2018　初チロルハイキング！　オーストリア列車の旅１１日間♪⑭シェーンブルン宮殿からベートヴェンゆかりの地へ

2018/07/16 - 2018/07/26

初チロルハイキング。４トラの皆さんの旅行記を何度も読んで、参考にさせていただきました。特にハイキングコースはあまり情報がないので、とても助かりました。
そして、以前ツアーで訪れた事のあるハルシュタットにもいつか再訪したいという願いを実現させ、ザルツブルク、ウィーンへと足を延ばしました。

とうとうこの旅も観光最終日を迎えました。
今日はシェーンブルン宮殿とクリムトの絵を見にベルヴェデーレ宮殿、その後美術史博物館へ行くつもりでしたが、館内を見るのも疲れてきて、主人の提案で郊外へ行こうと、ベートーヴェンゆかりのハイリゲンシュタットに出掛けました。スマホのマップに行先を入れて路線が調べられるのは、本当に便利です。



日程

☆ ７月１６日　成田10:30ーＫＬＭにてアムステルダム15:10　 　　　　　　　　　　　 アムステルダム18:40－ミュンヘン20:05
　　　　　　　 エアポートバスーミュンヘン中央駅 ミュンヘン泊
☆ ７月１７日　ミュンヘン（列車）ーインスブルック（バス」ーNeustift
　　　　 エルファー山へ 　　　　　　　 Neustift３泊

☆ ７月１８日　ゴンドラでトップ・オブ・チロル
　　　　　　　 フェルナウからハイキング
　
☆ ７月１９日　シュリック２０００
　　　　　　　 フルプメス・インスブルック散策

☆ ７月２０日　Neustift（バス）ーインスブルック（列車）ーザルツブ　　　　　　　　ルク駅ー アットナング・プッフハイム 駅ー
　　　　　　　 ハルシュタット駅　　　　　　　　　ハルシュタット２泊
　　　　　　　 岩塩坑

☆ ７月２１日　ゴンドラでクリッペンシュタイン
　　　　　　　 バスでゴーザウ湖


☆ ７月２２日　(バス)　ハルシュタットーバードイシュルーザルツブルク
　　　　　　　 ザルツブルク観光

☆７月２３日　ザルツブルク列車ーウィーン　　　　ウィーン２泊
ウィーン観光

★ ７月２４日 ウィーン観光

☆ ７月２５日　ウィーンーエアポートバスー空港
　　　　　　　 ウィーン12:55ーパリ15:05
　　　　　　　 パリ17:20

☆ ７月２６日　羽田12:15

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩

ホテルオーストリアの朝食の時間は07:00～
日本なら皆さん早くから並んだりしてますが、まだ人は疎らです

色々な種類のパンが並んでいます

果物があるのは嬉しいです

ハムやチーズ、スクランブルエッグなど一通りいただきます。
それに果物も美味しかった～

観光中心地から近くて、それで静かで、朝食も美味しく、ホテル代は他のホテルに比べるとリーズナブル、このホテルにして正解でした

今日は最初にシェーンブルン宮殿に向かいます
混んでいるので朝一番がお勧めと聞いたので。

ライン川近くの地下鉄　シュベーデンプラッツ駅
ホテルはここから歩いてすぐです

シェーンブルン駅
お洒落な駅です

シェーンブルン

この表示は歴史を感じる

地下鉄の駅から表に出た所

目的は皆同じですね

以前ツアーで来た時には夕方でもう閉館直前で早く早くと係員の方が門の所で待っていたっけ
添乗員さんは道路が混んでいたと謝っていました
その時の夕方のイメージと全く違いました
シシーチケットを持っているので待ち時間は無しでした

宮殿の部屋数は1441室
その内の皇帝や家族の豪華な部屋や広間を見学します

豪華絢爛、まさにこの言葉がぴったりの部屋や広間でした

宮殿を見学した後は庭園を見学
でも、暑くて暑くて・・・(@_@)
庭園なんていう広さではありません
以前のツアーでは庭園には来ていないので、初めて
なので、グロリエッテまで行きたい！

