和歌山めぐり ① ～ 和歌浦

2016/06/04 - 2016/06/04

　和歌の浦観光協会のウォーキングガイドマップを参考に，「あしべ通り散策コース」を巡りました。

エリア 和歌の浦(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス

紀州東照宮

　最初の散策ポイント。和歌浦の雑賀山にある。1621年，紀州藩祖徳川頼宣により南海道総鎮護として創建され，「関西の日光」とも呼ばれている。

　二の鳥居

　東照宮会館

　三の鳥居

　緑いっぱいの参道を抜ける

　弁財天社を横目に石橋を渡る

　「侍坂」という急峻な108段の階段

　登り切ると，「東照宮」の神額がかかる朱塗りの楼門

　階段上から振り返ると，和歌浦湾が見渡せる

　朱塗りの楼門

　楼門に，かわいい鬼を見つけた

　正面に唐門

紀州東照宮 寺・神社・教会

　右手に神輿蔵

和歌浦天満宮

　第２の散策ポイント。紀州東照宮の西隣，和歌浦天神山にある。日本三菅廟の一つ。大宰府に赴任する菅原道真が嵐を避けるために和歌浦に立ち寄った際，「老いを積む身は 浮船に誘われて 遠ざかり行く 和歌の浦波」と「見ざりつる いにしえまでも悔しきは 和歌吹上の浦の曙」の２首を詠み，その後村上天皇時代，大宰府から帰京する参議橘直幹が船を停め，道真公を追慕し，この地に祠を創建したのがはじまり

　参道を進んで石段へ

　参道の左右の脇には，狛犬ではなく，木彫りの神牛

　段差が高くゴツゴツした石段を登る

　楼門の手前からは，御手洗池公園越しに，和歌浦湾が一望

　立派な楼門

　1606年に建立された本殿

和歌浦天満宮 寺・神社・教会

　拝殿の左奥には，章魚頭姿山（高津子山）方面への潮騒の小径

　結構距離がありそうなので，途中で引き返す

御手洗池公園

不老橋

　第３の散策ポイント。市町川の河口にある。10代藩主徳川治宝の命により，1850～51年に建造されたアーチ型の石橋

　紀州東照宮の祭礼である和歌祭の際に，徳川家や東照宮関係の人々が片男波松原にあった御旅所に向かうために通行した「お成り道」に架けられたもの

不老橋 名所・史跡

和歌浦干潟

　向こうの方まで干潟が広がり，潮干狩りする漁師さんもいた

妹背山

　第４の散策ポイント。妹背山は，和歌川河口にある周囲250ｍ程の小島

　島へは県内最古の石橋とされる砂岩製高欄付きの「三断橋」が架けられている。橋を渡った右手には「経王堂」という小堂が，島の東には「観海閣」が建っており，石段を登ると，海禅院の多宝塔

芦辺屋・田辺屋跡地

玉津島神社

　第５の散策ポイント。奠供山と鏡山の間。創建は神代以前。和歌の道に秀でた美女として知られる衣通姫尊（そとおりひめのみこと）が合祀されていることから，住吉大社，人丸神社とともに和歌三神として知られている。

玉津島神社 寺・神社・教会

　本　殿

　境内には玉津島を詠んだ万葉集の句碑も

鹽竈神社

　最後の散策ポイント。鏡山の南面にある，祭神は，古事記「海幸彦･山幸彦」に登場する鹽槌翁尊（しおづちのおじのみこと）で，安産･子授けの神として知られている。

鹽竃神社 寺・神社・教会

　不釣り合いな近代的な屋根が拝殿全体をすっぽり覆っている。

　かつて輿ノ窟（こしのいわや）と呼ばれた岩穴の中に拝殿がある。