2012/08/19 - 2012/08/27
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この旅行も、残すところ後2日。パリではツアーを離脱することを決めました。朝から晩まで、また毎日決められたスケジュールで団体行動するというのが苦手な私は、最後くらい好き勝手に歩きたい。今回の旅の計画を立てた姪や旅行会社の人にとっては迷惑な話だったと思いますが、Myスタイルの旅を楽しませてもらう事にしました。果たしてそれが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、時間に縛られず(と言っても結局は時間に縛られていたのですが)パリの街を弾丸散策。色々なハプニングもありましたが、犯罪に巻き込まれることもなく旅を満喫することができました。今回は(も?!)気ままなぶらり旅とは程遠いのですが、最後のパリ散策その①を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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-
再びパリに戻って来ました。
モン・サン・ミッシェルを出発する時にはポツポツの雨でしたが、パリに近づくにつれ本降りに。
写真はミラボー橋。ミラボー橋 建造物
-
エッフェル塔の下に来た時は、大粒の雨になっていました。
絵葉書のようなエッフェル塔が見たいのであれば、シャイヨー宮から。
迫力を求めるのであれば、やはり近づいて下から見上げると良いでしょう。
塔の模様の美しさも良く分かります。エッフェル塔 建造物
-
この雨で傘なしとは…。
皆さん風邪を引かないように気をつけてくださいね。 -
前回のパリでは、高層ビルが建ち並ぶ再開発エリア「ラ・デファンス」に滞在しましたが、今回はモンパルナス。
ホテルは5ッ星のゴージャスさはないものの、スタッフの質、部屋の清潔さ、そしてアクセスの良さで合格の4ッ星。
利用する駅が、歩いて5分くらいの距離というのは非常に便利です。
また、部屋が高層階というのもグッドでした。
チェックインを済ませたら、ツアーを離脱して早速パリ散策スタート。
17時近いというのに、まだまだ明るいパリの街です。 -
写真はRERのモンパルナス駅(GARE=駅)。
高速列車TGV(テー・ジェー・ベー/Train a Grande Vitess)の利用はこちらから。
私たちはメトロを利用するので別の駅を目指します。 -
Metro。
フランス語は分からなくても、この単語なら理解できましたよ。
という事で、案内に従って進んでみましょう。 -
券売機。
他にそれらしき物が見当たらなかったので、多分これなのだろうな~と近づいてみましたが、ヨーロッパの券売機って何故こんなにビッグサイズなのでしょうか?
日本なら4台くらいは設置されていそうです。 -
早速切符を購入。
再びドキドキ。
表示をフランス語から英語に切り替え、画面を見ながら、そしてモニターの下にある(選択用の)シルバーの金属をゴロゴロと転がして切符を購入。
クレジットカードで支払いをする場合は、写真の4種類が使えます。
旅行用に持って行くのであれば、やはりVISAカードやMasterカードが良いでしょう。 -
TICKET t+ 切符
TICKET t+ carnet 10枚つづりの回数券
※こども用のTICKET t+ carnetもあります
Movilis(1日フリーパス)
Paris Visite(1~5日フリーパス)
TICKET Jeune(25歳まで/週末限定1日フリーパス)
何度も利用する方は、ICカードのNavigoが良いのでは?
SuicaやPASMOのようなもので、メトロ・バス・路面電車で利用できますよ。 -
最初に目指すのは、エトワール凱旋門の最寄駅「Charles de Gaulle Étoile」。
駅や電車ではスリに注意しましょうね。
この駅の構内でも日本語のアナウンスが=何度も=流れていましたから、日本人は狙われ易いのでしょう。
また、乗車したら出来るだけ椅子に座るのが良いと思います。
入り口付近はとっても危険。
可愛いルーマニアの少女たち(スリ)にも注意が必要です。
巨大なスリ組織があると聞きました。
恐らくルーブル美術館で私たちを狙っていたのも、そのメンバーだったのではないかと思いますが、その時は高校生くらいの女性2人組でしたよ。
若年層のスリは、何人かで行動しているケースが多いように感じますね。
時には、耳が聞こえないふりをすることもあるとか。
カフェで近寄ってきた女の子に気を取られていたら、別の子(仲間)がテーブルの上に置いてあったスマホを盗んで行ったとか、電車の入り口付近でスマホを操作していたらドアが閉まる間際にさっと引ったくられたというケースは良く聞くので、気をつけましょう。
海外の警察は当てにならないと聞きますから、自分の身は自分で守りましょう。 -
エトワール凱旋門が見えてきましたよ。
しかしこの前の道は、交通量が多いロータリー。
道路横断には、地下通路を利用します。
お天気も回復し、この青空。 -
