2018/10/30 - 2018/11/01
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魚屋No1さん
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写真は、山形市の栄屋本店で食べた冷やしラーメンです。庄司屋本店のおそばも、ギシギシ買う田舎蕎麦で美味しかったのですが、ビジュアル的にはこっちの方がよかったのでこの写真になりました。
今回の旅の目的は仙台である恵美子先生の公演に行くことです。
でも、仙台往復だけでは、あまりにももったいなさ過ぎます。
そこで、大昔行った山寺、仙台と山形県の国宝美術品、大好きなルノアールを始めとした印象派のコレクションが充実している山形美術館へ道草をすることにしました。
10月30日(火)
・上野発09:14 →はやぶさ9 →仙台着10:40
・昼食 花祭り朝市店 仙台朝市アメ横ビル地下
・午後 公演会
・夕食 養老乃瀧(仙台朝市アメ横ビル地下) +コンビニ飯
・泊 ロイヤルメイフラワー仙台 3,990円
10月31日(水)
・午前 仙台市博物館で国宝・慶長遣欧使節関係資料と山寺
・遅昼 庄司屋本店 創業150年の蕎麦屋さん
・泊 山形 ステイイン七日町 4,800円
11月1日(木)
・午前 山形県立博物館で縄文の女神という国宝土偶(パリ出張中)
山形美術館でルノアール、ミレー等
・昼食 栄屋本店 冷やしラーメン
・午後 米沢で国宝・洛中洛外図(上杉博物館 米沢藩)
・米沢駅イオンでお土産購入
・夕飯 新杵屋の牛肉どまん中1250円 松川弁当店は売り切れ
・米沢発17:41 →つばさ154→ 上野着19:42
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
私が乗った列車は、上野発9時14分、仙台着10時40分のはやぶさ9号です。
-
この虹は、福島市付近から仙台まで見えました。
広範囲に出て綺麗だったためか、夜のTVニュースでは各局が扱っていました。 -
仙台着は10時40分
先ずは、大好物の「たんや善治郎の南蛮味噌」を買い損なわないようにと、仙台駅の土産物屋街へ行きました。
本来は、牛タン焼きの添え物ですが、卵掛けご飯に載せると絶品ですぞ。他社も同種の品を販売していますが、私は此処の品が好みです。 -
現在の時刻は11時10分、開演は13時30分なので、昼ご飯を食べるため、以前行って良かった店がある仙台駅前の朝市へ来ました。
なお、朝市には、塩ウニの美味しい店があります。かつては、東北の品を扱っていましたが、近年は大不漁だとのことで、ロシア産を売っていました。味見をさせてもらうと明礬を感じず、私的には合格だったので、100g2千円(うろ覚え)で購入しました。花祭り 朝市店 グルメ・レストラン
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狙いのお店は、この角のビルの地下にある「花祭り朝市店」です。
ビルの名前は仙台朝市アメ横ビルです。 -
ビルの地下の雰囲気はこんな感じ。レトロでちょっと怪しげな処です。
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立派なランチメニューが、地下への階段にも張ってあります。
再訪の理由は、前回食べた海鮮丼が美味しかったためです。 -
ただ、海鮮丼は何処でも食べられます。前回来た時、隣の人が頼んだ定食が美味しそうだったので、今回は塩竃マグロの手作りメンチと中落ちの定食(850円)を頼みました。
ただ、メンチは、下味が薄いため、ソースよりも醤油の方が合っていたのかなと思いましたが後の祭り。でも、味は上々、コスパも十分だったので、再訪は間違いないところです。 -
先生の童謡合唱コンサートはこんな感じで行われ、90才以上を含めて300人近くが出演します。70才はまだ小僧です。
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晩飯は、ほそやのサンドのつもりでしたが休み(チーズバーガー380円)
牛タン元祖の味太助も臨時休業
他にあてもなかったので、仙台朝市アメ横ビル地下へ行ってみると、養老乃瀧 仙台アメ横店がありました。此処ならチョイ飲みも可能です。本気モードで飲む気分ではなかったので入ってみると、ハゼの天ぷらがあるではないですか。お酒をチョコッと飲んで美味しく食べました。帰りは、コンビニで寝酒とおにぎりを確保しました。 -
10月31日の朝、部屋から撮った写真です。
泊まったのは、ロイヤルメイフラワー仙台(12.5平方メートル 3,990円)
仙台駅からは、住宅地の方向へ約1km離れているため周囲は住宅地です。
面白かったのは、こんな安ホテルでも中国人が多く泊まっていること。更に、それをカモにしようとしてか、「わ」ナンバーのワンボックスが朝から何台も路駐していたことです。ホテルメイフラワー仙台 宿・ホテル
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ホテルの朝ご飯は無料サービスのため、ロールパン・コーヒー・フルーツ、ゆで卵だけです。もの足りなかったので、仙台名物のこの立ち食い蕎麦でエネルギーを補充しました。
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私が頼んだのはゴボウ天蕎麦です。
此処の値段は、かけ290円、かき揚げ天ソバ370円、ゴボウ天蕎麦・春菊天ソバ380円と極めてリーズナブルです。
