
2018/05/23 - 2018/05/30
3位(同エリア41件中)
milkさん
この旅行記のスケジュール
2018/05/25
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バスでの移動
8:15発のポストバスに乗ってザルツブルクからバート・イシュルへ。
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エリザベートとフランツ・ヨーゼフが暮らした夏の離宮、カイザー・ヴィラ
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この旅行記スケジュールを元に
最近、気が乗らなくてヨーロッパ旅行が遠のいていた母。
「やっぱり歩けるうちに言いたい所に行っておく!」と言い出しました。
行き先は「エリザベートゆかりの地巡り」と題してオーストリアへ。
もともと宝塚が好きという事もあり、ミュージカルの「エリザベート」が大好き。
ならば、ミュージカルにも出てくる数々の地に連れて行ってあげようという事になりました。
前回、プレエコに乗って味を占めてしまった母は、今回もプレエコがいいと...。
私はちょうど修行中で、FLY ONポイントを貯める為にもちょうど良いので、期間限定価格が出た時にチケットを購入。
疲れやすい母の為にのんびりコースで旅のプランを立てました。
【旅行日程】
5/23(水)
10:40 成田空港発 JL413
↓ 乗り継ぎ
16:15 ヘルシンキ・ヴァンター空港発 JL6827便
https://4travel.jp/travelogue/11471139
5/24(木)
エリザベート誕生の地、ミュンヘン市内観光
https://4travel.jp/travelogue/11473212
ザルツブルク市内観光
5/25(金)
エリザベートとフランツヨーゼフが出会ったバート・イシュル ←今、ここ
https://4travel.jp/travelogue/11477462
エリザベートとフランツヨーゼフが初めて旅したハルシュタット
https://4travel.jp/travelogue/11479544
5/26(土)
ザルツブルクお散歩
https://4travel.jp/travelogue/11481851
ウィーン・ナッシュマルクトの蚤の市
https://4travel.jp/travelogue/11483282
5/27(日)
ウィーン、エリザベートゆかりの地巡り
前半:王宮・家具博物館
https://4travel.jp/travelogue/11484811
後半:シュテファン大聖堂・カフェ ゲルストナー・カフェ・シュヴァルツェンベルク
https://4travel.jp/travelogue/11492145
5/28(月)
ウィーン、エリザベートゆかりの地巡りその2
前半:シェーンブルン宮殿・アウグスティーナ教会・カプツィーナ教会
https://4travel.jp/travelogue/11495043
後半:カフェモーツァルト・お買い物
https://4travel.jp/travelogue/11499948
5/29(火)
11:15 ウィーン国際空港発 JL6836
↓ 乗り継ぎ
17:25 ヘルシンキ・ヴァンター空港発 JL414
5/30(水)
8:00 成田空港着
【航空券】
プレミアムエコノミー 190000円
燃料サーチャージ・保険他 28600円
Tax 10760円 合計 229360円
【ホテル】
5/23~24 Eden Hotel Wolff 20550円(1泊1人10250円)
スタンダードツイン 朝食なし バスタブ付き
5/24~26 Hotel Hohenstauffen 30462円(1泊1人7615円)
ツインルーム 朝食付き バスタブ付き
6/26~29 Hilton Wine 79257円(1泊1人13209円)
ツインルーム 朝食なし バスタブ付き
2018年5月25日
今日はエリザベートとフランツ・ヨーゼフが出会ったバート・イシュルへ日帰り旅行。
二人の出会いを辿ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食を食べたら早速出かけます。
今日は母が一番楽しみにしているバート・イシュルまでショートトリップ。
