2018/12/25 - 2018/12/25
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maggieさん
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ふと貯めているANAのマイルをチェックしたのが昨年の6月。
なんと今年の2月から失効が始まります。せっかくのマイルを無駄にはできない…
と、家族会議した結果、私は約30年ぶり、娘は1年半ぶり、息子と主人は初めてのイタリアへ行くことになりました。
プラス、娘が留学中過ごしたスイス・チューリッヒを見てみたいと主人が言うので、最後の1泊はチューリッヒです。
今年9月には私たち夫婦は銀婚式を迎えるのでその祝いと、娘も春から社会人なので、家族揃っては最後の海外かな…と。
さあいよいよイタリア大移動の旅の始まりです。
この旅のプランニングは、まず滞在する場所を決め、電車、バス、飛行機等の乗り物の手配からスタートしました。
今回は全てが×3~4人分になるので、できるだけ出費を抑えるつもりです。乗り物のチケットは、事前に安い値段の間に日本で予約する、を原則に。そのかわり、皆さんの旅行記にもあるように、遅延運行も珍しくないようなので、特に乗り継ぎに関しては時間に余裕を持たせてる、を心掛けました。
ミラノからアルベロベッロの玄関口バーリへは、夜行電車、夜行バスのどちらかで…と考えましたが、私の年齢・体力(若くない笑)と移動時間(短期間の旅行なので移動は極力短く)を考え少々の出費は仕方ない。と、その路線のみ飛行機で飛ぶことにしました。ちょうど12/25でLCCは運休か便数が少なく希望通り移動できないので、アリタリア航空を予約しました。
ミラノ→バーリ…EUR104.49/1人
12/23*10:40 関空発 → 18:30 ミラノ着
〈 ミラノ泊〉
12/24*ミラノ市内観光 〈リナーテ泊〉
★12/25*ミラノ.リナーテ空港 → バーリ空港
バーリ観光・アルベロベッロ観光 〈バーリ泊〉
12/26*バーリ → ローマ 着 (FLIXBUS) 〈ローマ泊〉
12/27*ローマ観光 〈ローマ泊〉
12/28*ローマ→ボローニャ→リミニ
リミニ→サンマリノ(バス)〈サンマリノ泊〉
12/29*サンマリノ→ミラノ 〈ミラノ泊〉
12/30*ミラノからツェルマット観光
〈ミラノ泊〉
12/31*ミラノ→ピサ→フィレンツェ→ヴェネチア〈ヴェネチア泊〉
1/1*ヴェネチア観光 〈ヴェネチア泊〉
1/2*ヴェネチア→ミラノ→チューリッヒ
〈チューリッヒ泊〉
1/3*8:05 チューリッヒ発→フランクフルト→
1/4*8:40 関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は6:55のフライトで、バーリへ移動です。
前日のホテルチェックイン時に、翌朝5:50にはホテルを出発したいと送迎依頼しておきました。
今回滞在した、Air Hotel Milano Linateは朝食込みのお値段でしたが、朝食は6時からのため残念ながらいただけませんでした。ただ、早朝出発のお客さんのために、ロビーで簡単なものは食べれるように準備してあります。
私もオレンジジュースとパウンドケーキをひと切れいただきました。ちょっとした気遣いが旅の間は嬉しいですね。 -
それに比べて…
何十年ぶりかにアリタリア航空に乗りましたが、国内線とは言え機内サービスはこのチョコひとつのみ。おまけにドリンクもこちらから声をかけなければもらえないようでした。
カートを押したCAさんが横を通ったのでもらえると思いきや、スルーされドリンクもいただけませんでした…
サービス悪すぎ(>人<;) -
約1時間半のフライトでバーリ空港に到着です。
空港から中央駅までは、電車、地下鉄、空港バスのいずれかで行けます。
