扇ヶ谷のやぐら－2019年春

2019/03/08 - 2019/03/08

　亀ヶ谷から見える切通状に掘削された向こう側がどうなっているのかは気になるところだ。扇ヶ谷に入ると民家の裏の崖にはやぐらが並んでいる。扇ガ谷のやぐらであるから大型のものも多く見受けられる。その中にリフォーム中の空き家が一軒あったが業者が車を置いたままで外していたのだが、やぐらを拝見させてもらった。嶺に向いた大型やぐらと崖から道路を向いた中に家形の穴（龕（がん））が2ヶ所開けられたやぐらである。扇ヶ谷ならではのやぐらだと感じた。
　もちろん、扇ヶ谷の東側の崖、浄光明寺裏山の尾根にある崖にもやぐらは多く見られる。しかし、民家の裏で中までは見えない。
（表紙写真は家形の穴（龕（がん））が2ヶ所開けられたやぐら）

エリア 鎌倉(神奈川)

崖に長い梯子が掛かる。この高さでは梯子がないと下りられない。

崖にやぐら。

崖にやぐら。

崖に他にもやぐら。

裏にやぐらがある民家。空き家になっている。リフォーム中のようだ。

嶺を向いたやぐら。

内部。大型だ。

影面に小さなやぐら。

道路に向いたやぐら。

やぐらの壁面には家形の穴。

家々の間の奥にもやぐら。

裏にやぐらがある民家。

裏にやぐらがある民家。

裏にやぐらがある民家。

手前のお宅の裏にもやぐら。

谷戸の一番奥のお宅。一昨年に2度ほどお邪魔している。この2棟の奥には300坪ほどの平地があり、法面には竹林も持っている。この谷戸にお住まいの方は「金持ちの…さん」と言っていた。かつては温泉旅館を経営していたのだろう。

谷戸の西側駐車場横のやぐら。この崖にも梯子が掛かっている。

谷戸の西側駐車場横のやぐら。

谷戸の西側駐車場横のやぐら。

民家の裏のやぐら。

やぐら（左側）と隧道（右側）。

隧道。