ここはエリザベートとフランツ・ヨーゼフが出会った地です。
駅前のバス停からポストバスに乗ります。 -
バス停の場所と時間は昨日のうちにチェック済み。
バート・イシュル行きは150番のバスです。 -
こちらは時刻表。
ごめんなさい、2018年5月現在のものです。
最新の時刻表はOBBのHPよりご確認下さい。
出発地(Dep)と到着地(Arr)を入力し、「Search Connection」を押すと調べられます。
表示されたタイムテーブルにあるバスマークにカーソルを持って行くと、バスの番号も表示されます。
★オーストリア国鉄(OBB)HP (英語)
https://www.oebb.at/en/
私たちは8:15のバスに乗ります♪ -
150番のバスが来ましたよ~。
前回の経験から、進行方向左手側の席に座ると景色が良い事を知っていたので、左側に座ります(^o^) -
バート・イシュルに向かってバスが走りだしました。
街中を抜けると、大草原が広がります。
今日のお天気はあまり良くない予報なのですが、今のところお天気が良いです♪ -
牛さんがいますよ~。
-
あら、可愛いカフェ。
-
山に向かうにつれて、お天気が怪しくなってきました(-_-;)
黒い雲の辺りは雨が降っているよね...。 -
山が雲に覆われています。
-
イチオシ
湖が見えてきました~☆
この、湖が見えるのが進行方向左側なのです(^_-)
始めに見えてくるのがフシュル湖。
写真は多分、フシュル湖です。 -
次に見えてくるのはヴォルフガング湖
ザルツカンマーグートと呼ばれるこの湖水地方でも人気の湖です。
垂れ込めた雲が幻想的。 -
あ~っ、ベストショットは右側だった(>_<)
この、ヴォルフガング湖のほとりにあるザンクト・ヴォルフガングという小さな街を見下ろす風景は、あの「サウンド・オブ・ミュージック」のオープニングシーンに使われているのです!
まさにその景色が見えていたのですが、反対側の窓では写真も上手く撮れず...。
湖が左側に来たころはもう随分と降りてきてしまって、シンボルの教会の塔も頭しか見えませんでした(^_^;)
帰りは反対側に乗ろう♪ -
でも、この後に続く景色は断然左側(^_-)
ヴォルフガング湖は横長なので、しばらく景色を楽しめます。 -
静かな湖。
ザンクト・ヴォルフガングから出ている遊覧船に乗ってシャーフベルクに行き、そこからこれまた「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくる登山列車にも乗れます。
人気の観光ルートですよ。
その登山列車に乗った時の旅行記もありますので、ご興味ある方はどうぞ。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10867179/ -
いつか、この湖のほとりに泊まってのんびり過ごしてみたいな~。
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それにしても雲が多い(^_^;)
今日のお天気はあまりよろしくない予報です...。
一番晴れて欲しい日だったんだけどね。 -
時々、青空が顔を出します。
晴れて~♪ -
こんな景色を眺めながらのバス移動、最高です。
-
湖、終わっちゃった...。
続いてまた大草原。 -
これ、バス停です(笑)
ちゃんと屋根が付いているのだから優秀かな? -
また湖が見えてきました!
一区間だけ道がちょっと湖から離れていたようです。
対岸に見える白い塔の辺りはオペレッタ「白馬亭にて」の舞台になっている老舗高級リゾートホテル『白馬亭』だそうです。
この後、紹介する田代万里生さんのブログに偶然同じアングルの写真を見つけて知りました♪ -
ヴォルフガング湖を抜け、しばらくまた高原地帯を走ります。
のどかだわ~。 -
予定通り1時間半でバートイシュルに到着しました♪
素敵な景色を眺めていたから、あっという間でした。
鉄道駅のすぐ隣にバスターミナルがあります。 -
バート・イシュル駅。
こじんまりとした、可愛らしい駅舎です。バート イシュル駅 駅
-
あら、こんなところに蒸気機関車。
-
早速街歩き開始です♪
目指すはカイザー・ヴィラ。
駅前のバーンホフ通りを歩いていくと、マーケットが開かれていました。 -
可愛いお花がいっぱい!
ヨーロッパの人たちはお花が大好きですよね。 -
あらあら、これはどなたかがお買い物したお花?
