ホテルにケーブルカー？ウィン・パレスで噴水のショー　マカオ・香港の旅1-2

2019/03/03 - 2019/03/03

2019年3月3日（日）

羽田を発ち、香港から、2018年10月開通の世界最長の橋「港珠澳大橋」を渡ってマカオにやってきました。

ホテルに到着するまでなんだかんだとありましたが、荷解きを終えて、夕飯を食べに出かけます。

マカオでは、独自の無料のショーを開催しているホテルがあるとのこと。
夕飯の後はちょっとお散歩で、噴水のショーが観られる「ウィン・パレス」に行ってみました。

ウィン・パレスには、なんとまぁ、ケーブルカーが！
驚くことに、無料で乗れるのです。
噴水のショーを楽しんで、ケーブルカーに乗って、ホテル内部の豪華さに目を見張りました！

3／3～3／6：マカオ　★
3／6～3／8：香港

エリア マカオ(マカオ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

お腹空いた～！
18：50、夕飯を食べに出かけます。

ヌワのロビーは、シックな雰囲気。
ロビーの先の扉は、シティ・オブ・ドリームス内の通路に通じています。が、シャトルバスが“ヌワ”に停まったかどうかを検証したく、ホテルの玄関から出てみることにしました。

シティ オブ ドリームス ヌワ マカオ ホテル

ヤシみたいな柱に見覚えアリ。4ヶ所目に停まったところです。
後日、ホテルのシャトルのページをよくよく見たら、下のほうに白い文字で書かれていました。

1st drop-off at The Countdown Hotel, 2nd drop-off at Casino Main Portal, 3rd drop-off at Grand Hyatt, 4th drop-off at Nüwa, 5th Studio City Hotel Main Lobby Entrance.

運転手さんは「ヌワ」と言ったけれど、そう聞こえなかっただけなのか…？う～む。

建物の角を曲がり、ヌワを見上げます。私たちの部屋はどの辺り？

向かいにはヴェネチアンがドーン！

道行く観光客の姿に、マカオに来たことを改めて実感します。

ザ ヴェネチアン マカオ ホテル

エッフェル塔、足を止めて撮りたい気持ち、うんうん、わかる、わかる。
かく言うワタクシも。（^^）

ザ パリジャン マカオ ホテル

シティ・オブ・ドリームス内に、レストラン集合エリアの”ソーホー”があるとのことで、モンクレールの人形の所から中に戻ります。

ところが、ソーホーが見つからない…。
建物内をウロウロして、結局、ヌワ2階の入口に居た係員に聞いて、やっと、辿り着きました。

シティ・オブ・ドリームズ 散歩・街歩き

ソーホーはカジノ入口の上でした。
カジノで遊んでいるうちにお腹も空く。なるほどね。
建物の構造が、カジノ中心に考えられていることを感じ始めました。

ソーホー、なかなか良い雰囲気！

ワゴンカーを利用したお店。

”味の道場”は日本食のフードコートになっていました。

その手前の”深井陳記燒鵝（Chan Kee Roasted Goose）”が人気の様子。

中華系では、向かいに香港に本店があるらしきレストラン、それから鼎泰豊、その隣にもう一軒ありましたが、陳記に決定！

陳記は、ガチョウのローストがウリらしい。
2人用のセット料理にしました。

まず、鶏、ガチョウのロースト、チャーシューが出てきました。
ロースト、どれも美味しい！

続いて、中国菜の”カイラン”の炒め。結構な量…。
味付けが良いので頑張って食べます。

お腹いっぱいになったところに、ドーンと酢豚が運ばれてきました。
え、頼んでないけど？？？（･･）
確認すると、これがチョイスしたメインだったのです。
てっきり、”豚肉料理＝チャーシュー”と思っていた…。

手を付けないのもナンですから、またまた頑張ります。
豚は骨付きで、見た目よりも食べる所は少なかったとはいえ、全部はとうてい無理だー。ギブアップ。

ご馳走さま！

時刻は20時半。
ウィン・パレスというホテルで噴水のショーがあるって。行ってみよう！

金色のライオンが鎮座する建物はMGM・コタイ。
宝石箱をモチーフにしてるんだとか。

MGM COTAI ホテル

振り向くと、道の奥にヴェネチアンが見えました。

ほどなく、ウィン・パレスに到着。

ウィン パレス ホテル

このホテルの凄いところは、ケーブルカーがあること。ビックリです～！

噴水のショーってコレ？　大したことないなぁ…。
と思っていたら、辺りがフッと暗くなり、音楽が鳴り響き始めました。

おぉ、素晴らしい！　いいじゃん、いいじゃん。
噴水のショーは、19時から24時まで、20分間隔で行われるそうです。

ウィン・パレス噴水のショー（動画）
https://youtu.be/LFpII-x74mk

噴水に満足して歩きだしたら、ケーブルカー乗り場が。
そして、係の人に「どうぞ、どうぞ」という仕草をされました。
聞けば無料とのこと。またまたビックリ～！

タダなら乗ろう！（笑）

ショーでない時も、噴水はいろんな動きをしています。

ケーブルカーからシティ・オブ・ドリームスが見えました。

ケーブルカーは”スカイ・キャブ”と呼ばれるもので、ホテル棟への交通手段になっていました。

ウィン・パレスは2016年8月のオープン。
内部はこんな感じ。

所々に、18世紀～19世紀の中国製の屏風や壺などが展示されています。
1750年頃の清の時代に作られたという花瓶もありました。
もう1セットはバッキンガム宮殿にあるというシロモノ。
そんな貴重な花瓶、飾っておいて大丈夫なの？