でも、これを食べたのでカロリーオーバーです。少々反省しました。 -
仙台駅前から地下鉄東西線に乗り、仙台市博物館の最寄りの国際センター駅で下車しました。
国際センター駅 駅
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地下鉄といっても、ここら辺りは地上を走ります。
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これが駅名になった国際センターです
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モズです
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国宝の「慶長遣欧使節関係資料 一件47点」を収めている仙台市博物館(460円)です。
関連の品を15点ほど展示していましたが、複製と本物の区別をちゃんと書いていないし、それぞれの位置づけの説明も乏しいため、理解するのに大往生しました。
政令指定都市とはいえ、市立博物館レベルではこんなもんでしょう。
また、国宝の指定項目が「歴史資料」なので仕方ないとはいえ、美しさを感じさせてくれないため、再訪はまず無いです。
それにしても、だらしなくボロ負けした戊辰戦争展をやっているのは何なのでしょうね。仙台市博物館 美術館・博物館
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博物館の敷地内にあった市指定文化財の「残月亭」です。
明治時代に建てた茶室を移築したのだそうです。
写真をアップしたのは、紅葉の具合を示したかったためだけです。 -
博物館を出たところに、青葉城の大手門はあっちだという案内図がありました。
そこで行ってみたものの、大手門は現存していません。なので見えたのは、仙台城跡で唯一残る建築物だという、大手門北側土塀だけでした。
なお、案内板に、東日本大震災で被災したが完全に修復したと書いてありました。 -
山寺へ行くため、仙台駅に戻り、仙山線へ乗りました。
仙台発11:18→乗車1時間→山寺着12:20 -
仙台の奥座敷といわれている秋保温泉は、この珍しい名前の駅で下車します。
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こけしで有名な作並駅にはこんなオブジェがありました。
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車窓から見える紅葉はこんな感じです。
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山寺駅へ到着。
ホーム上で見た山寺方面の遠景です。山寺駅 駅
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拡大するとこんな感じ。紅葉は良い具合です。
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参道から見る山寺の反対側の景色です。
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土産物屋街を抜けると、立石寺への階段下につきます。
宝珠山立石寺 寺・神社・教会
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本堂です。
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古び具合が素敵な白木のお堂です。
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芭蕉の有名な岩にしみいるの句碑は本堂の脇の目立たない場所にあります。
そのためか、殆どの人がスルーです。
・閑さや岩にしみ入る蝉の声 元禄2年5月27日(1689年7月13日) -
玉蒟蒻100円です。しみじみと食べたのは初めてですが、不思議な美味しさでビックリしました。
この美味しさは、干物の「するめいか」をだしに使っていることだと、米沢で買った土産の玉蒟蒻の説明書きで知りました。 -
登山口です。
入山料は、高校生以上300円、中学生200円、4才から小学生100円 -
急階段が続きます。
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日本で一番大きな木の葉は、このホオノキ(朴の木)です。
木曽で朴葉味噌焼きに使う葉っぱです。 -
ホオノキ(朴の木)の実
おじさんとおばさんが盛り上がっているところに介入して教えてもらいました。 -
こんなモニュメントが多数あります。
彌陀洞(みだほら)という名前だそうです。
人の名前などが彫ってあるところからすると、昔の参拝記念なのでしょうね。 -
階段の終点にある仁王門です。
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脇道に入ったところにある五大堂です。
此処が最も良い景色の場所でした。
山寺 五大堂 名所・史跡
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五大堂からの景色です。
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戻る際の道ばたにあったこの紅葉が最も良い色づきでした。