台車が可愛い♪ -
素敵なクリームイエローの建物は郵便局。
1828年に開局した、ザルツカンマーグート地域で最初の郵便局だそうです。
建物の中央に施されたイオニア式の列柱が素敵ですね。 -
はちみつ屋さんもありますよ~。
-
果物屋さん。
新鮮で美味しいんだろうな~。
民族衣装でお買い物している方もいらっしゃいますね。 -
エーデルワイス発見☆
お星さまみたいで可愛い~♪ -
カイザー・フランツヨーゼフ通り。
この左側の建物には「HOTEL zur POST」とありますね。
こっちが最初の郵便局? -
素敵な建物ですよ。
皇帝の避暑地だけあって、マリア・テレジア・イエローの建物が多いですね。
お花屋さんが並んで更に華やか。 -
あら、素敵なショッピングカートですね♪
地元の方もエリザベートがお好きなのかしら? -
サイドにもエリザベート皇后。
本当にお美しい方。
この時代には既に写真機があったので、実際の写真が残っているんですよね。
肖像画はいくらでもごまかせるけど写真はごまかせないから、本当に美しい方だったんだな~。 -
オーストリアの民族衣装が売っていますよ♪
可愛いけど、ここでしか着れないよね...。 -
あら、可愛いおばあちゃん♪
この街の人たちって、普通に民族衣装を着ていらっしゃるのね。 -
街中にはちゃんと標識があります。
カイザー・ヴィラは...。
こっちね。
って、私は2度目なので場所は覚えていましたが、念の為確認ね。 -
このお家、可愛い☆
-
カイザー・ヴィラの入り口に着きました♪
カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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入口にあるインフォメーション。
毎日空いているようです。
営業時間は9:30~16:45
季節によって営業時間が違うようなので、HPで確認されることをお勧めします。
★Kaiservilla (英語)
http://www.kaiservilla.at/index.php/en/opening-times-pricesカイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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進んでいくと、チケット売り場があります。
ここでチケットを買わないと中には入れません。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットは庭園のみか、庭園と写真博物館、庭園とカイザー・ヴィラ、3つ全ての4種類。
本当は写真博物館まで見せてあげたいけど、そこに行くには広~い庭園の小高い丘を登って行かなくてはいけないのでパス。
だって、母、そこまで絶対歩かないもん(^_^;)
なので、庭園とカイザー・ヴィラのチケット(15ユーロ)を購入しました。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットブース(チケット小屋?)の隣には小さな橋が架かっています。
カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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素敵な景色ですね。
避暑地と言いますが、ここは山に囲まれた盆地。
実は、夏は暑いらしいです(^_^;)
ミュージカル「エリザベート」の中の曲にも「バート・イシュルの夏は暑い」という歌詞が出てきます。 -
そのまま道なりに進んでいくと、マリア・テレジア・イエローの可愛い建物が見えてきました。
カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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カイザー・ヴィラです☆
ミュージカル「エリザベート」ではフランツ・ヨーゼフとエリザベートがここで出会ったという設定になっています。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
もともとフランツ・ヨーゼフ1世はエリザベートの姉、ヘレネとお見合いする事になっていました。
ところが、フランツ・ヨーゼフがお気に召したのはその場に一緒にいた妹のエリザベート。
「番狂わせ」が起きたのです。
1853年8月16日の事です。
実際にお見合いが行われたのはここではなく、オーストリアホテル。
現在のバートイシュル市立博物館です。
そこはフランツ・ヨーゼフの母、ゾフィー夫婦の別荘でした。
この場所にはのちほど行ってみようと思います。
ゾフィーはエリザベートの母ルドヴィカの姉。
という事は、フランツ・ヨーゼフとエリザベートやヘレネは従姉妹ですね。
まあ、この時代には良くある話です。
