2018-2019冬休み 年越し上海 Vol.4 まったり上海編　極上の眺望に喜ぶ

2018/12/28 - 2018/12/29

「冬休みどっか行かへん？」と友人に誘われました。が、ヒマはあってもお金がないpacorin、消去法的に行き先を上海に決めました。
休みを2日フライングゲットして、南京や紹興・杭州へのプチトリップを入れつつ、個人旅行で旅してきました。

この旅行記は旅の2日目、日帰りの南京から戻ってきて夕食を食べに行った様子と、翌日ホテルを移動して外灘でまったり過ごした様子です。

＜旅程＞

12/27 14:10 関空　MU516　15:55 上海浦東
　　　　　　　　　　　（上海マリオット・ホテル・シティセンター泊）
12/28 南京日帰り旅行 （上海マリオット・ホテル・シティセンター泊）
12/29 上海　　　　　 （レ スイート オリエント・バンド上海泊）
12/30 紹興・杭州　　 （ＪＷマリオット・ホテル杭州泊）
12/31 杭州→上海　 　 （レ スイート オリエント・バンド上海泊）　　　　
1/1 上海　　　　　　 （レ スイート オリエント・バンド上海泊）
1/2 ディズニーリゾートへ移動 　　　（トイ・ストーリー・ホテル泊）
1/3 上海ディズニーランド　　 　　　（トイ・ストーリー・ホテル泊）
1/4 10:00 上海浦東　MU515　13:10 関空

エリア 上海(中国)

• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

〈旅行2日目の夜〉
南京から高鉄で上海駅に戻ってきました。（19：27）
夜ゴハンを食べに行きます。

上海の地下鉄ってDigital Signageがポピュラーなんですかね？走行中に窓の外を見ていたら、広告がついてくるのが面白かったです。関西じゃ見ないのですが。

陸家嘴で下車、浦東エリアにやってきました。

なんだかやっと上海に来た気がする。

東方明珠塔にご挨拶。

浦東のランドマーク、上海中心大厦（上海タワー、一番高いビル）、上海環球金融中心（上海ワールド・フィナンシャル・センター、上海ヒルズ、左の隠れた青いビル）、金茂大廈 （ジンマオタワー、真ん中のビル）。

手前が上海国金中心商場（ifc mall）で、高級ブランドショップが一堂に会するラグジュアリーモールです。

浦東は、かつて工場や農村エリアだったようですが、1990年代に入って開発プロジェクトが始動、高層ビルが林立するエリアとなりました。

上海の近代化を象徴する光景に圧倒され、地下鉄の出口を出たところでしばし動けませんでした。

ライトアップの色使いが独特。

夕食は味というより写真映えを狙って、ifcモールの中にある楽新皇朝でカラフルな8色小籠包を食べたいと思っていました。
が、案内板で店を探しているとそこにいた案内のおじさん（？）が「その店は閉まっている」と言ったようで。臨時休業なのか閉店しちゃったのかよくわかりませんが・・・？

ま、他にも店あるし、もうどこでもええわ。
ん？ミッキー？９０？

全然知らなかったのですが、ミッキーマウスは1928年のスクリーンデビューから、90周年を迎えていたんですね～上海ディズニーへ行くくせに全く予習してなかったわ。

で。困った時の安定の鼎泰豊。日本にも沢山、京都にもあるけど、上海にも多くの店舗があります。

青島ビール純生でおつかれちゃーん。これ、ビール好きな人には物足りない感じかもしれませんが、アルコール度数が低く、さっぱりしたお味なので、ビールが苦手な人でもいける飲みやすさでした。

定番の小籠包。
皮が薄くてあっさりだよね～

蟹みそ入り小籠包。
蟹みそ大好きなpacorin的には普通の小籠包よりこっちのが好き。

鼎泰豊に来るといっつも同じ料理を頼んでしまうので、今回は食べたことないような高額メニューを注文してみました。
アスパラの蟹みそソースがけ（名前忘れた）
極太のアスパラガスに濃厚蟹みそソースがかかっています。ソースは辛さをどうするか、とか聞かれました。

