2018/12/21 - 2018/12/21
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Tagucyanさん
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大阪での所用があり、その前日に先乗りで出かけました。
ちょうどいい機会なので、京都丹後鉄道に乗ってきました。
福知山から、京都丹後鉄道の宮福線を走る「丹後あおまつ号」に乗って天橋立駅まで来ました。
次の列車の出発まで少し時間があるので、周辺をブラブラ。と言っても天橋立を観光するほどの時間でもなく、気になっていたラーメン屋さんに入りました。
で、その「次の列車」とは…
京都丹後鉄道の観光車両には「丹後くろまつ号」「丹後あおまつ号」ともうひとつ、「丹後あかまつ号」というのがあります。
「くろまつ号」は完全予約制のレストラン列車、「あおまつ号」は予約不要の列車なのに対して、「あかまつ号」は、乗車整理券の必要な予約定員制の列車になっています。
これに乗って、西舞鶴駅に向かいました。
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- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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【その1】からのつづき
福知山から、「丹後あおまつ号」に乗って天橋立駅に着いた。 -
観光案内所が併設され、駅っぽく見えない天橋立駅の駅舎。
天橋立駅 駅
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駅のすぐ横にある「智恵の湯」という日帰り温泉施設。
ただし、午後からの営業で、まだ開店前だった。 -
駅前の通り。
土産物屋、飲食店、レンタサイクルの店などが並んでいる。 -
ここからさっそく観光、といきたいところなのだが、そこまで時間はないので、とりあえず海辺まで来た。
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こちら側の陸地が、細長く対岸まで続いている。
これが天橋立。平面からだとわかりにくいですね。 -
対岸には、天橋立が一望できる「傘立」というところまで登るケーブルカーが見える。あれには乗ったことがある。
その時は、天橋立を歩いて向こうまで渡って、また歩いて帰ってきた。
今はレンタサイクルがあるので、もうちょっと便利になった。 -
さて、そろそろお昼。
本日の昼食は、その道の途中にある。 -
「天橋立くじからラーメン」というお店。
天橋立 くじからラーメン グルメ・レストラン
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観光地にありながら、それとは一線を画したこだわりのお店ということなので、寄ってみることにした。
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では、入ってみましょう。
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建物自体が狭くて、1階は厨房と、裏にテラス席が2テーブルだけある。
ここで、まずは注文と精算をする。 -
2階に上がると、食べるスペース。
知る人ぞ知る人気店のようなのだが、まだ11時半すぎだったので、先客は少なかった。 -
店主と奥さん?の2人で切り盛りしているので、食後のテーブル拭きと食器の返却をお願いする張り紙。
強制ではないようだが、私も含め周りもみんな協力してた。 -
1階ですでに注文済みだが、2階にもメニューが置いてある。
注文したのはもちろん、左側の「クセあり」と書いてある方。
「ほろ苦く濃い薄味」「こってりしてあっさり」なのだそうだ。 -
このお店で使っている醤油のウンチクが書かれている。
要約すると、丹後に点在する9つの調味素材を使って、試行錯誤を繰り返した「常識の盲点を突く矛盾の醤油」... むずかしい(笑)
店名の「くじから」とは、その「9つの力」ということらしい。 -
出てきました。
見た目は濃そうですけど。 -
イメージとしては、「焦がし醤油」のような感じ。
「濃くて薄い」「こってりしてあっさり」
なるほど。こういう味は好きですよ。
さっきのウンチクによれば「人類の十人に三人は吸い寄せられるという説もある」とのこと。私もその「三人」に入ったようです(笑) -
麺ももちもちして美味しい。
なんだか、いいお店を見つけた気がした。 -
天橋立駅まで戻ってきた。
天橋立駅 駅
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駅舎の中。左が観光案内所で、右が改札口。
切符売り場はこのさらに右側にある。
JR線ではないが、「みどりの窓口」もある。 -
ホームに行くと、さっき大江駅で抜かした「丹後くろまつ号」がやってきた。
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完全予約制のレストラン列車。
これに乗ってた皆さんは、午前中の「スイーツコース」を堪能した人たち。 -
もともと普通の車両を改造して作った観光車両。
車両の所有は現在も第3セクターの「北近畿タンゴ鉄道」である。 -
その向かいのホームに停まっているのが、
これから乗る「丹後あかまつ号」西舞鶴行き。京都丹後鉄道 あかまつ 乗り物
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くろまつ号も、あおまつ号も、あかまつ号も、元の車両は同じ形式なので、このあたりのデザインは共通している。
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そしてこのデザインも… ちょっとだけ違う。
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この列車は、予約定員制。
乗車整理券は、前もって丹鉄のHPから予約済みで、駅の窓口で引き換えた。 -