時間をチェックすると、バスが1番待ち時間が短かったので、空港建物を出て左手方向のバス停へ向かいます。 -
バス停の前にちょうど停まっていたバスに、BARI CENTRALE と表示されていたので、一応ドライバーさんに確認し、1人4ユーロのバス代をドライバーさんに支払いバスに乗り込みました。
他に乗客はおらず、私たち3人の貸切でした。 -
約30分でバーリ中央駅に到着。
まずは今夜お世話になるB&Bに、荷物を預けに行きます。
駅から徒歩10分です。
最近はスマホのおかげで、初めて訪れる土地でもマップがあればほぼ迷わず行けて、ホントに便利ですよねーーー。バーリ駅 (国鉄) 駅
-
こちらが今夜お世話になる、200 ROOMS & TERRACEの建物入口です。
キチンと表示されているのでわかり易くて安心ですね。
インターホンで入口を開けてもらい、エレベーターで上がって行きました。
ただ、前夜泊まったAir Hotel Milano Linateのエレベーターもそうでしたが、リフト内にドアを閉めるボタンが無いため、行きたいフロアのボタンを押しても、全くドアが閉まらず…かと思ったら、突然ドアが閉まる、と言うなんとも使いづらいエレベーターでした。
ヨーロッパってこんなエレベーターなん?と、3人で話しましたが、でもこの後のホテルでは、ちゃんと閉まるボタンついてたし…
いったいどんなシステムなんでしょうか?未だにわかりません(笑) -
荷物を預けた後、まず最初にアルベロベッロへの切符を購入しに駅へ行きました。
駅前には大きな噴水がありました。
アルベロベッロへは通常、バーリ中央駅から私鉄Sud-est線で行くのですが、日曜や祝日はこの電車が運休になり、代替バスの運行となります。
私たちが行った日はちょうどクリスマス当日だったので、代替バスに乗っていくことになります。
ただ、バスの運行がたしか往復4本から5本くらいずつしかありません。
不便やなーーー。でも仕方ない…
当初、アルベロベッロのステキなトゥルッリに泊まりたく予約していたのですが、アルベロベッロからバーリの移動時間を考えると、この後訪れるローマの滞在時間も少なくなるし…
と、ずいぶんと悩みましたが、結局この日の宿はバーリに取り、アルベロベッロへは日帰りで観光することに決めました。
まずは駅でバスチケットを購入します。
以前は違ったようですが、現在はこの代替バスのチケットもTrenitaliaのチケット発券機で購入できます。 -
こちらが購入したバスチケット。片道4.30ユーロでした。
12:30発、アルベロベッロには14:20着です。
ちなみに電車のように、刻印は必要ありません。
このチケットを券売機で購入していると、3人の警察官がやって来てパスポートを見せなさい!と。
えっ?私らそんなに不審者に見られたん?
恐る恐るパスポートを提示すると、スマホ(のような物?)でパスポートを読み込み、その中の女性の警察官が「ビザはどこにある?」と一言。
えっ?ビザ?
以下、その時のやりとりです。
私「日本人は90日以内の滞在ならビザは必要ないですよね?」
警察官「そうなの?知らなかったわ。昔は必要だったのにね。」
私「私、それは知りませんでした。」
って、えーーー!それっていつの話やーーーー(//∇//)
約30年前にイタリア来たけど、その時もビザなんていらんかったわーーー。
ってやり取りを終えて、まあ健全な家族旅行者とわかったんでしょうね。
今度は、どこに行くの?に始まり、世間話が始まりました(汗)
アルベロベッロに行くと言うと、ポリニャーノの方が素敵な町よ。アルベロベッロには海はないけど、ポリニャーノには海があってとても綺麗よ。是非行きなさい!と…
時間的に無理だけど、
「そうなんですねーー。是非、予定を考えてみます。」と返事しておきました。
あとで息子と話をしていた時どちらともなく、あの人ポリニャーノ出身なんやろねーーー。と、意見が一致(笑) -
