2019/03/07 - 2019/03/07
2698位(同エリア19688件中)
ぶどう畑さん
2019年3月7日(木)
旅の5日目、午前中は映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』のロケ地のモンスター・マンションや、トラムが軒先をかすめるように走る「春秧街」を訪れ、「英皇拖鞋公司」で刺繍の靴をゲットして大満足!
では、お昼を食べに、「鯉魚門(レイユームン)」に行きましょう!
このランチが、今回の旅で一番ハードル高いイベント。
なぜハードルが高いかというと、鮮魚店で魚介を買い、それをレストランで調理してもらうという、未知の領域のことをしなくちゃならないから。
値段やら、調理法やら、どのレストランがオススメかもわからない…。
しかも、店員さんは中国語しか話せないとか。
でもね、一度体験してみたかったんだよね。
店のメニューから注文するって方法もあるようだし、「どうにかなるさ」で鯉魚門へ。
細い路地の両側には、生簀のある鮮魚店がビックリするほど並んでいます。
水族館さながらの様子に目をパチクリ。(*o*)
とりあえず、フォートラベルのトラベラーさんの旅行記で紹介されていたレストランを目指しました。
3/3~3/6:マカオ
3/6~3/8:香港 ★
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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北角でMRTに乗り、海底トンネルをくぐってやってきたのは油塘(Yau Tong)。
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駅前から、湾を隔てて香港島が見えました。
目指すは、シーフード・レストランが並んでいるという鯉魚門(レイユームン)。
グーグル・マップを頼りに歩いて行きます。 -
いったん丘を上り、坂を下ると、赤い鯉が乗っかっている門が見えてきました。
”鯉魚門”の文字。ここだー! -
おぉ、立派な門もある。
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金色の鯉のモニュメントも。
海なのに”鯉”って、不思議なんだけどね。(^^; -
漁港を望みます。 この景色、いいね!
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ラマ島の漁港に雰囲気が似てる。
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イチオシ
シーフード・レストランは、漁港の左手かな。
香港のシーフード・エリアで有名なのは西貢(サイクン)らしい。
それから鯉魚門とラマ島。
もっぱら、”鯉魚門は高い”と言われているようなのですが、最近は、西貢もそう安くはなく、中心部から遠い、かつ不便なため、タクシーを使ったりすると交通費もかかるって口コミも。
ラマ島は、一度、パンダバスのツアーでシーフードを食べています。
それなら、鯉魚門に行ってみようと思った次第。 -
ラマ島は海沿いにレストランのテラス席があり、道を隔てて水槽が並んでいました。
-
一方、鯉魚門は、こんな路地がずーっと続いています。
両脇に鮮魚店が並んで、海は見えず…。 -
イメージとは違ったけれど、鮮魚店の数はハンパない!
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イチオシ
並ぶ水槽、生簀は水族館さながら。
真ん中の水槽に泳いでいるのは鯉ではありません。海の魚です。
左は巨大シャコ、右は伊勢海老。きゃー、凄いー!! -
イチオシ
ミル貝、デカ~!
アクセントになっている赤いエビ、お祭りの金魚すくいを思い浮かべてしまった。 -
この魚屋さん、整然としている。
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わー、大きなカニ!
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巨大な伊勢海老!
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生簀を覗きながら、やってきたのは一番奥にあるレストラン”南大門”。
南大門 シーフード
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イチオシ
店に入ると、いやぁ、絶景、絶景!
ほかの店に比べて、お値段が高いとか。でも、このロケーションはポイント高し!
時刻は14時半、店員さんは1人で店番。お客は誰もいません。
ランチの時間を過ぎ、断られるかと思ったら、
「魚を選んできましたか?」
「いいえ」
「誰かを呼んでくるから、待っていて」
大丈夫そう。しかも、鮮魚店に連れて行ってくれるみたいです。 -
しばらくすると、長靴を履いたオジサンがやってきました。
「香港は初めてですか?」なんて聞かれたり、オジサンは少し英語が話せました。
さっき歩いてきた路地を少し戻って、”美和漁港海鮮”という店に案内されます。 -
ふむふむ、ここで食べたい食材を選ぶんだな。
推測ですが、”美和漁港海鮮”が南大門専用の鮮魚店ではなく、対応できると言ってくれたのがこの店だったのではないかと思います。
今回のように案内されない場合は、鮮魚店で買う時に、どの店で食べたいって言うんですかねぇ。
あの店で伊勢海老、この店でシャコってのもできるのかしら。
ラマ島の場合は、鮮魚店がレストランも経営している感じでした。
ツアーだったからコース料理でしたけど。
西貢はどうなんでしょう。 -
壁には調理例の写真。具体的にわかるのは、いいね!
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どれも惹かれるけれど、リカーさんと2人、たくさん食べられないのが残念。悩む~!