これは確か季節限定メニューの汁なし麺で、トリュフだったかきのこが入った麺でした。

遅い時間にお腹いっぱい食べてしまった～

ということで、ちょっと散歩します。

ちなみにライトアップは基本的に22時までみたいです。

ifcモールはラグジュアリーなモールなだけあって、屋外の装飾も気合が入っていました。

上海3兄弟、消灯！
東方明珠塔を見上げていたら、ふっとライトアップが終了しました。ホテルに帰りましょう。

ジムがすいていたのでちょっとだけカロリー消費しました。
マリオット・ホテル・シティセンター、とても良かったです。フロントに漂う独特の芳香剤のニオイ以外は。

＜旅行3日目＞

おはようございます。ホテルの部屋からの眺望です。

高層マンションが立ち並んでいますが、低層住宅が密集しているエリアもありますね。

ホテルの朝食をつけていなかったので、外に行きます。
後で散歩してみよう。

朝食を食べに外に出るまでよくわかっていなかったのですが、ホテル近くの黄河路はグルメストリートでした。
小籠包のお店「佳家湯包」をチェックしていましたが、閉まっていたのでその対面にある生煎（焼小籠包）のチェーン店「小楊生煎」へ。

工事中だけど営業中アピール？

店内で包んでいます。

何気に焼き小籠包って食べたことないかも。

店先で注文して先に会計するスタイルでした。

3種類の生煎をいただきました。（豚肉、エビ、野菜だっけ・・・？）
思っていたより皮が薄くて肉汁ジュワ～で超うまし！
普通の小籠包より食べ応えがあって美味しいかも♪♪

ひっくり返すと皮がカリっと焼かれているのがわかります。

このお店は生煎とスープのみを扱う専門店。魚の団子が入ったスープを注文してみました。ちょっとしょっぱめだけど、味は美味しい。しかし、量が多すぎ。

「小楊生煎」、トラベラーさんの旅行記にも多々登場するだけあって、とても美味しかったです。日本にも来てほしいな～

朝食の後、一人でちょっと散歩してみました。
住宅エリアにお邪魔しまーす。

玄関先の飾り。

建物の外観は改装しているのか、割と新しそう。

中央の白っぽいものは何かな？ダスト・シュート？

設置してある謎の健康器具も新し気。

見下ろされてる感があるな～

自家製ソーセージ！？
なんか怖いんですけど・・・

洗濯物を通路の真ん中に干すセンスがよくわかりませんが。

こんな上海のど真ん中に住むと、家賃はどれぐらいなんだろう？

集合住宅ばっかりですね～

やたらあのビルが目につくな～

電線にツタみたいなのが絡まってるのはいいのでしょうか？

またもや洗濯物ゾーン。

この手前の器具はどうやって使うのだろうか？

外からのぞき見（不審者）

マリオットがひょっこりはん。

真っ赤なおパンツ、わざと目立つように干してない？

スマホ社会の中国、公衆電話を使う人はいるのかな？

門があるってことは、夜に閉まったりするのかなあ？

電線の束。

学校です。

初級中学って何だ？

外務省のＨＰによると、「中国の学校は，小学（6年），初級中学（3年，中学校にあたる），高級中学（3年，高校にあたる）に分かれており，小学と初級中学の9年間が義務教育です。」

お散歩終了～

コレ、ホテルの部屋にあったマスクです。絵が素敵すぎる（笑）

この後、友人がホテルのプールで泳ぐと言うのでチェックアウトまでのんびりしてました。

マリオットをチェックアウト、タクシーで外灘にあるレ スイート オリエント バンド上海に移動してきました。
https://www.lessuitesorient.com/

ホテルの対岸は浦東のビル群。
チェックインは14時からで、まだ12時過ぎだったけど、するっと部屋に案内してもらえました。ラッキー☆

お部屋に入るといきなりこの景色が！！
なんだこれ、良すぎるじゃないかっ↑↑

おまけに外灘側までバッチリ見えちゃう！！

バスタイムは外灘の夜景を見ながら楽しめる♪♪

このホテルは友人がチョイス、pacorinが予約していたのですが、ツインの部屋と間違えて「上海デラックスルーム」をおさえていたんですね。
ベッドが１つしかないことに後で気づいたけど、1泊だし、面倒だからそのままにしていました。けど、これは当たりだわ。どうせならカップルで来たいところだけど。

このホテルで浦東側と外灘側、両方の景色が楽しめるのはこのタイプの部屋だけだと思います。（後日泊まったツインの部屋からは東方明珠電視塔の辺りしか見えませんでした）

ひとしきり部屋の写真を撮った後は散歩に出かけます。

アフタヌーンティーでもしようかということになりましたが、友人はスイーツが食べられず、「どこでもいい」と適当だったので、近場でさくっと行けそうなところにしました。

外灘20号：フェアモント ピース ホテル（和平飯店）のジャスミンラウンジです。

1929年に建てられた旧沙?大厦（サッスーンハウス）は、ユダヤ系不動産王サッスーンの本拠地だったそうです。

歴史あるホテルっぽいので、お洒落さはなくとも重厚な落ち着きがあるのではと期待したのですが・・・。

案内されたラウンジに足を踏み入れてまず引いたのは「演歌」みたいな音楽が大音量で流れていて、先客はオッサンのグループしかおらず、ホテルのティーラウンジというより、庶民的な中華料理屋のような雰囲気がただよっていたこと！やってもた。失敗かも。

