4歳娘を連れて年末年始南フランス11日間の旅6-青空映える港町マルセイユ

2018/12/31 - 2019/01/01

夫の勤続○周年記念ということで、夫のかねてからの希望であるフランスへ。パリはちょっとだけにして、主に温暖なプロヴァンスとコートダジュールを巡りました。

娘は2歳の海外デビューからちょっとずつちょっとずつフライト時間を延ばし、8月に機中泊を経験、11月にヨーロッパの足慣らしとしてウラジオストックへ行ったりと徐々に準備を重ねていきました。しかし、一番の問題は飛行機ではなく、時差ボケだったという・・。

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エクサンプロヴァンスからマルセイユに到着しました。マルセイユはフランス第二の都市ですが、パリとは全く違った雰囲気の明るい港町でした。

マルセイユはとにかく坂が多い！地図には無い高低差に足が疲れましたが、高台からの眺めは素晴らしかったです。

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA アシアナ航空 イースター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

12:10　エクサンプロヴァンスのバスターミナルから50番のバスに乗ってマルセイユへ。

運賃は12ユーロで、娘は無料でした。

12：40　高速道路をスイスイ走ってあっという間にマルセイユに到着。サン・シャルル駅横に着きました。

時間前ですがチェックインさせてもらえました。

部屋はイビスよりちょこっとだけ高級感があるような。

ホリデイ イン エクスプレス マルセイユ サン シャルル ホテル

12：50　ホテルは駅の目の前にあるホリディ・イン・エクスプレスです。

13：15　すぐさま行動開始です！観光の前にまずは駅でランチ。

マルセイユ サン シャルル駅 駅

駅は開放的できれいです。

すでに洋食に飽きてきたため、ここらでアジア料理を。駅の中にあるDACAOというお店へ。

和食・中華・ベトナム料理があるようです。

日替わりランチがちょうどお寿司だったので私と夫はランチセット11.90ユーロにしました。

前菜はフォアグラやサーモンのカナッペ、デザートはマカロン3個とそのあたりはフレンチです。

お寿司はサーモンはおいしかったけど、フォアグラのパテの巻き寿司や海苔の代わりに七味唐辛子がまぶしてある巻き寿司などは微妙な感じでした。でもこのお値段でこのラインナップはお得感ありました！

ちなみに現地のマダムはナイフとフォークで寿司を召し上がっていました。

娘はラーメンが食べたいというもののフォーしかなかったので頼んだフォー。9.90ユーロと高級ですが（ベトナムで食べるのの何倍！？）、ちょっとクセのある味だったのでほとんど食べず、マカロンが昼食となりました。

物価の安い国ならもう一品頼もうかという気になりますが、高い国はなかなかそういう気になれません。

ランチ後、メトロでVieux Portへ。

一日乗車券5.20ユーロを購入。4歳は無料でした。
フランス国内でも子供料金がかかる年齢は町によってマチマチなようです。

14：20　メトロの出口を出たらいきなり目に飛び込んできた海！

この辺りがマルセイユの繁華街のようで、人がいっぱいでした。

ここから60番のバスでノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂へ行きます。地図で見ると歩けそうに感じますが、目指す聖堂は小高い丘の上にあります。

