2019/03/09 - 2019/03/09
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ドクターキムルさん
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由比ガ浜通りには3棟の日本建築の建物が並んで残っている。通りに面した間口が同一であるからいずれも商家であったのだろう。その真ん中の商家は文化3年(1806年)創業の老舗商家「萬屋本店(よろずやほんてん)」であり、鎌倉では誰もが知っている酒問屋であった。しかし、平成18年(2006年)に酒問屋は店を閉めた。当時、萬屋本店の当主・石渡徳一氏は鎌倉市長であった。その10年後、萬屋本店をリノベーションして平成28年(2016年)にレストラン・結婚式場となった。Webには「築90年を超す母屋」とあるが、関東大震災(大正12年(1923年))後に建てられたものである。「大正ロマン」の文字も踊っているので大震災直後の大正15年(1926年)までに建てられたのであろう。建物と老舗商家「萬屋本店」の名を引き継いた客相手の古民家商売とはさすがに上手い商売のやり方だ。
昨今の古民家ブームの中、平成27年(2015年)春に、鎌倉三大洋館の呼び声が高い古我邸がレストラン・結婚式場に衣替えし、それが鎌倉での古民家ブームの火付け役となったのだろう。翌年にはここ「萬屋本店」が開店している。また、隣の古民家はレストラン「長谷 紫 - ゆかり -」に改装中(https://4travel.jp/travelogue/11467551)で今月(3月)14日に開店予定である。また、甘味処(https://4travel.jp/travelogue/11467407)や長谷寺参道の古民家カフェ(https://4travel.jp/travelogue/11467574)など、この3年くらいの間に古民家をリノベーションして開店したものである。
鎌倉幕府の開幕、滅亡、鎌倉公方の古河への転出、明治維新での廃仏毀釈、鉄道開通と鎌倉駅開業、古都保存法成立前夜。もしかすると鎌倉の今は、これらの転換期に肩を並べるほどの変革期を迎えているのかも知れない。
(表紙写真は萬屋本店)
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