警察官と別れ、バス停の確認に行きました。
バーリ中央駅の駅舎内にある地下道を通り、駅の南側(反対側)に出ます。
そこで道を渡った所にバス停があると、事前にネットで確認済みです。 -
駅の地下道から上がって来て、道を挟んだバス停を見た写真です。
歩道が切れたところにバス停のサインがありました。 -
Trenitaliaのマークと共に、SUD ESTとバスの絵が書いてあるので、ここに間違いなさそうです。
しかーーーし、実際にバスが停まったのは、そこから数十歩東側の建物の前にあるバス停でした。 -
実際にバスが停まったのはこちらの建物のタクシーの後方あたり。
タバッキのすぐ前でした。 -
さてさて、バスの時間まで約2時間。
せっかくなのでバーリの街中もさらっと観て回りましょうね。
駅を背中に北の方へ約15分歩くと旧市街地へ差し掛かります。この間はたくさんのお店がありましたが、クリスマス当日なので全休でした。
まあここで買い物する物もないですけどね… -
ここにも重厚な感じの建物がそびえています。
-
この大通りを超えると旧市街です。
-
相変わらず今日も青空が広がって美しい。
-
生活感も感じながら細い道を進んで行きます。
-
白壁にグリーンが映えます。
-
細い道を抜けると広場が開け、その前には大きなバラ窓のあるカテドラーレが建っていました。
-
11世紀前半に建てられたそうです。
外観と同じく内部も真っ白で、派手さはないのですがとても雰囲気のいい教会でした。 -
天井が高くて、こんな所で賛美歌など聞くと感無量になるんだろうな…なんて考えました。
ここで息子がお腹空いた!と。
このひと言で、じゃあ、アルベロベッロへ行く前にお昼を食べることに。
バーリ のレストランなど食事ができそうなお店は全休。
そうや、さっき駅にピザ屋さんが開いてたでーーー。と、言うことで、今来た道を駅まで戻ることにしました。 -
駅中のピザ屋さんがこちら。
ファーストフードでしたが、まあ私たちには十分でした。 -
ピザとドリンクだけオーダーしましたが、フライドポテト付きにした方がお得だよ!とおじさんに言われ、それならとポテト付きにしました。ポテト付きで8.20ユーロでした。
-
そろそろバス停に移動しましょうね。
この写真は、道を渡ってバス停の方から、駅舎を撮ったものです。
北側の立派なそれとは随分違いますね… -
そしてアルベロベッロのバス停でバスを降りたのが、バーリから約2時間後の14:30すぎ。
それにしてもバスの運転手、めちゃめちゃスピード出してました。細い町中の道でも大暴走。チョット怖かったーーー。 -
バス停の反対側にはこんな建物がありました。
バス停のサインはありませんが、帰りのバスはこの建物前に来ました。 -
まずバスを降りてすぐに駅へ向かい、帰りのバスのチケットを購入しました。
帰りは、16:30か19:05のどちらしかありません。
当初は19:05のバスにしようよー。って言ってましたが、この日アルベロベッロは思いの外風がキツく、とっても寒いので19:05までは歩き回れないんじゃない?と娘のひと言。 -
アルベロベッロは、数年前からほんとにほんとに来たかった場所。
それなのにたった2時間しか滞在できないなんて、悲しすぎるーーー…
でも17時には完全に日も暮れるし、そうなると絶対寒いよな…
ここは娘に従うことにし、帰りは16:30のバスに乗ることにしました。後にこれが大正解でした。 -
駅からスマホでマップを見ながら、とりあえずサンタントニオ教会を目指して歩き始めました。
-
こんな道をテクテク進んでいくと…
-
ポポロ広場に出て来て、目の前にトゥルッリの屋根がたくさん!凄い、凄い!
この景色ーーー!
見たかった!見たかった!大感激です。 -
この景色を見るのが長年の夢でしたーーー(╹◡╹)♡
しばらくうっとりとこの景色を楽しんでいましたが、そうそう、私たちには2時間しかありません!