新演出「エリザベート」では、姉のヘレネはフリフリの可愛いピンクのドレスを着ていますが、実はエリザベートの一家は葬儀の後に来たので喪服だったそうです。
母のルドヴィカが偏頭痛持ちで休みながら来たので到着が遅れ、着替える時間がなかったのだとか。
ミュージカルで喪服は地味なので、ここは多少脚色してもフリフリドレスが良いのかも。
原さん可愛かったしね♪カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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カイザー・ヴィラは結婚のお祝いに両親から贈られた館。
以後、皇帝の夏の離宮として使われ、毎年夏になるとここで過ごしていたそうです。
フランツ・ヨーゼフは狩りが大好きで、ここで狩猟を楽しんでいた事から「狩猟の館」とも呼ばれています。
ファサードには鹿の絵が飾られていますね。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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カイザー・ヴィラの見学はツアーガイドのみ。
時間になるまで皆さん日陰で待機中。
陽が射してきたのでちょっと暑いです。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
私はせっかくなので庭園をお散歩。
気持ちの良い青空が広がっていますよ♪カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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噴水では可愛い子供たちが無邪気に遊んでいます。
と、思ったら、大きなお魚の口を無理矢理開けてる(^_^;) -
ワンコも気持ちよさそう♪
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せっかくこんなに気持ちいのだから、母も少しお散歩すればいいのに...。
狩りが出来るほど大きな庭園はエリザベートも歩いていたんですよ。
この上の方にはシシィことエリザベートお気に入りのティールームもあるのにな~。
もったいない...。
ティーハウスは前回訪れた時の旅行記がありますので、良かったらご覧下さい。
https://4travel.jp/travelogue/10976932 -
この森の奥の方に「シシィのティールーム」があります。
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さて、そろそろ時間なのでエントランスに戻りましょう。
蔦の絡まる美しい館。
照明も素敵ですね。 -
ここは日陰で涼しいわ♪
蔦の合間から眺める庭園も素敵ですね。 -
こちらがチケット。
庭園の地図が書かれていました。
手前の建物がカイザー・ヴィラ。
良く見るとアルファベットの「E」に見えませんか?
これはフランツ・ヨーゼフがエリザベートの為に頭文字の「E」の形になるように改装したのだそうです。 -
館の中にはフランツ・ヨーゼフが捕えた獲物の剥製がいっぱい!!
建物の中には驚くほどたくさんの動物の剥製が飾られていましたが、残念ながら内部は写真撮影が禁止です。カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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さて、11時になったので皆さんと一緒に中に入ります。
ガイドツアーはドイツ語なので全く分からず...。
日本語で書かれたガイドを見ながら回ります。
ここにはフランツ・ヨーゼフ一家が住んでいた様子が良く分かるような展示が沢山ありました。
この頃には既に写真機があったので、家族写真も残っています。
また、エリザベートのドレスや婚礼のハンカチ、デスマスクや亡くなった時に使われていた枕などもありました。
1914年、第一次世界大戦を引き起こしたサラエボ事件を受けて発せられた、セルビアに対する宣戦布告文にフランツ・ヨーゼフが署名をした執務室もあります。
ここから第一次世界大戦が始まったのですね...。
1914年7月28日の事でした。
その翌日、フランツはカイザー・ヴィラを去り、再び戻る事はなかったそうです。
※サラエボ事件
オーストリア=ハンガリー二重帝国の皇太子夫妻が暗殺された事件カイザーヴィラ 博物館・美術館・ギャラリー
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エリザベートとフランツヨーゼフが過ごしたカイザー・ヴィラを見られて、母も大満足の様子で良かった♪
今回、この「エリザベートゆかりの地巡り」に行くに当たり、友達から素敵なブログを紹介して頂きました。
なんと、ミュージカル「エリザベート」でフランツ・ヨーゼフ役を演じている田代万里生さんの「フランツ・ヨーゼフ紀行」です!!