とりあえず一種類しかないシャンパン付きのアフタヌーンティーセットを注文。紅茶まではスムーズに出てきて美味しかったんだけど、ＢＧＭが中国歌謡曲((+_+))よっぽど「音楽変えてください」って言おうかと思ったけど、変えたところで大して向上する感じでもないからもう聞こえないふり。

紅茶が出てきた後、大丈夫ですか？ってぐらい待ちました。その間にキョロキョロして気づいたのは、どうやらこの日はダンスの日？みたいな感じで、変なレイアウトだと思った空間は社交ダンスフロアになっていたのでした。この日のお客さんはダンス目的の人々だったようです。

サンドイッチは丸く型抜きしたかわいいもので、普通に美味しかったです。スコーンもＯＫ，スイーツ類はそこまで甘くなく、パサパサ系が多かった印象。
そんなことより・・・

演歌が終わったと思ったら、素人のダンスが始まった！！
見えるところに座っていた、赤シャツを着たヅラ疑惑のおじさんが立ち上がってオバサンと踊り出したときには吹きそうになりました。（写真には写っておられません）

唖然として眺めていると、一人の男性がこちらのテーブルにやってきて「一曲ご一緒しませんか？」みたいな感じだったので、ブンブン首を振ってお断りしました。
外灘で優雅なティータイムをするつもりが、南京のスワン事件に続くシュール体験になってしまったっ！！（悲）

さらに、最初にいたオッサンチームはバンドマンだったみたいで、忘年会の芸で着るような金キラの衣装をまとい、2階に消えていったと思ったら、超絶下手クソな演奏が始まりました。特にベースがひどくて、コード進行全部間違えてるし！
これで700数十元はもったいなかったわ！！（爆）

ふー、やれやれ。とりあえず満腹にはなったので、南京東路を歩きます。

新世界大丸百貨をチラ見。

2015年にオープンしたそうなので、まだ新しいですね。
吹き抜けが良い感じでした。

豫園に向かってぶらぶら歩き。

福佑路にある、春節の飾り物ばかりを売るお店。

あ、上海タワーだ！

では豫園商城エリアへ。

地方からの団体観光客が来ていました。外灘にもいたけど、ガイドがスピーカーで説明するから賑やかなの。

ここにもＫＦＣ。あまりにもあるから一度は行ってみたかったけど、行かずじまい。

テイクアウト専門の南翔饅頭店なんて昔あったかな？

さらに歩いて・・・

湖心亭が見えるところにやってきました。

上海最古の茶楼「湖心亭」は、釘を一本も使っていないそうです。

湖心亭までにかかっている橋は「九曲橋」といいます。「悪霊はまっすぐにしか進めない」という中国の古い言い伝えにより、悪霊を池にふり落とすためにジグザグになっているそうです。

豫園自体は過去に2回見学しているのでパス。

五香豆って名物みたいだけど・・・ちょっと気になるも買わず。
隣はスタバ。

観光客で大賑わい。

「寧波湯圓店」も気になったけど、お腹いっぱいなのでまたの機会に。

で、お腹すいてないのに豫園まで来たらここに寄らずにはいられないってことで「南翔饅頭店」
創業は1900年、言わずと知れた老舗小籠包専門店です。

多少待ちましたが、回転は速そうでそんなに長くは待ちませんでした。

2階席（だったかな？）に案内されました。ん？こんなお洒落な感じだっけ？っていうか、店内めちゃくちゃきれいだな。

→　それもそのはず、今調べたらこの秋にリニューアルされたばかりだそうで、さっき見たテイクアウト専門店もこの建物から分離されたみたい。今はこの建物はイートインのみになっています。

昨夜とは違うラベルの青島ビールをいただきました。
「老上海サラダ」って何かと思ったらポテサラやん～

蟹黄灌湯包

ビジュアルだけだろうと思いつつ、一度は試してみたいと思った蟹味噌スープを飲むスタイルの大型小籠包。うーん、一度も試さなくていいと思います。スープはまあ美味しいけど、ただそれだけ。皮がかたくておいしくないよ～

伝統鮮肉小籠

実に14年ぶりにこちらでいただく小籠包。昔のメモには「皮が厚めでまあまあ」と書いてあったけど・・・あれ？美味しい！お肉がしっかり、ジューシーな感じ。昨夜いただいた鼎泰豊のあっさりした普通の小籠包より好きかも！