車内。
先ほど乗った予約不要の「あおまつ号」よりもさらに凝った造り。
アテンダントさんも2人乗っている。 -
座席はこんな感じ。
乗車整理券が必要のせいで、乗客は全員観光客。
珍しく日本人ばかりだった。 -
もうじきクリスマス。
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特急形車両「丹後の海」のポスター。
これにも後で乗る。 -
天橋立駅を出発。
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出発と同時に、アテンダントさんから記念乗車証を配られた。
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開いてみたら、スタンプを押すスペースがあった。
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ということで、押してみました。
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天橋立駅まではJRの電車特急が乗り入れて来るので、電化されている。
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宮福線との分岐駅である宮津駅に戻ってきた。
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この鉄道の本社がある宮津駅。
列車すれ違いのためしばらく停車。宮津駅 駅
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すれ違い列車がやってきた。
この路線を走る普通車両は、トイレ有り無しだけの違いで同じ形式なのだが、塗装色がすべて違う。京都丹後鉄道 宮舞線 乗り物
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少しだけ海沿い。
天橋立が真横から見える区間もある。 -
栗田(くんだ)駅。
栗田駅 駅
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この列車は各駅停車だが、乗車整理券が必要な列車なので、途中駅での乗り降りはなかった。
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再び海が見える。
先ほどの海は宮津湾。ここは栗田湾(若狭湾)。 -
海沿いの、一番眺めのいい地点で停車。
このあたりが、観光列車のいいところ。 -
「奈具海岸」という海岸だそうで。
奈具海岸 自然・景勝地
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波もそこそこ荒いですね。
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再び出発。
断崖の上のよい景色ということは逆に山が海に迫っているということで、前方はこんな眺め。 -
長い砂浜。
夏は海水浴場になるようで、ホテルも何軒かあった。 -
丹後由良駅。
丹後由良駅 駅
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丹後由良駅。
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丹後由良駅のすぐ先。
朝、山陰線の特急からも、宮福線からも見えた由良川の、ここが河口付近。 -
ここが、長ーい鉄橋になっていて、この列車は徐行して走る。
由良川 自然・景勝地
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鉄橋の真ん中付近。
河口方向を見ています。
ちなみに反対方向は、逆光で撮れませんでした... -
鉄橋を渡って、すぐのところにある丹後神崎駅。
丹後神崎駅 駅
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丹後神崎駅。
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しばらく、由良川に沿って走る。
対岸は宮津市。こちら側は舞鶴市。 -
ここで、アテンダントさんがやってきて、抽選箱の中に入ったピンバッチを1人1個プレゼント。
適当に引いてみたら、「くろまつ号」のピンバッチだった。 -
東雲(しののめ)駅。
東雲駅 駅
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東京にも同じ地名があるから読めるけど、そうでなければ難読駅名。
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由良川沿いから離れ、軽く山越え。
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四所(ししょ)駅。
列車とすれ違い。四所駅 駅
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四所駅。
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次は終点。
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JR舞鶴線と合流する。
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西舞鶴駅構内へ。
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かつて「タンゴエクスプローラー」として運転されていた車両がいた。
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京都丹後鉄道の運転上の拠点となっている、西舞鶴運転区。
乗務員や車両の多くがここの所属である。 -
ただし、京都丹後鉄道の駅としては片面ホームのみ。
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終点、西舞鶴駅に到着。
