほうまで来ると、観光客もいなかったりします！

幻想的な風景です。心がしゃきっとするというか。竹はいいですね。

さて、竹林の道から駆け足でトロッコ嵯峨駅へ戻ります！念願のトロッコ列車に乗りますよ！

9:02発の嵯峨1号は始発です。すでにお客さんいっぱい乗っています。

料金は全区間均一の620円です。切符は前もってJR西日本e5489で予約し、前の日にみどりの券売機でチケット化してあったので改札はスムーズでした。駅は当日券を買い求める人で駅舎の外まで長蛇の列が出来ていました(@_@)

嵯峨野トロッコ列車 乗り物

トロッコ列車は保津川沿いの7.3kmを25分かけてガタゴトと走って行きます。車内は満員御礼。下り（亀岡方面）のオススメ席はD席、進行方向窓際です。逆に上りはA席です。列車は右岸左岸とも走るので、左右どちらでも川を眺めることが出来ます。全席指定ですが、ザ・リッチ号というオープン車両のみ当日販売となっています。

できればザ・リッチ号に乗りたかったのですが、リッチ号じゃなくても窓が開くので写真は撮れました(^^)v　景色が良くて、桜も咲いていました。

いくつものトンネルを抜けていきます。楽しいなー♪

あっという間に終点のトロッコ亀岡駅です。

帰りは保津川下りの船に乗って嵐山まで戻る計画です。ここから乗船場まではバスかタクシーで。すでにバスは待機していました。

「保津川下り乗船場」バス停までは15分。料金は310円でした。バスはあっという間に満員になってしまいました。座って行くには早目の行動がよろし。

乗船場について切符を買います。大人4,100円。なかなかいいお値段です。先に乗船カードに名前と住所を書いて並ぶようです。知らずに直接並んでしまいましたが、窓口で書けば大丈夫でした。

切符に番号が書いてあり、番号順に呼ばれて船へと向かいます。

何艘もの船と船頭さんがスタンバイしています。ここも桜が綺麗です！

私が乗る船はこの船です。ワクワクドキドキ…。土日祝日は随時出発で、10時8分頃発でした。

席は自分で選べません。リュックは足元に置きます。私は左の端だったので水浴びの不安が(^^;)　救命具は腰に巻くタイプ。転覆することはないと思うけど…。この命、船頭に預けたぜ！

船は1時間40分かけて保津川を下って行きます。水を被らないように緑のビニールシートがあるのですが、それでも激しい急流で思い切り濡れました(￣▽￣;)　それもまたいい思い出。

急流は数か所だけで大抵は穏やかな水面です。面白い岩があったり、鴨やカワウがいたり楽しいです。たまに船底を石がこすります。水深が今日は浅いらしいです。

屋根がないので日焼けが気になる人は帽子必須。船頭さんは3人体制で交代しながら船を操縦します。全部で110人いるそうです。保津川下りは400年の歴史があるとか。すごいなぁ！

桜が綺麗です。楓の新緑も始まっていました。春秋はいいけど、夏冬は…過酷そうです。。

竿を付く場所は決まっているようです。狭い急流も見事な竿裁きで切り抜けます。船頭さん、カッコイイ！

2/3ほど行ったところで屋台船が並走して、お団子やイカ焼き、甘酒などを販売してくれます。喉が渇いたので甘酒300円を購入～。

嵐山から出ている屋形船。お食事されているようです。

終点嵐山に到着。あっという間の1時間40分でした。楽しかったです。

ちょうどお昼時。この辺りは湯豆腐のお店がたくさんあります。今回は節約モードで近くの亀山家に入ってみました。中は混んでいましたが、名前を書いて5分ほどで呼ばれました。

メニューの一部。お蕎麦やおでん、丼物が中心のようです。

にしん蕎麦を注文。850円でリーズナブル。お味は濃すぎずいい味でしたが麺は柔らかめ。

解放された窓から川の眺めと保津川下りの船が見えます。ずっとのんびりしていたい。

昼間の渡月橋。人多過ぎ(^▽^;)

ぶらぶらと散策開始。嵯峨野コロッケを購入、サクサクウマー。この辺り、外人も日本人も食べ歩きでお祭り気分。土日も平日も大混雑！

ガイドブックでも人気の「%ARABICA」は長蛇の列になっていて、入るのを諦めました。。

嵐電嵐山駅へちょっと寄って行きましょう。

キモノフォレストを見たかったのです。これ、外人受けしてました。夜のほうがライトアップされて綺麗らしいですよ。

ホームの奥にある「駅の足湯」。200円+タオル付。あまり入ってる人はいませんでした。今度は嵐電にも乗ってみたいなぁ！

せっかくなので天龍寺も再訪。
参拝時間　8時30分 ～ 17時30分（北門は9時開門･17時閉門）
参拝料　庭園（曹源池・百花苑）500円、庭園+諸堂（大方丈・書院・多宝殿）800円、法堂「雲龍図」特別公開（土日祝）500円。

天龍寺 寺・神社・教会

とても広いお庭です。枝垂桜が満開でした。他にもたくさんの草花が見頃を迎えていました。

曹源池庭園（そうげんちていえん）。わが国最初の史跡・特別名勝指定だそう。秋の紅葉シーズンにも来てみたい。

線路を越えた嵯峨野の辺りは、人が少なくてのんびりと散策が出来ました。なんかすごーくいい雰囲気です！

あまり時間が残されていない中、落柿舎へ。松尾芭蕉の門下、俳人向井去来が晩年を過ごした草庵。拝観料250円。

落柿舎 名所・史跡

茅葺屋根が当時を偲ばせます。

部屋の中に入ることはできません。

日本らしい佇まいは落ち着きます。

庭には芭蕉、去来、虚子らの句碑がいくつもあり、受付でもらった資料を見ながら廻るのも楽しい。

この界隈は甘味、食事、雑貨店などがたくさんあって、見て歩くだけでも楽しかったです。

「京ひみこ」で一休み。

甘いものが美味しそう♪

暑かったのでゆばソフトクリーム（400円）を注文。豆乳のお味。おいしかったです。

「寿庵」でお土産を購入。京都らしいものがたくさんありました。

ここからJR嵯峨嵐山駅まで20分歩き（結構遠かった～）、JR嵯峨野線で京都駅へと戻り帰路につきました。

もっと時間があれば、嵯峨野の寺社（常寂光寺、二尊院、祇王寺）も見たかったです。今度は秋の紅葉シーズンに来てみたいと思います。