2018/12/22 - 2018/12/22
1294位(同エリア4474件中)
Rinさん
きっかけは9月の連休に友人と会ったときにつぶやいた「桂離宮行きたいなぁ~」の一言。
すると友達も「私も行きたい!」と乗ってくれたのでその場でネットで調べてみる。
桂離宮の見学に事前予約が必要なことは知っていたけどいつから予約できるとかは全く知らず。
どうやら3ヶ月前から予約が出来るらしく、予約状況を見ると11月終わり頃の紅葉の時期に空きがある!
で早速申し込み。
結果は落選だったけど、諦めず12月の3連休に再チャレンジ。
すると数日後予約できましたのメールが!
ということで3ヶ月後に行ってきました桂離宮。
続きは旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
3ヶ月前から予約していた桂離宮の見学。
遅れては大変と朝11時に桂離宮の最寄駅、阪急桂駅で友達と待ち合わせ。
天気予報では雨だったけど桂駅に着いた時は雨もやんでいて一安心。
桂駅から桂離宮まではバスもあるけどバスで行っても入り口までちょっと歩かないとダメなので駅から歩いて行くことに。 -
で歩くこと20分。
桂川沿いに史跡跡。 -
桂駅から桂離宮までは20分くらいで時間的には全く問題なく歩けるんだけど、歩道がほとんどない道路もあった。
特にバス道路なのに歩道がなく白い線だけのところは歩くのがかなり怖かった。
道路拡張して歩道作って欲しいけど…家があるから無理なんだろうなぁ。
歩道がない道が結構長いので車には充分注意しながら歩く。 -
で、到着した桂離宮。
松が見事! -
桂離宮は完全予約制。
インターネット、往復ハガキ、京都御所の事務所のどこででも申し込みが出来る。
もちろん1番お手軽なインターネットで申し込み。
申し込みをした翌日には許可証が送られてきた。
便利だ。
紅葉の時期は激混みで予約が取れなかったけど3連休の初日が取れたのでよかった。
お天気はイマイチだけどかろうじて雨は降っていないし、気温は平年より高いので心配してた寒さも問題なし。 -
当日券もあるみたい。
今日はお天気がイマイチだからか当日券も余裕がありそうな雰囲気。
受付は見学時間の20分前から。
なのでしばらくここで待つ。 -
待っていると人が集まってきたけど思ったほど多くない。
11:40に予定通り受付開始。
メールで送られてきた許可証をiPad miniの画面で見せて中に入る。
入口には警備の警察庁の人が立っている。
さすが宮内庁管轄の桂離宮。 -
受付のある建物に行く通り道にあったマンホールには宮内庁を意味する「宮」の文字。
こんなん見るだけでもテンション上がる(笑) -
まずは自動券売機でチケットを購入。
1000円。
実はこの桂離宮、今年の10月までは無料だったけど10月からは有料になった。
有料化されてことよりも今まで無料で見学できたことに驚き。
手入れとかにお金もかなりかかるだろうし、予約者の対応にも人件費がかかるのに。
自動券売機はクレジットカードは当前使えないけど2000円札を含む紙幣は使用OK!
というか2000円札使える自販機珍しいよね。
さすが宮内庁。 -
ハイヒールで来た方はこちらの靴に履き替えてくださいって書いてあるロッカーが。
中を見るとスニーカーが入っている。
ロッカーの左上には靴のサイズ。
これぞ宮内庁御用達のスニーカー(笑) -
チケットを買って受付を済ませる。
申し込みは4人でしてたけど1人来れなくなったので3人で来たけど特に問題なかった。
代表者1名のみ証明書の提示を求められたので運転免許証を見せて受付完了。
免許証は特にコピーされることもなく見せるだけ。
出発までの間建物の中の待合室で待つ。 -
首からこの参加証をかけるように言われた。
同じ時間でも紐の色が違う。
この色事に見学するみたい。
12時に前になると「緑の紐の人集まってください」と言われて諸注意を聞くいて出発。 -
中はガイドツアーによる見学になる。
15人くらいいたかな?
私たちのグループが一番最初に出発して少しづつずらして他のグループは出発するみたいだった。
この入口から入って見学開始!
ちなみにここはお勝手口らしい。 -
入っていきなりこの風景。
どこだここ! -
広大な日本庭園が広がり見事の一言。
-
遠くには鳥もいてる。
ここ…京都1番の繁華街河原町まで電車で10分くらいのとこなんだけどね。 -
この通路の奥に見える竹はここまでしか行っちゃいけませんよ、の印。
ガイドツアーなので前にガイドさん、後ろに係りの人で前に出ることも遅れることもできない状態で見学は始まる。 -
紅葉している紅葉発見!緑の中に赤が映えるね。
ガイドさんによると2週間ほど前に紅葉は終わったらしい。
紅葉してたらもっと綺麗だったろうなぁ。 -
こちらの門は御幸門。
茅葺切妻屋根をあべまきという自然木の皮付き丸太で支えられてできている。 -
これがあべまきという自然木。
コルクみたいな素材。 -
御幸門をくぐるとご覧の長い道。
この先にあるのが正門である御成門。
天皇家、宮家、国家的なVIPが来た時のみ使用される入口。
当然今日は閉められている。
普通の人はさっき私たちも通った勝手口から入る。 -
通りの横には竹林。
風情がある。 -
さて次に行きましょう。
-
道の石畳も見事。
-
石畳でない場所はこのように飛び石を歩く。
地面には苔が生えている。
踏むと苔を枯らしてしまうので必ず飛び石を歩くように見学前に注意があった。
なので注意深く飛び石を歩く。 -
こちらは外腰掛。
ここに座ってガイドさんの説明を聞く。 -
外腰掛の正面には今週冬支度の終わった蘇鉄の木。
この蘇鉄は薩摩の島津家から献上されたとか。
海外からの観光客がこの木を見て「中には水戸納豆が入っているのか?」と質問したとらしい。
確かに似てるといえば似てる!? -
外腰掛の脇には二重桝形の手水鉢が置かれている。
脇には背の低い灯籠。
この庭園内に灯籠は24基あってそのうちの22基はこのように背の低い灯籠なんだとか。 -
外腰掛に続く飛び石は手前が大きな石、奥が小さめの石になっている。
これは遠近法を利用しているらしい。 -
こちらは州浜。
-
で、これが桂離宮の名所(?)18センチの滝!
これを滝と言うのか?でもガイドさんが滝って言うんだもん…。 -
ゆっくり歩きたいけど次々行く。
-
見事な庭。
外の景色が一切見えないように工夫されている、が、1箇所だけ民家の屋根が見えてしまっている部分が。
これは関西に大きな被害をもたらした今年9月の台風で木が多数倒れた影響なんだとか。
あの台風すごかったからなぁ。
うちの近くも未だに屋根にブルーシートかけている家がチラホラある。
うちの雨樋も飛んでったけど…未だに修理が出来てない。
業者さんに連絡はしてるけど…他にもっと大変な被害あったところを優先してるから仕方ないけど。 -
こちらは松琴亭。
桂離宮でも最も格の高い茅葺入母屋造りの茶室。
手前の松も見事! -
建物と松を別々に撮ってみた。
-
この灯籠の1番下の部分に人形みたいなものが彫ってあるのが分かるかな?
これはマリア像ってガイドさん言ってたけど…本当!?
庭園内には24基の灯籠があるけど背が高いのはこれを含めて2基のみで他は背の低い灯籠とのこと。 -
それにしても本当に見事なお庭。
-
さっきも見えた松琴亭が近づいてきた。
松琴亭に行くために渡る左下にかかっている石橋。
この石橋が桂離宮の最大の難所!(ガイドさん談)
細い石橋なのでここから落ちて泳いでしまう人が時々発生するらしい。
なのでこの桂離宮ではこの橋の上からは撮影禁止!
確かに写真撮りながら歩いたら危ないよね。 -
これは橋の上からの写真じゃないよ。
-
松琴亭到着!
-
まず、招かれた人はここで足元の大きな飛び石の上に乗ってから上の棚に刀、下の棚に脇差を置いてお茶室に入る。
-
このお茶室は青の襖が印象的。
この襖は露草で染めた和紙で加賀百万石、前田家からの献上品だとか。 -
縁側にも窯がある。
-
この市松模様!素敵!
こんなお茶室見たことない。
今見ても斬新に見えるから当時はもっと斬新に感じられたのでは? -
この場所は記念撮影スポットらしい。
-
対岸の松もすごい!
川には小舟が浮かんでいる。
昨日雨が降ったからこの小舟を出したので普段は置いてないから見られてラッキーですねー、って言われたけど…この船どう見ても新しいよね?
万一の災害用に使うのかな? -
さて次々行くよ。
-
川に架かる橋。
橋に苔が生えているのがいい。 -
飛び石の周りにも苔が。
踏んで枯らしてしまわないように慎重に歩く。 -
さっき見えた橋。
泥橋というらしい。 -
泥橋を渡りきるとちょっと登り坂。
-
紅葉が地面に落ちている。
もう少し早い時期に来たら綺麗だったろうなぁ。 -
で、登りきった所にあったのがこの賞花亭。
桂離宮で最も高い位置にある建物。 -
綺麗。
-
建物の前には棗の形の手水鉢。
-
桂離宮で1番高い場所から庭園を眺める。
-
泥橋と庭園。
絵になる! -
でも泥橋は渡らずに…
さてお次は!? -
園林堂。
本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。
と言っても今は何も安置されておらず、建物だけが残っている。
釣鐘型の窓がかわいい。 -
建物に掲げられた「園林堂」の扁額は後水尾天皇の御宸筆。
-
この泥橋は日本で2番目に大きな泥橋!って言ってた気がする。
ここから落ちちゃった人もいて…救急車で運ばれたらしい。
危険がいっぱい桂離宮(・_・;
でも危険だからと言ってここに手すりをつけるのはあまりに風情がない。
自由見学にしたら人が押し寄せて大変なことになる可能性もあるのでガイド付きツアーのみで見学というのは正しいのかな。 -
川越に見えるのは笑意軒。
-
その手前にあるのは雪見灯籠。
この灯籠も背が低い。 -
で、川越の向こうの恥に高さ30センチのこの桂離宮でも最も背の低い灯籠があるけど…見えるかな?
下手するとブロック塀の様にも見えてしまうほど小さい。
私はなかなか見つけられず友達に教えてもらった(⌒-⌒; ) -
この灯籠は桂離宮の中で1番気に入った三角灯籠。
全体の形が三角で上の部分には三日月があるのがわかるかな? -
さっき前を通った園林堂と泥橋。
この後泥橋を渡っていた見学者がちょっと足を滑らせてヒヤリとした。 -
で、次に訪れたのが笑意軒。
-
ここもお茶室。
ここからは唯一桂離宮の外が見える。
この外は畑になっている。 -
下の襖は波だったか雲だったかを表している。
-
こちらはこの建物を建てた名棟梁が窓の部分だけ最後まで作るのを忘れてそのまま完成しちゃったという忘れ窓。
復元した時も400年前と同じように半分未完成の状態で復元する芸の細かさ。 -
この桂離宮の中で1番大きな建物は書院。
昔は中も見学できたらしいけど今は文化財保護の為内部の見学は出来ない。 -
書院からの景色。
-
この景色を歴代の天皇も愛でたのかもしれない。
-
ここの飛び石はちょっと緑がかっていて綺麗。
-
この外にせり出している台は月見台。
名前の通り月を見るための台だけどここから苑内の主要な景観が一望できる。 -
この月見台からはこんな景色が見えたのかな?と月見台の前で手を上にあげて写真を撮ってみる。
-
次に訪れたのは月波楼。
ここもお茶室。 -
最後は御輿寄。
この石の名前は…なんだったかな?
この石があるとこれより先は入っちゃダメっていう目印になるとか。
これは桂離宮だけじゃなく他の場所でも見られるらしい。 -
これで見学終了。
元の場所に戻って来た。
約一時間。
これは池を隠すように生えているのが目隠しの松。
この後ちょっと最初の建物に戻ってお土産見たりして終了。 -
で外に出てさっき内側から見た正門を今度は外側から見てみる。
ここが高貴な方しか入れない門かぁ。 -
門から続く壁は途中からちょっと様式?が変わっている。
途中から細い竹を編んだ様な感じに。 -
で、そのまた途中からは竹の生垣に。
-
桂離宮のすぐ近くになんだか老舗っぽい和菓子屋さんがあったので何かな?と思うと中村軒という結構有名な和菓子屋さんらしい。
-
なので行ってみる。
せっかくなので家族へのお土産に買っていく。
値段はちょっと高めかな。
見るとどれもほとんど日持ちがしないので保存料とか一切使ってないんだろうね。
豆大福は当日までだったのに翌日食べるとちょっと固くなっていた(T-T)
賞味期限…大事! -
それからお昼ご飯。
この後クリパをしようという事になったので軽めでいいよね!と桂駅前のつるめんへ。
1:30くらいだったのにお店は行列。
少し待って中へ。
注文したのは生姜が入っただけのシンプルなあんかけうどん。
お出汁がめちゃうま。
味はすごく美味しかったんだけど店員さんが恐ろしいまでに愛想なかった。
さすが京都!? -
そのあと阪急電車で河原町まで。
ちょうど来た電車が京トレイン。
見たことあるけど乗るの初めて!
ちょっとテンション上がる。 -
京トレインは列車の仕様が日本風になっていて他の電車と内装が違う。
日に数本しか走っていないので乗るには初めて。
列車によって内装が違っていたりして面白い。 -
なので写真を撮っている人が他にもいてた。
-
で、河原町の高島屋で色々食べ物買い込んで友人宅でクリパ!
クリパから合流した友達に「これ作ったの」って言ったら最初信じてどうしようかと思った。
途中で耐えられなくなって自ら暴露したけど。 -
もちろんクリスマスケーキも。
これはくりから合流した友達が買ってきてくれた。
どれも美味しくって量もちょうどで大満足。
次はどこに行こうかな♪
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90