壺を見ても価値がわからない庶民のワタクシは、トイレに圧倒される。
写真では伝わりにくいのですが、入った途端、おぉっ！
行かれた方は、ぜひ、利用してください。（^^）

ホテルにはファンタジックな飾りつけも。
小さな観覧車、ぬいぐるみが乗っています。

その足元には、オレンジと白のバラ、グレーに染められたアジサイの花が敷き詰められていました。
「ホンモノの花よ」通りがかった人が教えてくれました。
が、にわかに信じがたく、半信半疑。

あちらこちらに飾られている花を触ってみると、確かに生。（･o･）
手入れの人も見かけます。

ウィン・パレスは花をテーマにしているのだそうです。
ケーブルカーにも驚いたけど、貴重な壺やら、ハンパない数の生花やら、凄いねぇ！

猿のサーカス
ドイツ・マイセンの磁器博物館で観た”猿の楽隊”を思い出します。

（ドレスデン・プラハの旅　その４　マイセン観光）
https://4travel.jp/travelogue/10471622

そろそろ帰ろうか。
ホテル棟からスカイ・キャブに乗り込むと、ブロードウェイ・ミュージカル『コーラス・ライン』の『ワン』が流れていました。もしかして…。
わ～い、またまた噴水のショーを観ることができた～！
音楽、変わるんだね。

池の端には金色の龍。
スカイ・キャブは龍の所で向きを変えます。
そこだけはガクンと揺れて、スリリングでした。

ウィン・パレスを後にします。

シティ・オブ・ドリームスの2階から、フェラーリの特別展示をチラ見することができました。
ヌワへのアクセス、これのせいでわかりにくくになっているような…。やれやれ。

客室の廊下。
”Nuwa”とは、中国神話に登場する女神の名前だそうです。
こげ茶を使った落ち着いた雰囲気がいいね！

ちなみに、ヌワは2018年1月にクラウン・タワーズから生まれ変わったとのこと。
カウント・ダウンも、以前はハードロック・ホテルだったそうです。

シティ オブ ドリームス ヌワ マカオ ホテル

21：45、部屋に戻ってきました。
エッフェル塔のイルミネーションが目まぐるしく変わります。
ガイドブックには書かれていませんが、エッフェル塔もイルミネーションのショータイムがあるように思いました。

エッフェル塔のイルミネーション（動画）
https://youtu.be/E3NblSoqmtY

部屋からヴェネチアンをシミジミ。
これが一望できるなんて、本当に思いがけなかった。
鐘楼を眺めるのが、今回のマカオ観光の目的の1つ。嬉しいサプライズです。

ヴェネチアンは、2013年5月、香港から日帰りでマカオ観光した際に訪れました。
あの時は、タイパ村のポルトガル料理“アントニオ”で食事した後、“Auditorio Do Carmo” の脇から池沿いの道に下り、ヴェネチアンの裏側（西側）から入りました。

最初は、ヴェニスの街並みを再現した内部に大感激！
ウキウキと歩いていたものの、いつまでたっても鐘楼に辿り着けない。

外からアクセスしようと出口を探しますが、ディスプレイを見ても、建物の外の目印もないので、さっぱりわからん。
警備の人らしきオジサンに訪ねても知らないと言われ…。

どうにかフォーシーズンズ・ホテルに出られた時には、もうヘトヘト。
「香港に帰ろう…」タクシーに乗り込みました。
フェリー・ターミナルに向かって走り出した車の中から、鐘楼がちょこっと見えたものの、あっという間に通り過ぎて、ヴェネチアンの正面がどんな風かわからずじまい…。（T｡T）

そんないきさつがあったヴェネチアン、こんな構造になってたんだね。

正面入口の建物は、ドゥカーレ宮殿を模しているのかな。
ヴェネチアンの東側と北側は、運河沿いの家々の様子を再現しています。
エセ・ヴェニスと思っていたけれど、聖テオドーロの像といい、思い入れを感じて見直しました。

ただ、そこまでこだわりながら、なぜ “Venezian” ではなく “Venetian”…？（^^;

ライトが消えるのは何時だろう？
な～んて言いながら、11時過ぎ、就寝。

明日は、JTBのマイバスツアー”マカオ1日観光と食べ歩き”のコースに参加します。
これがまた、すったもんだするとは、この時は知る由もなく、日曜日の夜はふけていきました。