トランスフォーマーのロケ地モンスターマンション眺めて、トラムが軒先をかすめる春秧街歩いて、英皇道で刺繍の靴買って　マカオ・香港の旅5-1

2019/03/07 - 2019/03/07

2019年3月7日（木）

旅の5日目、初のスター・フェリーで香港島へ。
セントラルからトラムで向かったのは、映画『トランスフォーマー／ロストエイジ』のロケ地になったモンスター・マンション。

モンスター・マンションへの入口を探して、しばしウロウロ。（^^;
中庭とも呼べない、マンションとマンションの間のスペースには、ロケ地参拝の若者たちの姿が。若者に交じって、写真を撮ってきましたー！

北角に引き返し、店の軒先をかすめるようにトラムが走るという「春秧街」を目指します。
これがまた場所がわからず、諦めかけた時に発見！
おぉ、凄いねー、屋台やら、発泡スチロールの間をトラムが走っていくー！（*o*）

それから、英皇道沿いの小さいお店「英皇拖鞋公司」で刺繍の靴を買ってご満悦！

3／3～3／6：マカオ
3／6～3／8：香港　★

エリア 香港(香港)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時半の部屋からの眺め。昨日に引き続き天気イマイチ。
空がどんより暗い、はぁ…。（T-T）

マルコ ポーロ 香港 ホテル ホテル

オーシャン・ターミナルにもう一艘、大型の船が着港していました。
どこから来て、どこへ行くんだろう？

コーヒーを淹れ、夕べ、リカーさんがセブンで買ってきてくれたサンドイッチで朝ご飯。
オレンジは、マカオで泊まったホテル”ヌワ”のウェルカム・フルーツ。
ビタミンC補給に役立ったかな。

「今日はモンスター・マンションを観に行こうと思ってるんだけど」
言うと、リカーさんは明らかに”行きたくない”オーラを出しています。
えーと、観光したい所、あらかじめ言っておいたよね…。
今回の香港行きの一番の目的はコレ。わたしゃ行くよー！

映画『トランスフォーマー／ロストエイジ』で注目を浴びたモンスター・マンション。
トランスフォーマーの映画は、どうもやかましくて苦手なんですが（ファンの方、スミマセン）、ネットに上がっている建物の写真に一瞬で惹きつけられました！
話題のスポットとして取り上げられ、場所もグーグルでチェックできるって、嬉しい限り。

リカーさんの反応は軽く流し、
「そのあと、春秧街（Chun Yeung St）に行って、ランチにシーフードを食べて…」
この日のプランを話すと、春秧街とランチは賛成だったようです。
一緒に観光することになりました。

10時になると、少し空が明るくなってきました。雨も止んでいます。
では、出かけましょう！

この日は、コンパクトデジカメにしました。雨の日は、ポケットにしまえて便利。
2018年3月にジャカルタでミラーレスのレンズが引っ込まなくなるというトラブルがありました。
それから、もしもの場合を考えて、予備にコンデジを持っていくようにしているのですが、役に立ちました。

まずはスター・フェリーで香港島に移動します。
と、香港のプレスリーさん発見！お歳を召しているように見受けられます。

尖沙咀 天星碼頭 船系

スター・フェリーも、オクトパス・カードでピッ。
フェリーの内装、木製なんですね。レトロじゃ～！（*o*）

スター・フェリーは湾仔行きも就航していました。へぇ～。
湾仔の路地も面白い。お肉屋さんがたくさーん並ぶ通りは、驚愕だった…。（×｡×）

（香港・上海ガニの旅2 アバディーン～スタンレー・上海ガニ）
https://4travel.jp/travelogue/10900523

セントラルのIFCタワーが近づいてきます。その足元にあるのが、フェリー乗り場。

左手に目を転じると、2013年にイトコのY姉さん、K姉さんと泊まったフォートレスヒルにある”ハーバーグランド香港”が見えました。
香港島、九龍側の双方を望めるロケーションにあって、部屋は広くはなかったけれど、綺麗だし、よかったな。

スター・フェリー乗り場に到着！

振り返れば湾の向こうにICCタワー。

そして、今回の宿”マルコポーロ香港”も。

フェリー・ターミナルから、トラムの通りに出ます。

乗るトラムは Shau Kei Wan 行き。
運賃は全線 2.6HKドル。トラムもオクトパス・カードが使えます。

グーグルマップによると、モンスター・マンション最寄りの停留所は”Mount Parker Road”。
しばらく乗るので2階に上がってみると、一番前の席が空いていました。やったね！

