鎌倉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 鎌倉市由比ガ浜3にある毎日新聞鎌倉専売所春日新聞店(https://4travel.jp/travelogue/10752884)がわらび餅店「茶処 こ寿々」に変わってしまっていた。店員に聞くと3年前のことだという。元々、ここには古い日本家屋が二軒並んでいた。一方は牛乳屋であったが、平成18年(2006年)9月に解体されて、「こ寿々わらび餅舎」(土蔵風の3階建て)になった。その後、毎日新聞鎌倉専売所であった春日新聞店もわらび餅店として、「茶処 こ寿々」に変わった。店主は古建築に造詣が深いという。内部はかなり改装しているが、外観はそのままに残している。そのため、新聞店だった頃よりは数段雰囲気がある。意表を突いた新聞店よりもわらび餅店の方が落ち着く建物といえようか。<br /> 戦前に建てられたであろう和風建築が鎌倉彫の工房から新聞販売店、そして、わらび餅店へと変貌して行くさまは、まさに鎌倉が世界遺産になれないと決まってしまってからの変貌である。すなわち、世界遺産落選後に、鎌倉はさらに観光地化が進み、こうした観光客相手の店が増えたということだろう。それも古民家ブームもあり、こうした古建築の建物を和風のスウィーツ店として再生し、出店しているのだ。隣の白い3階建ての建物は製造所として稼働しているようだ。<br />(表紙写真は「茶処 こ寿々」)

新聞販売店がわらび餅店に

4いいね!

2019/03/09 - 2019/03/09

4084位(同エリア7077件中)

0

11

ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉市由比ガ浜3にある毎日新聞鎌倉専売所春日新聞店(https://4travel.jp/travelogue/10752884)がわらび餅店「茶処 こ寿々」に変わってしまっていた。店員に聞くと3年前のことだという。元々、ここには古い日本家屋が二軒並んでいた。一方は牛乳屋であったが、平成18年(2006年)9月に解体されて、「こ寿々わらび餅舎」(土蔵風の3階建て)になった。その後、毎日新聞鎌倉専売所であった春日新聞店もわらび餅店として、「茶処 こ寿々」に変わった。店主は古建築に造詣が深いという。内部はかなり改装しているが、外観はそのままに残している。そのため、新聞店だった頃よりは数段雰囲気がある。意表を突いた新聞店よりもわらび餅店の方が落ち着く建物といえようか。
 戦前に建てられたであろう和風建築が鎌倉彫の工房から新聞販売店、そして、わらび餅店へと変貌して行くさまは、まさに鎌倉が世界遺産になれないと決まってしまってからの変貌である。すなわち、世界遺産落選後に、鎌倉はさらに観光地化が進み、こうした観光客相手の店が増えたということだろう。それも古民家ブームもあり、こうした古建築の建物を和風のスウィーツ店として再生し、出店しているのだ。隣の白い3階建ての建物は製造所として稼働しているようだ。
(表紙写真は「茶処 こ寿々」)

PR

  • 「茶処 こ寿々」。

    「茶処 こ寿々」。

  • 「茶処 こ寿々」。

    「茶処 こ寿々」。

  • 屋根。

    屋根。

  • 軒。垂木は全くの神社建築だ。

    軒。垂木は全くの神社建築だ。

  • 軒。

    軒。

  • 軒。

    軒。

  • 屋根に上がる浪の飾り瓦。鎌倉の民家に飾り瓦が上がっているのは非常に珍しい。

    屋根に上がる浪の飾り瓦。鎌倉の民家に飾り瓦が上がっているのは非常に珍しい。

  • 屋根に上がる浪の飾り瓦。

    屋根に上がる浪の飾り瓦。

  • 2階。

    2階。

  • ウィンドウの眠り猫と商品。

    ウィンドウの眠り猫と商品。

  • ウィンドウの眠り猫と商品。

    ウィンドウの眠り猫と商品。

この旅行記のタグ

関連タグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP