2019/03/10 - 2019/03/10
1499位(同エリア1805件中)
さらりんさん
美術館めぐりが大好きな私たちは、かねてからエルミタージュ美術館に行ってみたいと思っていました。今までの旅行はほとんどが個人旅行でしたが、ロシアはVISAを取る必要があり、ロシア語というハードルもあるので、ツアーに参加することにしました。いくつかのツアーの候補から、エルミタージュ美術館の滞在時間がもっとも長いものを選びました。
直前に、ツアー会社の手配ミスで出発便が変更になる、というハプニングがありましたが、ツアー自体は無事に終了、その内容は満足のいくものでした。個人旅行では手配することが難しいバレエ学校の見学や、マリインスキー劇場バックステージツアーができたからです。また、すばらしいガイドさんに案内していただけたこともいい経験でした。
また、旅行に出かけたら、旅先のご当地コンサートホールで、ご当地オーケストラの演奏を聴く、といういつもの目的も達成することができました。今回は歴史的な重みを持つ伝説的なホール、サンクトペテルブルク・フィルハーモニーでのコンサートを個人手配しました。
美術、音楽、バレエ、と、芸術に思う存分ひたった6日間の旅行記です。
スケジュール (*は個人行動 ☆はこの旅行記)
1日目 *羽田ーJL041ーロンドンーBA878ーサンクトペテルブルク
☆2日目 デカプリスト広場(元老院広場)
☆ エルミタージュ美術館 イタリア絵画
エルミタージュ美術館 オランダ・フランドル絵画
3日目 血の上の救世主教会
ロシア美術館
エカテリーナ宮殿
4日目 *「罪と罰」ウォーキング
*民族学博物館
イサク聖堂
エルミタージュ美術館新館 近代フランス絵画
*サンクトペテルブルク・フィルハーモニーでコンサート
「ショスタコーヴィチの交響曲第1番」
5日目 ワガノワバレエ学校
マリインスキー劇場バックステージツアー
マリインスキー劇場バレエ公演「ロミオとジュリエット」
6日目 サンクトペテルブルクーAY702ーヘルシンキーJL414ー成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- フィンランド航空 ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
朝食はホテル9階にあるレストランで、ビュッフェ形式です。
詳しくは後日書いてみたいと思います。 -
いよいよツアーに合流です。
ロビーに集合して、イアホンを受け取りました。
これでガイドさんの声を聞き取ります。 -
日本人のグループが集合写真を撮っていました。
他のツアーメンバーの方に聞いたのですが、杉並児童合唱団の子ども達でした。
そう言えば、昨日私たちがチェックインしたときに会った東京シティフィルハーモニアのメンバーもいました。指揮者の高関健さんや他の出演者の方が一緒に記念撮影をしていました。 -
ホテルに置いてあったパンフレットです。
昨晩、マリインスキー劇場コンサートホールで演奏したのは、オペラ「夕鶴」だそうです。今日はもう帰国するのだとか。 -
ホテルの前からバスで出発です。バスは大型なので、2人掛けに1人で座れます。
車中から。
きれいな建物です。 -
車中から、マリインスキー劇場が見えました。
最終日にバックステージツアーとバレエ鑑賞があります。 -
正面に出っぱって見える建物は、新館に当たるマリインスキー劇場2。2013年にできたばかりです。
-
この運河も凍っています。
「стоп」が読めるので、嬉しくなってしまいます。 -
リムスキー・コルサコフの銅像が見えました。
-
フォーシーズンズホテルの近くにバスが止まりました。ここで、いったん下車。
-
イサク聖堂のそばを通って、
-
クリーム色の美しい建物を左に見ながら進むと、元老院広場(デカプリオ広場)に出ました。
クリーム色の建物は旧元老院、現在はロシア憲法裁判所です。 -
青銅の騎士像。
-
ピョートル大帝です。
馬がヘビを踏んづけています。ピョートル大帝が戦争で打ち負かしたスェーデンを象徴しているそうです。 -
民族衣装というか、旧ロシア帝国の衣装でしょうか、観光客向けの写真のモデルになるお姉さん。
写真を撮るとお金を取られそうなので、後ろ姿をこっそりパチリ。 -
遠くにロストラ灯台柱が見えました。
-
ネヴァ川の向こうにクンストカメラが見えました。
川のそばだからか、とにかく冷えます。 -
バスに戻って、ホッと一息。
車中から見えた、どなたかの銅像。 -
宮殿橋と、まん中に見える赤い柱はロストラ灯台柱。
-
ペドロパブロフスク聖堂。
-
凍った運河の上に、鳩がいました。
-
いよいよエルミタージュ美術館です。
-
きれいなエメラルドグリーン色です。
-
宮殿広場のまん中にはアレクサンドルの円柱。
イサク聖堂のの柱と同じ材質の石だそうです。 -