トラムの内装は、これまた木製。
ほとんどのトラムがこのようにレトロな内装でしたが、壁がステンレス製か何かで、電灯もいわゆる電車のようなトラムも見かけました。
いずれは新しい車体に置き換わっていくのでしょうね。

湾仔エリアに入りました。
クリームイエローの建物は、かつて質屋だった”和昌大押”。
今はレストランになっているそうな。

通りの奥のパステルカラーのビル、前にも写真、撮ったなぁ。

湾仔のフレミング・ロードを進みます。

ふと通り沿いのビルを見上げると、竹の足場が。
香港やマカオでは、いまだに竹の足場を使っています。
安全性、大丈夫なんだろうか。

フォートレスヒルを通り過ぎ、北角エリアに入ってきました。

高層アパートが増えてくる。

わぁ、あの建物、凄～い！と目を見張ったのが、目的の場所でした。
Mount Parker Road で下車。

ロケ地となった建物は、一般市民が住むアパート。
映画の公開後、観光客が押し寄せ、プライバシーが侵害されると、一時期は”写真撮影禁止”になったそうです。

今は禁止令は解かれたらしいけれど、なんだか気が引けて、裏側からアプローチを試みることにしました。

裏側の道沿いに八百屋さんがありました。

水槽のある魚屋さんも。

でも、モンスター・マンションへの通路は見つけられず…。

マーケットと思しき入口があったので”進入”してみました。

普通のマーケットって感じです。
モンスター・マンションの住民の方々は、ココで買い物するのかな。

階段を上がったら、トラムを降りた大きな通り”英皇道”に出てしまいました。
フリダシニモドル…。

それでもどうにか、マーケットから出た階段近くに、入口と思しき通路、発見。
果たしてアパートに続くのか…思いながらも進むと、建物と建物の間の細いスペースに出ました。
正面には、隣接する道の脇にそびえていた新しそうなマンション。
もしかして、目的の地に辿り着いた？

振り向くと、ジャジャーン！　ココだ～！！

ロケ地の写真を撮りに来た若者たちもいます。

四角く切り切り取られた空。
建物と建物の間が狭いので、空も狭い。

中庭沿いには、商店がいくつか。
この店は、紙を使った飾りなどを売る店。

漢方薬局？

アパート群の1つ”益發大厦”の入口は、妙に新しい感じ。
トランスフォーマーの公開後、観光客対策で設置したのかしら。
映画観たら、エレベーターに乗ってみたいとか、屋上に行ってみたいとか、ついつい思っちゃうよね。

正面に見えているのが、トラムの走る英皇道沿いの建物、”福昌楼”。
右が”益發大厦”、左が”益昌大厦”。

建物群はE字型になっているので、もう一ヶ所、このような中庭があるはず。

再び英皇道に出て、もう1つの入口を探します。
見つけました！

先ほどの建物よりは、色合いがちょい地味だけど、ここにも若者の姿。

正面が”福昌楼”、右が”益昌大厦”、左が海山楼”。
わ～い、モンスター・マンションが観れた～！　余は満足じゃ～！！

中庭の先に階段があったので降りてみました。
さっきはわからなかったけれど、裏側からもアクセスできました。
水槽のある魚屋さんが目印。
もう一ヶ所の中庭へは、魚屋さんの先を曲がったあたり。

中庭に戻り、テイクアウトのおかずを売る店の脇を抜けて、トラムの停留所へ。
では、次なる目的地、春秧街に向かいましょう。

モンスター・マンションの入口は、ちょっとわかりにくかった…。
坂道になっていることもあり、数段の階段があるし、通路が狭くて見落としがちですが、セブン・イレブンを見つけたら、そのすぐ近くにありますよ！

北角にやってきました。

ここが春秧街？　いや、違うな。トラムの線路がないもの。
グーグル・マップで検索しようとするも、春秧街の”秧”の読みがわからず、英語表記の”Chun Yeung St.”も書き留めてこず…。ツメの甘さをヒシヒシ。