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奥の院です。
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重要文化財の三重小塔です。
模型サイズですが、同種のもので国宝・重文に指定されたものが数多くあります。 -
帰路の案内に従って道を下っていくと立石寺の本坊の前に出ました。
本堂と本坊は離れているため、本堂に戻るのは大変です。
芭蕉の句に気が付かないのはこのためかもしれません。
この頃、心配していた雨が降ってきました。 -
駅に戻って時刻表を見ると、約10分後に山形行きが到着します。
山形には狙いの蕎麦屋があるので、遅くはなりますが、昼食は山形で摂ることにしました。
駅で待っていると、ローカル線の雰囲気がムンムンする電車がやってきました。 -
この電車で山形へ向かいます。
山寺発13:57→乗車20分→山形着14:30 -
柿の実です。車窓から見えました。
この時期から落葉して真っ赤に色ずくまでの柿の色が大好きです。
なお、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は、正岡子規の俳句です。 -
山形駅前です。
田舎の県庁所在地に特有の雰囲気です。山形駅 駅
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山形着は14:30なので、何はともあれ、狙っていた創業150年だという庄司屋本店へ行きました。
腹が減っていたので、徒歩15分はつらいものでした。そば処 庄司屋 本店 グルメ・レストラン
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そばとろ 980円 ギシギシと硬い蕎麦です。
山形で一番有名なのは東根市の「伊勢そば」です。行ってみようかと調べたのですが、逆方向の天童方面で、電車での往復は時間的に合わないため今回はあきらめました。ですが、私は此処のおそばで十分満足しました。というよりも是非再訪したいと思っているほどです。
もり・かけは730円は少々高めですが、分量は十分なので納得できる値段です。 -
外には虹が出ていました。
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今晩泊まるホテルは、七日町にあります。
ここは、山形最大の大沼デパート等がある山形市旧来の繁華街です。
山形駅前からはワンコインバス(100円)が15分毎に出発しているので意外に便利です。
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新しく作った集客施設です。此処には庄司屋支店が入っています。
繁華街は、集中が鉄則なのに、地元名産の紅花を紹介する会館とは数百メートル離れています。地域振興事業の典型的な失敗例です。実際、ガラガラでした。 -
泊まったのはステイイン七日町(15平方メートル、4,800円)です。
ワンルームマンション改造のためか、広いし、洗濯機までも付いています。
快適なので、次の山形泊も此処を選ぶでしょう。ホテル ステイ・イン七日町 <山形> 宿・ホテル
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窓からの景色です。
真っ平らな関東平野の住人にとっては、山が見えるだけでも旅気分を十分味あわせてくれます。 -
11月1日(木)
徒歩圏に、霞城(かじょう)という名の城跡があると知ったので、山形美術館が開く前に行ってみました。 -
追手門の前の橋はこんな雰囲気で良いのですが、城内はスッカラカンでした。
帰ってから調べてみると、この城は、慶長から江戸時代始め、57万石の最上氏が築造したもののお家騒動で改易。次に著名な譜代の鳥居忠政が大坂の陣の後に出羽山形22万石で移封されるも直ぐに出てしまい、17世紀半ばには10万石、18世紀には6万石まで減ったため、57万石格の城を維持できず、江戸時代中に荒れ放題になっていたということです。山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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堀は半分埋め立てられて、在来線と山形新幹線の共用線路が通っています。
明治初めの廃城令で城が売りに出されると、山形市が購入して陸軍の駐屯地を誘致しました。全国の大多数の城の天守閣や城構えが破却されたのはこの時ですが、歩兵三十二連隊の兵営敷地となった際、残っていた城内の櫓や御殿は全て破却、本丸跡も平らにして練兵場にしたといいます。石垣の内側が真っ平らなのはこのためです。 -
それは兎も角、標準軌をJRの電車が走るのは不思議な景色です。
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城に入った直ぐの広場には最上義光だという銅像がありました。
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何もない場内を突っ切ると、枡形跡地に出ました。
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枡形の脇は直線的な堀になっていました。
城を出て街中に数百メートル歩きましたが、住宅地だけで何もありません。 -
戻ってきた時、ふと見ると、こんな看板がありました。
