2017年秋、翌年の春に結婚を控えていた娘と二人で初めてのパリへ旅行しました。同じホテルに７泊し、途中日帰りでベルギーのブルージュへも行ってきました。<br /><br />全て個人での手配でしたが、苦労しながらの準備もまた楽しい思い出になりました。あれから一年以上経ち、忘れないうちに旅行記として残しておきたいと思います。<br />

パリ母娘旅その２セーヌ川左岸とルーブル美術館

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2017/10/18 - 2017/10/26

7614位(同エリア16384件中)

エリア

パリ(フランス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩飛行機

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: エアトリ

サント・シャペルを出たあとはバスでシテ島を離れ、サンミッシェルで降りました。ランチのお店を探してセーヌ川左岸をぶらぶらしたのですが、どこの通りをどう歩いたのかサッパリ。
両脇のお土産屋さんの人が声をかけてきます。
セーヌ川沿いに戻ってきたら、偶然にも行きたかったお店シェイクスピア・アンド・カンパニー書店の前に出ました。本好きならきっと行く価値ある素敵なところです。
パリ時代の若かったヘミングウェイも通い、詩人や作家たちとの交流のきっかけとなった伝説の書店です。
その店構えも、ぎっしりと英語の本が並んだ店内も趣きがあって、ホント来られて良かったです。
記念にトートバッグとマグカップを買いました。
店内に無数に貼ってあったメッセージメモ。日本語のもありましたよ。
たまたま通りかかったカフェでランチにしました。セーヌ川を見ながらテラス席で。
娘はクロックムッシュー、私はクロックマダム。どちらも山盛りのポテト付きで美味しかった。
ランチしたカフェ。頭上にハロゲンヒーターらしきものがあって、外でも温かく過ごせます。
セーヌ川沿いに更に歩いて、ふと振り返るとシテ島の先端が見えました。
ポン・デザール。路上ミュージシャンを結構見かけました。
対岸にルーブル美術館が見えています。
フランス学士院の前を通ります。
立派な建物ですね。でも人もいないし何をしているところなのか全然わかりませんけど。
学生時代の憧れセヌリエ画材店。
若い頃少し絵の勉強をしていました。セヌリエのパステルや水彩絵の具、スケッチブックはなかなか高価で手を出せないものでした。
今日は念願の水彩絵の具を購入しました。
近くにエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)があるからなのか、美大生らしき若い人たちが買い物してました。

マガジンセヌリエ専門店
セーヌ川沿いをぶらぶら歩いてようやくルーブル美術館に到着しました。広いわー！
ガラスのピラミッドが思いのほか周りの建物に溶け込んでいて違和感がありません。テレビや写真で既に見慣れた景色になっているって事でしようか。

ルーヴルピラミッド現代・近代建築
ガラスのピラミッドはエントランスのひとつでもあります。テロ以降セキュリティチェックはとても厳しくなっている模様。仕方ありませんね。今日はそれほど混んでいなかったので、こちらの入口からすんなり入れました。
「サモトラケのニケ」ふむふむって感じ。

ルーヴル美術館博物館・美術館・ギャラリー

フォートラベルおすすめのオプショナルツアー

ルーブル美術館入場チケット事前予約＜日本語オーディオガイド＞ … EUR 39.0～
ドノン翼のグランドギャラリー。美術の教科書で見た、あるいはテレビで見た名画が次々に目の前に。ガラスケースに入れられていないのはもちろん、近寄れないように張られたロープもなく、さらっと展示してあるのです。
前に行った別の美術館でもそうでしたが、海外の一見無防備な展示方法には驚きます。日本の企画展では考えられないです。この差はなんでしょうか。
鑑賞する立場からはとても有難いものです。
自然光も入る天井の装飾も美しい。フランス王の宮殿として使われた時代もあったというのも納得できます。
ダヴィッド作「ナポレオン1世の戴冠式」
この絵を実際に見られるなんて。ルーブル美術館では二番目に大きな油彩画なのだそうです。
同じ作者の同じ構図の絵がヴェルサイユ宮殿にもあるらしいので、若干の違いを見つける楽しみもあるとか。残念ながらそれが叶わなかった事情は後ほど…。
楚々とした姿で描かれる皇后ジョゼフィーヌ。まさか半年後に離婚することになるとは。
後ろの人たちの表情も様々で面白い。群衆を描いた絵が好きです。いろいろ想像しながら細部まで鑑賞したいタイプ。
この毛皮やベルベット生地の質感！

大きな美術館にきたときは、作品の数が多いので全てをじっくり見るのは不可能です。目的の作品鑑賞以外はテーマを決めて見るようにしています。
今回は「質感」にこだわってみました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖アンナと聖母子」
同じくレオナルドの「洗礼者ヨハネ」
思わせぶりな笑みを浮かべています。
ルーブルといえば「モナリザ」ですね。
この作品だけはガラスケースに入れられて、近寄れないようにロープも張ってありました。作品の前は人もいっぱいでした。
ルーブルには３～４時間くらいの滞在で沢山の作品を鑑賞できましたが、一番の目的だったフェルメールやファン・エイク、ブリューゲルなどのオランダ・フランドル絵画の展示室が工事中のため見ることができませんでした。
いつの日かもう一度来るしかないけど、実現するかしら…。