雨は降り出すし、春秧街はあきらめて、リカーさんのガイドブックに載っていた刺繍のスリッパの店「英皇拖鞋公司」に行ってみようとなりました。

どうせなら大通りの”英皇道”ではなく、屋台の出ているこの道を行こうよ。

屋台の道を歩いて正解！　春秧街はその先にありました。

春秧街 散歩・街歩き

こういうシーンは香港ならでは。

魚屋さんに、

台車で運ばれてきたのは、たくさんの新鮮なエビ！

水産練り製品の店。丸、三角、四角、大きさもいろいろだね。

切り身のあの魚、見たことないなぁ。

クリームイエローの凸凹した果物、”麒麟果”だって。食べたことないなぁ。

またまた練り製品の店。ソーセージみたいなのもある。

トラムがやってきました！

そこのけ、そこのけ、トラムが通る。

わ～い、春秧街を走るトラムが観れた～！　余は満足じゃ～！！

角を曲がっていくトラムを見送ります。

散策を再開。
線路スレスレまで、段ボールやら、発泡スチロールやら。（^^;

こんもりと盛られたベージュ色の物、魚のすり身？

鮮魚です！

貝もいろいろ。（^^）

春秧街を抜け、英皇道に出ました。

リカーさんの提案で、通り沿いにあったパン屋さんに入ります。
”素朴なパンも食べてみよう”的なガイドブックの記述に触発されたらしい。

懐かしい感じのパンを2種類購入。
1つは、蒸しカステラみたいな”紙包蛋糕”。
もう1つは、香港版アンパン”紅豆”。甘さ控えめで、また食べたい一品となりました！

通り沿いで、こんなお肉屋さんも見かけます。
赤茶の細長いのは舌かな。　その隣の白っぽいのはどこの部位？？？

乾物屋さんかな。小綺麗ですね。

目的の「英皇拖鞋公司」にやってきました！
通路のスペースを利用した店。露店に近い。でも、種類は豊富です。
通路の先に、在庫を置いている場所があるようでした。

刺繍のスリッパには興味ないけれど、なんとな～く商品を眺めていると、刺繍の施された布製の靴が目に留まりました。

底はゴム。外で履くには、耐久性はどうかわからない。けど、かさばらないし、海外旅行先でちょっと食事に行く時に良さそう。145HKドルだし、買っちゃおう。
わ～い、素敵な靴、ゲットしちゃった！　余は満足じゃ～！！

実は、”刺繍のスリッパ＝先達商店”と思い込んでいたので、リカーさんにお付き合いのつもりで行きました。
先達商店の靴は、ヴィクトリア・ピーク店で履いてみたことがありますが、硬くて、履き心地イマイチ…。
でも、ココのはソフトなんです。
この靴がダメになったら、また買いに来ちゃうかも～♪

さて、お次はランチ。
北角駅からMRTに乗るのに、せっかくだから、春秧街を通るトラムに乗ってみることにしました。
砲台山の停留所で”北角行き”のトラムを待ちます。

またまた2階の一番前に陣取れました！

ここが春秧街を通る北角行きのトラムと、Shau kei wan 行きの分岐点。

トラムは、先ほどの角を左折したら、すぐにまた右折します。
春秧街に入った所の停留所で、ほとんどの人が下車しますが、

観光客のワタクシたちは、もちろん終点まで。
わ～い、トラムからの眺めも楽しい！　余は満足じゃ～！！

春秧街 散歩・街歩き

線路を人がお構いなしに歩いてる～。

あの白線が境界線なんでしょうね。でも、白線スレスレに物が…。（^^;

オジサ～ン、ちりとり、はみ出してますよ～。

春秧街の終わりで、トラムの線路は右に曲がる。

英皇道が見えてきました。（写真がブレててスミマセン…）

英皇道の手前でトラムが停まりました。ここが終点らしい。
乗客が降りると、トラムに鍵をかけ、運転手さんも降りていきました。

トラムの行き先表示は、”Whity Street Depot”に変わっています。
グーグルマップで見ると、その場所は上環の少し先で、衛星写真ではたくさんトラムが停まっています。
上環の先には行ったことがありません。また香港に来ることがあったら、行ってみたいな。

トラムの停留所からMRTの北角駅に向かう途中、劇場を見かけました。
看板がレトロ。どんな劇を上演するんだろう。

時刻は13時半を過ぎました。お腹空いた～！
この日は、”鯉魚門（レイユームン）”でシーフード料理に”挑戦”しようと思っています。

鯉魚門では、水槽に入った魚介類を自分で選び、レストランで調理してもらうシステムらしい。
広東語はまったくわからないし、水槽から選ぶなんて経験もないので、かなりハードル高し。（+.+）
だから”挑戦”。　まぁ、とにかく、行ってみよう…。

サンビーム シアター (新光戲院) 劇場・ホール・ショー