2011年　ヨーロッパ憧れの地を巡る女一人旅☆オーストリア・ザルツブルクからバートイシュルに寄り道してハルシュタットへ【前半】レオポルツクーロン宮殿の朝食とカイザー・ヴィラ～今日の気分はエリザベート～

2011/06/01 - 2011/08/06

2011年6月から約2か月のお休みを頂きまして、ヨーロッパ周遊の旅に出ました。
イギリスはロンドンから始まり、ドイツ・オーストリア・フランスの憧れの地を巡る一人旅。
最後は大好きなロンドンにのんびり滞在し、イギリス国内を旅して来ました。

2011年6月10日

今日はバート・イシュル経由でハルシュタットへ移動します！

【前半】
朝はレオポルツクーロン宮殿のダイニングルームで優雅な朝食から始まりました♪
普通のビュッフェスタイルの朝食でしたが、心なしか豪華に感じます。

それから徒歩＆バスでザルツブルク中央駅へ。
150番のポストバスに乗って、まずはバート・イシュルに向かいました。
お目当てはカイザー・ヴィラ。
オーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世の夏の離宮で、エリザベートと出会った場所です。
もともと狩猟を楽しむ宮殿なので、宮殿内には捕らえた動物の剥製がいっぱい！
もちろん、エリザベートに関する展示も沢山ありました。

【後半】
カイザー・ヴィラを堪能した後は電車でハルシュタットへ移動します。
が...。ハプニング発生(+_+)
なんとか無事にハルシュタットに辿り着きました(^_^;)
駅からはボートに乗って街へ入ります。
憧れていた景色を目の前にして感動☆
ハルシュタットでは、この風景を堪能する為に2泊します。

【旅行行程】
10：15　ザルツブルク中央駅発→バート・イシュル　PostBus150

15：01　（16：22）　バートイシュル発→ハルシュタット

【交通費】
ザルツブルク→バート・イシュル（PostBus） 　　　9.1ユーロ
バート・イシュル→ハルシュタット（電車）　　　　3.8ユーロ
ハルシュタット駅→ハルシュタットの街（ボート）　2.2ユーロ

【宿泊費】
Seewirt Zauner
1泊　61ユーロ（シングルルーム・朝食付き）
※2015年現在、改装された為か値段が上がっています。

エリア バート・イシュル(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は楽しみにしていた、レオポルツクーロン宮殿のダイニングルームで優雅な朝食から始まります♪

私は別館に泊まっていたので、まずはお隣の宮殿へ移動。

朝のお庭も素敵ですね。

一歩、宮殿に入ると気分はセレブ♪

グーテン・モルゲン(^o^)

朝食は2階にある、この素敵なダイニングルームで頂きます☆

朝からテンション上がります！

朝食はバイキング。

シリアルのコーナー。

ナッツやドライフルーツ、オートミールもあります。

パンのコーナー

ハム・チーズ・サラダ・フルーツのコーナー。

ドリンクのコーナー。

可愛いポット！

この他に、温かい食べ物も用意されていました。
まあまあの種類かな？

本日の朝食。

この後に、大好きなカイザーロールもおかわりしました。

食後のデザートとヨーグルト。

フルーツの種類が多かったのは嬉しかったです。
洋ナシはお持ち帰りさせて頂きました（笑）

それにしても、こんなに素敵なダイニングルームで朝食なんて、夢のようです！

本当は窓際に座ってお庭を眺めながら食べたかったのですが、残念ながら先客がいらっしゃいました...。

自分の席から眺めたシャンデリア。

セレブな朝食でした。

まだちょっと早いので、朝のお散歩をしましょう。

シカさん、おはよう♪

清々しい朝ですね。

折角なのでもう一回、サウンド・オブ・ミュージックの庭園に行ってみましょう。（勝手に名前付けちゃった^_^;）

このお庭が見られて本当に良かった♪

名残惜しいのですが、チェックアウトをして駅に向かいましょう。
今日はこれからバート・イシュルへ行きます。

ザルツブルク中央駅までタクシーで行こうと思ったのですが、「バスがあるよ」と、バス停までの行き方を教えてくれました。

せっかく教えて頂いたので、バスで向かいましょう。

まずは、レオポルツクーロン宮殿の前の道をひたすらまっすぐ進みます。
ちょっと遠くない？？

遠くにうっすら見えるのは...