そのためバスは激混みでした。

14：40　バスは急な坂道をぐんぐん上って到着。

ノートル ダム ド ラ ガルド寺院 寺院・教会

その分とってもいい景色です！

パリとは全然違う街並みですね。

内部はとってもキラキラできれいです。


入場無料

ロマネスク・ヴィザンチン様式というのだそう。
ヴィザンチン様式はキラキラじゃなきゃね！

港町らしく船の絵が。

天井もとってもきれいです。

外観も美しい。そして空が青い！！

手前に見えるのはイフ島。モンテ・クリスト伯の舞台です。

とっても行きたかったのですが、マルセイユ滞在中はずっと閉まっていた（月曜と1/1はお休み）ため行けず。まあ、どちらにしろ冬は上陸できない日もあるようです。

うろ覚えですが下の階だったような・・。

ステンドグラスがきれいです。

ちなみにトイレは通常1ユーロですが、この日は無料でした。

15：15　次はサン・ヴィクトール修道院へ。バスのアクセスが微妙だったし、下り道なので歩くことに。天気もいいし！

坂道なので住人も大変ですね。慣れているでしょうが。

だいぶ坂を下りました。港が見えてきました！

15：40　サン・ヴィクトール修道院に到着。

入場無料

サン ヴィクトール修道院 寺院・教会

さっきとは打って変わって質素です。

ここの見所は地下のクリプトです。
ここは有料2ユーロです。娘は無料。

人が少ないとちょっと怖いです。

頭蓋骨が描かれたレリーフがありました。

一組だけ観光客がいました。

何かわかりません。

かび臭くて鼻がむずむずしてきました。

柵の奥には石棺が。

こちらにも石棺。


ちょっと雰囲気が怖いし鼻がかゆいし、早めに出ました。

16：05　Vieux Port行きのバスに乗ります。さっきと同じ60番です。

港の周りをぐるっと走ってさっきのところに到着。

この日は12/31のため、港周辺のお店は閉まっていたりディナーはやらないお店が多かったです。夕食難民になりかけたところで中道にあるトルコ料理屋を発見し入りました。


ほんと、困ったときはケバブに助けられてます。

ミックスという12ユーロの盛り合わせを注文。ドリンクはもちろんアイラン1.50ユーロです。

このポテトに付いていたヨーグルトのディップがおいしくて、娘はポテトばっかり食べていました。今日は昼ご飯といい、栄養素足りてなさすぎですが、旅行中は気にしない！！

ヴューポート付近のイルミネーション。

電球風のイルミネーションもありました。

冬のヨーロッパ旅行の楽しみの一つですね、イルミネーション。


だいぶ遅い時間に感じられますが、まだ18時前です。

17：56　メトロでホテルに帰ります。

大晦日のマルセイユ。特に変わったこともなく・・？

日付が変わるだいぶ前にもう寝ていましたが、何となく０時にクラクションが鳴ってたような・・？娘は19時就寝です。

翌6：45　ホテルの朝食です。イビスと大体同じですね。

日本人の方がけっこういました。

後、同じ制服を着たビジネス客のグループがいたのでついつい観察してしまったのですが、何というかどこの国にもお偉いさんに対する態度っていうのはあるんだな～って思ってしまいました。

フランス語ではなかったので、もしかしたら国際列車のスタッフかしら？なんて想像してみたり。（どっかで見たことがあるような制服でした。）

8:45　ホテルから30分歩いて凱旋門へ。

凱旋門 建造物

この辺りはあまりガラが良くない場所とのことでしたが、元旦の朝なので人気が無く、危ない感じも無く。

（やんちゃな人達は大晦日の夜に盛り上がり、元旦の午前中は寝ているだろうとのことで、治安の悪いエリアに行くという手をけっこう使います。）

トラムの通り。走っているのは見かけませんでしたが。

古い建物

こういう縦列駐車を見ると、ヨーロッパに来たって感じます。

8：45　マルセイユ大聖堂に到着。

サント マリー マジョール大聖堂 (マルセイユ大聖堂) 寺院・教会

昨日のノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂も素敵でしたが、こちらも素敵な外観です。

大聖堂周辺はマルセイユの下町で、入り組んだ路地が続いているようです。

朝日に照らされる大聖堂。

残念ながら閉まってました。工事中っぽい感じもありましたが、元旦だから開いてないのかわかりません。

遠くに見えるのは、ヨーロッパ地中海文明博物館（MuCEM）。残念ながら本日火曜日は休館です。元旦でもやってそうだったので行く予定でしたが、火曜休ということを見落としていて現地で気付きました・・。

9：00　カテドラルの近くから60番のバス（この旅３回目の60番バスですね。）に乗車。

Vieux Portで下車。この路線、便利です。

昨日の賑わいとは打って変わって人が少ないです。

そしてまたメトロに乗換え。

元旦の午前中だからか空いています。

ホテルにスーツケースを取りに行き、サン・シャルル駅へ。

9：58　ニース行きのTERに乗車。

TERは普通列車なので事前予約不要で自由席です。
ニースまでは約２時間40分の道のりです。


当初の予定では午後の列車に乗る予定でしたが、博物館が休館日だったので予定より早くマルセイユを出発しました。結果的にこの後のニースでのスケジュールを考えると、これで正解でした。