写真はエトワール凱旋門に続く地下通路。
観光客がゾロゾロと歩いていますから、流れに沿って進んでください。 -
ということで門の下に到着。
-
時間と体力がある方は、門の上に上ってみましょう。
ここでパリの夕日を見るという人も多いのですが、日が沈むのはかなり遅いです。
写真右下のドアは、上から下りてくる人たちの出口。 -
凱旋門の下には無名戦士たちのお墓がありますが、写真掲載に躊躇いがありましたので別サイドの写真を載せておきます。
ここまで近づいてしまうと、全体を撮影するのは大変ですね。
https://youtu.be/YrNbIKqQjLs -
地下通路を戻り、シャンゼリゼ通りを歩きます。
-
日本では夜という時間帯ですが、まだこんなに明るいパリの街。
しかし、明るさが薄れてくると気温がどんどん下がり始めるので、夕方から出掛ける時は長袖の方が良いと思います。
8月でも、夕方はこのような恰好で歩くことになりますよ。
日が落ちると更に気温が下がりますので、重ね着で調整するのが良いでしょう。
暑いのは何とか我慢できますが、寒さには耐えられません。 -
このドット柄は日本の女性芸術家。
-
続いて紹介するのは、日本でもお馴染みのラデュレ。
ラデュレ (パリ シャンゼリゼ店) カフェ
-
夜食用にマカロンを購入して帰ります。
色を見ているだけで楽しくなりますね。 -
買い物の次は、豪華な橋を目指しましょう。
向かうのはグラン・パレ/プティ・パレ、そしてアレクサンドル3世橋です。
グラン・パレの近くに、このような像が置かれていました。
貴方は誰? -
近くに警察署があり、像の男性も制服姿でしたから、きっと警察関係の有名な方なのだろうとそのまま通り過ぎるつもりが、私の中で何か気になるものがあったのでしょうね。
自分でも説明はできませんが、取り敢えず記念撮影を…とカメラを向け驚きました。 -
書かれている文字を見ると、チャールズ…いやフランスなのでシャルル。
そしてドの次は、ガゥ?……ガゥ?……んっ?シャルル・ドと続いたら、あらまっ…まさかのシャルル・ド・ゴール???
思わぬ所で、思わぬ人物にお会いしたという感じです。
元大統領は軍人だったのですね。
無知な私…。 -
像の後ろに写っていた建物が、国立美術館のグラン・パレ。
1900年パリ万博のメイン会場として建てられたもので、フランス人に大人気の美術館です。
残念ながらこちらは、ミュージアムパスが利用できる施設一覧には記載がありませんでした。グラン パレ 現代・近代建築
-
もう少し暗かったら、ライトアップがもっと綺麗だったことでしょう。
-
目の前には、市立美術館のプティ・パレがあります。
グラン・パレ同様、1900年のパリ万博のために作られた建物。
そして、プティ・パレのすぐ横にはイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルの像がありましたよ。
ちなみにこの通りにもチャーチルの名が付いていましたが、フランスと深い関わりがあったのでしょうか。プティ パレ (パリ市立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
-
そしてこちらが、豪華なアレクサンドル3世橋。
アレクサンドル3世橋 現代・近代建築
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セーヌ川に掛かる橋は個性的な物が多いのですが、私が一番見たかったのがこの橋でした。
ピンボケの写真ですが、この豪華さはまさに映画の世界。
飛行機好きの方は、橋を渡ってエールフランスミュージアム(航空博物館)へ行くのも良いのでは?
20時半を回るので、そろそろホテルに戻ります。 -
購入してきたマカロンをOPEN。
-
スイーツを食べながら、ホテルの部屋でパリの夕日を眺めます。
21時でようやく空が赤く染まってきました。
時間の感覚が狂いますね。
凱旋門から夕陽を見るのであれば、やはりディナーを先に済ませてから行くのが良さそうです。
翌日のパリ散策の打ち合わせをしながら就寝。 -
翌朝。
今日はお天気が良さそうですよ。 -
朝食を食べたら出発。
ヨーロッパ旅行の9日間なんて、あっという間です。
泣いても笑っても残り1日。 -
予約してあったミュージアムパスを受け取り、いよいよ散策開始。
写真奥の建物は、ルーブル美術館。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ジェネラル・ルモニエ通りの地下道から、ユニフォーム姿の人が一人二人と現れ、やがてジャンヌダルク騎馬像の前は、ご覧のように自転車軍団で埋め尽くされました。
ツール・ド・フランスを期待しましたが、開催時期も違えば応援の人もいなかったので、ローカルの大会だったのでしょう。ジャンヌダルク像とピラミッド広場 広場・公園
-
チュイルリー公園を通り、オランジュリー美術館へ行ってみましょう。
チュイルリー公園 広場・公園
-
ルノートルが設計した古い公園ですが、ここもフランスらしいシンメトリーのデザインになっています。