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オバサンに、マテ貝を勧められました。
じゃあ、1本と言うと、注文は2本からと言ってるみたい。2本にします。 -
エビも食べたいねー。
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コウイカかな? 新鮮だー!
でも、注文したら、これだけでお腹いっぱいになっちゃうよね…。 -
しきりと魚を勧められます。う~ん、食べきれないでしょ。
-
水槽から選んでくれたのがコレ。ハタの仲間?
このくらいのサイズなら食べれそう。OKします。 -
食材を選んで、レストランに戻りました。
ビールはチンタオとブルーガールを注文。良心的な値段だったので、大瓶が来てビックリ。
ブルーガールは、すっきりした味わいでした。南大門 シーフード
-
イチオシ
まず、マテ貝が出てきました。
あれ、2本ではないような…。ま、いっか、そう食べられるものじゃないし。 -
続いてエビ。 美味しいです!
店の人に「ベジタブルは?」と聞かれて頼んだ”空心菜炒め”、これもマル。 -
イチオシ
シャコが来ました。 デカッ、30cm以上あります!
すると、「頼んだの?」リカーさんの意外な発言。
食べないと言うのです。えぇ、そうだったの?
シャコはカリカリに揚げてありました。ニンニクが香ばしく、とてもいい味付け。
そして、そして、身の美味しいこと!!
鮨ネタとして登場する、いわゆる”シャコ”とはまったく風味が異なり、身がプリップリでロブスターといった感じ。
「シャコの味じゃないよ」と言っても、リカーさんは手を付けません。
ありがた~く、2匹いただきます。(^o^)
端っこのモジャモジャっとした部分(頭?)、身は少ないし、食べにくかった。
もしかして、普通は食べなかったり?
「あの日本人、あんなとこまで食べちゃって…」なんて笑われたら恥ずかしい。1つはそのままに。
すると、お皿を下げに来たウェイターさんが「残ってるよ」という仕草。
食べていいんだ~。ムシャ、ムシャ。
ホント、美味しかった!!
これだけを食べに、香港に飛んで行きたいくらいです! -
先ほどの魚が登場!脂がのって、トロ~。
どれもこれも美味しゅうございました!
お会計は 2000HKドル弱(1人約15000円)。
材料を選ぶ時、最初は「いくら?」と確認していたものの、だいたい3000円~4000円みたいで、だんだん面倒になり…。
注文の最後に、数量と値段を確認したほうがいいかもしれませんね。
なお、レストランが調理料を取るようです。
レシートの写メを撮っておくべきだったな。
以前行ったラマ島の写真を引っ張り出して気がついたのですが、水槽に値段が表示されていました。
あらぁ、安いじゃない。ラマ島は良心的。
でも、美味しく調理できるかどうかも大事。
鯉魚門、ラマ島、西貢、それぞれの良さがありそう。 -
食事の間、なんだかユニークな船が行ったり来たりしているのに気づきます。
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グーグル・マップでチェックすると、漁港の端から船が出ているような。
鯉魚門側は”三家村”という所で、香港島側は”西湾河”。
見れば、レストランから漁港を隔てた所にあの船が停まっていた。あそこが船着き場ってことだ。
早速、時刻表をチェック。
16:15の船があるようです。MRTの駅に行くより近い。きっと乗れる。
そそくさとお会計。 -
並ぶ漁船の向こう、赤いものが見えています。そこが船着き場。
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あまり時間はありませんが、
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思わずシャッターを押したくなる。
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間に合ったー!
と思ったら、オフィスで電話していた女性が出てきて、外にあった時刻表を指さされました。三家村発は16時半だった…。
ゴメン、サイトの時刻表、見間違えたみたい。中国語だったんで。(^^;三家村渡輪碼頭 (レイユームンフェリー乗場) 船系
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少し時間がある。 船着き場の近くをぶら~り。
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食事をした南大門が見えました。 あのガラス張りがいいよね~。
この日は平日で天気も悪く、お昼の時間も過ぎていたので鮮魚街は閑散としていましたが、鯉魚門は週末の夜に賑わうようです。
きっと南大門から、夜景が綺麗に望めるでしょうね。 -
船が到着。 一風変わっています。
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乗り降りがちょっと怖かった…。
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2階席があるようなので、狭い階段を上ります。
雨は小止みになっていましたが、デッキは濡れてツルツル。
これまた怖いけれど、なんたって船内もユニークなもんで、面白くてウロチョロ。 -
かつての漁民の生活を感じられるようにしているんですかねぇ。
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電灯の傘、麦わら帽子?