フランツ・ヨーゼフの足取りを辿る為に、オーストリアに来ていたのですね。
今回の旅行では万里生さんのブログがとっても役に立ちました。
こちらはそのバート・イシュル編です。
★田代万里生オフィシャルブログ mario capriccio
https://ameblo.jp/mario-capriccio/entry-12175626187.html -
田代万里生さんは初めはルドルフ皇太子の役を演じていらっしゃいました。
その後、フランツ・ヨーゼフ役へ。
前回の公演で拝見させて頂きましたが、とても素敵でした~♪
2019年の公演も取っているチケットは万里生さんのフランツ・ヨーゼフなので、また楽しみ(^o^)
さて、次のエリザベートとフランツヨーゼフゆかりの地へ向かいましょう。
イシュル川を渡り、街の中心地へと戻ります。 -
それにしてものどかですね。
バート・イシュルは温泉保養地。
母親のゾフィーは流産を繰り返してしまい、なかなか子供を授からなかったそうですが、バート・イシュルでの鉱泉療養を経て結婚6年後にようやくフランツ・ヨーゼフを授かったのだそう。 -
街に戻る途中、可愛い小路を発見♪
-
カイザー・フランツヨーゼフ通りに戻って来ました。
小さな街なので、ほんの5分ほどで戻って来られます(笑)
マーケットはもうお片付けに入っていますね。
次のお目当てはこちらのピンク色の建物。
残念ながらトラックが邪魔で全体が写せず...。 -
聖ニコラス地区教会
1853年8月19日
フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートがここで婚礼の祝福を受けました。
フランツがエリザベートに一目ぼれしてから3日目の事でした。
教会にはハプスブルク家の紋章である双頭の鷲が見えますね。 -
せっかくなので入ってみましょう。
すぐ後ろにトラックがあるので、こんなアングルでしか撮れません(^_^;) -
大きな聖水盤がありました。
エリザベートとフランツ・ヨーゼフも使ったのでしょうか。 -
イチオシ
うわ~っ、素敵な教会ですね~。
天井いっぱいに美しい絵が描かれていますよ。 -
ここでエリザベートとフランツヨーゼフは婚礼の洗礼を受けたのですね。
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豪華な主祭壇。
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上に描かれているのは恐らく聖ニコラスの死。
聖ニコラス(ドイツ語読みで聖ニコラウス)は安らかに息を引き取ったようです。
その下に描かれているのは聖書の一説でしょうか。
「NEHMET HIN U ESSET ! DAS ISTMEIN LEIB」はグーグル翻訳さんによると「それを取りなさい。これは私の体です」との意味でした。
マタイの福音書にこの場面があるようです。 -
後陣にはパイプオルガン。
天井画との色の調和が美しいです。 -
よく見ると、一番上に天使ちゃんがいますよ♪
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天井に描かれているのは聖ニコラスの生涯ですね。
前回のタリンの旅行記でも聖ニコラスの生涯が描かれた祭壇画について書いていたので、記憶が新しいです。 -
説教壇の落ち着いた装飾がこの教会に良く合っていますね。
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壁にはキリストの受難のレリーフ。
木彫りなので立体的で生々しい...。 -
イチオシ
これ、美しい...。
イエス様とマリア様の表情が痛々しいけど、美しい...。 -
いつ見ても切ない、十字架に張り付けられたイエス・キリスト。
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聖母子像。
痛々しいキリストの架刑を見た後では気持ちが和らぎます。
素敵な教会だったな~。
こんな素敵な教会で、フランツ・ヨーゼフは自分が気に入った人と婚礼を認められて、さぞかし嬉しかったでしょうね。 -
では、次の場所に向かいましょう。
街中には幌馬車も走っているのですね。
馭者は民族衣装を着た女性ですよ。 -
バーンホフ通りは聖ニコラス教会の十字路からSparkassenplatz(シュパールカッセンプラッツ)、更にPfarrgasse(プファーガッセ)と名前を変えて行きます。
プファルガッセにはパステルカラーの建物が並んでいました。
お天気が良くなってきたので、陽が射して綺麗な色合い。プファーガッセ 散歩・街歩き
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「Sissy」という名前のカフェレストランもありました。
-
シシィの写真も飾られています。
でも、特にゆかりがある訳ではなさそうです。 -
「Residenz Elisabeth」と書かれていますね。
ここはアパートメントホテルになっているようです。 -
マリア・テレジア・イエローの建物。
店内はとても素敵なようなので、ここでお食事も良いかもしれません。
お料理にはシシィにちなんだ名前が付いているようです。
このサンルームからはきっとトラウン川が眺められて、景色も楽しめそうですよ。 -
Esplanade(エスプラナーデ)と通りの名前が変わる所に、噴水のような塔がありました。
ここにはフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートと思われる横顔も装飾されています。 -
この辺りからトラウン川が見えて来ました。
あれ?