ホーエンザルツブルク城です！

なんだかそれだけで歩いているのが楽しくなってきた♪

大きなスーツケースと転がしながらのどかな道を進みます...。

素敵な小道を発見！

ホテルで頂いた地図によると、この小道を歩いてもバス停には辿り着けそう。

ホーエンザルツブルク城が近くなって来ました♪

この辺りからの眺めはのどかです。

街中から見るのとは全然違う顔が見られました♪

一昨日、あの旗が立っている塔まで登ってレオポルツクーロン城を眺めたんだっけ。

この後、すぐにバス停に到着。
のんびり歩いていたので、15分はかかったかな？

ちょうどザルツブルク中央駅行きの25番のバスが来たので乗り込みます。

ザルツブルク中央駅に到着。

今日はここから電車ではなく、ポストバスでバート・イシュルまで移動します。

この150番のバート・イシュル行きのバスに乗ります。

乗車券はバスの運転手さんから直接購入しました。

10：15に出発です。

「進行方向左側の席に座ると景色が良い」と言う口コミを見ていたので、左側をキープ。

まず、広がるのは田園風景。

のどかな緑色の丘が広がります。

可愛いお家♪

あっ、左手に湖が見えて来ました！

ヴォルフガング湖ですね。

左側の席で大正解\(^o^)／

美しいわ〜。

曇っているのはちょっと残念...。

小さなバス停。

景色が綺麗だと移動も楽しいですね♪

綺麗な景色を楽しんでいるうちに、エリザベートゆかりの地、バート・イシュルに到着です。

バート・イシュルの鉄道駅。

バス停と駅は隣接していました。

スーツケースをコインロッカーに預けて散策に出かけます。

早速、目的地を目指しましょう！

目指すはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の夏の離宮、カイザー・ヴィラです。

シシィ発見！
シシィはエリザベートの愛称ですね。

お美しいです。

バート・イシュルの街並み。

ソーセージ屋さんがあったり...

民俗衣装が売っていたり...。

可愛いですね。

小さな街なので静かです。

カイザー・ヴィラの入り口です。

行ってみましょう。

入り口には営業時間の案内がありました。

小さな川が流れているのですね。

繊細な装飾の橋。

遠くには山も見えます。

のどかな景色ですね。

カイザーヴィラが見えて来ましたよ！

オーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世の夏の離宮。

フランツ・ヨーゼフとエリザベートと出会った場所ですよ♪

本当は姉のヘレネとお見合いをする予定だったのですが、彼が気に入ったのはお転婆なエリザベートの方だったおですね。

そのまま結婚へと話が進み、エリザベートがオーストリア皇后となりました。

でも、彼女にとって窮屈な生活の始まりになってしまったのです。
「イヤよ、可愛いお妃なんて...。」

あっ、思わず歌っちゃった♪

このカイザー・ヴィラは、結婚のお祝いに皇帝が両親から贈られた館だそう。
シシィは宮廷の窮屈な生活より、このカイザー・ヴィラでの暮らしの方が好きだったようです。

ミュージカルファンとしては、このカイザーヴィラがお見合いの地と信じて来たのですが、どうやら事実は違うようです。
当時、ゾフィが所有していた家（現在の市立博物館）で出会ったと言う説が...。

でも、エリザベートゆかりの地には違いない！

屋根に装飾された動物が狩猟の館らしいですね。

横から見たカイザー・ヴィラ。

ここはカフェになっているのかな？

見学はツアーガイド付きで12.5ユーロ。
次のガイドツアーは13：10からです。

少し時間があるので、お庭を散策しましょう。

広いお庭！

狩をするにも十分な広さがありそうです。

丘の上にも建物があるようなので、登ってみましょう。

カイザー・ヴィラがどんどん小さくなって行きます。

舗装された道があるので大丈夫。

途中からまるで森の中！

シシィはこの自然に癒されていたのかな。

茂みに覆われた家が現れました。

シシィの為に造られたティーハウスです。

これだけ蔦に覆われていると、ちょっと怖い気もします(^_^;)

でも、気になって近付いてみました。

入ってみると木漏れ日が綺麗で、意外と明るいのね。

蔦に隠れてしまったパビリオン。
まるで廃墟のように見えますが...

中に入るとこんなに素敵☆

ここで優雅にお茶したら最高でしょうね。

開いていたので中に入ってみましょう。
ここは写真博物館になっているよう。

沢山のカメラや写真が展示されていました。

そう言えば、エリザベートの写真を見た事がありますね。
この時代に既にカメラがあったんだ...。

そろそろ出ようかな？と言う頃に、「Hello?」とおじさんに声をかけられました。
どうやらここは有料だったよう。
入り口に誰もいなかったから、そのまま入っちゃったよ(^_^;)
それに、他にも入っている人いたし...。

「ごめんなさい。お金払います。」と言ったのですが、「もういいよ」とタダにして下さいました。
ごめんなさ〜いm(__)m

そろそろツアーの時間が近付いて来たので、カイザー・ヴィラへ戻りましょう。

シシィのティーハウス、素敵な館だったな〜。

最後に寄ったお土産屋さんには、エリザベートラベルのカクテルが売っていました。

カイザー・ヴィラに戻ってガイドツアーに参加します。
中は写真撮影禁止（だったと思います。）

ツアーガイドさんに着いてお部屋を回りました。
内部にはフランツ・ヨーゼフ1世が仕留めた動物の剥製が所狭しと飾られていて、まるで剥製の館のよう。

エリザベートとフランツ・ヨーゼフの愛用品も沢山飾られていました。

ここにはエリザベートの胸像はオリジナルが展示されていました！

せっかくお天気が良くなって来たので、もう少し広大なお庭をお散歩しましょう。

ちいさなパビリオンがありました。

美しい鉄細工のパビリオンですね。

こっちにも！

狩に疲れたら休憩していたのかしら？

丘の上からみたカイザー・ヴィラ。

ちょっとこの位置からでは分かりにくいのですが、このカイザー・ヴィラはエリザベートのイニシャルである「E」の文字を取って、E字型になっているのだそうです。

フランツ・ヨーゼフって、本当にエリザベートを愛していたのですね。

何処までも続く大自然。

ここからはバート・イシュルの街並みが見下ろせました。

可愛いお花も咲いています。

今日の気分はエリザベートでした。

カイザー・ヴィラの前にあった像。

狩りをする人？
フランツ・ヨーゼフと言えばあの口髭が特徴ですが、この人にはないので多分違う人。

下に名前がありますが、良く読めません...(^_^;)