思いがけないルートを見つけただけでなく、ユニークな船にワクワク! -
イチオシ
小舟がやってきました。 うんうん、なかなかの景色じゃ。
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16時半、出航! 三家村の船着場が遠ざかっていきます。
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鯉魚門も。
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左手には林立する高層アパート。凄い数だね~。
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正面方向の背の高いビルは、2008年に完成した”ワン・アイランド・イースト”。香港で6番目に高いビルらしい。
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西湾河の船着場が近づいてきます。
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10分かからず、到着。
降りた所で、オクトパス・カードをピッ。西湾河渡輪碼頭 船系
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いやぁ、楽しかった! 船着き場をあとにします。
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西湾河からMRTに乗ってもよかったけれど、トラムにしました。
”太康街”で乗車。 -
ほどなく、午前中に訪れた映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』のロケ地、モンスター・マンションの前を通過。
思いがけず、また観れちゃった!(^^) -
トラムに乗ったのは、ちょっと失敗。
中環まで1時間近くかかり、降りたら18時も近く、暗くなってしまった。
ミッドレベル・エスカレーターは体験済みだけど、当時は香取慎吾さんの壁画もなかったし、また行ってもいいと思ってたのに。 -
これからどうする?香港スィーツ食べて、フット・マッサージしたいな。
リカーさんは、スィーツにも、マッサージにも興味なし。
別行動することになりました。中環駅 駅
-
やってきたのは尖沙咀。
ガイドブックに載っていた”足藝舎”というフット・マッサージ屋さんを探します。
グーグル・マップでヒットした場所にはなく、ガイドブックの地図の場所にありました。 -
場所が確認できたので、その前にお茶しよう。
リサーチ不足のため、”糖朝”で妥協するも、これまた場所がわからず、しばらく通りをウロウロ。
なんてことはない、足藝舎の道を隔てた向かいにありました。 -
お店のスペースは地下。
ゴマの豆腐花(32HKドル)とスイカジュース(28HKドル)を注文。
豆腐花、イマイチ…。
香港の糖朝、評判良くないって聞いてたけど、本当だった。
おまけに座った途端、お茶が出てきて、12HKドル(約200円)取られていました。
頼んでないのにさ、そういう店なんだ。日本橋高島屋店とは違うね。
ガッカリです…。糖朝 (尖沙咀漢口道店) スイーツ
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では、マッサージ!
首肩15分+フット60分の299HKドルのコースにしました。
首肩をしっかりマッサージしてもらい、これはこれでよかったけれど、299HKドルのボディ・マッサージ60分コースのほうがよかったかな。
背中や腰も凝ってたし、フット60分はちょっと長かった。足藝舎 (漢口道店) エステ・スパ・マッサージ
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21時前、ホテルに帰ると、リカーさんも戻っていました。
ミッドレベル・エスカレーターに乗って、慎吾ちゃんの壁画も観てきたそうです。マルコ ポーロ 香港 ホテル ホテル
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明日は帰国。香港の夜景も今夜が見納めです。
ヴィクトリア・ピークには行かなかったなぁ。
老朽化対策でしばらく運休になるって話。行きたかったけれど、この天気じゃね…。 -
天気が悪くて、スター・フェリーから夜景を見ようって気にもならない。
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またいつかね。
その時は、ハーバーシティーの駐車場からシンフォニー・オブ・ライツを見よう!
明日も天気イマイチ。でも、朝粥くらいは食べに行きたいな。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2019/05/20 10:13:54
- カリカリのシャコ、おいしそう!
- ぶどう畑さん、こんにちは。
香港編佳境に入りましたね。
今回の、選んで食べるお魚料理の数々、おいしそう。
私も、リカーさんが嫌いと言ったシャコが気になります。日本では今はもう余り食べられませんし(私だけかな)、それに小さいし。写真でみるあのカリカリ感がたまりません。
でもお会計一人15,000円って!?
私が知っている昔~~の香港って物価がもの凄く安かった(タクシー代30円とか)覚えがあるけど、もう隔世のの感ですね。
ヨーロッパのぶどう畑さんもたのしそうですだけど、アジアのぶどう畑さん、生き生きしていますね。
ではまた。
himmel
- ぶどう畑さん からの返信 2019/05/20 20:32:07
- RE: カリカリのシャコ、おいしそう!
- himmelさん
ぶどう畑です。コメントをありがとうございました!
香港のその昔は知らないのですが、2013年に行った時は1HKドルが14円でした。でも、今は16円くらいなので、それだけでも高くなったと感じます。
シャコは本当に美味しかった!ほかの物は食べなくてもいいから、あれだけ食べたーい。
ヨーロッパ旅行もアジア旅行も、「行ってみたい」「知りたい」欲求を満足させることが楽しみにつながるという点では同じかな。
ヨーロッパは、目的地に行くために、電車やバスのルートを調べたりするのも楽しみですよね。その目的地に行けたこと自体、達成感を感じる時も。
私のアジア旅行ではそれはないけれど、ヨーロッパより食事を楽しんでいるかな。
ところで、シニア旅。また「ホリイケ」にいらっしゃったんですね!
本当に楽しそうで、羨ましいです。(^^)
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