2004年に食した時の様子はこちら『<2004> 10年前の上海』
https://4travel.jp/travelogue/10930350

4人で随分沢山の小籠包を注文していたようです。しかもおやつとして。

豚さんの形のカスタードまんまで頼んじゃった。

なんとなく鼎泰豊の方が美味しいのかなって思ってたけど、南翔には南翔の美味しさがある！と実感した14年ぶりの小籠包でした。

食事を終えたらすっかり日が落ちて暗くなっていました。

そういえば、ホテルでハッピーアワーをやっていたような。
ドリンク1杯無料でいただけるんだよね、間に合うかな。

ライトアップされた豫園商城を後にします。

写真はイマイチだけど、夜も素敵な雰囲気です。

すたこら歩いて・・・

間に合いました♪ワインとスナックをゲットしてホテルのラウンジでいただきました。
外灘で高いバーに行かなくても、自分のホテルで浦東の景色見ながらタダ飲みできるなんて、最高じゃないですか♪

まったりしたひと時。というか、この日は何もせず食べてばっかり。しかも小籠包率高すぎ。

そして部屋に戻るとこの景色☆☆☆

黄浦江をはさんで・・・

外灘側もこの通り☆☆☆

外灘の夜景は大好きな景色の一つです。14年前に初めて上海に来たときから、この景色を愛しています。

ん？あの緑の三角屋根は和平飯店！（あえて中国語読み）
まさか外灘のアフタヌーンティーであの雰囲気を体験するとはね。ネタだわ。

バスタイムはこの景色を楽しみながら♪

最高すぎる景色を・・・

いつまでも眺めていました。。。と書きたいけれど、22時に消灯！

明日は紹興・杭州へ1泊旅行に出かけます。Vol.5に続く。

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2019/07/15 07:46:41

  素人ダンスタイムはシュールやな～

  pacorinさん　岐阜の旅行記にいいね有難うございました。
  
  上海へプチトリップしてたんですね。
  私も以前5日間ほど居ましたが、もうこれ以上居る必要ないわと思いました。9日間も居たのですか。それじゃロングトリップですね。
  
  レ スイート オリエント・バンド　ホテルからの景観最高ですね。
  代表的外灘のポスターそのものの景色じゃないですか。
  ここはお値段高いホテルとの印象がありますが、でも景色代毎日1万円と思えばお安い宿泊代ですよね。
  デラックスルームだったのですよね。お安いお部屋だとやはりむさ苦しい街並み側景観となるのでしょうか。
  
  素人ダンスのお話めちゃ面白かったです。何で中国って、あのおっさんおばさんの類が多いというか、張り切っているのでしょうかね。
  全ての雰囲気ぶち壊しにしてるのが分らんのですかね。
  
  これまた同感のお話
  フェアモントホテルの生バンド演奏を私も聴きに行こうかと、入口に立ったところ、流れてくる音楽の下手なこと、素人音楽に等しいと思い入るのを止める。それでもうっとりしている外人夫婦を見て、この人ら可哀想と思いました。
  気を取り直して、近くのジャズクラブへ入る。白人のカルテットだったが、これまた下手なポップス調ロック。も～嫌になって即退散。
  上海ってジャズの街ってイメージあったけど、認識違いしていたと反省。
  反省の中国旅行は続くのでした。
  
  全部の中国旅行記を読んでいませんが、pacorinさんのは面白い。
  また続いて訪問しますね。
  　　　　　　　　　　　　olive　kenji
  
  

  pacorinさん からの返信 2019/07/18 10:38:35

  Re: 素人ダンスタイムはシュールやな～

  olive　kenjiさん、こんにちは
  
  かかみがはら航空宇宙博物館、表紙の写真に惹かれて訪問しました。暗いところで浮かび上がるように展示されている「飛燕」と「零戦」、見せ方もかっこいいですよね。
  
  さて、上海・南京の旅行記にたくさんご投票いただき、ありがとうございました。求めていないのにネタのような出来事が多くて・・・
  けど、レ スイートからの眺めは本当に良かったです。浦東側と外灘側の両方が見えるのが角部屋の「上海デラックスルーム」（けど部屋は自体は狭い）ですが、後から泊まったツインのお部屋からも浦東側が見えましたよ。ジムからの眺望が古めかしい集合住宅群でした。
  
  にしても、フェアモントホテルで過ごした時間は・・・お金がもったいなかった。シュールネタを面白く思っていただけたのが救いです。
  
  pacorin