2017年秋、翌年の春に結婚を控えていた娘と二人で初めてのパリへ旅行しました。同じホテルに７泊し、途中日帰りでベルギーのブルージュへも行ってきました。<br /><br />全て個人での手配でしたが、苦労しながらの準備もまた楽しい思い出になりました。あれから一年以上経ち、忘れないうちに旅行記として残しておきたいと思います。<br />

パリ母娘旅その３パリからブルージュへ日帰り旅

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2017/10/18 - 2017/10/26

582位(同エリア1209件中)

エリア

ブルージュ(ベルギー)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩飛行機

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: エアトリ

前日からホテルに迎えのタクシーをお願いしておいたので、早朝パリ北駅に向かいました。
特急タリスでベルギーのブルージュへの日帰り旅。フランス国鉄のサイトで一等席を予約して、メールに添付のバウチャーをプリントアウトすればチケット代わりになります。
C.イーストウッド監督の映画にもなったテロ事件のせいか、乗車のためのセキュリティチェックは非常に厳しく、空港のようにベルトコンベアに荷物を乗せＸ線チェックを受ける徹底ぶり。なので、列車の写真を撮る機会を逃してしまいました。
一等席には朝ごはんが付いてました。

タリス (パリ方面) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）
ブリュッセル南駅で乗り換えて、パリからは約２時間半でブルージュに到着。あいにくの曇り空ですが、ベルギーはすっかり秋。紅葉が美しかった。まるで絵画のようです。
パリとは全く違う景色が続きます。町全体が公園みたい。
落ち葉の道と赤煉瓦の塀が絵になりそうです。
建物の感じがパリと全然違います。北ヨーロッパ的？フランドル的？
街の色がパリと違う気がするは、赤い煉瓦の建物が多いからなのでしょうか。
世界遺産「ベギン会修道院」
静寂に包まれています。中にも入りましたが、やはり敬虔な気持ちになりました。

ベギン会修道院寺院・教会
チョコレートのお店やベルギーレースのお店を覗いたりしながら街歩き。娘はウェディングに使うレースのハンカチを購入しました。
寒いけど、アイスクリーム好きな娘がピスタチオのジェラートを買いました。とっても美味しい。
ブルージュは北のベネツィアと呼ばれているのだそうです。
ボートに乗る人たちの行列。私たちは日帰りで時間が限られているので諦めました。
時間があればボートに乗って運河巡りをやりたかったです。楽しそう…。
白鳥がたくさんいました。
街中に水路があって、まさに水の都という感じです。
ブルージュに来た最大の目的は、ファン・エイクの「ファン・デル・パーレの聖母子」を鑑賞するためにグルーニング美術館を訪れることでした。
美術館の中は撮影禁止でしたが、何故か外観の写真も撮ってなくて残念。
この写真は聖母教会ですね。

ブルージュ歴史地区旧市街・古い町並み
マルクト広場。
いかにもベルギーだなぁって建物ばかり。お天気も良くなってきました。

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園
ベルギーに来たらビール飲まなくちゃ。何というビールが忘れたけれど、お店の方のお勧めでした。フルーティーで美味しかったけど、結構アルコール度数は高めでした。
そして、ブルージュの名物ムール貝の白ワイン蒸し。実はブルージュは北海に近く、昔から新鮮なムール貝が手に入る土地だったのだそうです。
大きなホーロー鍋に山盛りのムール貝とフリッツと呼ばれているカリカリのフライドポテトで大満足なランチになりました。
聖血礼拝堂。中には入りませんでしたが、今思えば入るべきだったかな。

聖血礼拝堂 (聖血博物館) 寺院・教会
市庁舎も歴史的建造物らしいです。

市庁舎建造物
チョコレートのお店は本当にたくさんあって迷いました。デュモンというショップが人気だとネットで下調べしておきました。まだ日本には上陸していないとのことで、お土産にちょうどいいかなと。伺うと煉瓦の可愛らしいお店でした。家族経営らしい小さなショップですが、入れ替わり立ち替わりお客さんが訪れていました。

ショコラトリーデュモン (ブルージュワル広場店) 専門店
ブルージュの街並みを歩いて駅まで向かいますが、あまり住人らしき方の姿を見かけません。観光客がたまに歩いているくらい。
何かと思ったらチョコレート屋さんのショーウィンドウ。これ、全てチョコレートらしいです。
クリスマスショップがあったので覗いてみました。クリスマスの飾りはいつ見てもワクワクします。
可愛らしい街並みが続きます。
フェルメールの名画「小路」に出てきそうな家ですね。前面の屋根？の装飾が特徴的です。
少し新しめの家も周りとの調和を考えて建てられてるようです。
街歩きも終わり、ブルージュ駅に戻ってきました。自転車用の信号って珍しい。

今回のブルージュは日帰りだったので、最低限の所しか行けなかったのが残念でした。でも念願のファン・エイクの名画を鑑賞できたことは最高でしたけど。もしもまた来られるなら、一泊してメムリンク美術館や隣町のゲントにある、同じくファン・エイク作の「神秘の子羊」という祭壇画なども見たいです。

帰りのブリュッセル行きの列車が何の理由もなくまさかの運休。急遽次の特急タリスの手配したり、バタバタしながらなんとかパリに戻れました。ある意味ヨーロッパ的な出来事でしたが、人の親切に助けられた一日になりました。