2017/10/18 - 2017/10/26
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yoyomamaさん
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2017年秋、翌年の春に結婚を控えていた娘と二人で初めてのパリへ旅行しました。同じホテルに7泊し、途中日帰りでベルギーのブルージュへも行ってきました。
全て個人での手配でしたが、苦労しながらの準備もまた楽しい思い出になりました。あれから一年以上経ち、忘れないうちに旅行記として残しておきたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エアトリ
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-
パリに来て初めての雨の朝。早起きしてメトロと路線バスを乗り継いで向かったのは、世界遺産ヴェルサイユ宮殿。
既にチケットを買う人たちの行列ができ始めていましたが、私たちには強い味方ミュージアムパスがあるので大丈夫…の筈でした。ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿
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有名な金ピカの門の前に着いた時、なんと娘がホテルの部屋にミュージアムパスを置き忘れてきたことに気付いたのです。チケットを買うことも考えました。しかし、既にチケットを購入する人たちで長蛇の列ができています。
ここまで来て…とは思いましたが、自分の心に問うてみたのです。この行列に並び時間をかけてチケットを手に入れ、さらに雨の中広大な宮殿と庭園を一日かけて本当に見たいのか。
えぇ、あっさりやめちゃいました。 -
オーヴォワー、ヴェルサイユ!またいつか必ず来るよ(泣)
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帰りは宮殿近くからのバスには乗らず、少し歩いてRER(高速鉄道)のヴェルサイユ駅まで行きパリ市内に戻ることにしました。
駅舎のお洒落なこと。 -
市内に戻り、街歩きを兼ねてパッサージュに行ってみることにしました。パッサージュとはいわゆる屋根付きのアーケード街のことで、19世紀頃にパリ市内にいくつも作られたようです。今回はその中のひとつギャルリー・ヴィヴイエンヌに行きました。
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ガラスの屋根から自然の光が入って綺麗。照明もレトロで趣きあります。鋼鉄とガラスの屋根にクラシックな壁の装飾が美しい。アール・ヌーヴォーやアール・デコの時代の意匠は素敵です。
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パッサージュの中でも美しいことで有名で、観光名所にもなっているギャルリーヴィヴイエンヌですが、今日は空いていました。
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進んで行くと少しずつデザインが変わってきました。床のモザイクもオシャレです。
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中程にあった小さな本屋さん。ポストカードや版画なども売られていました。記念に何か買えばよかったな。
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雨も上がったようで、ぶらぶら街歩きしている途中で見つけた工事中のビル。足場がオシャレなので撮っておきました。
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今日のマカロン。
ふと立ち寄ったケーキ屋さんで買いました。歩きながら食べたけど美味しかった。マカロンってパリ中にあるのですねー。 -
中心地から路線バスに乗って、パリの中では北の方に位置するモンマルトルの丘に建つサクレクール寺院にやってきました。今ではエッフェル塔と並ぶランドマークとなっているけれど案外歴史は新しく、元々は普仏戦争とパリ・コミューンによる戦没者慰霊ために19世紀後半から建設が始まったのだそうです。
今回の旅では、移動にはナヴィゴを使って主に路線バスを利用しました。パリと言えばメトロ!…も乗り放題ですが周りの景色が見られるバスの方が私たちには便利でした。Googleマップで現在地から目的地までの経路を選び、オプションをバスにすることで、近くのどのバス停から何番のバスに乗れば良いか表示されるので大変便利でした。サクレクール寺院 寺院・教会
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寺院の前の階段からの眺め。モンマルトルの丘に建っているのでパリを一望できます。
この階段では、不当にミサンガの押し売りする人に注意するようネットで読んでいたので気を抜けません。写真を撮るときは娘と交代で、一人はバッグや周りに目を配ります。海外では、私は気をつけてるぞって態度が大事なんだと思います。 -
堂々とした白亜の建物に青銅の騎馬像が映えます。誰かは知らないけど…。
中に入るのは無料ですが、入口でのセキュリティチェックは必須のようです。 -
聖堂内も堂々としています。以前は撮影禁止だったようですが、フラッシュ禁止に変わっていました。それでも教会ですから、観光客は皆さん静かに見学するように心がけているみたいでした。
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ドーム内側の天井画も表現がどこか新しい感じがします。中世のモザイク画や近世の宗教画とはちょっと違うような…。