なんか黒い雲が出て来ましたね...。 -
イチオシ
でも、まだ陽が当たっていて気持ちの良い散歩道です。
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川沿いに歩行者用の並木道があるんですよ。
「ゾフィーの散歩道」と言うそうです。 -
川沿いのホテルに泊まるのも良かったかな?
-
そして、この向かい側にあるのが「ホテル オーストリア」
はい、ここが実際にフランツ・ヨーゼフとヘレネのお見合いが行われた場所です。
現在は市立博物館になっていますが、以前はゾフィー皇太后の持家だったそうです。
「何でホテルで??」と思ったのですが、自分の家なら納得ですね。
その為、前の遊歩道は「ゾフィーの散歩道」と名付けられているようです。市立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ハプスブルク家の紋章、双頭の鷲がいました。
ここでいきなり雨に降られました...。
真っ黒な雲が来ていたものね。
通り雨でしょう。
しばらく市民博物館の中で雨宿りさせて頂きました。
中を見学するのも良かったけど、エリザベートに関するものはあまりないとの事だったので止めました。
この後、もう一か所、行きたい場所があったしね。市立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
雨が止んできたので、次の場所に移動します。
写真は雨が降る前に撮ったものです。 -
イチオシ
可愛らしいピンク色の建物は、1821年創業王室御用達のCafe Zauner(カフェ・ツァウナー)です。
バート・イシュル最後の目的地です。
母も頑張って歩いていたので、ここでひと休みしましょう。
この写真も市立博物館に向かう途中に写真を撮っていたので、テラス席にも人がいっぱい座っています。
戻って来た時はまだ少し雨が降っていたので、テラス席には誰もいませんでした(^_^;)カフェ ツァウナー カフェ
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それにしても可愛らしい建物。
窓に施された装飾が素敵です。カフェ ツァウナー カフェ
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お店に入ると、まずお菓子屋ケーキが並んだ大きなシューケースがありました。
カフェ ツァウナー カフェ
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美味しそうなケーキも並んでいますよ。
どれにしようかな♪
オーストリアのカフェでは、先にここでケーキを注文して番号札をもらい、テーブルに着いてからドリンクの注文と一緒にその番号札を渡します。カフェ ツァウナー カフェ
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シシィパッケージのチョコレートもありました。
美しい...。カフェ ツァウナー カフェ
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軽食もあるようです。
-
タルティーヌかな?
さすがは老舗のカフェ、盛り付けが綺麗ですね。 -
素敵な店内ですね。
壁に描かれているのは昔のバート・イシュルの風景でしょうか。カフェ ツァウナー カフェ
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大きなクグロフを持ったメイドさん。
クグロフはオーストリアのお菓子。
オーストリア生まれのマリー・アントワネットも大好きだったそうです。カフェ ツァウナー カフェ
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奥には大きなシシィの肖像画もありました!
髪に「シシィの星」と呼ばれる髪飾りを付けた、美しい姿です。
この席に座りたかったけど、あいにく先約がいました。
なので、この肖像画が良く見える席に。
すぐ横だと返って絵が良く見えないから、この席で良かったかな?カフェ ツァウナー カフェ
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飲み物は何にしようかな♪
カフェ ツァウナー カフェ
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ちょっと暑かったので、オーストリア風アイスコーヒーにしてみました☆
オーストリアでアイスコーヒーを頼むと、アイスクリームとホイップクリームがたっぷり乗った、いわゆるコーヒーフロートが運ばれて来ます(^_-)カフェ ツァウナー カフェ
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ケーキはマロンのロールケーキにしました☆
マロン見つけちゃったら、他は目に入らない(笑)
ケーキは思ったより甘くなくて、スポンジはふわふわ。
とっても美味しかったです♪
本当は店頭のショーケースにもっと美味しそうなマロンケーキがあったのですが、お店の人に「これが食べたい」と言ったら「秋にならないと作らないの。」と言われてしまいました(^_^;)カフェ ツァウナー カフェ
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朝ごはんをたっぷり食べたので、あまりお腹が空いていません(^_^;)
母はクッキーと紅茶。
アイスコーヒーを頼んだものの、実は私、ミルクいっぱい入れないとコーヒーは飲めないので、母の紅茶に付けてもらったミルクを足して頂きました(笑)
こうみると、アイスコーヒー大きい!カフェ ツァウナー カフェ
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シシィの肖像画の前の席が空きました♪
特等席ですね。カフェ ツァウナー カフェ
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シシィもここのお菓子を食べていたのでしょうね。
美貌を保つためにダイエットに励んでいたシシィ。
ダイエット食として好んで食べていたのはカイザーシュマレンという、パンケーキを細かく切ったようなものだそうです。
が...。
エリザベートの為に低カロリーのデザートのみを調理するよう命じて作らせたのですが、栄養豊富すぎることを理由に食べることを拒否したそう。
それをフランツ・ヨーゼフが食べたところ気に入ってしまいエリザベートの分まで食べてしまったとか。
そしてカイザーシュマレン(皇帝の戯れ、愚行)と名付けられたとの話も。
どっちが本当??