それで、出来るだけ木陰を歩きました
これは、ローマ風の廃墟

振り返ると宮殿があんなに遠くに

池のような大きな泉の中央にネプチューン群像が配置されてる、ネプチューンの泉

スイレンが咲いていました

坂をずっと上ってきましたが、グロリエッテまではもう暑くて無理・・・
グロリエッテをバックに記念写真を撮って、ここで戻りました

ここからは宮殿と庭園の眺めが素晴らしい

ネプチューンの泉の噴水の水しぶきが涼し気

庭園は花で華やかです

庭園中央からシェーンブルン宮殿
木陰がなくて、グロリエッテに向かった時はここは歩いていません
やはり、中央から見た方が眺めはいいです

綺麗です

振り向いて、奥にグロリエッテ、手前がネプチューンの泉です

スマホでも写真を撮って、ポケットに入れたつもりが落としてしまったらしく、後ろを歩いていた方が拾って追いかけて来てくれました。

拾ってもらえなかったらと想像したらゾッとしました。

場所は変わって、クリムトの絵が見たくて路面電車に乗りベルヴェデーレ宮殿へ
降りるとすぐわかりました

ベルヴェデーレ宮殿はトルコ軍からウィーンを救った英雄プリンツ・オイゲン公の夏の宮殿です

上宮にクリムトなどの作品があるので、そちらだけを見学します
最初に入った部屋の天井画

最初に入った部屋の作品

最初に入った部屋の作品

この作品？

2階へ
美しい階段です

部屋の入り口に大きなクリムトの接吻が
でも、これは本物ではありません
記念写真用でしょうか

クリムト作「ユディット」

これです！私が見たかったクリムト作「接吻」です！
混んでいなかったので、近くで見られて良かった。

クリムト作「フリツァ・リードラーの肖像」

クリムト作　ソニア・クニップスの肖像

クリムト作　カンマー城の公園の並木道

クリムトの弟子、エゴン・シーレ作「HOUSE WALL」

ナポレオンと言えばこの絵をよく目にします

家具も展示されていました

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ベルヴェデーレ宮殿の絵画

ヴェルべデーレ宮殿を出ると、前にカフェがありました
ここでランチ

こんなに頼んだのに急に食欲がなくなり、気分が悪い(-_-)
暑い中沢山歩いて、疲れが出たのかも
私はほとんど食べずに休んでいました


暫くしたら、回復してきましたが、予定を変更です

絵画を見るのは疲れたので、郊外へ行ってみよう

郊外で行きたいところの候補としてベートーヴェンゆかりのハイリンゲンシュタットやホイリゲのグリンツィングの情報をコピーしてあったので、役立ちました。
スマホに行先を入れて、ルートをを調べて路面電車

路面電車からの景色

路面電車からヴォティーブ教会が見えました

路面電車Dに乗って終点まで行った所にあります。終点の停留所（Nußdorf Beethovengang）さあ、どっちへ歩いて行くにかしら

ベートヴェンの散歩道の案内板を見つけて、一安心

道の左には小川が流れていて、ここをベートヴェンが歩いていたと思うと感慨深いです

ベートヴェンが散歩をしていた当時は田園風景だったようですが、今は高級住宅街に変わっています

ベートヴェンの散歩道を歩く
ほとんど歩いている人は見かけません

ベートヴェンの散歩道を歩く
静かな住宅街です

日本人のツアーらしき人達が歩いてきました
ベートーヴェンは人気がありますね
音楽好きにはたまらない場所です

散歩道の雰囲気が出ていて好きな写真です
ここをベートーヴェンが歩いていたんです！

ベートーヴェンの休憩所と呼ばれる所があり、そこにベートーヴェンの

記念像が立っています。

ハイリンゲンシュタットの地図がありました。
主人はブドウ畑に向かっていたようですが、近くにベートーヴェンハウスなどがあるので寄らずにはいられません。

ベートーヴェンミュージアム（遺書の家）がこの辺りにあるはずなんだけど

案内板なくて、やっと見つけました

ベートーヴェンミュージアムの中庭です
この家はベートーヴェンの過酷な運命と結びついています。1802年、ここでベートヴェンは「ハイリンゲンシュタットの遺書」を記しました。これは、弟たちに宛てた手紙で、悪化する難聴に対する絶望が語られていますが、結局発送されることはありませんでした。　　　　パンフレットより

ハンドルを回すとベートーヴェンの曲が聞こえます

敷地を歩くベートーヴェン

見る角度で絵が変わります

ここには最後の住居からの資料が展示されています

たぶん、演奏旅行の移動地図

楽譜の数々
ここで、同じ時期に最も重要な作品のいくつかに取り組んでいたそうです。
ピアノソナタ「テンペスト」やエロイカの最初の草稿が含まれています

演奏旅行で使っていたと思われるスーツケース

何を交渉しているのでしょう？

資料の数々

地図とメモ

ベートーヴェンの小さな像

よく見かける絵ですね
この辺りは当時は田園風景が広がっていたようです

チェルニー
ベートーヴェンの曲を弾くために沢山の練習曲を作っています

ベートヴェンのデスマスク

主人が受付に置いてあった、ホイリゲのワイン一杯無料券を手にして、ここに行ってみたいと言い出しました

受付の人にこのホイリゲ「ＭＡＹＥＲ」はどこにあるのか聞いてたら
「わからない」ですって
無料券の裏の簡単な地図を頼りに探しました

ここもホイリゲじゃないかしら
凄く可愛い入り口です

広場のようで教会があり、中央に誰だかわかりませんが銅像が

この奥にもレストランかホイリゲか？

アーチの門をくぐって

やっと、ホイリゲ「ＭＡＹＥＲ」にたどり着きました

中はこのようにブドウのツルが広がっていました

なんとここは1817年の夏にベートーヴェンが滞在し、「第九」を作曲した場所だということで特に有名なホイリゲでした！
創業は1683年だというからびっくりです。

ベートーヴェンの肖像画が飾られていました

まだ昼間だったといことで、混んではいませんでした。
日差しが強くて、日陰の席でないと

メニューを見るとかなりボリュームがありそう。
それで、建物内で好きな料理をチョイスしてきました

ウィンナーソーセージと付け合わせ
美味しくて、あっという間に食べちゃった

おつかれ～
後からポークソテーとサラダも追加
料金もその都度支払います

とっても良い時間が過ごせました

さあ、ここから帰りはバスに乗って降りるバス停を間違えたり、電車乗り継いだりと色々ありましたが、無事にホテルに戻れました(^^)