街に戻って来ました。

色とりどりの風車が飾られていますよ。
何だか可愛い♪

バート・イシュルでの目的はカイザー・ヴィラだけだったので、そのまま駅へ向かいましょう。
今思えば、もう少し街を散策すれば良かったかな？
市立博物館にもシシィに関する展示があったようです。
後日、日本橋三越で開かれたエリザベート展で知り、後悔しました。
だって、この時はバート・イシュルに関するガイドブックを持っていなかったんですもの(^_^;)

仲良しご夫婦が前を歩いていました。
いつまでも仲良しで微笑ましい(*^。^*)

駅に戻って来ました。

今日これから憧れのハルシュタットへ向かいます♪

スーツケースをコインロッカーから出して、ホームで電車を待ちます。

ハルシュタットまでの電車の切符は、着いた時に購入しておきました。

沢山の人が電車を待っています。

15：01初の電車が来ました！

この電車に乗って、世界遺産の街、ハルシュタットに向かいたいと思います(^O^)

が...。
とんだハプニングが待ち受けていました(-_-;)

詳しくは後半で...。

この旅行記へのコメント （4）

• Michyさん 2015/08/14 21:27:45

  優雅な朝食

  こんばんは〜、milkさん
  
  旅の朝食って、その日一日を占う様な大切な時間。エナジーチャージもあるけれど、こんな素敵な場所で朝食を味わえたら‥‥。うっとりしながら拝見しました。朝食だけで、きっと良いことが起こりそう！って思いたくなる内容ですね。
  エリザベート所縁の場所も行ってみたくなる所ばかり。milk さん、素敵な旅してますね！
  私がオーストラリアへ行ったのはウィーン中心だったので、早速また行きたい候補が追加されました。
  
  
  Michy
  
  
  

  milkさん からの返信 2015/08/14 21:55:52

  RE: 優雅な朝食

  Michyさん、こんばんは☆
  
  オーストリアの旅行記もご覧いただきありがとうございます！
  
  レオポルツクーロン宮殿はとっても素敵でした♪
  ここのホテルは全室スイートなので泊まるのは諦めていたのですが、調べていたら敷地内にもう一つお手頃ホテルがあったので即予約。
  ここのお庭はサウンド・オブ・ミュージックでもお馴染みだったので、是非見たかったのです♪
  私有地なので、ツアーでは入れないんですよ。
  
  憧れのお庭を見られて、宮殿で朝食を食べられるなんて最高でした☆
  
  ウィーンも素敵な街ですが、私はザルツブルクの方が好きです。
  イギリスの郊外がお好きでしたら、きっとMichyさんも気に入ると思いますよ(^_-)
  
  そう言えばまだフォローさせて頂いていなかったので、早速フォローさせて頂きますね。
  
  milk
  
  
  

• まほうのべるさん 2015/02/02 12:37:28

  緑のシャワーを浴びて！

  こんにちは、milkさん。
  
  レオポルツクーロン宮殿に泊まられて本当に良かったですね。
  別館に宿泊してもダイニングで朝食がいただけるんですもの。
  シャンデリアの下、絵画に囲まれとても優雅なひとときですよね。
  そして広〜いお庭。
  ザルツブルグに行ったら是非泊まりたいけど、Ｊ社からは予約でき
  ないみたいでちょっと頭が痛いかな。
  
  カイザー・ヴィラは広〜いお庭で緑のシャワーを浴びながらのお散歩
  はとても気持ちが良さそうですね。
  
  ｂｙまほうのべる

  milkさん からの返信 2015/02/03 23:37:32

  RE: 緑のシャワーを浴びて！

  べるさん、こんばんは☆
  
  お返事遅くなってごめんなさいm(__)m
  
  レオポルツクーロン宮殿は本当に泊まって良かったですよ♪
  べるさんはいつも決まった所で予約しているんですね。
  でも、J社さんに直接聞いてみたら、手配してくれるかもしれませんよ。
  ザルツブルクに行く機会があったら、是非泊まってみて欲しいです！
  
  カイザー・ヴィラのお庭は広くてとっても気持ち良かった(^o^)
  でも、もう少し街歩きもして来れば良かったな...。
  この時も長期旅行だったので、ガイドブックは必要最低限にしてしまい、カイザー・ヴィラだけ行けばいいやと思っていました。
  この旅行記を作成しながらいろいろ見ていたら、素敵な街だったことに気付いて後悔しています(>_<)
  
  milk