まあ、どちらでもいいかな(笑)カフェ ツァウナー カフェ
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なんと、お手洗いにもシシィが!
思わず写真撮っちゃいました(^_^;)
ここでシシィに見られていると、「あなたも努力しなさい」と言われているようで...。
すみません、ケーキ食べちゃいました(笑)カフェ ツァウナー カフェ
-
さて、バート・イシュルでの目的は無事果たしました。
雨も止んできたし、まだ時間もあるので...。
次に行ってみましょう!!
写真は聖ニコラス教会の裏側。
こっちから見ると可愛らしい教会ですね。 -
今日は母も自分が行きたかった場所だったので元気に歩いてくれています。
空気も良いからかな?
さすが、ハプスブルク家の避暑地。
とりあえず、エリザベートゆかりの地巡りinバート・イシュルはコンプリート♪ -
次に向かうのは、私ももう一度行きたかったハルシュタット☆
実は、フランツ・ヨーゼフとエリザベートが婚約して初めて旅行した地がハルシュタットなんですって!!
ハルシュタットはここから電車と船を乗り継いで行かなくてはならなかったので、母の体調と時間次第で決めようと思っていました。
カフェでひと休みしながら電車の時間を調べると、何とか最終のバスまでに戻って来られそう。
お天気は怪しいけど、母はひと休みして元気になったので「行ってみよう!」という事になりました。
まずは駅で切符を買います。
窓口に駅員さんがいるのに、「機械で買え」って言われてしまい、仕方なく四苦八苦しながらチケットの購入を試みたのですが...。
買えない(-_-;)
分からないので駅員さんを呼んだら、「何で出来ないんだよ!!」と言った感じでプンプンしながら操作してくれたのですが、ほんと感じ悪かった!!
だから、窓口で売ってよ。
気分悪い...。 -
とりあえず、無事チケットが買えたので電車を待ちます。
2011年に訪れた時は、ここで電車を乗り間違えちゃったのよね...。
同じ時間に行き先の違う電車が来て、みんなが乗り込む方に乗っちゃったのです。
乗ってから検札に来た人に「どこに行くの??」と聞かれて「ハルシュタット!」と言ったら、「逆だよ...」だって。
バート・イシュルからハルシュタットのチケットしかもっていなかったのに、「次の駅で降りてハルシュタット行きの電車を待ちなさい」って。
しかも、駅に着いたら連絡が行っていたのか、駅員さんが私を見つけてご親切に「ここで待っていなさいね。」と。
さらに、電車が来る時間になったら、同じ方向に行く地元の方に私を託して、「一緒に乗ってあげて」だって。
しかも、検札に来た人に事情を話さないとって思っていたのに、それも心配無用で「ああ、君ね」ぐらいで終わってしまった(^_^;)
この時はOBBの方々がすっごく親切で感激したのに、今日の駅員ったら酷いものだわ。 -
電車が来ました。
今日は乗り間違えないですよ(笑)
2回目なので、ハルシュタットがどっち方向かもう分かっていますからね(^_-)
では、バート・イシュル駅14:20発の電車でハルシュタットへと向かいます。
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