通り抜けするだけのつもりが、思いのほかゆっくりし過ぎてしまいました。
誤算その①。
スケジュールの修正を迫られ、目的地をオルセー美術館に変更。 -
バトビュス(Batobus)。
セーヌ川沿いの主要観光スポットを移動するなら、これを使うのも良いと思います。
しかし、左岸と右岸同じ位置に水上バス停がない上に、船は一方向にしか移動しません。
右岸→右岸→右岸…折り返して右岸→右岸→右岸みたいな感じで停車するので、例えばルーブルから対岸のオルセーに移動する場合は、ルーブルで乗船し一旦エッフェル塔まで行き、折り返して対岸のオルセーで下車することになります。 -
このような場所が、バトビュスの水上バス停。
ステーションと書いてあるので、水上バス停ではなく駅と言うべきかもしれませんね。
説明し忘れましたが、BATOはボート・BUSはバスのことです。 -
ロワイヤル橋を通り過ぎてしまい、ポン・デ・ザール橋まで来ました。
誤算とまではいきませんが、ロワイヤル橋でセーヌ川を渡った方が歩く距離は少し短かったかなという気がします。
しかし間違えたお蔭で(?!)、南京錠の橋を見ることができました。
南京錠に二人(恋人たち)の名前を書き、それを欄干に取り付け、鍵を川に投げ捨てることで永遠の愛が得られるとか。
いつから始まったのか、また誰が始めたのかは分かりませんが、橋はこのような状態になっていましたよ。
永遠の愛を得る前に、この橋の方が先に落ちてしまいそう。
それこそフォール(落ちる)インラブですね。ポンデザール 建造物
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オルセー美術館に到着。
ここはミュージアムパスが使えますから、待たずに入場できます。
元々は駅だったオルセー美術館。
訪れた記念に時計の写真を撮影するつもりが、入館早々視界に飛び込んできたのはまさかの写真撮影禁止マーク。
誤算その②。
あの時計が見たくて来たと言っても過言ではないので、このショックは大きかったですね。
私にとっては、誤算ではなく大誤算!オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
今度はオルセーからメトロに乗り、パリ最古の教会を目指します。
Solferinoという駅に向かっていたはずが、何故かRue du Bacまで来てしまいました。
誤算その③ -
私達が向かおうとしていたのは、サン・ジェルマン・デ・プレ教会。
パリ最古の教会のひとつです。
外観は質素で、何となくこじんまりとした雰囲気。
しかし昔は、偉大な力を持つ大修道院だったのです。
教会も今はこれだけとなってしまいましたが、大修道院と言われていた頃は高級住宅街の方まで敷地が広がっていました。
隣の公園も昔は修道士たちの墓地で、1000年以上の歴史を持つ鐘楼も翼廊の2本がなくなり今は1本のみ。サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会
-
中は私の想像より広かったのですが、他の教会と比べたらやはりこじんまりという言葉を使った方が良いのでしょう。
天井や壁、ステンドグラスがとても美しい教会ですよ。
ゴールドの色も宮殿のようなキラキラとした眩しい輝きではないので、全体的に落ち着いた雰囲気があります。 -
破壊・再建・増築。
ゴシック様式とロマネスク様式が混ざり合う素敵な建物。 -
フレスコ画があったり彫刻があったり…。
出来れば時間をかけて、ゆっくり見学したい施設です。
すぐ隣の公園にはピカソの彫刻が設置されていますよ。
公園の椅子に座りながら、ちょっと一休みするのは如何でしょうか。
またサン・ジェルマン・デ・プレ教会のすぐ近くには、有名なカフェ「レ・ドゥ、マゴ」があります。 -
パリ最後のランチも、この高級住宅街で…。
-
行き当たりばったりでしたが、パリの人たちで賑わっているステーキのお店に入ってみることにしました。
メニューはフランス語のみと言われてしまったので、ここはフランス語を学んだ姪に任せることにしましょう。
あれ(皆さんが食べている物)を2つお願い…と彼女に伝えたところ、今度は彼女がお店の女性に「あれ・2つ・お願いします。」と注文していましたよ。
もう少し何か加える言葉はなかったのかと思いましたが、まぁどのような形でも言いたい事が伝わればOKとしましょう。 -
ちゃんと料理が出てきて、ホッとしたおばさまです。
お店の女性に「モンジェ・モンジェ~~~」と言われながら食べ続けましたが、流石の食いしん坊もギブアップ!
やっと自分達らしい食事が出来て満足。
ちなみに姪に、モンジェ・モンジェとはどういう意味だったのかと尋ねてみたところ、「食べなさい食べなさいだから、もっと食べろってことね。」と言われました。
なるほど…。
午前中に2箇所しか行けなかったのは誤算でしたが、見所が多い美術館&教会でしたからまぁ仕方がないですね。
その分午後は少しペースアップして歩きましょう。
午後の散策の様子は、次の旅行記で紹介致します。
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