お城の堀で釣りができる場所なんて、滅多にありません。釣り好きの私は妙に嬉しくなりました。 -
城の中を通って、山形市郷土館、県立博物館経由でルノアールに会いに行くことにします。
写真は山形市郷土館です。明治11年9月に竣工した擬洋風の病院建築物で、最初は県立病院、明治21年に民営移管、明治37年からは市立病院済生館の本館として使用されたそうです。昭和41年に国の重文に指定、昭和44年に現在地へ移築。1・2階は公開し、郷土史・医学関係資料を展示しているとありましたが、食指が動かなかったため前を通過しただけ。旧済生館本館(山形市郷土館) 美術館・博物館
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山形県立博物館の玄関には「縄文の女神」というダッセー渾名を付けた国宝土偶のレプリカが置いてありました。
昨年(2018)8月に上野の国立博物館であった国宝の土偶の全て(5点)が集まる特別展に行ってきたので、再開を目指したのですが、本物はパリに出張中でした。
・縄文の女神 (縄文時代中期(前3000~前2000年)山形県立博物館 美術館・博物館
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複製のためか、写真は撮し放題です。
なお、国宝の指定を受けている残りの土偶は以下の4点です。
1 縄文のビーナス 長野県茅野市(縄文時代中期(前3000~前2000年)
2 仮面の女神 茅野市(縄文時代後期(前2000~前1000年)
3 中空土偶 函館市(縄文時代後期(前2000~前1000年)
4 合掌土偶 八戸市(縄文時代後期(前2000年~1000年) -
県立博物館は見るべきものが皆無の状態なので、本命の美術館には早く着きすぎてしまい、30分近く待ちました。
やっと開場したので館内に入ったのですが、見えるのは、開催されていた読売新聞の書道展だけです。西欧画は見当たりません。館の職員に聞くと2階の奥だというので、勘違いした読売の職員の挨拶を背にして素人の書き物を掻き分けていくと、ドン詰まりに小ぶりな展示室がありました。山形美術館 美術館・博物館
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展示室には誰もいません。心ゆくまで楽しめました。
あんまり楽しかったので、著作権の問題はあるでしょうが、敢えて絵はがきを載せさせてもらいます。なんていっても、この美術館を知っている人が少なすぎるからです。
・庭で犬を膝に抱いて読書する少女 ルノアール 1874年(33才)
ムーラン・ド・ラ・ギャレットのおねーさんに似ていませんか。
それにしても、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの小と、ゴッホのガシェ医師の肖像を外国に売り飛ばして個人蔵にしてしまい、人々の目から隠してしまった人類の敵はどこのどいつだ。 -
美術館の設立の経緯についてはごちゃごちゃ書いてありましたが、印象派は吉野石膏のコレクションが母体です。
・幼年期 1891 ルノワール(50才)
巨匠として評価された時代ですが、上の絵に見られるルノアール特有の光を感じられません。良く言えば円熟、悪くいえば惰性に陥っています。最晩年に書いた倉敷の大原美術館の作品よりはマシですがね。
ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841-1919 78歳没) -
・農場へ帰る羊飼い ミレー(1860-1865)
山梨美術館で見た種をまく人には似ていますが、パリのオルセ美術館で見た落ち穂拾いとは作風がえらく違っています。晩鐘ともね。
ジャン・フランソワ・ミレー(1814-1875 60歳没) -
・工場のある町 アンリ・ルソー(1905)
パリの税関吏だった彼の絵は、無機質で平面なのに、強力な引力があります。
アンリ・ルソー(1844-1910 66歳没) -
とはいっても、収蔵品はさほど多くありません。
滞留時間は1時間半。米沢に向かう前に山形名物の冷やしラーメンを元祖の栄屋本店(水休)で食べることにします。
場所は、7日町の通りの真ん中付近の横道を少し上ったところです。
驚いたのは、中華ではなく日本蕎麦屋だったこと。栄屋本店 グルメ・レストラン
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多くの人が写真を挙げているので珍しくはないでしょうが、冷やしラーメン(750円)です。
会津若松のソースとじカツ丼と同様にゲテの一つだと思っていましたが、美味しくて驚きました。特に、中華麺の硬さにはビックリしました。大満足だったので、次回は、きっと素晴らしく美味しいであろう日本そばと温かいラーメンを食べようと思っています。 -
山形発12:16 →乗車50分→ 米沢着13:04
山形新幹線を走らせるために標準軌(1,435 mm)になっています。通常のJRの軌道幅(1,067 mm ) よりも40cm近く広いので、揺れが極めて少なく、誠に快適です。 -
単線区間があります。
新幹線が走っているのにと思うと笑ってしまいました。 -
米沢駅です。到着時刻は13:04
JR米坂線 乗り物
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駅前広場です。
よく知られた駅なのにスッカラカンで驚きました。 -
留置線にあった、キハE120形気動車 製造数8両 製造2008年