そして、旧参謀本部のクリーム色の建物が、エルミタージュ美術館と向かい合っています。
一部がエルミタージュ美術館新館となっています。 -
この小さな淡いグリーンの建物は「小エルミタージュ」です。
エルミタージュ美術館というと、エメラルドグリーンの建物を思い浮かべますが、それは冬宮という建物のことです。エルミタージュ美術館は全部で5つの建物がつながって構成されています。
5つの建物は、
冬宮
小エルミタージュ
旧エルミタージュ
新エルミタージュ
エルミタージュ劇場、です。
中は通路でつながっているので、見学しているときは、自分が今どの建物を通過しているか、とうことは全くわかりません。 -
ガイドさんからチケットを渡され、バーコードをかざして入場します。
館内は写真撮影ができます(ストロボは禁止)。ガイドブックには、写真撮影には別料金が必要だと書いてありましたが、とくに必要ではなかったようです。
日本でも写真を撮れる博物館・美術館が少しずつ増えてきましたが、これだけスマホが普及してしまうと禁止するのは難しい。海外でも一部禁止する博物館がありましたが、自由化は避けられないと思いました。そういえば、絵の前で記念撮影をしているロシア人兵士がいました。ロシアでは兵士が制服のまま美術館見学をするのです。 -
コートと大きな荷物を預けます。
クロークの札。 -
古代エジプトの展示室。
通過するだけです。 -
見学の子ども達。
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石の棺。
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コリヴァンの飾り鉢。碧玉製。
19トンもあるそうです。
鉢や壺の多い美術館です。とくに特大の。 -
壺の数々。
-
きれいなモザイクの床。
-
獅子の模様でしょうか、見事です。
-
2階へ。
-
マラカイト(孔雀石)の大きな壺。
-
5人の聖人でしょうか。
-
初期ルネサンスの部屋へ来ました。
午前中はイタリア絵画とスペイン絵画の鑑賞予定です。このあたりから、じっくり鑑賞します。 -
ティツィアーノ「エジプトへの逃避」
ロバに乗ったマリア様がイエスを抱っこひもで抱っこしています。 -
ジョルジョーネ「ユディット」
女性は優しい顔をしていますが、足下を見ると将軍の首を踏んづけています。 -
シモーネ・マルティーニ「受胎告知の場面から」
-
フラ・アンジェリコ「聖母子、聖ドミンゴ、聖トマス・アクイナス」
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ザノビ・ストロッツィ「聖母子」
イエスが手のひらに地球を持っていますが、地球は三分割されています。
ヨーロッパ、アジア、アフリカだそうです。アメリカやオーストラリアはありません。 -
フラ・アンジェリコ「聖母子と天使」
-
マジョリカ焼き「キリストの誕生」
-
笛を吹いているかわいい坊やです。
-
音楽好きの私は楽器が描かれているとついパチリと撮影してしまいます。
フラ・バルトロメオ「聖母子と4人の天使」 -
フランチェスコ・フランチャ「聖母子と聖ラウレンティウス、聖ヒエロニムス、そして楽器を奏でる二人の天使」
手前、左の女性の楽器は変わった形をしています。 -
アップで。
-
ボッティチェッリ「St Dominic」(聖ドミニコ)
-
ボッティチェッリ「Saint Jerome」(聖ヒエロニムス)
-
フィリッピーノ・リッピ「受胎告知」
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Pietro Perugino、矢が刺さっているので、聖セバスチャンですね。
-
あ、ダヴィンチ、ありました。
レオナルド・ダヴィンチ「リッタの聖母」 -
レオナルド・ダヴィンチ「ブノワの聖母」
レオナルド・ダヴィンチの絵を見ることができて、感激です。ツアー会社の説明では、他の美術館に貸し出されているかもしれず、見られない可能性があります、と予告されていましたので。
2点の聖母像のうち、こちらの「ブノワの聖母」の方が私は好きです。ダヴィンチが描いた女性で、こんなに親しみを感じた絵はありません。
あとで知ったのですが、イエスにすみれの花を持たせてあやしているのだそうです。もっとアップで、たくさん写真を撮るべきでした。 -
ティツィアーノ「ダナエ」
-
ゼウスが雲の間から顔をのぞかせて、愛するダナエのもとへ金貨の雨となって降っているのだそうです。
絵の中央のモヤモヤがゼウスの顔らしいのですが、斜めから見たり、 -
下から見たりしても、どうしてもゼウスの顔には見えませんでした。
-
こちらの奥はエルミタージュ劇場です。
エルミタージュ美術館見学、まだまだつづきます・・・【4】へ。
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