2019/01/26 - 2019/01/26
406位(同エリア8682件中)
tadさん
札幌滞在は今回は1月24日から28日月曜までの5日間だ。26日土曜日は天候がいいことが予想されたので、北海道中央バスの札幌一日バスツアー(8500円)に参加することにした。ESTAの2階から朝10時に出発し、昼はランチをすすきのラーメン横丁で食べ、夕食はサッポロビール園のジンギスカンを食べて夕方7時半ごろ解散というコースだ。このコースで訪れた場所の紹介はさておいて、ここに一番に取り出したいのは、大倉山のスキー・ジャンプ台見物だ。通常なら、ジャンプ台を上から眺め下ろして、「おー、こわい!」などというだけの観光地だ。
私も昔オーストリアのインスブルック冬季オリンピックで使用されたジャンプ台の上から見下ろしたことはある。(追加: 2月末、NHKBS1で中継されたジャンプの世界選手権の試合は、ここで実施されていた!インスブルックの街並みを見下ろす場所だったのでよく記憶している。ただし、施設は、相当改修されているようだ。)
ところが、この1月26日は、偶然とはいえ、本物のジャンプ競技をちょうどツアーの訪問時間にやっていたのだ!しかも「FISジャンプワールドカップ大会2019 SAPPORO」という大会の初日が始まったばかりだという!観光バスの契約があって、競技当日は、ジャンプ台の上から見下ろすことはできないが、かわりに、300円払えば、本来2千円か千円のチケットと同じ場内で競技が見物できるというのだ!これには、驚いた!!勿論人生で初めての経験だ。スキーの競技大会は大山で滑降や回転などは、見たことがあるが、スキージャンプは見たことがない。ジャンプ台が西日本にはない(?)と思う。
この日の他のツアーの場所のことは、すっ飛ばして、いきなり、ジャンプ会場の旅行記とする!葛西紀明の名前は私でも知っている。その弟子が小林陵侑(りょうゆう)といい、今シーズン、ワールドカップで世界のトップに躍り出ているそうだ。兄も小林潤志郎といういい選手だそうだ。知らなかった。高梨沙羅が、規則変更で、スキーを身長に合わせて縮められて以来、苦戦しているのは知っているが、、。
ジャンパーは高速で動くし小さいので、写真もビデオも難しい。断片だけでも、出しておく。途中で、オリンピック・ミュージアム内も短時間だが見物した。過去の名選手の冬季オリンピック関係の品々が展示されていて、一部のものを除き、撮影可能だった。
一枚目はK点を越えた地点に着地した選手が小さく見える。選手は多分、優勝候補の小林陵侑選手のトライアル・ジャンプだと思うのだが。。。
(追加:(2月18日記す)小林陵侑選手は、今シーズン、ワールドカップ大会で、22戦中11勝という舟木の日本人記録をまもなく抜き去る凄い選手であると知った。大スター誕生なのだ!
今シーズン、小林陵侑選手が優勝したヨーロッパの会場では観客2万5千人だそうだ。それに比べて、この札幌大会の観客数は酷い!
昨日のドイツでのワールドカップの試合では、ラージヒルで、146mと144mという凄い記録を出してまた優勝している!
なお、大倉ジャンプ台は、向かい風タイプのジャンプ台で、ヨーロッパでは少ないとのこと。追い風タイプが多いらしい。小林陵侑選手は岩手での練習では追い風タイプだとのこと。なるほど。。葛西選手と同じ土屋ホーム所属とのこと。ともかく、小林陵侑選手は、冬のスポーツの大スター誕生だ!)
(追加;2021.2.20
ジャンプが、面白くなってきた! 高梨沙羅と小林陵侑が調子を戻してきているようだ。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- Peach
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観光バスで到着した地点。ジャンプ台が向こうに見える。あそこまで、今から歩いて移動。
大倉山ジャンプ競技場 名所・史跡
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大倉山ジャンプ台
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大倉山ジャンプ台
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大倉山ジャンプ台
15:30 -
大倉山ジャンプ台。見えた!