3扉のキハE130系から中央部の客用扉を省略した車両 両運転台
キは気動車のキ ハは一等車がイ、二等車がロ(現グリーン車)、三等車がハと区別していた時代の名残 EはJR東日本のEastです。製造台数が少ないので、珍しい車両に出会えたといえます。 -
キハ110 製造年:1990年 - 1999年 車体の長さ20m
キハ110形:両運転台車
キハ111形:片運転台車
キハ112形:片運転台車(トイレなし) -
上杉神社の参道です。
国宝の洛中洛外図がある上杉博物館は上杉神社に隣接した公園内にあります。
米沢駅と上杉神社の距離は2km以上あるため、駅前の案内所で聞いたバスに乗ってやってきました。上杉神社 寺・神社・教会
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お約束の池にはコイがおります。
此処で始めて御一行様と出会いました。 -
上杉神社の社殿は、有名な割に小ぶりです。
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今回の国宝巡りの最後になる洛中洛外図を展示している伝国の杜 置賜文化ホール上です。
洛中洛外図は、春秋の各一ヶ月間だけしか展示されません。今回の山形行きは、このことに気が付いたことがきっかけです。
でも、此処の博物館は洛中洛外図の面白さを十分に把握していませんね。
説明書きに、狩野永徳が書いた、天正2年(1574年)に織田信長が上杉謙信へ贈った、2500人の人物・祭りの山車が書き込んであるなどとありますが、祭の絵が、京都祇園祭の山鉾巡行だという肝心な情報を発信していないためです。
私は、この絵が描かれた1560年代でも、先頭が薙刀鉾で最後尾が舟鉾という現在と同じ順序で巡行していたことを見てビックリコケましたよ。伝国の杜Culture グルメ・レストラン
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当然のことながら、撮影厳禁です。ということで、一部が印刷してあるクリアファイルを購入しました。
やはり判っていないため、ファイルの絵は脈絡が全くありません。 -
ということで、洛中洛外図には大満足だったのですが、他に見るべきものは全くありません。そのため博物館での滞留は1時間、まだ15時です。
帰りの電車は17時41分なので、時間つぶしに駅まで歩いて行くことにしました。
距離は3km弱、小1時間の予定です。 -
がしかし、こんな感じの民家がぽつぽつあるだけで、商店らしき建物は全く見えません。あまりに何にもないので、疲れただけで駅に着きました。
-
仕方が無いので駅でブラブラしていると、駅の反対側にの300㍍ほど先にイオンがあることを見つけました。
山形名物の買いたい品はリストアップしてありましたが、全くゲットしていません。PBばかり並べていて期待できないイオンではありますが、取りあえず行ってみることにしました。 -
すると、狙いの品があるではありませんか。
先ずは「だし」です。秘密の県民ショーで見て気になっていいました。
キュウリ、ナス、大葉、茗荷を細かく刻んだ漬け物です。
ちょっと塩っぱいですが、白飯、卵かけ御飯に載せると絶品でした。
近頃は近所のスーパーでもちょいちょい見かけるので時折購入しています。 -
kimcafeのB級グルメ旅 を読んで知った「たいようぱん」のベタチョコパンもゲットです。
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これが袋から出したところ。ジャンクな香りがムンムンします。
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2つ折りするとこんな感じ。そそります。
-
カット面です。
パンとチョコの間にバタークリームが薄く塗ってあります。
味は見たまんま。素朴な味で嬉しくなりました。 -
これは、ついでに購入したカップ麺
そこそこ食べられました。普通の値段だったし -
駅に戻ると、私が乗る2本前の東京行き(16:23)が入線してきました
地上レベルの目線で新幹線を撮影できるのは珍しいため、早速記念撮影です。 -
私は機関車派なのですが、新幹線は流石に迫力があります。
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私が乗る電車まではまだ1時間以上あります。
そこで駅の土産物屋を流していると、この玉蒟蒻を見つけました。
先にも述べたように、箱の材料表の中のスルメという文字から、玉蒟蒻の美味しさの秘密を見つけられました。 -
米沢発17:41 →つばさ154→ 上野着19:42
やっと電車に乗れました。
夕飯は、あまりにもベタなので、今までに食べたことが無かった米沢名物の牛肉弁当だと決めていました。それも、大正10(1921)年創業の有名な新杵屋ではなく、牛丼弁当を創作したという明治32(1899)年創業の松川弁当店の方に狙いを定めていました。がしかし、ホームので立ち売りしていた松川弁当の親父に声を掛けると売り切れで店じまいだということです。 -
ということで、超メジャーな新杵屋(1250円)の牛肉ど真ん中を購入しました。
牛肉の味付けに隠し味があるらしく、実に美味しくて驚きました。今まで避けていたことを後悔しました。
ビールと焼酎を飲みつつ「ど真ん中」を食べ、大満足で上野駅に到着しました。
自宅まではあと40分なので、もうひとがんばりです。
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