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壮大なんだけど、なんか違う。まあ、キリスト教部外者の私が言うことではないですけど。
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外に出たら、ストリートミュージシャンによる生演奏が…。素敵な声でしたよ。
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季節は秋。名残りの薔薇の花と実が綺麗でした。
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帰りは違うルートで。寺院脇の急な階段を下ります。この後行きたい場所があるからなのです。
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いかにもモンマルトルな景色です。この辺りはのどかな雰囲気ですが、丘の反対側の感じはちょっと違っていました。
実はサクレクール寺院に行く前に、カレーが食べたくなって美味しいと評判のインド料理屋さんを目指しましたが、噂に違わない危なそうな雰囲気の界隈でとっても緊張しました。結局辿り着いたお店は定休日でカレーは断念しましたが。
この辺りはアフリカや中東からの移民や難民の人たちが多いらしく、何をするでもなく男性たちがあちこちでたむろしていて、失礼かもしれませんが前を通るだけでちょっと恐かった。 -
サクレクール寺院の麓には、ハンドメイドが趣味なら嬉しくなる繊維街があります。日本でいえば日暮里みたいな所かしら。沢山の生地屋さんが並んでいましたが、その中でも多分一番大きなお店マルシェ・サン・ピエールにやってきました。
マルシェ サンピエール 専門店
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マルシェ・サン・ピエールで買った生地。英語が通じない無愛想なおじさんに欲しい長さを伝えるのが大変でした。
かつてインテリアのお店に勤めていたことがあって、その時に「トワル・ド・ジュイ」という生地に魅せられてしまいました。ヴェルサイユ近郊のジュイ・アン・ジョザス村の工場で18世紀に生産されたプリント生地が発祥で、フランスを代表するテキスタイルの一つです。人や動物が配された田園風景や花々の柄が、単色あるいは二色でプリントされているものが多く、今でもインテリアや服地、カルトナージュなどの小物作りなどに人気があります。
いつかジュイ村にあるトワルドジュイ美術館を訪れるのが夢です。 -
モンマルトルからまた路線バスに乗って9区に戻ってきました。今日はちゃんとしたお土産を買います。
ホテル近くのギャラリーラファイエット。もう何度か利用しています。左岸にあるもう一つのデパート、ボンマルシェにも行きましたが、あちらの方がちょっとセレブでお洒落な感じでしたね。
パリではデパートに入る時もバッグの中を入口で見せて簡単なセキュリティチェックを受けます。テロの影響でしょうか。ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート
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有名な吹き抜けのディスプレイ。クリスマスにはまだ少しあるので、ツリーとは違うのかな?
そう言えば、ハロウィンの飾りをほとんど見かけません。スタバで少しやってたくらい。やはりカトリックの国ではあまりメジャーな行事ではないようです。 -
上からも。
ブランドのショップコーナーが見えてます。自分を含めアジア人の比率が高いです。お隣の国の方々のお買い物の量は半端ないです。免税書類を貰う部屋ではレシートを束にして持ってるのを沢山見かけました。少し妬ましいような…。 -
夕飯は、ラファイエットの屋上フードコートに行ってみました。いろいろなお料理を選べて気軽に食べられるのはいいのですが、選んだものが失敗だったのか、味は…もう行かないレベル。
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ラファイエットの屋上からオペラガルニエ越しに夕焼けの中に浮かぶエッフェル塔が見えました。こんな近くではないです、かなりズームしてます。
夕日に照らされた街並みを見ながら、もうすぐパリ旅行が終わる寂しさ感じてました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Pメテオラさん 2019/02/17 19:58:48
- お目が高い
- 作者さまのように、モンマルトルへ行かれて生地のお店へも回られるとは、さすがお目が高い、と、まず感じました。モンマルトル観光を投稿する方で、繊維問屋さんが目と鼻の先というか、丘の麓にあることを知っていらっしゃることもすごいと思います。99%の皆さまが、ふもとの繊維問屋街を知らずに観光されている中、とても新鮮な一文でした。それから、もうひとつ、ベルサイユ宮殿は、一般論としては、別途キップを買ってでも入場した方がよい観光地のような気がするのですが。宮殿本館見学料おひとり様18ユーロですから。蛇足でおせっかいお詫びしつつ、感想まで。総合すれば、楽しいパリでよかった、よかったのようで、心よりお慶び申し上げます。
- yoyomamaさん からの返信 2019/02/17 21:06:04
- Re: 恐縮です。
- 最近投稿を始めたばかりで、なかなか勝手がわからないまま進めておりますが、読んでくださった方からのメッセージを嬉しく拝見しました。
旅行の前は徹底的に調べるタイプです。本当に今回のヴェルサイユは失敗でした。後から思えば、生地購入はともかく、サクレクール寺院よりはヴェルサイユを見るべきだったと思います。いつか必ずリベンジしますね。
ありがとうございました。
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