西舞鶴駅 駅
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ホーム前方に歩いて行くと、出口(改札)がある。
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改札口。
JR駅舎の一部を間借りしているような感じで、あまり広くない。 -
西舞鶴駅の駅舎。
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西舞鶴駅の駅前。
おとなりの東舞鶴駅周辺は日本海軍の鎮守府として発展したのに対して、こちらは城下町。
駅周辺は町になっている。
さてここで、持っている「ふっこう周遊パス」を少し有効に使います。
【その3】につづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Akrさん 2019/01/28 08:28:36
- 「赤」もあるのね・・・
- Tagucyanさま
連投失礼します。
「黒」「青」のほかに「赤」もあったんですね。それぞれ趣向が違っていて面白いですね。事業者の観光列車への熱の入れようが感じられます。(貴重な収入源なんでしょうね)
天橋立のくじからラーメンは、「九つの力」ですか、そうですか。「くじらの唐揚げ」が乗っているラーメンだと思った私はかなり病んでいますね。醤油のうんちく、解るようなわからないような・・・難しすぎます(笑)
それも10人に3人っていうのも微妙。かなりクセがあるのでしょうか・・・
逆に7人の意見が聞きたいですね。Tagucyanさまは、”3人”のほうに入ったのであれば本物がわかる人だという事ですね。食べてみたい気がします。。。
途中の鉄橋は、撮影ポイントで有名な所で良く写真で見る所ですね。
遮るものが無くて広い川にかかる単線の鉄橋の雰囲気がいいです。
失礼しました。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2019/01/29 00:02:59
- 趣向を凝らしてますよね
Akrさま
連投ありがとうございます。
丹鉄、いくつもの個性ある観光列車を走らせていて、さすがはWILLER、民間らしい知恵を活かしてがんばってます。
冬休みが始まる前の時期でしたけど、どの列車もそこそこお客さんが乗っていましたよ。
くじからラーメン、私は「9時から」だと思っていました^^;
クジラの唐揚げ乗せラーメンも食べてみたい気もしますが(笑)
あのウンチクを読んでいると、一体どんな変わった味なのかと思いますが、食べてみれば美味しいラーメンでした。簡単に言えば焦がし醤油味のような。
一般的な醤油ラーメンとかが好きな人はどう感じるかわかりませんけど、でも7割も苦手な人がいるとは思えませんでしたけどねえ。
あの由良川の鉄橋、私も写真で見たことがあります。
現地を通りかかって、「ああ、ここかあ」と思いました。
さすがは観光列車、わざと徐行して、鉄橋を渡ってくれました。
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Tagucyan
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- BTSさん 2019/01/27 11:45:43
- 青松の次は赤松とは…
- Tagucyanさまへ
こんにちは~
快晴の中、天橋立駅周辺を歩くのは気持ち良さそうですね。
私が以前にお邪魔したとき、「くじからラーメン」はランチ候補の一つでした。駅から直ぐなので良いかなと思っていましたが、結局は天橋立の中にある、はしだて茶屋で「あさり飯」を食べました。
くじらラーメン、美味しそうですね。
見た目は濃そうですが、こってり感があり同時にあっさりしているんですね。太麺との絡みも良いですね。私も寄れば良かったと後悔しています。
食後は、赤松に乗り西舞鶴へ移動ですね。
前半では青松に乗り、途中駅で黒松を抜き、今度は赤松に乗るなんて、丹鉄を極めましたね。Tagucyanさまの綿密な計画には脱帽です。
私も宮舞線には乗りましたが、栗田駅~丹後由良駅間の海岸の景色は記憶がありません。一般の列車に乗っていたので、きっとスルーしてしまったのでしょう。それにしても風光明媚な栗田湾(奈具海岸)ですね。後悔の連続です。(笑)
丹後由良駅は、小海線のようなローカル感が漂い、何とも言えない駅です。駅を発車すると、直ぐに由良川橋梁があり、橋梁の低さが良いですね。この区間は私の好きな場所です。懐かしい想いで拝見させていただきました。
この後は、路線バスで回られるようですね。続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2019/01/27 21:36:28
- うまく乗り継げました
BTSさま
こんばんは。
このラーメン屋さんは、行程上昼食は天橋立駅周辺かなと思い、駅周辺はどんな雰囲気なんだろうと事前にストリートビューを見ていたら偶然見つけたんです。
観光地にあるのに観光地っぽくない店構えといいますか(笑)
「クセあり」とか書かれていましたが、太めの麺やチャーシューも含めて美味しかったですよ。
今回行程を立てるにあたって、敦賀から小浜線経由にするか、京都から福知山に行くか、2方面から検討していました。すると、京都周りで行くと「あおまつ」と「あかまつ」に両方乗れることがわかったんです。それに、「くろまつ」も何回か拝見できましたしね。
普通の定期列車もいいですが、こういう観光列車も、沿線の案内や、景色のいいところでの停車や徐行などがあっていいものです。
奈具海岸や、由良川の鉄橋は特に印象に残りましたね。
由良川は、山陰線の特急から見たときも思いましたが、そんなに長い川ではないと思いますが大陸を悠然と流れる大河のような雰囲気でいいですね。
西舞鶴駅からはおっしゃるとおりバスに乗って少しマニアックなことをします。
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Tagucyan
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