15:00からトライアルが始まったようだ。
参加選手は50名。そのうち、日本人選手は12名。(名簿で確認)
標高差は、133.6m。
傾斜長は、403.8m。
K点まで、123m。
手前の停まるためのブレーキング・トラックは100m。
アプローチ(選手がスタートして、飛び出す地点まで)は、101m。
飛び出した後、着地するまで(K点まで)は、123m。 -
大倉山ジャンプ台
かなり接近。 -
大倉山ジャンプ台。
この辺りが見物によさそう。 -
アプローチをズームアップ。
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15:37
経過特典を示す。日本はこの時点で2位と4位。 -
大倉山ジャンプ台
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英語では
SKI JUMPING World Cup 2019
日本語ではスキーを入れないことが多いようだ。 -
スタート地点。
Canon Power Shot 710の威力!120倍までズームアップ。肉眼では遠すぎて見えない。 -
競技場全景
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画面左下に助走開始直後の選手が見える。
15:50
時間的にも、トライアルの締めくくりだ。
この写真は、小林陵侑選手のトライアルのジャンプを狙ったもの。次ぎの一枚に、いきなりJPN一位とあるからだ。彼は50人選手の内、最後を飛んだ。すごい選手らしい。知らなかった。 -
15:51
小林陵侑選手がジャンプした後。
JPNが一位に躍り出ている。 -
小林陵侑選手のトライアル・ジャンプを二回見たので、一休みして、「札幌オリンピック・ミュージアム」に入ることにした。
もっとも、Google Mapの英語版では、Sapporo Winter Sports Museumとなっている。ややこしい! -
「札幌オリンピック・ミュージアム」
もっとも、Google Mapの英語版では、Sapporo Winter Sports Museumとなっている。ややこしい!
70m級ジャンプ金メダル笠谷選手の使用した旧東ドイツ製のスキー。札幌オリンピックミュージアム 美術館・博物館
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笠谷選手は冬季オリンピック初の金メダル受賞者。
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70m級ジャンプの金は笠谷、銀は金野、銅は青地。三人のサインが入った記念切手。右の青地のサインが消えかかっている。
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この札幌大会は白黒の小型テレビで見ていた記憶がある。後の1998年の長野大会はあまり見ていない。私が人生で一番忙しい時期にはいっており、テレビでスポーツを見るなどという暇はなかった。スキーは大山まで行って、下手なりにやっていたのだが、長野オリンピックの頃には、用具も手放し、やめてしまった。
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これを見て思い出した。オーストリアのインスブルックには、このオリンピックの直前の1974年12月末に旅の途中で寄り、さらに、1979年8月に、もう一度、学会などの切れ目に訪問したことがある。二度目の訪問の時、インスブルックのジャンプ台の上から見下ろしたり、階段をかなり降りて見たりしたのを記憶している。
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里谷、清水、岡崎のユニフォームや靴。これらは覚えている名前だ!岡崎のユニフォームが小さく見える。空気抵抗を減らすためだろう。
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船木、金メダルジャンパーだ。
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これは浅田真央選手のもの。下にサインあり。
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大倉山ジャンプ台のサイズを示している。次ぎの写真は右半分。
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大倉山ジャンプ台のサイズを示している。
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ジャンプの仮想体験マシン
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ミュージアムを退出して、再びスキー・ジャンプの試合を見る。
大倉山ジャンプ競技場 名所・史跡
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大倉山ジャンプ台
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16:21
一本目のジャンプ。
後で資料を確認していたら、一本目のジャンプは16時にスタートしたようだ。16時より前の撮影はトライアルだとわかった。 -
16:29
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小林陵侑はこの日の大会は結局3位だったようだ。
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スタート地点をズームアップ
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16:32
ヨーロッパの大会だと、2万5千人の入場者という日もあるが、この日の大倉ジャンプ台では、千人もいただろうか?
後で知ったのだが、この日の大会は、NHKBS1で、同時間に中継されていたようだ。 -
バスへの集合時間が近づいたので、会場を退出。16:34
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