青春１８きっぷ日帰り宇都宮旅（２）湘南新宿ライン２階建てグリーン車（武蔵小杉～大宮）

2019/03/06 - 2019/03/06

春の青春１８きっぷ日帰り宇都宮旅。

第二編では武蔵小杉を出発して西大井から横須賀線の線路を離れて湘南新宿ラインの短絡線を通って、電車が並ぶ東京総合車両センターの横を通って大崎駅へ。さらに新宿、池袋を経由して大宮までをレポートします。
２階建てグリーン車の２階席から眺めていましたが、付近を走る電車が目まぐるしく変わる様子に写真の枚数が増えてしまいます。

エリア 大宮(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

３月６日１２時４５分頃。
横須賀線の逗子駅から乗って来た湘南新宿ライン宇都宮行きは武蔵小杉駅を出発しました。

武蔵小杉駅 駅

駅を出るとすぐに南武線の線路を跨ぎます。

左側には並走する東海道新幹線。

多摩川に差し掛かります。

多摩川を越えると神奈川県から東京都に入ります。

東京都に入って最初の駅。西大井。
横須賀線が東海道線と分離されて貨物線（品鶴線）を経由するようになった１９８０年当初は新川崎駅ー品川駅　間には駅はありませんでした。
その後1986年に途中に西大井駅が新設され、２０１０年に（前の記事でも書いたように）横須賀線の武蔵小杉駅も新設されました。

西大井駅 駅

西大井駅を出て少し走ると右側へ分岐する大崎支線（蛇窪支線）に入るため下り本線を平面交差で越えます。
立体交差化できないのがネックです。
平面交差の宿命でダイヤ乱れ時には交差支障が生じ逆方向の電車にも影響を与えることがあります。

今別れた横須賀線（品鶴線）とその上の東海道新幹線の線路を左に見て走ります。

左に急カーブして東京総合車両センターに休む電車たちを横目に

東京臨海高速鉄道りんかい線の線路が地下から地上に出てきます。

先ほど分かれた東海道新幹線と横須賀線をアンダークロスします。

右から山手線の線路が合流して来ます。

大崎駅に停車。りんかい線の青い電車が停まっていました。

大崎駅 駅

山手線の電車と並走しながら進みます。

【元鉄ちゃんのひとりごと】
登場から２５年が経つ横須賀線のＥ２１７系電車も山手線の新車と同じＥ２３５系に置き換えられるそうです。塗装を変えてグリーン車も組み込むようですがボックスシートはなくなってぜんぶロングシートになっちゃうらしい（泣）

赤レンガの美しい恵比寿ガーデンプレイスを右に見て

恵比寿ガーデンプレイス 名所・史跡

恵比寿駅に停車。

恵比寿駅 駅

渋谷駅に停車。

山手線のホームとの間が離れていて乗り換えに長い通路を歩かなければならず少し不便な湘南新宿ラインと埼京線ですが、２０２０年に向けてホーム移設工事中だそうです。乗り換えが便利になりますね。

山手線しか停まらない原宿駅ですが、埼京線上り（湘南新宿ライン南行）方の代々木寄りには普段は使われていない皇室専用の臨時ホームがあります。

原宿駅 駅

代々木駅付近には都心部には珍しい踏切

新宿駅に到着。反対側には埼京線の電車が出発を待っていました。

新宿駅 駅

靖国通り・青梅街道を新宿大ガードで越えます。
このあたりはいつも多くの人でにぎわっています。
人が多すぎる新宿はちょっと苦手。

ＪＲ新宿駅とちょっと離れてる西武新宿駅。

西武新宿駅 駅

西武新宿線の電車が停まっていました。

高田馬場駅付近でも西武新宿線の黄色い電車が見えました。

すぐに西武新宿線をオーバークロス。

池袋駅に停車。

池袋駅 駅

車内をグリーンアテンダントがこまめに巡回します。
グリーン券のチェックとドリンク、パンなどの車内販売をしています。

山手線の線路との並走は続きます。
「次は　大塚」の大きい矢印。国鉄時代は山手線や東北本線に何か所か見られたように覚えていますが、まだ残っていました。なんだか懐かしい。

駒込付近

東京下町生まれ、神奈川育ちのわたしにとっては同じ東京２３区内でも新宿、池袋のような人の多すぎる大都会よりもこういう風景の方がなんとなく安らぎを感じます。
（個人としての感想です）

湘南新宿ライン（山手貨物線）の線路は左に急転して田端運転所付近で東北本線の線路と合流します。

京浜東北線の線路が再び見えてきました。
京浜東北線だけが停まる王子駅。京浜東北線もホームドアが設置された駅がだいぶ増えました。

王子駅 駅

京浜東北線だけが停まる東十条駅。

【元鉄ちゃんのひとりごと】
ホームの向こう側にある留置線は国鉄時代のかつては下十条電車区と呼ばれ（略称：北モセ）ていました。当時の京浜東北線の車体の端っこに書かれている所属区所名の「北モセ」という文字のことを懐かしく思い出します。

東十条駅 駅

赤羽駅に到着しました。こちらは湘南新宿ライン（東北貨物線）のホーム。
奥の東北本線（宇都宮線）のホームには鶴見駅の手前まで競争してきた上野東京ライン（東海道線～高崎線）の籠原行きが停車中。横浜ー大宮間の所要時間は上野東京ラインも湘南新宿ラインもほぼ同じなことにあらためて気づきました。

赤羽駅 駅

赤羽駅を出て京浜東北線の電車と並走しながら新河岸川を渡り。

すぐに荒川に差しかかります。

荒川を渡ると東京都から埼玉県に入ります。

埼玉県に入って最初の駅は京浜東北線だけが停まる川口駅。

川口駅 駅

埼玉県庁所在地の浦和駅に停車。

浦和駅 駅

右側には先ほどからデッドヒートを繰り返している高崎線籠原行きが並走。
このあとの籠原行きがさいたま新都心駅に停車中にホームがないため停車しない湘南新宿ラインが振り切ることに成功！

サクラー

大宮駅に着きました。
ほんの少し遅れて高崎線籠原行きが到着しました。

大宮駅 駅

大宮駅停車中のグリーン車内。

（つづく）