先に進みましょう。
この高台から階段を下り、集落の方へ進みます。アルベロベッロのトゥルッリ 旧市街・古い町並み
-
階段を降りると左側はアイ・ピッコラ地区。その多くは今も住居として使われているそうです。
-
少し広めの道から、今度は緩い坂を登ってサンアントニオ教会を目指します。
-
これから通るリオーネ・モンティ地区は、たくさんのおみやげ屋さんが並ぶ賑やかな商業地区なのですが、さすがクリスマス当日です。ほとんどのおみやげ屋さんは閉店、レストランも開いてるお店はほぼナシでした。もちろん、ジェラート屋さんも閉まってました。
残念ながらこの旅の目標の1日1ジェラートも、早々に断念せざるを得ませんでした。
私が残念がってると娘が、「お母さん、ジェラート屋さん開いてたとしてもこの寒空の下、食べれるん?」と。
はい、無理ですわ… -
真正面の空に飛行機雲。
今回の旅はお天気に恵まれているからか、飛行機雲をよく見ます。 -
来た道を振り返ってみると…
-
さあ!サンタントニア教会に到着しました。
-
小さな町の小さな教会。でも、住人の方達には大切な場所なんでしょうね。
私たちが中に入った時は、どなたもいらっしゃいませんでしたが、出る頃には数人見学に来られてました。 -
教会から来た道を100mほど戻ると有名なフォトスポットがあります。
ここのトゥルッリの屋根には、シンボル化された魚、心臓、鳥などが描かれていますが、未だその意味は解明されていないとか。 -
ここのおみやげ屋さんは開いてましたね。
-
お土産やさんの猫ちゃんでしょうか?
お店の前で寛いでいました。 -
こんな脇道を覗いてみたり…
-
これはなんのお店なのかしら…
-
この後しばらく町中をウロウロし、お土産やさんをのぞいたりして、また最初に写真を撮った高台に戻ってきました。
-
もう一度しっかりとこの光景を目に焼き付けておきましょうね。
何年も来てみたかった場所だから。
この頃からかなり風がきつくなってきていて、しっかり着込んでいましたが寒かったーーー。 -
ポポロ広場には、こんなに可愛いメリーゴーランドが出ていました。
その後、最初にバスを降りたバス停の反対側でバスを待っていると、ひとり、ふたり、とお客さんが増えていき、無事バスに乗り込み、バーリ 中央駅に向けて出発しました。 -
帰りのバスも超特急!飛ばす飛ばす…
無事18時半過ぎにバーリ中央駅に到着。そしてこの日も夕飯は、駅ナカのカフェで買ったパニーニです。
パニーニ大好きなんですが、さすがにホテルでの夕食(と言ってもパンばかり)が3日も続くと、そろそろ明日はレストランで食べたいなーーー、と3人の意見が一致。
明日の夕食が楽しみです(^∇^) -
そしてこちらがお部屋の写真です。
ダブルベッドとシングルベッドのトリプルルームで、1泊99ユーロ(税込)ポッキリでした。
建物はもちろん古いのでしょうが、室内は綺麗にリノベーションされ、清掃もキッチリとされていて何の問題もありませんでした。 -
室内のインテリアもシンプルで落ち着いた感じです。
自分の家のようにリラックスできました。 -
テレビの下のテーブル的な棚に、湯沸かしのポットやコーヒー、紅茶などのドリンク類が置いてあります。
その下には冷蔵庫も備わっています。
そしてここも朝食付きだったのですが、翌朝のバスが朝食開始時間より早かったので、朝食用のパン、シリアル、ジュース、ミルク、チーズ、ハムやその他たくさんの準備をして部屋に置いて下さっていました。
前日もそうでしたが、こういう心遣いは本当に嬉しいですね。 -
こちらはシャワールーム
-
シャワールームの手前に広ーーいトイレがありました。
-
洗面台も広くて使いやすかったです。
総合的に今回利用したホテルの中で、一番綺麗な施設でした。 -
こちらはお部屋を出て、外の玄関に繋がる階段です。
バーリ 、アルベロベッロは滞在時間ホントに短めでしたが、心に残る滞在になりました。
何より、何年も思い続けたトゥルッリのトンガリ屋根の素晴らしい景色が、目をつむると今でも鮮明に浮かんできます。
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